『そらち』の記憶・・・。

『空知のヤマ』といえば、やっぱり『炭鉱』でしょう。

既に『ヤマの火』は全て消えていますが、数十年前には活気に満ちていたでしょう。

ココもそんなうちのひとつ、美唄の炭鉱関連遺構です。





まずは、立坑用ケーブル塔。



日本の炭鉱は、その殆どが地下数百mの地下の穴掘りによる採掘でした。
その掘削抗まで潜るための立坑・・・。


そこで掘削され選炭された石炭を運搬していた美唄鉄道の『東明駅』。


その東明駅に保存されている蒸気機関車『4110形』。
この機関車の珍しいところは、付いている軸全てが駆動する「動輪」であること。ホントに石炭を運搬するだけの貨物専用機であります。


特に空知・夕張の石炭は良質で、自分らでほった石炭の力で自ら蒸気を作りそれらを運び出すんだから、さすが『黒いダイヤ』です。