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三重大学自動車部のブログ一覧

2024年04月05日 イイね!

部員紹介 2024春

部員紹介 2024春
こんにちは、みんカラでは初めまして、部長です。
三重大学自動車部(MUAC)の愉快で個性的なメンバーを紹介していこうと思います。よろしくお願いします。
三重大学に入学が決まり、どの部活・サークルに入ろうか迷っている新入生の皆さん。自動車部に興味を持っていただきありがとうございます。この部員紹介で自動車部の雰囲気を知ってもらえたら幸いです。
部員それぞれ様々な経歴を持つため、在籍年数に基づき、〇回生と表現しております。

新6回生

明太さん
愛車:アルトワークス CR22S

知る人ぞ知るFRアルト乗り。2年の時に購入したアルトに乗り続けている。走りも整備にもストイックな漢。ワークスの見た目はガチャガチャしているが、中身は一級品。FRにしてからはずっとドリフトを頑張っている。車のことならなんでも教えてくれるため、“速くなりたい”“整備ができるようになりたい”など、熱意がある新入生は彼のもとへGO。
しかし酒が入るとかなり近寄りがたい、もといめんどくさくなるため、注意が必要。タイヤ山が汚い。

かずきさん
愛車:クラウン GRS180

カプラー大臣。2代目鍋奉行。洗車名人。インテリ大学生。など様々な肩書がある。厳ついクラウンで夜な夜な各地のドンキに出没しているらしい。ヒカキンに似ているなどと言われているが、私はよしなまに似てると思う。洗車名人の名の通り、ことあるごとに洗車をしている。そんな綺麗なクラウンだが、2年前の新人戦の帰りに岐阜羽島駅に寄った際、木にとまっていた鳥に大量のフンを落とされていた。とても悲しんでいた。優しい。

瀬音さん
愛車:ロードスター NB8C

積車ドライバー。背が高い。ケツがでかい。学ドリ常連ドリフター。最近ロスタにスーチャーを搭載しようと頑張っている。200馬力超えるとか。たびたび歌ったり踊ったりする姿を観測できる。バイト先のイオンがつぶれてしまった。筆者は遠征の際、彼の運転する積車の助手席でよく爆睡している。すみません。

谷村さん
愛車:Z33

岐阜タンメンをこよなく愛する男。合言葉は「替え玉、ハリガネで」。
ビシキマなZに乗っている。最近ブリッドのなんかすごいフルバケを購入していた、両脚フルバケにするとか。ここ1年くらい研究室でとても忙しそうにしている。アンチ深リム&引っ張り。F1が好きなので、F1好きな新入生はぜひ話しかけよう。

新5回生

伊豆(やすなり)さん
愛車:コルトラリーアート Version R Z27AG

中部地方の自動車部を束ねている。よく部室で寝ている。さわがしい男。先日コルトにLSDをキメていた。サイドターンの後にオープンデフ先輩状態になっていた彼の姿を見ることはもうできない。何かと話題が絶えないが、彼がいると部活がとても賑やかになる。インターネットのネタに精通している。たまに不憫な扱いをされている。
もちろん整備にもとても詳しいため、いつもみんなの整備を手助けしている。

新4回生

道長さん
愛車:ZC32S

前主務。現役の走行会やミーティング後の整備を良く手伝ってくれているのでとても助かっている。藤原道長の末柄。よくF1のレッドブルのロゴが入ったユニフォームをまとっている。毎年F1の時期になると、鈴鹿に彼のコスプレをした人があふれているとか。
筆者は彼の祖母が乗っているミラを部品取りにする計画をひそかに立てている。虫が苦手。

ゆきちさん
愛車:Z33

スナックのママ。後方不注意男。最近ホイールをオリベイラ(※1)されて傷心中。
(※1)人のものを盗むこと。かつて部室に入ったホイール泥棒の外国人の名前が語源。
後方不注意男の由来は、おいさーのあと部室から帰宅する際に、筆者のミラにバックで突っ込みやがったことから。おいさーのあとで疲れていたなどと供述している。CR-Z、Z4、Z33、ハイゼットなどZがつく車が好き。スマホをたくさん持っている。バイクも乗っている。気さく。

