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かっとび@ツインズのブログ一覧

2023年01月18日 イイね!

良い子、悪い子、普通の子 ってだれ

良い子、悪い子、普通の子 ってだれ23:11 2018/01/05 の焼き直し
0:20 2023/01/18 up しました

懐かしい 三人組「良い子・悪い子・普通の子」から

此処にアップして あれから早五年かー・・・

久し振りの読み物・・・内容は車とは関係ないのですが
ちょこっと書き直しています



普通なのに凄い子(努力家と天才の違い)のはなし
 何にでも興味を持つけど、普通は物にならないのですが
 中には 教わった事の奥まで読み取れる子がいました

例えば 
 街で外人さんに出会ったときに 中学生英語で話せていた
 不足しているワードだけは 度相手に聞いたり
 調べて自分の物にして開花していた・・・日本の英語教育は変です

日本を訪れた観光客が良く場所に出没
 浅草などで観光案内のボランティアなどで
 自分の会話スキルの向上を努めつつ
 おこずかいも稼いでいた
でも学校の成績には表れてこない…残念


親も無意識に活用
 買い物に行くときに 息子に冷蔵庫を見せておく
 近くのスーパーのチラシを息子に 渡して出かける 
 息子に何を食べたいかと聞くと カレーと答えた 

でっ 冷蔵庫の中身とチラシのデーターから
 カレーに不足している食材 を言わせて
 その食材の安いスーパーで買い物をしていた

結果
 定期的なスーパーの売れ筋とチラシデーターの集約で
 来週の 購入品等も購入していたとか




昨日は彼は仲のいい友人と 映画を観に行った
 カンフー物で少年が成長していく ストーリーだった
 自宅に帰ってきて 夕食をとり自分の部屋で調べ物をして
何故か
 翌朝にランニングに出た 基礎体力向上に努めだした
結果として
 朝夕のランニングと夕食後のカンフーが習慣かしていた

その後
 一ヶ月位 経った時の事
 学友と放課後 歩いていたときに他の学校の不良
 三人に絡まれた事があった・・・初めての実践でした



此処からはお約束のやり取り

不良一
 「なに見てんだ」

友人
 「いや いや みてないし」

不良二
 「俺にガン菅飛ばしていただろー」

友人
 「後のショーウインドーを見ていたんですよ」


※事実其処には新しい ジョギングシューズが展示されていたが
 不良たちがいて 見えづらかったのは事実だった

不良三
 「気に入らないなー チョッと顔貸せよ」

■顔だけは外せないので体が付いたままで良いのかの
 突っ込みを自分にしていた 普通の子だった

 といわれて路地裏にある デパートの自転車置き場に導かれる
 いつものパターンでは有ります、要は目立たない場所です
 ご勘弁を


※友人は メンドクサイなー 的な顔をしていた
 実際 彼は本校の陸上の選手だった為
 一人だけだったならダッシュして
 この状況から離脱できる自身があったのだが
 今回は違う 友達(普通の子)を置いていけない

  優しさを持っていた



■此処でいつものパターンだなと 気が付く読者・・・誰だよ
 いやいや 今回は違うんてございます・・・閣下

不良二
 「俺たち買い物に来たんだけど お金が足りないんだ」

■心の声 お金がないままって 此奴らバカじゃん

友人
 「おっ出ました」・・・心の声が漏れ出しています

不良三
 「少し融通してくれないかなー かえさないけど」

友人
 「今まで何度も関わってたけど同じフレーズだな
  テンプレートテキストあんのかな」

※はじめて 其処で普通の子が発声しますよー


普通の子
 「えー 初めてだ カツアゲされるのって
  わーーーい こんな進め方なんだねー」
友人
 「愉しんでんじゃーないぞ 当事者なんだから・・・」まったくー

※イヤに 愉しんでいるので 腕に自身があるのかと読み取った

友人
 「やめろよー 彼らも此れで 小銭稼いでいるのだから」

■現場より かっとびが 実況しております  

不良一
 「てめーら 舐めんじゃねーぞ」

普通の子
 「そんなお顔 犬や猫じゃないんですから 舐めませんって」

不良一 二 三
 「頭にきた もーしらねーからな」

友人・普通の子 
 「元から あなた方のことは 知りません では先を急ぎますので」

  その場所を離れようとして・・・


■不良二が 友人に手を出した 友人は軽くいなしながら

   ・・・軽く当たってみせる 

友人
 「いたー 痛いじゃないですかー」

普通の子
 「賢い 君は 先に手を出さなかった事を褒めてあげよう」

不良一
 「何してるんだ こんな奴に・・・」

普通の子
 「此れで正当防衛が成立しました」と言いつつ
 ポケットの中から
  スマホを出してきて 録音モードになっていることを確認した

※因縁をつけられてから スイッチを押しています
 メモ魔なんですよ

不良達
 「てめー何してんだ」
 「それをよこせ」
 「よこさないと痛い目にあわせるぞ」

友人
 「ナイスジョブ」

※普通の子はスマホを録画モードにしつつ 
 友人に渡して 三人の前に立った

 時間差はあるものの 三人が 殴りかかってきた 


次の瞬間
 普通の子は 三人に殴られていた・・・えっ 

 
普通の子
 「撮れた 確認して」・・・軽くスイングしながら言っていた

  完全にダメージをいなしており 映像としては
  一方的に殴られているように映っています・・・上手い


友人
 「撮れているよ 」 (・∀・)イイネ!! といっているうちに
  普通の子はさっき買って食べた
  フライドポテトに付いてきた
  ケチャップのパックを口に含む・・・なぜ

