先日のマル耐ではWako'sさんがブースを出されていて、実直そうな技術系の方がいらっしゃったので色々と質問させて頂きました(^^)
DORY「先日CORE601を3本続けてS15に注入しました。狙いはノックレベルを下げることだったのですが、そもそもCORE601ではオクタン価は上がるのでしょうか?」
Wako’sさん「オクタン価は変わらないのでノックレベルを下げることは出来ません・・・」
D「・・・そうでしたか(^^; 若干トルクアップしたような印象を受けたのですが、そうなると実際のパワー・トルクが変わらなかったわけなのですね・・・」
W「オクタン価が上がればECUをリセッティングできますのでパワー・トルク共に上がるのですが、残念ながら・・・」
D「ハッキリ申し上げて、貴社HPの説明ではわかりにくいと思います。では究極の燃料添加剤と謳われる真意は何でしょうか?」
W「それはですね・・・低回転域では、主にガソリン(軽質分)を優先的に燃焼促進させ未燃焼燃料を減らし、ガソリンより重質分となる潤滑・洗浄効果を発揮する有効成分は積極的にピストンヘッドやシリンダー壁面に吸着します。 高回転域では、必要な潤滑性や自己汚染防止性を発揮しながら、ガソリンと有効成分を燃焼促進させエネルギーに変えていきます(HPと同じ解説だったので転用させていただきました)。」
D「ではボク自身が3本続けてCORE601を注入したことによる本当の効果は潤滑性が増し、エンジン保護にもなったということですか?」
W「おっしゃる通りでございます!」
D「では別の事例について質問させてください。F355にFuel 1とPremium Powerを時々注入していました。その理由は乗る頻度が少ないクルマですから、季節によっては3~6か月前に入れたガソリンが一部残っていることもあり、ガソリンの鮮度を保つために入れていたのです。でもそれ以外では特にパフォーマンスが向上したと感じられませんでした。」
W「燃料ラインをキレイにするのが主目的であり、もしもスラッジが付着していれば除去する成分が入っているのですが、おそらくお客様のF355は燃料ラインもキレイでスラッジもあまり溜まっていなかったのかもしれません(^^; 」
D「最後にもうひとつ質問させて頂きたいのですが、ディーゼルのゲレンデヴァーゲンに乗っておりまして、DPF(ディーゼル微粒子フィルター)による再燃焼を補助する目的で時々Fuel 1を入れることはいかがですか?」
W「それは効果的だと思います!!」
D「貴社が誠実な会社であることはよくわかっておりますので、これからも頑張ってください!」
・・・以上でありました。
さてここからは私見です。
ガソリン添加剤は別に入れなくてもいいと思います。特に新車時からそれほど時と距離を重ねていないクルマであればなおさら。例えばのハナシ、どうしてもクルマを長期間動かせない・・・といった状況であればFuel1を1本入れておけば精神的に少しは楽になるかもしれません。
CORE601は結構いいお値段ですが、風邪気味の時に薬局で一番高いユンケルを飲んで「俺はこれで治すのだー!」と自己暗示&闘魂注入した時ほどの効果は感じにくいかと思われます('◇')ゞ
こだわるのであれば添加剤ではなくガソリンの鮮度であり、お客さんが少なくオジサンがあくびして鼻毛を抜いているようなGSではなく、大手で回転率がよいところの方が鮮度は良いと思われます。
ディーゼルのDPFの燃焼を促進する為には、高速で長距離移動すること。ですからボクのように長距離移動が多頻度であればFuel 1を入れる必要はないと思います。
とにかく添加剤にこだわるよりも、鮮度の良いガソリンで燃焼させる為には、乗る頻度を増やし、適度に回しながら距離を走行すること。これに尽きるような気がするなぁ・・・と自戒をこめて書いてみました(・_・;)
さてこれから各車両にフレッシュな燃料を入れてきますか!
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
Posted at 2016/10/10 08:53:59 | |
S15 Ⅱ | 日記