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2022年07月25日

公道試乗会・キノエ○醤油・例の三百石・誘導・裸のもとの平等

公道試乗会・キノエ○醤油・例の三百石・誘導・裸のもとの平等 懐かしさとかエンジンフィールとか大きさとか見切りの良さや運転慣れしていたといった要素も関連はあるのだろうけれど、21世紀前後のクルマはすごく乗りやすい。
たとえば、30ソアラなんて外見はノーズが長くて持て余しそうだけれど、不思議とそんなことは感じなくなってしまう。
安全装備については私には特に意見はないけれども、人間がまだいけると判断している領域においても、ピーピーとしきりに警告音がするようなものは不安増幅装置のような気がする。技術革新における反生産性というやつだろうか。
ということを今回の公道試乗会でよくよく認識した次第。

どなたかがチューニングされたのかはわからないけれど、DC2のインテグラタイプR
(平成11年式)がもっとも好印象。ホンダといえばエンジンにその魅力の嚆矢があるのだけれど、足回りもちょい固め程度で私好み。そういう原体験が四輪に乗り始めた頃にあったからだろうか。













黒シートの30ソアラといえば、なかなかレア。1JZエンジン搭載の30ソアラ2.5GT-T(平成12年式)は、余裕のある排気量のため、トルクに余裕を感じたことが印象的。ソアラといえば、昔は20までのソアラが好きだったのだけれど、今はこっちかな。嗜好も着々と変わってきている。













ランエボワゴンや幌ではないNAロードスターもどうかなと思ったけれど、久し振りにS2000に乗ることに。しかも、炎天下の中で幌を開けて。
タイプS(平成21年式)で、さすがにピックアップがいい。デジパネはまったく違和感を感じなかった。FRの基準を180SXに置いてしまっているので、S2000でも安定感があるなと思ってしまった。それでいて気持ちよく加速する。











クルマは走ってナンボだと思う。このクルマが好きといったようなものはあるけれども、動かして走らせるという本来の意義を全うできるときに、私は喜びを感じる。翌日、230ローレルオーナーの方とお会いするのだけれど、彼も同じことを仰っていたし、一足早く試乗会にいらしていたみつびんさんも同様のようだし、このあとに向かったノスタルヂ屋の店主の方も似たようなことを仰っていたような。











































その他の車両も内装・外装を自由に見るものの、さすがに猛暑が激しいので、みつびんさんの案内で野田のキノエネ醤油を案内していただき、近くのスーパーで
醤油を購入。野田の街はさすがに醤油で栄えただけあり、文化財に指定されている建物が目抜き通りに建立していて、往時の発展が偲ばれる。
昼食場所はみつびんさんの検索(ジョジョ的にいうと彼のスタンドは検索)
により、狭い道路に沿って店を構えている中華料理屋へ。
ここで解散。ありがとうございました。












































旧伊奈町の「結城三百石屋敷」に向かう。今月二度目である。

茨城都民、愛車を預けて茨城へ 結城三百石・超音波温泉等

面白いのはここでも醤油を作っていてキッコーマンに製造権だかなんだかを譲渡していたということを聞いたことだ。江戸期以降の利根川から近い位置にはあるので醤油を製造していたとしてもおかしくはないと思う。
ちなみに、今回は別のガイド氏とお話をしてきたのだけれども、結城氏(福井に行った家康の次男が養子に入った結城家は別として)の残党が大挙してここに移住したという話もあるそうだ。また、結城自体がつくばに本拠を持つ、小田氏(キャニオンの近く)に攻められて、この近くの板橋城等に逃げ込んでいたという話もある。
農家のリヤカーというのは今でも割合と残されているものだけれど、氏によると昭和30年代までは盛んに牛馬に引かせた姿が見られたようだ。それが昭和40年代の高度経済成長とモータリゼーションによって、ぱったりと見なくなってしまったとのことで、私は残念ながら、その時代の端境期を見ることはできなかった。
ちなみに、いつでもパクれるようなある意味不用意におかれている貴重な物品の折々が部屋の中のテッシュみたいに普通に置かれていることに改めて驚いたとともに、文化財指定を受けないのはなぜなのだろうか、とお聞きしたところ、
オリジナルさが残されていないと認定は受けられないのだそうだ。だが、働きかけるのは市町村なので、「みらい」という名称を付ける前にもっとやることがあるような気もするのだけれど。
なお、本家は近隣で健在だけれども(場所はすぐにわかる)、農地解放により往時ほどではなく、逆に分家が東は取手の土地を所有するに至っている。
いわば、茨城県南地区を代表する土地持ちになったのであった。



































その後、板橋不動という大きな本堂を持つ寺に立ち寄ってみたが、どうやら、筑波山にお参りするのが面倒な人が行く場所、といったようなことを言われてしまった。界隈では有名なんですな。
成人式のときの写真もその方から見せていただいたけれども、どうみても成人式に出席している美人を狙っている写真としか思えなかった。男とは悲しい生き物である。レヴィストロースは「悲しき熱帯」、そして市井の男もまた「悲しき」なのである。



