 口からケチャップをたらしつつ 俺も 撮ってと ジェスチャー

普通の子
 「何もしていないのに 彼らが お金を出せといって殴られたー」


■口から ケチャップを血を垂らしながら訴えていた

 友人はその顔をアップにしていたり
 不良達を無視して撮影を楽しんでいた
 画面には映らないエリヤでは・・・ピースボーズしていた

 友人は グッドジョブをかえしていた




不良達
 「お前たちなにやっているんだー きたねー」

友人と普通の子
 「イヤイヤ 警察に聞かれたときの証拠」ですが なにか

  では カツアゲは 汚くないのかなー



不良達
 三人がかりで 友人のスマホを取り上げるべく飛び掛った


次の瞬間
 普通の子が動いた 友人の前に飛び出して三人の不良の手を
 払いのけて カンフーの型を 披露し始めた

 映画の中に出てきた少年の コピーそのものだった
 ただし カンフーの型に 空手と キックボクシングを融合・・・と

 聞こえは良いけど 要はいいとこ取りの新しい
 実践的な格闘技自体を個人的に作り上げていた・・・彼なりに



此処からは関西風の祇園・・・ではなく 擬音 にて紹介します

 殴りかかってきた こらー ビシッ くるっと回って後からドン
 ドンと もう一人の不良に向けて押し出すと
 二人がドっすん と転がっていた

 三人目は 殴る手が伸びる切る手前で拳を掴む
 むんず クルットひねって バランスを崩され地面に転がされた

 その後も 相手の力や勢いを使いつつ・・・合気道的に
 いなしていた・・・当然 ただ一度も攻撃はしていない


※何度かそんなことを続けていたら
 不良達三人は埃だらけで
 フーフー はーはー と息が切れてきていた

普通の子 
 「ほらほら まだ俺の体は暖まってないよー」
 「さっきの元気はどうした 痛い目に合わせておくれでないかい」
 「無駄とは言わないけど 俺たちも暇じゃないんでな」

 「ジャー此方から行くよ」といって 録画を止めさせた

不良三人
 ビクッとして 不良がいった言葉が

 「かんべんしてやるよー」と 負け惜しみを言い出した



普通の子
 急に言葉を強くした
 
 「勘弁してやるのは こっちだろーが」

 「レッスン代を置いてけば かえしてやるよ」

 立場が途端に逆転していた

※実は 路地の出口側に 陣取っていた 友人と共に話をつけた
 さっきの続きの空手の型を見せつつ 実は
 三人の前で 寸止めの風圧で音を立てたりし 戦意を喪失させていた

 三人には 到底勝てない相手だということを悟らせた

結果その不良からは
 身分証明書を記録して 更に有り金 全て吐き出させた

 因みに・・・此れはカツアゲではない

友人
 「結構 お金持ってるんじゃないかー
  人から借りることは無かっただろーに。」

普通の子
 「手帳の端に 本日のレッスン料と書いて
  金額を書いてそれぞれに渡していた
  此れでカツアゲにはなりませんし
  レッスン時のビデオもあるからねー」

 「貴方たちのカツアゲ時の録音と暴力を振るった時の証拠は此処に・・」


でっ 三人から電車賃も残すことなく
  最後の一円まで 有り金をレッスン料として頂きました
  キッチリと三人に領収書を渡して開放していた

  持っていた スイカ等は取り上げていたので
  マジに 歩いて帰宅するしかならなかった らしい

不良三人
 「覚えていろよ」
 「只で済むと思うなよ」

普通の子
 「忘れないよ でも 次も只では教えないからね・・・」
  この言葉は その後 実際の事となったのだ



事実 
 この後 仲間で人数を増しいた それぞれの不良グループに
 個別に襲われた 

 
そんな時は

友人の場合は
 得意のダッシュで 姿を消した・・・それも 三回程度
 二度目からは トレーニングといってお気に入りのシューズをはいて
 身体を温めてから 街に繰り出すようにしていた・・・おいおい

 追っかけてきた連中を 途中で待っていりしていたのだが
 不良達は フーフーはーはー と息が切れてきていた

 逆にこちらに追いかけてくる不良グループ 五人に向かってダッシュした

 目の前でフェントを掛けられて 全ての攻撃をかわして行き
 サッカーの練習をしているようだったとは 回りで見ていた
 偶然 街に出ていた普通の子の言葉だった 

へー あんな技があったんだー
 
 そんな事を 三往復して見せた・・・不良はあきらめたが
 連絡して 人数を増やしていった

 友人はとうとう周りを囲まれた
 絶望的な状況となった時に取った行動は

 近くのビルの外壁を素手で登り始めた

  掴むところは無いはずなのに
 
不良達
 「スパイダーかよ」・・・・あっけにくれているところで 
 
 友人は姿を消した


 在学中にサッカー部にも助っ人で出ていたらしい
 その上 ボルタリング同好会にも入っていたのは事実だ

 試合にも出るようになったらしく
 趣味でその後はシティ フリークライミングといった
 危ない世界に踏み込んでいった



友人
 「あいつと出会わなければ・・・・」
  こんな楽しい事にならなかったとは 心の声でした




普通の子の場合
 街で網を張っている不良達に出会うことは多かったが
 その度に 脇道に連れ込まれることは多かった
 その度にレッスンと名がついているトレーニングレッスン

  自分を有料で鍛えてあげていた

 八人様までならば 彼一人で対応していた・・・らしい

 同時に三人攻撃までは いなせるように なっていた
 

その毎に
 疲れきった不良からレッスン料としょうして
 毎回持ち金を 全て徴収していた・・・のはシミツだ

当然
 パスモやスイカも取り上げていた・・・駅前の交番に届ける
 彼曰く 此れで懲りる事を願っていたとの事


収入は
 いやレッスン料は近くの養護施設に寄付をしていた
 当然不良達の実名でである 少しだけ手数料は取っていたけど

その度
 先の不良達は警察から呼び出されていた

 親たちは 諦めていたが 逆に 表彰されてしまい

 不良仲間からは 名誉棄損とかで
 ぼこぼこ にされていた事も しみつだっ




その後の話
 不良の中には 格闘技に興味をもち かじっているものも居たが
 そんな者と 組始めた途端 元々持っている 
 普通の子は 素性のよさから
 わざと相手に技を掛けさせては
 するりと解きつつ相手にも
 同じ関節技を 掛けて自分のものにしていた・・・ 

