昨朝と今朝。
珍しいお客様がうちにやって来てくれました。
[Canon EOS 7D with Canon EF70-300mm f/4-5.6 IS USM]
雉(キジ)です。
だいぶ前から近所に生息していて朝になると辺り一帯が鳴き声で響き渡るのですが、窓越しとはいえ、ここまで眼前まで近寄られてきたのは初めてだと思います。
自宅隣にあるソメイヨシノの木の下から、自宅を眺めるように佇んでいました。
鮮やかな色彩と毛並みに、家族みんながたちまち魅了されていましたね。
さて、本題です。
日本法人設立40周年を迎えられた、BMW Japanによるメッセージが最近CMで流れていますよね。
おいらは最近このCMを見ていて、つくづく思います。
確かにこの世界にはCMの通りで、大切なもので溢れています。
ときには何かを犠牲にしてまで、大切なことをやらなければいけません。
でも人の命に関わることを軽視したり、犠牲にしてまで大切にしなければいけないことなんてあるんでしょうか?
単刀直入に言います。
国民の命を犠牲にしてまで、国民に我慢を強いてまで五輪ファーストにしなければいけない理由って何なのか、と。
五輪をめぐる政治屋がやっていることって何もかも、不思議すぎるわけです。
高齢者から始めているワクチン接種にしても、接種予約に係るシステム的な混乱も足を引っ張っていて思うように進んでいない状況。
なのに7月末までに終わらせてみせる!だなんて。
あの総理大臣は一体何を根拠にして自信を見せているんでしょうかね。
7月末となれば五輪が開催されるタイミング。ただし予定通り開催されればの話ですが。
ワクチン接種は医療関係者を除くとして、高齢者だけ接種しても、日本の経済を支えている現役世代の方への接種がなされない限りコロナ禍は収束しないでしょうね、間違いなく。
日本で承認されたワクチンが現時点ではファイザー社だけしかない、という事情もあるでしょう。
IOCに忖度している事情もあるでしょう。
少なくとも7月末までに高齢者はおろか、現役世代の方へのワクチン接種できる目処も保証も全くないというのに、選手や大会関係者は優先して接種しますよーというのがIOCの方針なのだそう。
なんとしても五輪をやるために、開催国の国民の命を犠牲にしてまで、開催国の国民に我慢を強いているようにしか思えないのはおいらだけでしょうか。
順番が本当に狂っているし、不公平にもほどがある。
日本含む代表に内定された各国の選手も、板挟みにされている気がして苦しい立場に立たされていると思うのですが、開催国の国民の命を犠牲にしてまで五輪を開催されることを本当に望まれているんでしょうか。
たしかに地元で五輪を開催できることというのは大変名誉なことですが、そもそも五輪を開催する目的はスポーツを通じた人間育成と世界平和だったはず。
老若男女問わずワクチンが行き渡り、確実にコロナから守られる状況ができてから五輪を開催するほうが筋が通っているでしょう。
五輪の開催は、選手と国民がコンセンサスを得られて初めて開催できるものでしょう。
コロナ禍によって世界平和が脅かされている最中で、コンセンサスも得られていないのに五輪を開催するのはおかしい。
なので、何よりも一番大切にすべきものは…
人の命でしょう!
と、おいらはそう思いました。
なお、冒頭に書いたキジも、おいらにとっては大切な存在。
キジは警戒心が強い性格であるし、日本の国鳥としても守られているので家族みんなには下手に近づかず、見かけたらそっと見届けてあげるように言いました。
お目にかかるだけでもきっと、幸先がよいことがあるものと信じたいですね。
Posted at 2021/05/16 16:52:04 | |
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