前回のブログのとおり、Audi A1 の次には新車で Mercedes-Benz CLA を購入する事になった私達。。。。
しかし、契約の土壇場になって大問題が発生。。。
折からのコロナ禍で、輸入運搬船が運行されないことのほか、追い打ちをかけて同時期にレアアースの世界規模での不足案件が発生。。。
新車は最速でも半年後の入荷で購入する権利は抽選方式。。。
しかもレアアース不足で、パワーウインドウや電磁ドアロックが付かないかもとのことで・・・
さすがにBenzでクルクル手回しウインドゥと手動ドアロックじゃ洒落にならないばかりか、嫌になって手放そうと思っても、絶対に売れはしないだろうと。。。
そしてさらに、ここにきて新車の販売価格がオプション付き約500万円→620万円に一気に値上がりしてしまいました。(ノД`)・゜・。
もうこれでは新車のCLAを買う気も起こりませんでした。。。
そんな時、目に入ったのがこれ。。。
妻、憧れのEクラスの2年落ち中古車。。
オプション込の新車購入価格865万円のこの車が、2年落ち極上車がなんとほぼ半額と言っても過言ではない485万円にまで値落ちして売られているではないですか。。。(=゚ω゚)ノ
安い理由は日本ではセダン人気が地の底まで落ちた事に加え、新型のEクラスが発売された事、さらに高級グレードのEクラスは新車で購入する富裕層ばかりで、中古で購入する人は僅少であること等があげられました。。
大阪府下一圏の中古Eクラスを保有するディーラーさんから見つけた気になる車をチェックしに行く前に、ほぼ同じ値段で購入出来る日本車の新車セダンをチェック。。
以前から気になっていたレクサスさんのISです。。(^^♪
Benzさんを見学に行く前に、レクサスさんを候補に入れるか入れないかで、レクサスさんの店舗を見学しに行きます。(^^♪若いセールスさんに説明を受ける妻。。。
説明を聞くのが私ではなく、妻であることに驚いておられました。(^^♪
内装を詳細にチェックする妻。。
結果は「優等生過ぎて、逆に物足りない」という結論に。。
どうやら内装も外観も、いかにも日本人好みのドストライクゾーン過ぎて刺激が無いとのことでした。。(^_^;)
私はレクサスさんのセダンならこのESがきちんとセダンの基本である4ライト構造を守っていて、かつボディがトランクとキャビンがはっきりと分離している3キャビン構造で構成されていますので、レクサスさんを買うならこれだと決めていました。(^^♪
しかしこれはちょっと予算オーバーでした。。(*´Д`)
後部ドアの後ろが窓でないところが、正統派セダンですよね~(≧▽≦)
・・・ということで、来訪予約をしておいたBenzさん。。。 妻は黒色を希望でしたが、その横になにやら気になるオフホワイト車が・・
仕入れ時期の相場の関係でほぼ同じ価格の両車ですが、右の方がAMGラインで、しかも塗装が20万円アップのダイヤモンドホワイト車(≧▽≦)違いは明らかで。。
試乗の後、一発決定で購入することになりました。(≧▽≦)
・・・ということで、下取りに出したAudi A1 と最後のお別れ写真です。(´・_・`)
そして、我が家にやってきた W213 E220d !(≧▽≦)
ほぼボンネットの先端からテールランプまで伸びるしなやかなドロッピングラインと、躍動感をもたらす跳ね上がりを極力抑えたバランスラインにより、余裕のある優雅なシルエットに仕立てられている点が、私も妻も気に入っている外観のデザインです。(≧▽≦)
悪く言えばのっぺりとした、よく言えば非常に上品な側面デザインとシルエットを持つ、セダンの中のセダン、「筋金入りの普通」のセダンです。(≧▽≦)
そして妻のお気に入りはこの大きく分厚い「顔」とBenzと言えばスリーポインテットスターマーク。(^^♪
セダンの中のセダンを訴追するトランクルームと控えめなテールランプ。。