 悪い事に 味をしめてお客さんを探して・・・いや 
 わざわざ 風紀の悪い地域に出向きトレーニングするまでになっていた

 そんなこんなで 注意人物として
 この二人の似顔絵が不良仲間で配布されていたのだった

 「ぜったい この二人には 関わらない事
  カラムと友達とお金が無くなる ぞっ・・・意味不明」



その後のエピソード
 暫くしたら 日本中からその街には
 フリークライミングの猛者が世界中から集まりじめて
 高層ビルを登りまくっていた らしい・・・人目につくから

 イベントとして開催されるまでになっていき
 初回の優勝者が あの友人だったとは・・・憶測です

一方の
 普通の子は 評判が評判を生みだして
 個人で地元の総合格闘技事務にスカウトされていた

 「レッスン料は 要らないから来てくれとのこと」

 皆が目指す プロ試験は 一切受けずにいた
 薦められても プロには一切興味が無かった
 
 「だって 楽しめないじゃん 実践も好きだし
  新しい技も知りたいしね」

 プロになると素人相手に手を出せなくなる事を知っていたので
  最後まで練習生というスタンスで

 有望なプロ相手のレッスンをしていた
 指導してこずかい稼ぎをしていた・・・またかよ

 




普通の子の普通の趣味
 自転車で通学していたのだが 
 バイクの免許を試験場で一発で取り・・・非の打ち所のない評価だった

 暫くしたら大型二輪まで修得していて
 白バイのトレーニングメニューをこなしていたた

 普通車免許も取れる歳になったら
 その後は 年齢になると二種まで修得していた

  ・・・タクシーに乗れる

 当然 大型も・・・夏前にには・・・観光バスのバイトもしていた

 なぜか普通の子のオヤジさんの趣味はジムカーナで
 幼い時からコースに連れ出していたが現地で

 知人が積んできたいた BMXを借りて 
 フリースタイルの練習を始めてしまい

 完璧に知人の技を コピーしていて
 BMX 会場になってしまっていた

 あくまで自分は 楽しんでいただけだったのに・・・
 初めてでも 結構出来るもんなんだなーと

 帰り道で言っていた おいおい

 

そして
 ボートライセンスを始め 色々なライセンスを
 取る事を趣味にしていで 船宿の船長のバイトも

でっ あるとき街中で個人タクシーがエンコしていた
 のを整備して あげていた 整備士資格も持っていたが
こと知識だけは
 教えてくれた教官の上を行っていた 得意だったのは最新データー
お礼に
 個人タクシー組合が発行している
 乗車料金のサービス券を ちゃっかり頂いていていた

同時に
 タクシー運転手 お勧めの美味しいお店情報も ゲットしていた


また 
 市内循環のバス運転手が急病で倒れたのに遭遇して
 バスの運転を代わり 事務所に連絡しつつお客様を近くの
 交通機関まで送り届けてつつ
 ドライバーを近くの指定病院へ搬送して

 救急車より早く送り届けていた
 勿論車両は営業車庫にもどしていた
 この業界では有名な人だったらしい

 同様に通年間の都内共通パス券を頂いていた・・・役得


親も知らないので
 何度か出かけても 地元の個人タクシーに乗ったときだけは
 運転手さんから 「料金は良いですから」といわれていて

  えっ 運転手・・・お客ではないの??

 その日から タクシー代は 息子持ちになっていた
 気にもしていなかった・・・都合の良い親である
 観光地では 大型バスや観光ボートにも乗ってたりしていた 

  そんなもんと思っていたのんきな両親であった

乗っていたバスの外はトライアスロンのトレーニング中の友人がいたらしい




今日はこのくらいにしといてやら― 友人より

良い子は友人
普通の子は本人
悪い子は当然不良ですね


どんとはれ

Posted at 2023/01/20 05:05:30 | コメント(0) | 読み物 あくまで7創造 | 日記
2023年01月07日 イイね!

昔話 グローブボックスの由来と?2019/03/12 修正

昔話 グローブボックスの由来と?2019/03/12 修正かっとびの雑学シリーズ 用語ネタです

まずは
 自動車が生まれてセルモーターが実用化する以前は人力でクランクシャフトを直接回転させてエンジン始動をおこなっていたんです、知ってましたか・・・

昔々 自動車を始動する場合は車外からエンジンのクランクシャフトにクランク棒を接続して手で回して始動させていた。

いくら怪力でも圧縮工程を経て手でクランキングする事は出来ません。
そのためにはデコンプ(圧縮を抜く)装置を組み込んでおり先ずは、圧縮時の圧を抜きフライホイルの回転時のイナーシャル(慣性力)を利用して回転させます、その後点火時期は遅らせておきデコンプを閉じる事で点火爆発始動するようにします。
その後点火時期を進ませて正規の点火時期に修正します。
この頃は暖機運転が必要になっていた頃であります。

その時に使っていた手袋を入れていた場所が・・・
グローブボックス(ぐろーぶ・ぼっくす)であります。
インストルメントパネルに設けられている大型の小物入れをグローボックスとよんでいたのはその名残、今は車検証が入っているのかな。
一般的にはリッド(ふた)付きのものを助手席前に配置しており、高級車やオープンカーでは、盗難防止のためにキーを備えている車もある。 
因みに
※S660のグローブボックスにもキーは付いていますよ 知ってましたカー
オープナーを運転席方向に寄せており、ドライバーからでも開けやすいように工夫されているものも其のせいであります。




