実は13年前に、家にあったトヨタ・ビスタ(1989年式・2代目ハードトップ1800VR、しかもレアな5MT!)をスクラッチでプラモで作っていました。
実車は1989年~1997年まで家にありまして、2代目テラノとバトンタッチしました。私が自動車の免許を取った際に練習した思い出のあるクルマです(後期型のハイメカ・ツインカムモデル)。
このプラモは当時、「モデルカーズ」誌に投稿する為に作ってみたものです。実はベースはフジミのGX70型マークⅡがベースになっています。
「よく見たらビスタ(ハードトップ)はマークⅡに似ている…」と思ったのがそもそもの始まりで、「カンタンに出来るんじゃないか?」と製作し始めました。
…しかし、そうはうまく行きませんでした。フロントは似ているのでラクでしたが、問題はリヤでした。第一テールランプからして似ていないのでした。そこで、マークⅡのテールランプを上下逆にしたり、足りない部分はプラ板で製作しました。
あとはマークⅡの給油口は右側ですが、ビスタは左側でした。ここはパテ盛りで消したりしましたし、マークⅡは角ばっているのに対し、ビスタは丸みを帯びているのも異なる点でした。これもペーパーがけなどで対処しました。
…で出来たのが
コレでした。インテリアもダッシュボードが違いますので、パテで何とか作り直しました。
一応、モデルカーズ誌には掲載されました。白黒のページだったのがやや残念ではありましたが…。
実車のCM
「インテリジェント・ハードトップ」がキャッチフレーズで、初代にはラインナップされていた5ドアハッチバックが不調だったので、それに代わるハードトップがラインナップされました。「ハイソ・カー」ブームでマークⅡが売れに売れていたので、FFミディアムクラスでもそれにあやかろうというのもあったかもしれません。確かに初代の潔さから一転して、ワインレッドのインテリアなど、豪華で王朝風になったのは大きな変化でした。しかし、結構カッコも悪くなかったなと思います。「ハイソ・カー」の浮いたイメージをビスタでは植えつけない為にあえて「インテリジェント」を謳っていたのかもしれません。
Posted at 2009/10/11 20:39:13 | |
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プラモデル | 日記