本日も、引き続き工場で作業。
先ずは腰下部品のチェックから。
カムシャフトとプッシュロッドリフター。
サンクのENG.はOHVだから、カムシャフトは、シリンダーブロック内に入っています。
カムも、純正の鋳鉄品の「減る(摩耗)カム」から交換しているので問題無し。
リフターは、DLCコーティング品を使って、こちらも純正の摩耗状態は皆無になっています。
クランクシャフトの状態。
悪い所はなさそうですが、Tiリテーナーの金属粉等でクランクシャフトにオイルが供給される両端の部分が少し荒れていました。
左側~クラッチ側。
ここは後ほど。
今日は先ずは、ピストンヘッドのカーボン除去から。
耐水ペーパー#240,#400,#600,#800,#1200,#2000まであげていき、最終は、アルミ用バフの「白棒」で手磨きまで。
少しでもカーボンが張り付きにくくなればいいかなと。(笑)
#2000状態と白棒磨きまで。
次は、バルブロッカーアームのプッシュロッドに収まる部分と、バルブと接触する部分を過去のO/H同様に磨き直しておきます。
走行距離数のわりに傷みも少なそうでした。
プッシュロッドも同様に磨いておきます。
これも、純正品ではなくレース用品(笑)
純正のプッシュロッドは、シャフトが「無垢」で、レース用は「中空」となっているので軽いです。
これは問題は無さそうですね。(笑)
さて、クランクシャフトですが、このクランクシャフトを使用する時に行った、
ジャーナル部の「ラッピング」を再度行います。
削るというよりも均すといった作業です。
傷とかが深いと専門業者で行ってもらうしかありませんが、今回の作業は自分で行います。
ラッピングする前の状態。
ケース内部で見ていた時よりは、傷も少なめな感じです。
ラッピング方法。
無地の「綿Tシャツ」の胴周りを幅25cm~30cmくらいで輪切りします。
後はクランクシャフトのジャーナル部へ8の字掛けして、バフの「青棒」をTシャツにこすりつけて、磨くだけ。
クランクは180°ひっくり返しながら、気が済むまで(笑)磨きます。
1か所辺り10分くらいの作業かな。
磨き終了後。
本日残りの作業は、クラッチプレートのあたり面の均し。
この「面」は「粗い状態」にする感じでの仕上げ。
喰いつかせたいからね。
本日の作業はここまで。
明日?
明日は仕事なんすよ~。(笑)
後、部品待ちもあるしで、暫くは工場での作業は無いかも。
車体のENG.降りた状態でのメンテも有るか?
まぁ、数日後ですね。(笑)
本日帰宅する時に、EXパイプとマフラーを持ち帰りです。
EXのカーボン取りと、サイレンサー部の磨きは自宅で行おうかなと。
続く。
Posted at 2022/12/03 19:41:25 | |
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