何気なく使っている ワード 言葉の意味を調べて
 最近流行の 鼻高さんに なりませんか・・・そんな暇は無いか




そういえば、グローというものが昔ありましたとさ。
今ではグローというと加熱喫煙具メーカーになってしまいますが・・・

トラックで使用するディーゼルエンジンの始動するにはスパークプラグは無くて空気を圧縮する事で発熱する事を利用して燃料(軽油)を着火させる事で、燃焼するエンジンです。
発火温度の高い軽油でも燃焼するようにできています。
但し最初は燃焼室周りのヘッド部位に熱を奪われるので点火しずらいので、燃焼室を予熱してあげないといくら圧縮させても引火点までにならず燃焼させることができないのであります。
そこで余熱が必要
昔のトラックはスターターキーを逆(左回転)に回すとグロープラグに通電されで内部を加熱して燃焼を促進させることができていました。

■同時に同等の発熱部品がキーの近くに有りました、それで発熱状態を監視出来ましたが、ドライバーさんたちはこれを利用して紙巻きタバコに火をつけていたのをよく見かけました、一服する間が暖機時間なんでしょうね。 納豆食う 

グロープラグで熱くなったところでやおらセルモーターを回して軽油を噴射して燃焼させることができます。
内部が燃焼で熱くなると、グローは不要となりますので始動時のみ必要なものなのですが、それでも軽油は安いのでディーゼルエンジンはなくならないのです。

昨今の乗用車用のディーゼルエンジン、にも組み合わされて居ます。
電子制御なので、昔のようにキーでドライバーの方が操作することはなくなりました、と言っても今のドライバーさんにはグローを操作することはできないだろーな。

最近ではBMWのディーゼルエンジンのオーナーさんに聞いても知らなかったです。

 ではまた・・・どんとはれ 
Posted at 2023/01/07 05:14:11 | コメント(1) | 覚え書き | 日記
2023年01月01日 イイね!

こんな車が欲しかった おじさんは実は・・・

こんな車が欲しかった おじさんは実は・・・
小話 運転手の運転が上手くなる車

 よく聞く話です シリーズⅠ

 

 ある車に乗っていると次第に運転が上手になっていくという車がある
という話、これは乗っているといろいろと感じ取り方や、今までやって
いたことを正しい方向(運転技術や感じ取り方)に導いてくれる車という
お話です。

 バイクでもありましたね、以前乗っていた原付二種125cc だったけど
しっかり荷重を掛けてから旋回しないとふら付いてしまいます。
 上手くいったときは逆にぐいぐいと曲がってくれて・・・快感です

バイクに・・・教えられました。 YAMAHA TZR125




えにうぇー

登場人物

 ある女の子・・・新米ドライバー

 ある男の人・・・老いたメカニック

 ある車  ・・・主人公(擬人化されています)


 ある女の子が、お出かけの好きなお父さんの車の助手席乗っていつも
出掛けていたのですが、高校を卒業して就職する前にして免許を取りに
行くとこから始まります。



先ずは親父さんの話から

 この父親は子供のころは自由に動ける(何処にでも連れて行ってくれる)
バイクが好きだったけど、大人なってからはさらに自動車(車中泊が可能
な四輪)が大好きになり、お仕事でも自動車会社に就職して開発エンジニ
アを目指していました。

 開発業務を行っていましたが、アライメントなどを弄る事で挙動が変化
する車、そんな両特性に気が付きました。
 それらを弄る方が好きになりメカニック職に社内で転職(職種変更)定年
頃には現場では師匠(神)と呼ばれる程の人材になっていました。

 人事部ではそんなノウハウまでは判断することが出来ずに早期退職候補
に選出してしまいました。
 退職してからのオヤジさんは、小さいながらも、車の修理屋さんを営む
ようになりました。


但しここは
 ただの修理屋さんではなく板金塗装などの作業は一切行わず、脚屋とい
う看板を掲げていました。

おやじさんの自論
 車を見ているとカーメーカーの色というか考え方が解ってくるものだ!!


最近では
 あちこちのメーカー系デーラーからも頼られ駆け込み寺的な存在になって
おり裏ではそれなりに有名なお店になっていました。

 メーカーでも専用ツールを使っても不具合を判断する事も可能なのだが、
修理ができない事例やお客様の希望の調律合わせ事項(セッティング)等を
賄いとしていた為、処に持ち込まれるケースは多くなっていました。


 但し修理やセットアップ自体の内容は依頼主のデーラーは聞かないように
していた為に当然一切その手法は教えられる事も無く,さらに問い合わせに
対しても具体的な内容は車をみればわかるでしょうとばかりに現物を介して
だけ伝えると言ったビジネス形式となっていました。

※どうせ言ったって理解する事は出来ないと言っていた。

 それでもいいからとデーラーではお客様の車両を持ち込んできます、オー
ナーのコメント(希望)や自社でメカニックが感じ取った事、アライメントデ
ーター等を初期レポートとして提出するると通常は三日後にはお客様の御指
摘事項が修復された車両を持ってきて請求書を置いて出て行っていた。


 金額はデーラーとしてはリーズナブルな価格の為に値切り交渉をする事は
無く、ただ指定銀行に振り込んでいました。

 一度だけ値切ったデーラーが有ったがそこの担当セールスマンと店長、チ
ーフメカニックは親父さんの事を配慮して(へそを曲げる)周りでは村八分的
な扱いを受けて左遷したとの事。

※完成した車両を自社の設備で解析したとしても・・・解らん


ただ おやじさんが
 大きな部品交換が必要と判断した場合のみ、デーラーに翌日には手配の
依頼が来て部品を納入した二日後には完成し納入されていました。

一つこんな例を
 此のユーザーは実はその自動車会社(カーメーカー)の関係者で、役員を
してている家族の息子と言った良くある設定であります。 はいはい

 おやじの関係している会社の車を仕方なく購入して乗っていたのですが、
彼女とドライブしていて、直進時に違和感を覚えていたのだ。
 どうも左右の旋回で差を感じていた。
同時にタイヤの偏摩耗もスタンドの店員に指摘されていた事も有った為に


