2023年11月05日
中井インターサーキットに久々に行く
子連れでというか中井インターサーキットはキッズカートスクールのレオン神奈川校のレッスンがあるので通っています。
何年目だろう。7年になるのかなぁ。ただ、当方の様々な理由と距離的要因で年に1回程度しか通ってない。
実際には自分でカート買ってトランポするのが良いんだけれど。実際そうしてる人がほとんどだろうが。
悪いが二台目がトランポはつらい。そしてメインがトランポだと泣く。ビートの上に100kgのカートを載せるのは不可能。
ということで預ける方策もあるんだが(昨日知った)、行ける日にレンタルで遊んでいる。
そこまで本気でやる気もないので。
というか、子供がもう少しこう、なんというか「こいつに賭ける(誤字にあらず)」というくらいの性格だったら。正直うちの子もちゃらんぽらんでさほど真剣にならないので、年100万もかけられないのよ。……というか、今はこっち斜陽の世界だしなぁ。
狭いとはいえレーサーで食える程のがつがつしたやる気がないと勝ち抜けないだろうしなぁ。
さて、そうは言っても楽しいサーキット通いは辞めない。
私は新調したヘルメットとグローブで(バイク用!)テスト兼ねて行きました。
子供は2年ぶりでの走行。でも、だいぶ目端が利くようになってきたので行けるだろうと思いかなり発破をかけながら、十年来の友人(カート初心者)も呼んで3ヒートアタック。
なんだか中井インターサーキット自体も変わったようで、HPの記載とは異なってる部分もあったし、オフィシャルの方も見かけない人ばかりになってた。
まあ営業されてればいいや。
1ヒート目。久々ながら一気に全開で逃げていくうちの子を追い回しながら、ヘアピン後の上り・緩やかな左という唯一の全開ポイントをまだまだアクセルが抜けてるのを横から見ながら、聞こえなくても怒鳴る(笑)。
……うーん、本気でインカムで話せるようにするか。バイク用品選定についてはだんだん趣旨がずれてきている気がするが、低価格化・普及はありがたいな。
終了後「とりあえず踏め」と言いながら、そういえば同行者を見なかったと言ううちの子に「半周ぐらいズレてて見えなかったんだろう」というと彼も同じような話をする。
見えたの、多分俺だけ。最終ストレートを登りながらスタートラインを横切る銀色の彼のヘルが見えただけだけれど。
2ヒート目。ようやくうちの子も踏めてきて、突っつき回すのが楽しくなる。
実は何度か追い抜いて先導しつつ煽ってたりしたんだけれど、これがそこそこ効果がある。
何度も走ってるのでラインは大体把握してるんだけれど、ブレーキポイント、強さ、アクセルの開け方にそれぞれ難がある。
スタートしての第2コーナーからS字として処理する部分は今回攻略情報をもらったので自分なりに攻めてはみたけれど回答がでない。
とりあえずそれ以外はうちの子も悪い走りはしてなかったので「もっと踏め」と頭の悪いアドバイスをしての第3ヒート。
最終の最終でようやく良い感じに走れてた。ま、大抵の場合この第3ヒートが慣れや乗ってきて走れるパターンなんだけれど、この時点では既に友人もなかなか良い走りをしていた。
ただ、第3ヒートにはもう一組親子パックが入ってきたので全5台、うち1台は完全初心者の可愛い子(パイロン)であり、クリアラップがとれなかったので私は残念なことにタイムアップはなし。今回Bグレード狙ったんだけれどCすらとれてなかった。
そのぶんうちの子はDから一気にBへランクアップ。タイムで言うなら39秒台から32.9秒。
ちなみにAランク(30秒切り)だと親でも追いつけるかどうかくらい。親子パックで全部ガチの殴り合いになる。自分がC(30秒切り)なので。
いいよね、そんな親子。今回ほとんど付かず離れずでツインドリフト気味に走ってた1・2ヒートに対して、ひらひら逃げてく3ヒートを思えば、タイム的にはそんなもんだろう。
で、複数の変化点。
親子パック関係なく15分計測器付きに変わってた。タイムテーブルは10時の走行開始から変化なく午後まで。12時の休憩がなくなってた。
そして1割値段が上がってた。
なんだよ、知ってたら最初のクリアラップ取ってたぜ……子供放置してな!
