今年も残り2か月を切りました。
先日、この地方も今年一番の冷え込みで朝方10℃を下回ったようです。
マイジムニー、気温が10℃を下回る時期になると冷間時からの始動性に少し不具合がここ数年来出てきている。
冷間時の1発目の始動で、ボコつく~せき込むような掛かり方。
これによって、ENG.チェックランプが点灯して、セーフティー機能が働いて点灯状態のままではアクセルを踏んでも吹け上がりません。
このまま、5分くらい暖気してENG.を切って再度始動すると普通に始動しますが、
この暖気をせずにすぐにENG.を切って再びかけると、ボコつきが解消されません。
こんな状態が数年前から徐々に悪化してきて来た感じです。
この症状を改善すべく、それこそ5~6年前くらいから、先ずは気温低下の冷間時という事で、オートチョーク機能がうまく動作してないのでは?と思い、スロットルボディーAssy.交換から実施。
良くなったようななってない様な?
センサー類の劣化?という事で水温、吸気センサー交換。
燃料系?で、ヒューエルプレッシャー、インジェクター交換。
電気系?でディスビキャップ&ローター、プラグコード交換。
サブコンのエアフロ、燃料マップも調整。
で、今回の冬は良くなるんじゃぁない?
と期待していましたが、先日の気温低下時に「再発」(笑)。
さ~て、後はコンピューターぐらいしか残ってないかなぁと考えていましたが、少しネットで気温低下ENG.始動性の悪化みたいな感じで検索すると、「IG.コイル劣化」が出てきました。
ある程度の気温では普通に始動するし、暖気後のENG.の回り方などは高回転まで問題なく回っていた為、問題と感じていませんでした。
このネット内容を見ると、IG.コイルが劣化してきている場合(故障で火花が飛ばない状態では無い。)、冷間時の燃料が濃い場合スパークが弱く「失火」してしまいかかりが悪くなる場合がある。
また高回転ではあまり問題無いが低回転域及び、アイドリングなどで不安定になる場合がある。等々が書かれていました。
マイジムニーに当てはめると、始動性が悪くなっている。
掛かってしまえば、5分くらいの暖気で後は普通に始動出来てそのまま通常運転に入れる。
しかし、自宅より一つ目の交差点まで2分くらいで信号待ちの時、水温などが未だ十分に上がっていないのに「オートチョーク機能」が切れた感じでENG.回転数が下がり、通常アイドリング付近になって排気音がばらつくような感じ。
アクセルを踏むと、ちゃんとENG.回転はついてくる。
完全暖気後、何かの拍子で排気音がばらつく感じが有ったり、アイドリングが高い時が有ったり(フラフラする状態ではない。)して、スロットルボディーのアイドル調整をこまめ且頻繁に調整していた。
この辺りは、夏場でも出ていて、エアコン運転時の影響などもるかなと考えていましたが、アイドルコントロールバルブが正常に動けば設定値の950rpmへ落ち着こうとするから、ちょこまか調整は不要のはず。
上記の内容から、IG.コイルが今の時点では最も「怪しい」状態。(笑)
マイジムニーは、1994年式で2000年に購入後の1年後くらいに強化IG.コイルに交換して現在に至っています。
スパーク電圧が高くなる物。
体感的できる?かどうかは不明ですが、まぁ問題なく使えていました。
IG.コイルに関しては100000Km目安の交換が良いとされています。
使用距離及び年数もかなり経過していましたので、手元にある「純正」と交換します。
IG.コイルの良or不可の判断ですが、サービスマニュアルを参考にします。
2次側で約12KΩくらいの値が無ければならないのに対して、5kΩくらいしかありません。
写真は2014年12月頃サンクターボ用に色々調べていた時の物。
この時期あたりでマイジムニーに不調があったかもしれません。
純正コイルは、11.5KΩくらいの値がありました。
十中八九IG.コイルだろ?(笑)と思われます。
作業は交換のみのいたって簡単な内容。
で、交換後の状態。
冷間時の始動性は、交換後気温が下がっていませんので、始動性不良が解消されたかどうかは未確認です。
ただ、通常の冷間時からの始動後のオートチョーク機能のENG.回転数が良くなり回転数が下がり始めてもENG.のバラツキが無くなりました。
それとアイドリングの安定性が戻ったのと、走行時でのトルク感が違う感じ。
何か「滑らか」に回っているフィーリングになりました。
後は、気温低下時の始動性がどうか?
未だ判りませんがIG.コイルを交換したことは始動性不明でも「正解」かと思います。
今週あたりからラニーニャ現象で気温がぐっと下がってる予報もあります。
いい結果が出るといいなぁ。(笑)