それを直接おやじに報告した
 「この間高速を使ってドライブしたときになんかハンドルを取られた
  んだ、みてもらってくれよー」

とは彼女から「運転が下手ね」と言われたからでもあった。

 おやじは購入したデーラーの店長に指示を出した
 「息子の車が真っすぐ走らないそうだ。 診てくれ。」
  店長は メカニックに丸投げした
 「同も直進性に違和感があると言われたんだ。 診てくれ。」

 症状は まっ直ぐ走らないとのと旋回に左右差を感じるとの事 
調べてみました

 メカニックのやった事

Ⅰタイヤ圧と溝は正常で左右の差も認められ無い
 タイヤ表面を観察すると多少の偏摩耗が診られていた
 それではと
Ⅱアライメントを調べるも正常(停止状態時のデータ)
 
結果としては
 自分でも走ってみたがやはり違和感を感じた

 困ったメカニックは店長の許可を取り付けあの駆け込み寺に車を持ち込ん
だのだった。

そうすると
 翌日にリヤサスのサスペンションメンバーアッセンブリーマウントではな
くのマウント系の発注が来た

 えっ リヤサスクロスのブッシュとボルトセット ですかー

  一週間かかります

 同時にマウントラバーの硬度を 測定した上で渡すことになった

実際には

今回の手配は直ぐには
 対応できない為に生産している工場の検査部門にで測定してもらった
 つてを駆使して手に入れる事になったデーターが、
 そこのマウントラバーの硬度測定については不可能な為に
 開発部から生産メーカーの保有していたものを提出した。

定期的に諸元を測定し提出する事は納品の条件となっていた
手を抜いたパーツメーカーでは数回分の測定を回して提出していたのだが
今回のことも有り正規に測定する羽目になったのはしみつだ

その二日後には
 アライメントデーターを添えられて まっすぐ走り且つ
 更に大きな動きを感じられていた、乗り心地自体も改善された車が納入
 されていた。


その後デーラーへの請求は
 三日分の日当が請求されてきた
 一時間五千円 掛ける八時間 掛ける三日
 それと雑費・・・運送費は別でお茶代

 合計十五万円であった お茶代三万円…高い
 後日アライメントの請求が他のショップから来ていた
 
オヤジさんの店にもアライメント修正は可能だけど・・・なぜ

 測定は何故か 三度 行なわれていた 
 ビフォー・アフターと 途中はストロークさせた値であった。


調べてみた
 デーラーの店長は帰ってきた車両をメカニックに点検させてみた
 改善個所を点検するもアライメント自体の変更以外は認められなかった。

各部を分解し点検した痕跡はみてとれたものの、交換されたのはリヤの
 サスクロスのブッシュと指定されたサスペンションマウントラバーだ
 けであった。

※調べ方を変えると いろいろな個所が変更されているのであった。

更に
 サスペンションクロスメンバーが一度降ろされた形跡があった 
 スプリングが左右入れ替えられた形跡も・・・



種明かしすると
 娘を載せて軽くドライブ気分で走りに出た
 同時にデーターロガーも積んでいました・・・

 其処で感じ取った事からアライメントに違和感を感じてそのまま
 四輪アライメントの取れる仲間のお店に、測定している間は娘は・・
 
 ショッピングモールでお買い物・・・三万円分 なるほどね

オヤジさんの解析
 先ずは議題の車両はリヤのサスペンションクロスメンバーの位置が正
 常ではなく 残念ながら・・・ズレていた
 そのままの停止状態でのアライメント測定を行っており、データー上は 
 正常値として記録されていた為にチェックシートからは外されていた。

但し
 その状態でもベースが曲がっている訳だからタイヤをストロークさせ
るとアライメントには左右差の変化が発生して居たのには気が付かなか
ったのだ。

 一度調べたことは最後まで疑わない…こんな事が有りませんか。

結果として 
 常用域でのサスペンションストロークをまずは計測します

 アライメントテスター上でそのストローク(振幅)を再現しますと
 左右のアライメントデーターを動的に出力してグラフ化しますと
 シミュレーとしたヨーレート値に値が出ます

 直進時にヨーレートが出る・・・・これです

 リヤのサスペンションマウントの大元、サスクロスに異常が見られた

また乗り心地自体は
 固有振動数に合わせたゴム硬度を前後でのずれが有ると固さではなく
 有る入力があると収れんが遅くなり結果ピッチングとして車両は動く
 ために乗り心地としてドライバーには乗り心地が悪いと感じます。

実際には
 乗り心地に関しての依頼は無かったものの、これは直ぐに治せるから
 とついでに施工していました。
 同時に輪重も測定して前輪の左右差が有る事が判明、多少のストローク
 調整を行うためにバネシートと共にバネの入れ替えが行われていた。

 実際は内部のカラーに対して少し厚いだけスペーサーを組み込み初期の
 バネレートと車高を調整する事で車高を微調整しつつ輪重の調整を行っ
ていたを上げていたので、前後のバネレートバランスも取れて改善されて
いた。


前後の輪重に対して
 ブッシュは同等のバネレートを設定していたのを 微妙な調整だけで
 合わせて解決していた。

 柔らかくは出来ないので荷重の多い方をスペーサーを入れて実際のを 
 ゴムの硬度を調整する事でピッチングは減少結果乗り心地自体が改善

 ゴムのバネレートをベストチョイすることで振動の振幅が減少したう
 えで前後を合わし乗り心地自体も改善させていた。

 実際は薄いカラーを入れ替えてストロークを規制した対応としていた
 それらはサスペンションがストロークしたときのアライメント変化を
 見れば解ったはずとはおやじさんの独り言であった。

全ての輪重を調整したのちサイドアライメントを合わせていった。


結果として
 何も対応せずに修復できたために、正規の請求書は発行できず
 アライメント測定と点検費のみの請求となった。

 デーラーの予備費内で賄われていたのは しみつ だー












小話 運転手の運転が上手くなる車

 よく聞く話です シリーズⅡ

 やっと本題に・・・ やっとかよ

 ある車に乗っていると次第に運転が上手になっていくという車がある
 という話、これは乗っているといろいろな事を感じ取り今までやって
 いたことを正しい方向(運転技術や感じ取り方)に導いてくれる車とい
 うお話です。