新3回生

村上
愛車:ミラ L275V

筆者。ドンガラ、ロールバーなミラで自由気ままにドライブしたりサーキットを走ったりしている。軽自動車の良さに気づいた。もっと遠くへドライブへ行きたいと考えている。

新2回生

尾関
愛車:Z34 ゴルフR

会計。ATのZ34に乗っていたが、おいさーで刺してしまった(※2)ため、現在はひょんなことからタダで入手したゴルフRを車検に通そうと頑張っている。果たして通るのだろうか。
(※2)今年の3月に開かれた追いだしサーキットにて、モタランの外周で竹やぶに突っ込んだ。本人曰く140km出てたとか...
足車にOBのラパンを乗り回している。伊豆さんと仲がいい。

以上の9名が現在の部員となります。
ジムカーナ、グリップ、ドリフト、ダート、シャコタン、ドライブなどここには書ききれないほど車の楽しみ方はたくさんあります。ほんの少し、車・機械に興味があれば大丈夫です。車の知識なんてものは、車を触りながらあとから身につければよいのです。大学生活を車とともに過ごすのはいかがでしょうか。見学お待ちしております。
Posted at 2024/04/05 10:49:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月27日 イイね!

コルトラリーアート エンジン降ろしとかLSDとかその2

コルトラリーアート エンジン降ろしとかLSDとかその2コルトのLSDに関してです。

まずは現在入手できるLSDに関して陳述します。

・CUSCO RS/MZ
https://www.cusco.co.jp/search/ja/index/detail/?make=%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%93%E3%82%B7&car=%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%88&chassis=Z27AG&impreza=&category=lsd
おそらく国内最多です。RSとMZを選べ、1wayと1.5wayの2種類がありOH部品も出ます。
機械式 新品12万円くらい。

・ATS
http://www.bfm-fullblast.ecnet.jp/products/colt/lsd.html
フルブラストさんオリジナルlsdですが、おそらく中身はATSのlsdになります。
カーボン 20万円強
メタル 20万円弱
どちらも機械式です。

・Quaife
https://shop.quaife.co.uk/shop/atb-differentials/mini-cooper-s-r53-r56-ford-focus-st170-mitsubishi-colt-czt-atb-differential-qdf38z/
コルトCZT用ですが、国内向けRAと同じです。
ゲトラグ285用なのでミニのR53.56と同じデフ玉になります。
これはヘリカル式です。
VAT(付加価値税)抜きで665€ (13万円くらい)

・OS技研
https://osgiken.co.jp/MINI/
これはmini用ですが、Quaifeと同様の理由でコルトに使えます。
スーパーロックlsdのみ
機械式 20万円弱

ここからマイナーになります。
・Blackline
https://mattlewisracing.co.uk/products/blackline-hlf015-getrag-m6-helical-gear-lsd?_pos=2&_fid=5b43d35b2&_ss=c
これはイギリスのlsdメーカーらしいです。
ヘリカル式 8万円弱 やすい

・3J NXG Performance
https://www.3jdriveline.com/webshop/limited-slip-differentials/nxg-performance/bmw-mini-r53-nxg-performance/
これはlsdの作用角とイニシャルトルクを細かく選択して注文できる。
詳しくはリンク先を見てほしいが、求めるステージわけもされていてイメージをつかみやすいと思った。

機械式 摩擦版のオプションあり
オプション含めてVAT(付加価値税)抜きで1089€(21万円くらい)

・Racing Diff
https://racingdiffs.com/products/mitsubishi-colt-czt-lsd-conversion-kit
今回購入したのはこれ。
オープンデフの玉を利用してLSDにするというところが良かった。
だが...一番気に入ってるのは、値段だ(コマンドー)
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VAT(付加価値税)抜きで215€(4万円くらい)

ということで購入したこれの導入を解説しようと思う。
だが、この会社は優しいのでyoutubeに作業手順を上げてくれている。
https://www.youtube.com/watch?v=1DsE3XKxu5s
この動画も見たほうがいいと思います。
僕はこれを見て作業しましたが問題なかったです。

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まずは中心軸(動画内:central pin)を固定しているCリング(動:c-clip)をスナップリングプライヤで外します。
外した瞬間飛んでいくので注意。

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反対側も外します。
その後、中心軸を抜きます。

このように抜いたあと、alt
ブロックツールを用いて変な半月状のやつを挟みます。
これの中心にあるへんなくぼみが回転差でねじれて機械式lsdのような作動制限をうみだすとか出さないとか。

