技術のイメージ

私の持ってるイメージに、技術は薄皮を貼り続けると言うのがあります。
逆に手で磨き続けているのかも知れませんが……

薄皮一枚を破かず丁寧に貼り付ける事も難しいですが、たった一枚では何も変わらないようにしか見えない。
でも長年貼り合わせていくと、たった数mmの薄皮でも気づけば何mもの厚さになるような。

最初にきちんとした土台があった上で、何枚も薄皮を無駄にしながら、それでも貼り続ける。

決して簡単ではないですが、その積み重ねが『先』に届くのです。

いきなり何かを成し遂げるなんて漫画みたいな事はまずありません。
食べたことのないものを食べるのとは訳が違う。
いきなり目隠しして階段を登り降りして、無事で済むでしょうか。
無事だとして、繰り返せるでしょうか。
『無事に繰り返せるようになって』初めて我々の目の前に現れて、彼らは成し遂げたことになるのです。


なんかそんな感じ。