ノーマルジムニーの乗り心地は乗用車レベルではギリですが、横の揺すられ感が大きくて快適とは言えないレベルです。ですがそれが前後リジット、それがジムニーと言えます。純正の足回りは乗り心地を確保するためにショックを柔らかめに設定してあるため、横の揺すられ感が出るのは致し方ないところです。
タイヤを大きく、太くすると乗り心地は悪化するのは道理なのですが、我がジムニーはショウワガレージ3インチアップコイル+大径タイヤ装着で、硬めですが揺すられ感は激減しています。
ラノーズ代表浦野氏曰く「タイヤを大径化したら空気圧も上げるのが定石だけど、車重の軽いジムニーはあまり高くしてもポンポン跳ねて乗れたもんじゃない、標準プラスαが丁度いい」その通りで、我がジムニーも前後170kpaに設定していてそれを基準に足まわりのセッティングをしています。
標準ジムニーは、ラダーフレームの剛性は十分ですが、フロアの剛性はイマイチと感じます。ですからショックの段数を変更してもなかなかベストポジションが決まらないでいました。8/14だと突き上げが大きめ、6/14だと不快な横揺れが出るので、「硬めだけどジムニーはこんなもんでしょ」と暫く中間の7/14で固定しています。
乗り心地アップを狙ってチューンチップのFL2&ダンパーを装着していますが、これはもはやオカルトの域を越えています。
・FL2のフロア剛性アップ効果
それまでギャップを越えた時に助手席のシートが「ガタガタガタ」と激しく揺れていたのが、装着後はそれがなくなりビックリ!
・ダンパーの効果
以前はショックの段数を下げると当たりは柔らかいが、揺すられ感が出て不快だった、装着後はタイヤ本来のダンピングを生かせるようになる
以前は大きなギャップを越えた時、「ドンドン!」と硬い突き上げがあり、14段のショックをどこに合わせても最適にならなかった
久しぶりにセッティング変更、7では少し硬いと感じていたため揺すられ感を覚悟して6に下げてみました。すると、ギャップでの当たりの硬さが取れたうえに揺すられ感が激減。FL2とダンパーの相乗効果でしょう、以前はギャップで「ドタンドタン」とタイヤのダンピングを生かせていない硬い不快なショックを伝えていましたが、現在はギャップでも「ボンボン」とタイヤのダンピングを生かせている乗り心地になりました。小さなギャップでは独立懸架と見まがうほど、ショックをいなしています。
3インチアップ、大径極太タイヤでも、「揺すられ感なし」「突き上げ感なし」の過去一ベストなセッティングが出ました!!

Posted at 2025/06/28 09:32:42 | |
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