これに油を塗りたくってデフ内部に入れます。
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ブロックツールを外したあと、lsd付属の中心軸を圧入して、ネジロックの赤(永久締結用)で固定します。
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最後にCリングを再度取り付けたら終わりです。

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取り付けた感想ですが、街乗りでは完全にオープンデフと同じ操作感になります。
しかしサーキットで走ったら明らかに立ち上がり時の空転がなくなっておりました。
また、構造上2wayになるからか、ブレーキングでも安定感を感じました。

ミッションオイルの指定粘度は75w-140またはVWのDSGオイル(何じゃそりゃ)
です。 75w-140が硬すぎるならDSGオイルがいいみたい。

また、メールでやり取りしましたがめちゃ対応良かったので感謝してます。
RacingDiffの事務員さんありがとう。

以上になります。
今のところ不具合ないですし、町中も快適なので純正+@程度を求めるなら魅力的だと思います。
Posted at 2024/03/27 02:32:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月27日 イイね!

コルトラリーアート エンジン降ろしとかLSDとかその1

コルトラリーアート エンジン降ろしとかLSDとかその1皆様お久しぶりです。 ヤスナリです。

さて、最近エンジン・ミッションを降ろしLSDを入れたので投稿しようと思いました。

とりあえずエンジン降ろしから...

まずは油脂類(EGオイル MTオイル 冷却水)を抜きます。alt
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それぞれの画像青丸で示した点がドレンになります。

次に第一触媒を外します!
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ナットが片方ホイールナットですが気にしないで頂いて...^^;

次にラジエーターコアサポート、レインホースを外します。
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画像ははずず前ですが、ラジエーター前と上にある物体を外します。
僕のコルトはスポットを剥がしてボルト止めにしているのではずせるのです✨

少し飛びますが、I/Cコアやパイピングもこのタイミングで外します。
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↑はラジエーター、コアサポート、レインホース、バッテリーステーを外したあとになります!

ここまでくればあとはドラシャを外すだけです!
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ハブロックナットを外します。
記憶が正しければ2面幅32mmのクソデカソケットを使用する必要があったかと。
ちなみにブレーキキャリパーはエアトレック(CU2W)のものを流用しています。
エボ1.2.3.ギャラン.エアトレックで共通です。

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するとドライブシャフトが外れます。これは運転席側になります。

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シャフトがありませんね。
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助手席側も同様です。

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次にエンジンロールストッパー的なマウントを外します。
2年ほど前に強化したマウントはまだある程度強化されたままでした。
FRP樹脂を流し込んだだけですが意外と良かったです。
アイドリング時の振動は明らかに大きいですがシフトは入りやすくなった気がします。

ここまでくればカプラーを全部外すだけです。
そしたらエンジンを吊ってマウント外してオワオワリです。

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はい。いきなりエンジンとミッションが分離していますが写真を取り忘れました。
ボルト外すだけなのでまあえっか!

レリーズベアリングは死んでいたので交換。
手で回してシャラシャラ言ったら終わりです。

はずすときにディープのE形トルクスのソケットが必要です。
そんなもん誰が持ってんねん。アストロで買いましょう。

ミッションの釜もE形トルクスのソケットが要ります。
間違ってもナットツイスター等を使わないように!笑

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はい、割れました。
当時横にいた先輩(ヴィッツ乗り&ワークス乗り)にでっか!!と言われました。
いろいろデカかったみたいです。

長くなってきたので一旦ここまで!
LSDに関しては次回に続きます。
Posted at 2024/03/27 01:32:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年12月04日 イイね!

CR22S アルトワークス DOHCF6A オーバーホール③ エンジンOH

CR22S アルトワークス DOHCF6A オーバーホール③ エンジンOH

エンジン本体のOHをしていきます.F6AのエンジンOHの手順はググればたくさん詳細な記事が出てくるのでここでは簡潔に.




降ろしたエンジンを適当なボルトでスタンドに載せ,ヘッド,オイルパン,ピストン,クランクの順に外します.




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外したヘッドは燃焼室がオイルでビチャビチャ💦排気ポート内までところどころ湿っているような…?どこかからオイルが侵入し燃焼室内で燃えて白煙が出ていたのは明らかです.