 バイクでもありましたね、以前乗っていた125CCだったけどしっ
 かり荷重を掛けて旋回しないとふら付いていて上手くいったときはぐ
 いぐい曲がってくれてバイクに・・・教えられました。

 こうゆう風に乗りなさいと そうすると気持ち良いよとは

 車からの言葉として理解していきます。



そしてこれからが 本題であります
 そんな中での話しです、ここに一台の車が生まれようとしています。
 気が付いた時には おやじさんが脚周りをバラしていました。

 此れは娘がバイトで貯金していたお金に 多少のこずかいという援助
 で購入してきたものであった。

 えっとこいつにこれを組み込んでと、調整可能にしよう

やはりロールステアは大事だよなー
 そんなこと考えつつ、独り言の多い親父さんであった
 
 今回もいろいろと弄っていました




※ステアリングユニットの位置を上下に少し移動できるようにもした。

 車高は簡単に弄るのにジオメトリーは興味無いのかなー 的な。

 一番の特性のロールステア特性がタイロッドの位置関係で決まる事を
 あなたは知っているだろうか。



なんてことを独り言 で話す相手もいないのに しゃべりながら、
 ここなんか補強すると効きそうだなーとか言いながら、
 コンベックスで寸法を測りつつメモを取っていきます。

因みにこの親父 メモ魔 です

 ステアリングユニットの取付位置やスタビライザーバーの取り付け
 ブラケットの寸法を測りつつ スマホで写真を撮っています。

フロントのサスペンションロアリンクの取付も調べています


リヤは 各リンクの付け根をチェック

 此処はね コンプライアンスステアに効くんだよね と 独り言

 このロッドってなんで付いているのかと言うと、リヤが重たいミッド
 シップ車ならば 効くんだろーな

 でもこことここを繋ぐとさらに・・・縦の動の乗り心地に影響はなく
 横ばねをへんかさせられるのだよー

なんて独り言をしゃべった後やおら
 図面を引いています、あっ 元々エンジニアでしたから
 図面なんかは楽勝なのであります、親父殿は

ついでにフロント周りの部材も近くのホームセンターを徘徊してゲット
 これらは娘がある程度のドライビングテクニック 腕が上がったら
 つけてあげましょう ステージtwo とかね。

 

ミッションはマニュアル そして何故か 六速です

 変速機構自体はプッシュプルケーブルで繋いでいるのですが
 ジョイント部のガタはあるのでショートシフトにはしないように
 していた、

重量バランスの為にエキゾーストシステムを軽量化(排圧は不変)と
 同時にシートレールやブラケットも軽量化してバランスを取っていた

 此れで前後の重量配分がほぼハーフ、イーブンとなる

 タイヤは基本余りハイグリップではなく快適性を重視して
 同じデザインであっても追加加工してリム幅の微調整変更と
 共に軽量化をはかっていた タイヤのウエット性はマスト


実は親父さんは躊躇なく
 市販車の中でスポーティいやスポーツカーを購入
 その車は S660 である 娘が免許を取った機会に此奴を
 娘の運転が上手くなるように と思い購入し改造していた

 サブフレーム迄手を入れるパーツを試作していたのは内緒である


エンジン自体は市販車そのままと言いたいが
 前オーナーは 使い勝手が悪いと手放した車両でした
 ECUにだけ特殊なルートで手を入れてありました

 エクステリア、インテリアも基本そのまま

 グレードはいっちやん 安い奴 β―ですがなにか
 
 

このマシンで 主に弄ったのは 
 小柄な娘の体格に合わせて ペダル位置やシートの位置を変更
 前後のドライブレコーダーもリヤカメラもナビとのセット品を装備

実は各センサーからのデーターを汲み上げるデーターロガーをセット
 操舵角、角速度などもすべて摂っていた


免許を取りに行き 教習所では優等生でタイムオーバーなく通過
 学科も百点満点 さすが俺の娘
 
 免許を受け取りに行ったときはバスで行かせ・・・帰りは
 ライセンスを貰った ところで サプライズ 車をプレゼント



開口一番 えっーーーーー もっとかわいいのが良いのになー

 文句言いつつ助手席に・・・・いやいや

 

ドライバーズシートに大き目のお尻を滑り込ませた・・・オイオイ

 ベストポジションに 満足した娘は スタータースイッチを押した

 事前に 部屋に置いてあったカタログを見つけて
 コクピットドリルを済ませていた ちゃっかり物であった


※コクピットドリルとは
 初めて乗る車の基本的操作方法を書き留めたものである
 車両の性能や諸元ではなく そのまま
 コクピットに乗り込んで必要になるデーターである





此処からは しみつ の話

実はECUと共に
 マップとデーターロガーからステアリングやブレーキを司っている
 コ ントローラーにまで手を入れていたのは内緒。

 グローブボックス内にあるダイアルで前後ブレーキの圧力比を変更
できるようになっていたり減衰特性にも手が入っていた

前後のブレーキ圧の配分や、
 EPS操舵速度に応じててのアシスト比まで変化可能となっていました

最初は
 標準セットアップとしてあり ノーマルを堪能してほしかったのだ










小話 運転手の運転が上手くなる車
よく聞く話です シリーズⅢ

 

 ある車に乗っていると次第に運転が上手になっていくという車がある
という話、これは乗っているといろいろと感じ取り今までやっていたこ
とを正しい方向(運転技術や感じ取り方)に導いてくれる車というお話。