しかもその小さなテールランプの中にはダイヤモンドの粉を散りばめた様なLEDと反射板が用いられていて、点灯時には独特の雰囲気を醸し出してくれます。。(^^♪そして、私が特に気に入っているのが、完全な4ライトで3BOXなボディ(≧▽≦)
後部ドアの後ろに車を長く大きく見せる「窓」を採用していない!(≧▽≦)オーソドックスにピラーだけで表現されるトランク。。
しかも大袈裟に屋根を後部に流していない。(≧▽≦)
典型的なセダンスタイル! 筋金入りの「普通」 (≧▽≦)
6ライト構造にして、流れる窓に頼らなかった分、ドロッピングラインを直線に近いように仕立て、しかもそのライン上にドアの引き手を配置した、優雅さのお手本の様な車体。(≧▽≦)
自己主張は控えめに、緩やかに跳ね上がるバランスラインで「大きい車」「長い車」をさりげなく表現しています。(≧▽≦)
いろんなセダンを見てきましたが、ボンネット始端からテールライトまでドロッピングラインがしなやかに伸びるのはこの車以外に有りません。(≧▽≦)
大径ホイールですが、デザインは控えめです。(≧▽≦)そして妻がお気に入りのデジタル系内装。。。
大きな2枚のディスプレイがこの車の最大のチャームポイントです。(≧▽≦)
遠巻きに見ると、「筋金入りの普通のセダンだけど、大きくて長い」という設計者が意図してPRしたかった特徴が一目瞭然です。(≧▽≦)
因みに最近流行の6ライト構造のセダンと言うと。。
クラウンセダン。。(^_^;)
クラウンファンの皆様には先に謝っておきますが、6ライト構造で後部ドアの後ろに窓が有り、ハッチバック車の様にボディ-ラインが後ろに下降し、トランクが明確でない構造は昭和人な私には「セダン」にあらず20歳代の若者向けの「クーペ」だと映ってしまいます。(^_^;) (TOYOTAさんはその通り、若者にも受ける事を狙ったと思われます。)
そしてこの傾向はあらゆるメーカーが採用し。。
HONDAさんがレジェンドを廃止して、日本ではこれが最高級車だと豪語するアコードもみな6ライト構造。。
いわゆる「プリウス型」です。(*´Д`)
そして今や400万円級で大衆車ではなくなったシビックも例外となく6ライト。。
。まぁこれは若者向けだから仕方ないか。。。(*´Д`)
私が自然体な6ライトで良い車だなと思えるのは。。。
Audi さんの A5・・・・
A5 は昔から狙う顧客の年齢層が異なる若者向けセダンでしたが、6ライトながらトランクルームを強調させ、あくまでも「セダン」であることを強く主張しています。(^^♪ (これは私が W213 E220d を購入した当時の A5 です。)
そしてその Audi さんの A5 は今現在の最新型でも絶妙のバランスで「セダン」を自負する6ライト車です。(≧▽≦)ほら、6ライト車なのにプリウスっぽくなく、ちゃんとトランクの存在を主張しているでしょ。(≧▽≦)
そして何よりも安心したのが1年前に発売されたEクラスの最新型。。
オプションを装着すれば軽く1,000万円は超える価格となったのですが。。
流行の「6ライト」にはせず、頑なに本来の伝統あるセダンスタイルを守り通してくれています。(≧▽≦)
ここが欧州車の凄い所であり、流行に流されずにぶれないコンセプトは正に欧州のデザイナーの意地と魂であると思う次第です。(≧▽≦)
そして、新型のCLAが発表されました。(≧▽≦)
「前回は買えなかったけど、あと5年後くらいの車の夢が広がるわ」っと珍しく現有車に愛情を注ぎ、その車に対する敬意から、次期購入車の話はしてこない妻が現行車を保有しながら未来の車選びについて言及しました。。
これも欧州車の奥深い魅力がそうさせているのだと思います。( *´艸`)
「いつかは新車のCLA」が私達夫婦の合言葉になってしまいました。(^^♪
因みに、人生で乗ったことが無いボディタイプはSUV車だけとなってしまいましたが、妻にもしSUVなら何がいい?と聞くと、ジャガーさんの「Fペイス」だと言います。(^^♪
なるほどお洒落だ。(^^♪
私と妻の唯一の同じ趣味と言えば車。。。(^^♪これからも妻との車談議は続きそうです。(^^♪