白煙の原因として考えられる①タービンIN側のオイル漏れ,②大量ブローバイ,③オイル上がり,④オイル下がり,⑤タービンEX側のオイル漏れのうち,⑤は違うようです.




数週間後は予定が詰まっていたり,実家にコレで帰らないといけなかったりで2周間でOHしないといけないという至上命題を背負っていたので,このヘッドをバラして観察は特にしませんでした.



 


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子メタルはほぼ傷はありませんが,親メタルは線キズや当たった跡があります.20万7000km OH歴不明はこんなもんですかね.全てヤフオクで買った社外新品メタル(安かったので)に交換です.




クランクのジャーナル部は特に傷なくOKです.半練りの金属コンパウンドで磨いたりしてみましたが効果がわからないしコンパウンドの洗浄がめんどくさかったので,キレイならする必要ないかなと思います.






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ピストンもスカート部(特に排気側)に跡だけでなくはっきり傷がついています.正直こんなに傷んでいるとは思っていなかったので,再使用するか急遽中古ピストンを入手するか(純正スタンダードサイズってまだ新品出るんですかね?)で悩みましたが,まあイケっしょ!ってことで傷に対して直角の向きに120番のペーパーをあてて誤魔化したことにしました.



 



当然シリンダーにも傷が入っており,ホーニングツール買うか~と思っていたところ,SR20のOH経験があるkさんに荒目のペーパーでホーニングする方法を教えてもらいました.といってもオイルを塗ったペーパーをあてて指でシリンダー内面を斜めにシャカシャカするだけですが.うっかり縦にまっすぐやってしまうとそれはただの傷であり,白煙の原因になりかねないので慎重に行います.



 

白煙の原因が,燃焼ガスの吹き抜けが多くてブローバイが多くなっていたorオイル上がりと思っていたのでピストンリングになにか異常があることを期待していましたが,リングの固着,割れ,張りがない等の異常はありませんでした.ピストンのオイル穴が詰まっているということもなく.

もしかしたらシリンダーとピストンのクリアランスが限界なのかもしれません.整備書にその基準値も書いてますがボアゲージなんて持ってないし,何より時間がないのでピストンリングだけヤフオクで買った社外新品リング(安かったので)に変えてシリンダーとピストンは再利用します.次回OHする機会あるならボーリングしてもらってオーバーサイズピストンなんか入れてみたいですね.



 



メタルクリーンやキャブクリーナー,灯油を駆使して洗浄後,適宜エンジンオイルや組付けペーストを塗りながら,もとあった場所にもとあった向きで組んでいきます.ピストンをシリンダーに挿れるときに砂やカーボンが残っているとガリッという明らかダメな感触がある(1敗)ので,それらを洗い流すようにエンジンオイルをぶっかけまくって組みました.

埃っぽく人の行き来がある部室に腰下丸出しで置いておくのは精神衛生上良くないのでクランクの組付けからオイルパンの取り付けまで腰下の作業は一気に済ませました.



なお,ピストンリングの合口の隙間確認やメタルのクリアランス確認は,基準値から外れてたとしても買い直す時間がない,メタルのサイズは1種類しかないからしなくてよくね?等の理由からしてません!とはいえ純正ならともかく社外品なので確認したほうが安心ですね.社外メタルのクリアランスがおかしくて組んだあと油圧がかからなくなったということもあるようなので.



 



ヘッドガスケットは以前と同じフォレストエンジニアリングの1.65mm厚メタルを新品で入れ直します.外したものにカッパースプレー吹いて再利用しようとしていたら先程のkさんが一言.

「んなもん新品に決まってるやろ.抜けたらメンドイで」

間違いないです.壊れられたら面倒くさいところはお金かけてちゃんとしたものをいれましょう.アレ,メタルとピストンリングは…



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加工したヘッドにバルブを組んでいきます.以前ヘッドOHしたときは気にしてませんでしたが,バルブステムのコッターがハマる溝でステムシールを傷つける可能性があるみたいなのでこのようにテープで養生してステムシールを入れました.細いストローがあればベストです.



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ヘッドと同様にマニ側もガスケットに合わせて拡張してから組み立てていきます.