カーメーカーのエンジニアは自社の開発する車両に味付けを行います

クラスは
 ファミリーユース

 スポーティ

 マジレーシー

当然
 これらの車の操縦性はエンジニアが掛けた魔法で特性は異なっています

ではここで
 同じ車利用でそれらの特性に変化は付けられるのでしょうか

 シンキングタイム




答えは
 どどどどどどと・・・・・ジャーーーーーン

  可能です

当然
 ジオメトリーの領域(呪縛)での範疇の事でありますが

それらの特性の差は

 一つに 応答性

 二つに 遊びとゆとり

 最後に 前後の差です   意味不明


これらの魔法を使い 先の 三つの特性が使われて車両は弄られています


当然
 基礎特性 ベースになっている性能が有り
 よく言われる 素性が良い 車両と言われるものがそれですね

 何もしなくても このままで良いよねー と言う車は実在する
 バランスなので、性能が良く速く走れるというモノでは無いでしょうが

 なにせ 不満は無い

何か 不満なところが有ると目立つのだが、平均値だと何も気にならず
 結果として 良いんで無いかい・・・ですよね
 でもですね 少しどこかを弄ると其処が良くなったりすると
 他の所が悪く感じてしまうのです、因果な物であります
 弄る方は ほんとに気になるところだけに手を入れ改善しましょう
 かっとびは 底上げ方法です 
 ポイントではなく 全体を改善することで悪い所を目立たせ無くし
 全体の性能を上げていきます

又は
 特性 最初の応答性を弄ります
 此れは素性の良さと言う特性ではなく 技量を必要とする特性で
 上手くないとこの応答性をよくすると 敏感過ぎてこの車壊れている
 怖いと迄 言われる特性になってしまいます
そこまでは今回は弄りません
 娘には素性の良さを感じ取って欲しいからであります
   




基本的な解説
 操縦性は基本的には アンダーステアに設定してあります
 スポーティな車両であっても 高い横Gを掛けると

弱アンダーステアだったものが 強アンダーステアにすることで
 ドライバーにこれ以上は ダメダメ と伝えてくれています

とっ いう事は この手法を逆にしてあげると
 ドアンダーステアが オーバーステアにする事も出来るはずだと
 ある男は考えました。

前後のコーナリングフォースの差で旋回することを理解すると簡単に
 説明することが出来ます。
 フロントは一定として リヤが少ないと良く曲がります
 其処でリヤのコーナリングフォースを減少させるとオーバーに
 変化することになります。

アンダーステアはリヤのコーナリングフォースをコントロールできれば
 可能になるわけです。

またもう一つ 一つのコーナーで旋回すると リヤのコーナリングフォース
 が変化は絶対値ではなく 時間軸でも考えてみることが出来ます。

先の 前後の差と言うのは リヤが増加するのですから その増加タイミングも
 思考の一つとして 考えてみると面白い事が起きます。

送れ破壊ではなく 遅れ発生・・・


 



 シリーズⅣ

車を開発するにあたって色々な車の法規が有ります
 排ガスや 衝突性能 リサイクル法 乗員の保護や衝突安全 等
 それらを満足させるために日々カーメーカーのエンジニアは
 開発していくと共に自社の 特色を出した車両を開発していきます
 そんな中で S660 は生まれました
 毎年 先の車両に関する法規は 変化し厳しくなってきていますから





従って
 同じ車両を
 創っていくことが出来ない
 タイミングも出てくるわけであります
 ヨ~知らんけど

ユーザーにとって 乗って楽しい車でも
カーメーカーにとっては ジレンマになっていることも有ります



基本的な話をしましょう
 車はタイヤに乗って走っています

 車の旋回性能は 前後のタイヤの発生するコーナリングフォースの
 比率で決まります

 その比率でコーナリング特性は表現されています
 アンダーステア
 ニュートラルステア
 オーバーステア

 値が大きいと 高い車速迄維持できます
 フロントのコーナリングフォースが少ない場合
 アンダーステアと呼びます


同時に
 過渡特性というモノもあり 車速に応じてこの比率を
 変化させられるのが エンジニアの腕であります
 一般的に弱アンダーステアが良いとされています
 コーナリングの車速を上げていくと 横Gが増加
 その力を利用して コンプライアンスステアを駆使すると
 車速が高くなると リヤのコーナリングフォースを増加させ
 アンダーステア特性へと 導く事で安全な車としているのです


てんで
 その特性を理解し メカニズムを変更させることで
 ファミリーカーでも スポーティな特性を持った車両に
 生まれ替えられるのであります。

此れが
 カーメーカーエンジニアの腕(良かれと考えやっている事)ですね


■かっとびは
 それらのコンプライアンス特性を理解した上で
 楽しいマシン、ニュートラルステアに仕上げていきます










とある会話から

 此処からは 「きっと そうだったんじゃないか 劇場 」

ある日の事です、此処はとある自動車会社の研究室の設定

入社して三年間のエンジニア君が上司から次の開発車の

コンペに提出するレポートを書く様に指示されていました。


後輩エンジニア
「先輩 サスペンションってどうやって決めているんですか」

先輩
「なんだ新型車のコンペに提出するサスレイアウトか・・・」

後輩エンジニア
「そうなんですよ、シンプルなレイアウトにするのですが フロント
のレイアウトのエンジンユニットをリヤに搭載してみたんですよ。」

先輩
「ダメダメ フロントとリヤのロールステア特性を考えて見れば解る
だろう。」

「前後入れ替えてもロール特性はそのままだから、危ない車になってしまうぞ」


後輩エンジニア
「ロールステア特性は理解しています、前後での差はと・・・

 あっ フロントはバンプアウト、リヤはバンプインがお約束でしたね
 それで そのままリヤに持ってくるとバンプアウトだから 此れは
 ・・・まずいすね。」

「ロールすると・・・巻き込んでしまいスピンする・・・・えっ」

先輩
「あとはコンプライアンスステアも配慮してな
 レイアウトしてみなさい。」

後輩エンジニア
「では普通の車のコンプライアンスステアを変更はできるのですか」

先輩
「もちろん 可能だよブッシュの特性を理解すれば良いわけさ。」

後輩エンジニア
「解りました書き直してみます、レイアウトできたらまた相談に乗っ
てください。」

先輩
「今日の分は社食の特食ランチでいいかな、次はディナーを宜しく。」

後輩エンジニア
「えっ 後輩から お金摂るんですかー」

先輩
「いやいや お金ではなくて 食券で良いよ」



どんと晴れ

此処では
 まずは最初に 変化するジオメトリーを決める
 サス形式と取り付け位置でジオメトリーが決定されます
 此れで アライメント変化(トーイン値変化)をつかむ