まあ近々(年明け?)また行く予定。友人関係なしに、もう一歩自分も子供もタイムアップしておきたい。
なにせ子供の体格が現在ギリギリのサイズらしく、これ以上身長が伸びたら大人用に乗らざるを得ないらしいんだ。
となるとせっかくのキッズランクではなく大人と同じタイムランクになる。まあ、親としてはガチが早まるので悪い話ではないが……
燃料タンク・エンジン配置がコントロール性に関わるカートではビレル4ストはうちの子はつらいんじゃないかと思う。太ももというか、所謂バイクのようにタンクを挟むような格好なので(しかもバイクのように体重をかけるわけじゃない)実は腰周辺から内ももが乗車後に結構来る。
運動不足の3年前は降りてすぐ帰宅が辛かった。今は老化で体力低下がつらいが……
ま、お手軽サーキットで本格レーシングカートは面白い。自分の車で走ってきたけれどメンテナンスや故障・維持管理費用諸々で色々辛かったが、カートなら2500円でとりあえずアタックできる。今回のように3ヒートを自分でやるならわずかに7500円でイケる。
しかもそれ以上の費用は発生しない。なのに本格MRでドリフトかましながら好き勝手に全開できる。
これってかなり良い。ちなみに装具一式も借りることはできるが、うちらみたく競技経験やサーキットユーザー上がりであれば自前でほとんど持ってるはずなので無駄な費用はかけないほうがいいんじゃなかろうか。
しかしこの手のモータースポーツはつくづく金持ちの趣味だとは思う。狭っ苦しい山の駐車場にひしめく箱型(トランポ)の他、BMW、ベンツ、ポルシェが並ぶ。トランポにウニモグ持ってきたら笑ってやるが……BMはあったような?
でもレンタル走ってるのは基本うちらだけ。そういう意味で貸し切りなんだけれど、ほとんどが自前なわけ。
見てると走ってる子供もかなり小さい。この中の何人がカデットからレーサーになるつもりなんだろうかと思ってしまう。
つくづくレーサーになるにはカネがかかると思うばかり。だからって下手くそばかりが公道に溢れるといーろいろ問題があるんで、こう言う機会でもってきちんと腕を磨いておくべきだと思うんだけれど。
だので、ここからは友人とも全く同意見だったんだが。
金持ち以外は頭のネジが外れた連中しかいない。
自分のメシよりガソリンを買うような連中だ。アクセルをどこまで開けてられるかを競う変人ばかりだ。
そんな人間が速いわけないんだけれど、残念ながらほとんどの一般人はアクセルを踏めない。先のうちの子しかり。
崖に向かって、そそり立つコンクリート壁に向かって全開でアクセルをあけながら笑える人間は、いや、何の感慨もない人間でなければいけないのは昭和の感性だと思うけれど。
いつでもどこでもいつまでも、そして全天候全路面オールシーズンオールタレインなわけだ。
ひとりだけ、心当たりがある奴は何回自分の車を全壊させ、悪くないのに衝突されたもんか。
実際馬鹿みたいに速かったが。
アレはアレであんまり嬉しくないもんだがなぁ。有名レーサーで言うならジェームス・ハントみたいなキャラ。
いいヤツだが生まれつき頭のネジがないタイプ。後々にネジを抜いてパテ埋めしたのが自分と彼。
で、半日十分楽しんで帰路についた。
それから少しうちの子が興味を持ったみたいなのだが。うーん、少し遅咲きだからなぁ。まあ、普通の人よりはうまくなれる可能性があるからいいか。
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走 | クルマ
Posted at
2023/11/05 10:05:23
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