 



毎回間違えるんですが,カムスプロケットの合いマークが上にあるときカムシャフトのピンは下に来るようになっています.ついついカムシャフトのピンを合いマークに合わせて一番上に向けて組んで,スプロケットをつけるときに180°ズレていることに気づきます.バルブが歪むということはないですが,もう一度カムホルダーを外さないといけなく面倒くさいです.これ,トラップです.



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爆速でエンジン積んでオイル・水を注ぎ,燃料ポンプが動かないようにしてクランキング.油圧がかかることを確認したら燃料ポンプ動かして始動!グズることなくすぐにかかりました.やったー!\(^o^)/




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始動直後.ニヤけながら拍手してます.

 



こまめにオイルとフィルターを変えつつ,ブーストかけないように名阪国道で天理までラーメン食べに3往復ほどしたり,兵庫の実家まで行ったりして慣らしとしました.



 



ついこの間備北まで行ってOH後初めて全開にしてきましたが,バルブの密閉性が良くなったのかポート加工のおかげなのか,しっかりレブの9800回転まで回るようになり高回転で炸裂するエンジンになりました(中回転のパワーが落ちて相対的にそう感じてる可能性が無きにしも非ず).まあ壊れず帰ってこれたので良かったです.



 



しかし,なお長い下り坂のエンジンブレーキ時に稀に明らかな白煙が出ます.インタークーラー内にもオイルが溜まっています.湿っているというレベルではありません.



インタークーラーの手前でオイルが混入する可能性があるのは,エンジンヘッドからのブローバイホース,ターボのIN側だけです.試しにブローバイを吸わないようにしてもなおオイルが溜まるのでターボのIN側のシールがダメな可能性が濃厚です.ヤフオクで同じ型のターボを買ってみると今付いてるのはスラスト方向にガタがあることが分かったのでターボの交換準備をしています.





自分の数歩先を行ってる先輩が自身で経験したことを教えて見守ってくれたり,部室のピストンリングコンプレッサーが錆びまくってて急遽爪でピストン入れているときやエンジンとミッションを合体させるときに夜中なのに手伝ってくれる人がいたり,三重大自動車部はとても良い場所です.コレを見ているシャブ員予備軍の車好き高校生の皆さん,三重大自動車部はどうですか???作業したいならハート💓次第で何でも出来る環境です!

 

さてさて,白煙撲滅活動は続く…





池田




2024/02/01追記
ターボ交換したら白煙直りました!
RHF4 VF31を、付くようにハウジングの角度を適当に回して(EXはバンド外してピンを抜くだけ、INはネジ穴を作り直す)付けました。アクチュエータは以前のターボのものを使っていますが、純正を短縮or調節式に加工すると良いと思います。
完結!
Posted at 2023/12/04 21:51:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月06日 イイね!

CR22S アルトワークス DOHCF6A オーバーホール② ヘッド完成

CR22S アルトワークス DOHCF6A オーバーホール② ヘッド完成
気密性を上げるためにバルブとヘッドの接触面の凸凹をなくし,当たり幅を適切にするバルブシートカットをしていきます.



シートカットにはシートカッターという工具が必要なのですが,性能の良いものは十数万円します.対してアマゾンなどで無数に出品されている中華製は5000円ほどで買えます.一生のうちに片手で数えられるほどしか使わないだろうものに大金は出したくないですが,京都ビシャビシャ門天1人でアタマ張っておられるハカセさんが「中華製は軸がブレてるから使えへん」と仰っていたので(素直に外注せえ!とも言っていましたが…)ヤフオクにたまに出品される国産のシートカッターを入手しました.相場は中華製よりちょっとだけ高いです.中華よか精度は出てるっしょ!


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バンザイのR42というモデルです.未使用新品!似たようなデザインでTONEのも出品されたりしてます.
ヘッドに差す軸が7mmと6mmなのに対し,F6Aのバルブステム径は5.5mmなので知人に旋盤で削ってもらったところ軸ブレてたでと言われました…



F6Aのバルブの当たり面は15°と45°で構成されており,45°部分をカットして凹凸を削り取ると削った分45°面が奥へ沈み当たり幅が基準値より広くなってしまいます(下図青矢印).そこで15°面をカットして(赤矢印)当たり幅を調整するというのが整備書でのシートカットの方法です.
ですが購入したカッターに15°のものは無かったので45°カッターで当たり面を整えたあと,75°カッターで内側に75°面を新たに作って(緑丸部分を削る)当たり幅を調整することにしました.この方が空気の流れも良くなるような気がします.