 次のコンプライアンスステアを起こす要素を決める
 リンク位置とブッシュデザイン、ブッシュの取り付け方向などより
 横Gが掛かる事によるブッシュの撓み量から 結果として
 トーイン変化によるアライメント変化を把握する
 ・・・此処までできれば 七十点
 
※横Gの入力でブッシュの撓む パターンを見つけてやると、
 乗り心地に影響が出ないレベルで ゴム硬度やボリュームを決める  
 但し ゴムの耐久性も配慮する事
 たわみの大きい物は ボリュームである程度の撓み量を出させ
 ストレスの掛かるヒステリーロス量のコントロールが必要








こんな事していたんじゃー 劇場



当然のことながらフロントサスペンションにも
 コンプライアンスステアは存在しています、ロアリンクの後方には
 マウントラバーが有りますから、ある程度の横Gで撓むことで
 差が生まれますが

フロントは操舵の要素が多くあまり大きな変化を与えると逆に
 ふら付くことになる為ある程度の固めでの挙動変化が少ない設定と
 なっています。

此処ではトー変化により操縦性に関しては長いリンク長を実現させており、
 少なめのトー変化の設定として結果スポーティーなアライメント特性に
 してコーナリング性能向上を導いています。

しっかりとした手応えでロール時でも弱アンダーステア特性とし
 コンプライアンスチューンと設定し、アンダーステアは
 リヤのコンプライアンスチューンに任せていました、
 結果としては此処が肝となりトー変化によるコーナリング
 フォースの変化を弄りやすくしてあり発生(増加)のタイミングを
 弄れるように考えられているのがいいですね。

こういった 絶妙なセッティングが可能であります。

※したがってこれらの特性は
 ある程度の横Gになって初めて顔を出すようにも選択する余地
 が残されていますから 通常の走りでは顔は出さず 高い横Gを
 掛けた場合に トー変化(基本的にアンダーステアになる様に)させます







これまでにやってきた脚弄りは

ベレット時代
 何も知らずに先輩に組んでもらったものをそのまま乗っていた

ジェミニ―時代
 自分でダンパーを交換するようになったり
 付いていなかったリヤスタビを組み込むようになっていた

エフエフジェミニ―時代
 ダンパーを交換 
 アライメントを考え出したがリヤはリジットと・・・

レガシィ時代
 四輪ストラットなので あまり弄っていなかった

ヴィッツ時代
 ストラットアッセンブリーを交換
 トーインには注目するも他に手は出さなかったが

アライメント測定でリヤのトーイン値が大きい為 
 アンダーステアになると判断しリヤのコンプライアンスステアを学習

此処から 
 ジオメトリー、アライメント、コンプライアンスステアを理解

 トレッドを広げたり
 リヤの固定のはずのトーインをシムで弄ったり
 コンプライアンスステアを逆に活用して

 この辺から怖い特性を理解していきます・・・わはははは

S660に乗り換えてから
 基本特性の理解して行く事で今までに学習した技を駆使して
 仕上げたのが今のツインズです

ジオメトリー
 フロントのブレーキングダイブ特性を弄り
 
アライメント
 前後のトーインを好みの味付けに

コンプライアンス
 フロントのブッシュ特性を見直して応答性を変化


これらは
 タイヤを使い切れるのだ タイヤの踏む面を綺麗に当てる
 従って 綺麗にタイヤは摩耗していまし無駄が無いです
 走りは 楽ですが限界を超えると・・・超える手前で感じれる

色々とやっています
Posted at 2023/02/13 17:04:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読み物 あくまで7創造 | 日記
2023年01月01日 イイね!

ボンネットとエンジンフードの違いについて

ボンネットとエンジンフードの違いについてリメイクしています。 三年前のブログから
かっとびの雑学コーナー






エンジンフードって一般に言うボンネットのことなんでしょうか?

Engine Hood & Bonnet


同じ意味を示すとしたら、どちらが正しい言い方ですか?それとも、
どちらの言い方も正しいのでしょうか?

でっ 問題 ですね
 ミッドシップスポーツカーのS660ではなんて言う、疑問のあるかたに対して

ズバリ

かっとび的考察
基本的にエンジンフード(直訳 エンジンひさし)はアメリカの英語読みでした、由緒あるWardのボンネットbonnetはイギリス読みであります、結局は同じ意味なのでありました。

英悟翻訳かけても ボンネットはフード Hood と英訳されます




したがって、S660の場合にはですね

車両前方にあるのは フロントフード

後ろにあるのが エンジンフードもしくは、
ボンネットというのが正解ですね えへん

 エンジンボンネットとは言わない・・・

セダンのトランクはトランクフードと言うのが正解だと思う!


因みにただ開くのは、ハッチと言います。
 ハッチバックなんていうのがありますよね。

かっとびは
此れらが 後日弄りで、剛性改良問題を改善することになるとは・・・


以上、どんとはれ


Posted at 2019/02/01 06:40:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 覚え書き | 日記

プロフィール

「南蛮家珈琲,厚木本店 定期購入」
何シテル?   04/25 13:32
車好きのオヤジです。 最初は幼い頃にはまった自転車から始まりました、 もちろん自分で整備していました。 免許が取れる前からオートバイには興味がありまし...
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アーシングメンテと静電気放電の細工・・・あれっ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/12/03 12:52:01
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