少し時間が経過してしまいましたが、9月9日は日付をとって救急の日とされてます。
例年であれば救急の日のあたりにその地域の消防本部が主催して、防災に関する展示や緊急車両の展示、ハシゴ車の体験などといったイベントを開催されることがありますけど、今年はコロナ禍のせいで近隣地域のどこも開催されなかったみたいですね。
救急の日になるといつも見たくなるのが、救急車。
[Wikipediaより]
だいぶ前にブログで一度書いたことがありましたが、緊急車両の中で個人的に好きなのは救急車で、パトカーも消防車も人の何かを助けるという意味では同じですけど、人命を1秒でも早く救うために毎日のようにサイレンを流しながら日々東奔西走する姿がカッコイイんですよね。
そんな救急車でも現在はハイメディックとパラメディックの他にも、札幌ボデー工業のトライハートといった救急車両があるのですが、これまで見かけた救急車両の中で個人的に好きだったり、印象に残る車両を5つ挙げてみました。
1つ目は、初代ハイメディック。
今でも一番気に入っている車両ですね。100系ハイエースのスーパーロングベースですが、全幅を拡大させた上でセルシオと同じ4リッターV8が搭載されていたモンスターな車両。
発売前にモーターショーで参考出品された写真を雑誌で見た時、それまでの救急車からは想像できなかったカッコ良さに魅了されたことを覚えてます。
少なくとも私の記憶ではあるものの、残念ながら秋田県内で見かけたことがなくて、ハイメディックとしては2代目のグランビアベースまで待たされました。
2つ目は、アトラスベースの初代パラメディック。
[Wikipediaより]
秋田県内の高規格救急車の第1号として秋田市消防本部で導入し、城東消防署に配備されたもので、地元マスコミにも取り上げられて当時話題になりました。ワイドボディのアトラスベースでハイルーフだったから、室内空間が広大で救急処置がしやすかった一方、細い路地への進入が大変だったのかもしれないですね。
現在のトライハートは、このパラメディックの路線を引き継いでいるようにも感じられます。
ちなみに秋田市消防本部ではその後、秋田南消防署にもキャラバンベースのパラメディックⅡが配備されていました。
3つ目は、初代ハイエースベースの救急車。
小学生の頃まで地元消防本部の予備車両として配備されていた記憶があります。
その後のハイエースベースのものと異なりハイルーフではないのと、ルーフ上に鎮座する給排気口やクーラーユニットの存在感、レトロ感漂うスタイリングも印象的でした。
4つ目は、いすゞファーゴの救急車。
[Wikipediaより]
前述の初代ハイエースベースの救急車両と入れ替わる形で地元消防本部に配備された記憶があります。当時のハイエースベースやキャラバンベースに比べてクリーンで、救急車としてみても垢抜けたスタイリングが印象的でした。
そして最後、5つ目は3代目ハイエースベースの救急車です。
[Wikipediaより]
近所の消防分署に20年ほど前まで配備されていた車両でした。現在のハイメディックと同じようにかつて日本各地にたくさん配備されていた車両だったと思うのですが、今はすっかり見かけなくなりました。
・・・
と思いつつ色々YouTubeで見ていたら、なんと最近まで現役と思われる車両がありました。
1:30、2:50あたりからご覧になると良いです。
会津若松市にある福島県立医大付属の医療センターの車両のようで、最近はコロナ禍や大雨などで立て続けに訓練中止になっているみたいで現在も現役かはわからないのですが、角目のヘッドライトとサイレン音からして当時の消防分署にあった個体のものと全く同じ。
実はこのサイレン音がおいらにとって苦手だったもので、夜中寝ている時にこのサイレン音が耳に入ってしまうと寝られなくなって、次の日の学校の授業か部活動で先生に何かで怒鳴られたり体罰を受けるようなジンクスがあったりしました。
最新のサイレン音と比べて、上の動画のように鳴り始めがびっくりしますし、トゲの強さを感じるような音色、ピーポーの周期が短かったりと時代を感じるものがありますね。
・・・
こんな感じで救急車の話題を語ってみましたが、あくまで興味を持つだけに留めておいて、決して救急車にお世話になるようなことだけは嫌だなって、改めて思いました。
Posted at 2021/09/18 21:58:16 | |
トラックバック(0) |
クルマ:くるま回顧 | クルマ