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使い方も理解し,やったるでー!と意気揚々と45°刃を押し当てグリグリ回すもガリガリ削れている感触がありません.表面をスリスリ撫でている感触です.それもそのはず,これはシートカッターではなくシートリーマーなるものらしく,字面からして切削ではなく仕上げに用いるものみたいです.パッと見カッターと一緒なのでイケるやろと思って買いましたがしっかりダメでした!カッターと比べて刃が寝ているのかと思って,切れなくなったドリルを研ぎなおす要領でグラインダーで削ったりしてみましたが劇的に切れるようにはなりませんでした.



ちゃんとしたカッターを買い直すために作業が進まなくなるのが嫌だったので,あり物でなんとか出来ないか考えた結果,フォレストエンジニアリングの強化排気バルブ導入で不要になった純正排気バルブに荒目のバルブコンパウンドをつけ,長めにすり合わせすることで45°面の修正をしました.カットというか研磨ですね.コレがいい感じでカーボンの噛み込んだ跡を綺麗に消すことが出来ました.吸気側の45°面は荒れていなかったので普通にすり合わせだけしました.



75°面を作り出すには面を削るのではなく角を落としていくので,なんとかリーマーでも出来ました.ゴリゴリ削る感触があります.

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排気側同じ場所の作業前後比較です.噛み込みの跡もなくなり当たり幅も目に見えて狭くなり,なかなか良いと思ってます.



当たり面の幅が基準値に収まっているか光明丹で確認します.濃い方が使いやすいのでなるべく少ないエンジンオイルで溶きます.バルブ1周に光明丹を置き,ヘッドに挿してヘッドに転写.その後バルブに残った光明丹を拭き取ったあと再度ヘッドに挿して(このときバルブは回さず軽く数回叩きつける)バルブに付いた幅を測りました.光明丹が多くてビチャビチャであれば再度バルブに付いた光明丹を拭き取ってヘッドに挿します.


バルブに付いた光明丹をノギスで測るのが難しく,測る物をノギスで挟めるわけではないので同じ箇所を測っても0.3mmくらい余裕で違ってきます(笑).測って75°面を削ってを繰り返し,一応基準の最小値付近に近づいたことを確認してヨシ!👈😺としました.


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いくつか基準値を下回ってますが,そもそも測定誤差がでかすぎるのでこの測定値はあまりアテになりません.でも作業前よりかは確実に狭くなってるハズ!


すり合わせは回してこするアクションと叩くアクションをしますが,叩くのはコンパウンドの粒子を潰して細かくしてるだけでは?🤔と思い,細目のコンパウンドで叩かず擦り合わるだけしてみました.するとバルブの当たり面が正常なマット(光沢なし)な感じではなく,線キズというか回した跡がつきます.
オートサービスフジタの強化バルブスプリングでバルブを組み,灯油をためて放置しても漏れることはありませんでしたが,バルブのすぐ下でエアを全開で吹くと気泡が出ます.ポートの入り口で吹くと気泡は出ませんでしたが,やっぱりおかしいよなと思い直し普通のすり合わせをし直しました.面倒だったので気密チェックはやり直してません!たぶん大丈夫!

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バルブの真下で全開.しっかり気泡でる.


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ポート入り口で全開.気泡のキの字もなし



せっかくなのでインマニとエキマニの段差がなくなるようにガスケットに合わせてリューターで拡張しました(当然マニ側も).いつか誰かがエンジン開けてこのヘッド見たときに「おっ」って思ってくれるかな~とか思いつつ….

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これでヘッドは完成.
たぶんエンジンOH編に続く
Posted at 2023/11/06 20:22:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「S15シルビア トランク修理 その3 フィッティング(?) http://cvw.jp/b/1476796/42105645/
何シテル?   10/25 00:43
三重大学自動車部です。 自動車部の日常を中心にお知らせしていこうと思います。 今、三重大学自動車部では部員を大募集してます。 免許や車、知識がなく...
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アルト化 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/16 09:03:12
【覚え書き】左フロントハブベアリング交換距離28万9674km 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/04/09 16:37:34
やっぱり貼ってしまった。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/10/04 22:10:47

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