つくば市のノスタルヂ屋に入店。「クルマは治りましたか」とお声がけをされる。それから話はSUVや人間の自意識といった話になり、バブル期での状況・心境やその後の心境についてお話をされており、あまり、ここのご主人がここまで自らをお話することもないのに不思議なものだと思っていたら、「誘導されるのがお上手ですね」と言われてしまった。
ご主人がバブルのときに購入した愛車についても、お客さんにはほとんどお話をしないらしいし、全般的に商品については自身は深くは知らないので、ある種の恥をかきたくもないので、聞き役に徹しておられるとのことだった。
今でもバブル期の基準で生きてしまっているらしいけれども、「きちんと考えなくてはいけません」とわりと強い口調で述べられていたことが印象的であった。
自動車にまつわる古書二冊購入。







すっかり魅力度ランキングトップ3になった土浦市の桜川の南に位置する超音波温泉に向かった。「入れ墨の人は入店させません」と書かれているものの、入れ墨の方が二名先に入られていらっしゃった。親分と子分という関係のようで、今日の売上だとかきなくさそうなお話もされていたようだけれども、「たまには温泉もいいものだな」という言葉が印象的であった。そうそう、これはその後向かったつくばの居酒屋でみつびんさんが仰っていたことでもあるのだけれど、人間は裸になると自分の社会的役割から解放される(自分流に言い方を変えています)。すなわち、ペルソナという服をぬぐので、そこには自分の本質しか残されていない。
ちなみに、私のように昭和生まれの人間の場合、銭湯に入れ墨をいれている人がいるのは極めて普通のことだったので、今のスーパー銭湯に見られる排除の理論があまりわからない。やくざ者は日本古来から社会から排除された存在であったけれども、それを踏襲しているとも云えるかもしれないけれども、その社会にのさばる大衆はそんなに大手を振れるほどの存在なのだろうか。
虚心坦懐に生きようと思う。










最近の言葉でいうと反社と呼ばれる人と関わらざるを得ない時代が昔あった。
その前までは銭湯で入れ墨をしている人を見ても、両親や周囲の教育によって、私はやはり上から目線で彼らを見ていたのだ。そう、すっかり定着したジャンルのクルマのように(これはいろいろな人から聞いたうえでの仮定で、私はどんなジャンルのクルマに乗っている人にも、変わらない上から目線的な優越への欲動が生じていると思っている)。
だからなんだという話であるのだけれども、常々、相対的で社会的ななにほどのものかに反応はしないようにしようと思っている。

桜町は通らず、土浦とは対照的にモダンに整備されたつくば市に向かう。
しかし、そこにも人々があれこれと談笑する居酒屋なるものがあって、
そこで、再びみつびんさんにお会いして、お土産をいただいたものの、佐野ラーメン発祥の茨城県某所に行きたかった様子がご尊顔に書かれていたものの、とりあえず江戸の街にまっすぐ戻ることにした。
















ブログ一覧 | 思い出 | クルマ
Posted at 2022/07/25 13:07:45

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この記事へのコメント

2022年7月26日 10:50
ヤンキーは早熟でめんこい子が多いというのが私の持論。多くの田舎の娘はお金持ちであるじいちゃんに着物をねだり豊かな成人式を行うのであった。それはじいちゃんの力を娘の友達近辺まさに地域に見せ付けるためでもあるのだ。そうに違いない。話はそれるが娘が就職した某金融関係の会社の研修に就職祝いで買ってもらった新車のハリアーで来る同期がいるのだ。これで経済が廻るので良いのだ。来年も成人が式楽しみだ!
コメントへの返答
2022年7月26日 20:31
昨晩、涙を流した私です😁

先生の持論には多少の違和感がありますね〜

私は18歳まで、東京でもっとも荒れていると言われた中学校にいました。どうも、所得に関係なく、ヤンキーになっていた子が多いような気がします。
これが都会の工業地帯と郊外との差なのかもしれませんが。でも、おそらく、世田谷や目黒辺りは異なると思うんですよね。当時からそう思っていました。
お金持ちがお嬢様になるあまたの例を、某成城学園大付属で体験してきましたので。ヤンキーっていたのかな、というくらいに私には別世界に見えました。
ともあれ、そこには祖父の力の介入は見られませんでした。地縁共同体が成立していないかなあ?

ともあれ、みつびん先生の成人を迎える女性をさりげなく盗撮する腕前は驚嘆すべきものがあります。あれは狙ったとしか思えません。来年度版を期待しています(笑)

就職祝いにハリアーですか。クルマ社会だからこそともいえますが、なぜにハリアーなのでしょう?
うーん、なぜなんだろう🤔
カムリじゃダメなのかな。
ちなみに、現行ハリアーは借りて百キロほど走りました。私には合わないなと思いました。好みの問題なんですけど、クラウンを嚆矢にSUVのカリーナED化(しかし、低さをアピールしたレンジのイヴォーグはブームで終わっちゃいました)が始まるかもしれないと思うと楽しみではあります。余談でした。

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