2011年01月06日
【試乗記】フィット1.3MT vs マーチSR-12MT 試乗バトル
正直こう言った事を書くと、どちらのオーナーユーザーが多くいるこのような場所では書きたい事が書けない事態に成るのを良く心得てます。
しかし友人オーナーがどうしてもとの事なので今回限り歯に物を着せず両方をバッサリ切ります。
なので、今回の日記へのコメントは誰であろうと問答無用で消します。
トラックバックで行った先で書くのもリンク切ります。
理由はMDiが乗ってみて、仮に自分の車にしたとしたらクローズド空間でどういう風に使えるようにするか、足りない部分と良い部分を比較する感じにします。
乗り心地・騒音・エコ度・内装・オーディオ等の快適装備は全て「ウェイト」以外の何物でも無いという点から始まります。
こう言った部分に魅力を感じる人はおそらく「不愉快なインプレ」となるのでここから先は行かないで下さい。
さようなら、もう来なくてイイです。
それから今回の2車種に特別な思い入れがある人も帰って下さい。
間違いなく不愉快な文章が続くと思います。
「自分ならどうする?」
この点から切り込みますので当然「私が思った事」という部分からです。
幸いどちらのメーカーからもスポンサーはついておりませんので書きたい事を書きます。
なので、他の誰が書いたり感じたりした事を引用したりする訳ではありません。
100%MDiの感想です。
他で同じような事をかいている人がいれば、たまたま同じ感想だったと思って下さい。
今回の件、書かれて不都合な場合はどちらのメーカーやファンクラブなどからも私の競技活動に対する「ご理解」を頂けるなら喜んで当ブログの削除・訂正・改変・表現変更などは別途対応させて頂きますw
条件
フィット1.3G MT タイヤ:スタッドレス、純正足、改造箇所:ブリスクDR12ZS、アーシング
新車購入後10ヶ月、ブレーキパットをちょい良くしている
マーチASR12 MT タイヤ:エコタイヤ、純正足、改造箇所:VOLVOプラグ、ホイール
中古購入1週間前、7万キロ走行
とりあえず、以下を読んでムカ付くようなオコチャマは帰って下さい。
読む以上は全てを受け入れて「こういう感想の人もいるんだ」と考えて下さい。
また、「競技で使うならこうする=ここが足りなくて勿体無いな」と言う事をかきます。
街乗りくらいでは全く要らない性能の部分です。
なのでそこを指摘されたからって落ち込んだりする必要はありません。
むしろ私の想定している使い方が悪いのでそこをご理解ください。
以上を理解して頂ける大人の方のみお進み下さい。
一部でも承諾できない方は即時帰って下さい。
本文を1文字読んだ段階で上記は了承されたと認識します。
本文を読まれた以降の一切のクレームは受け付けませんが、競技活動のご協力を頂けるなら精一杯のご協力をさせて頂きますw
・・と、ここまで前置きしないといけないので車種別インプレは嫌です。
また、ここまで書かないと後で必ず何かが起こるので・・・
有る意味車メインの場所で車のインプレを書く怖さがあります。
面倒くさいので今後こう言った依頼は却下させて頂くのでご了承下さい。
前置きで何行書かないと書きたい事も書けないかご理解頂けたと思います。
本文
さて、友人に待望のマシンが納車されました。
日産マーチASK12型SR12。
オーテックジャパンでチュ−ンを受けたのにディーラーで買えるホットモデル。
ジムカーナでもメーカーカタログの存在するチューンモデルに締め出しのウワサが立ったほど。(現在も不明ですが、主流はデミオみたいです)
対してフィットは現行型のタイプで1.3リッターのマニュアル。
乗った場所は峠道ながら制限速度を越えないように、高回転は1速で引っ張るなど工夫してエンジン特性などを見ました。
タイヤがタイヤだし無理はさせなかったので、限界ヨー付近での話は今回無しです。
まずは単体でのインプレ。
ASR12
感じた事
足の動きが良く、路面を捉えている。
エンジンの付きが良く欲しい所、特に旋回中にいれるアクセルでも機敏に欲しい所だけ前に出る。
コーナー出口でのふらつきも無くハンドリングが安定している。
若干軽いハンドルインフォながらタイヤのインフォメーションが比較的良く伝わってくるので怖くない
低回転のトルク特性にすぐれ骨太なトルクを感じられる。
ターンまでしない直ドリサイドをしてみたが、そこまでの効きはまあまあ良い
見切りが良く小回りと取り回しが非常に良い
ハンドルと車体と出力が高次元でバランスしている
6000回転から上が回っているだけで燃料が足りていない。
当然点火(発火より電力側)が足りていない。
ABCペタルの配置が身長180センチ超の人には窮屈で使い難い
安定しているがヒラヒラ感が無くもう少しエンジンが欲しくなる
車重(数値)以上に重さを感じる
フィット1.3
感じた事
車体の重さを感じさせないエンジン
高回転でのフィーリングが最高に気持ちよくずっとそこで走りたくなる
ペタルの配置が非常に良く操作ミスが起こらない。
ハンドルから伝わるタイヤのインフォメーションがちゃんと伝わり、その重さも適切なのでフィーリングが良い
サイドブレーキもそこそこ効くのでアクションに持って行ける。
シフトの感じがコキコキしていてしっかり感がある。
ハンドル切り始めで若干遅れが感じられる(タワーバーなどが必要かも)
ヨー(旋回力)が発生すると切り増しが要らないくらい曲がり始める。
純正足のストロークが長いのが若干勿体無い方向にいっている。
旋回性能は満足できる。
大きさを感じさせない車体の作りと剛性が確保されている
今回はタイヤがスタッドレスの影響でコーナー出口での修正舵が必要だった。
2台の比較。
足回りが抜群に良いASK12、対してエンジン性能を使い切れないフィット。
このままで峠に行くなら間違いなくマーチSRの方が安全に楽しく走れると思う。
ただ、上りに成った瞬間に頭打ちを始めてしまうと予測できるので、そうなるとフィットの方がおそらく気持ちよくイケルだろう。
両方の試乗車を現時点で私が浅間台を仮想ターゲットにするなら、ここをいじる。
マーチSR
リアのサイドブレーキシューをメタル化
もう少し効きの強いコントロール性が落ちないフロントパット
サブコンによる高回転域のみ燃料増量と点火系の強化
タイヤ
空気圧
足回り等はこのままで充分に楽しめるのでバランスを壊さない様に他を触る。
フィット
リアのサイドブレーキシューのメタル化
足回り、但しキャンバー以外は調整範囲が大きい方が良い
Fタワーバー
タイヤ
空気圧
あと片側8ミリ程度のトレッド
タイヤ外径の小径化10ミリ前後(ファイナルのロー化は返って速度を殺し過ぎる懸念がある)
エンジン・燃料系などNAでお金のかかる部分は不満がないので、そのまま。
背が高く動きがもっさりしがちなので出力と背高のロールを支えられる足回りの微調整が肝になりそう
転倒注意なので、クローズドに使うならロールバーを勧める。
ブッチャケ、この2台ならジムカーナみたいなのはSR12の方が、サーキットで茂木周回ならフィット(要足回り交換)が良いカナと思います。
この2台のこのグレードを直接比較だとこういう感想を持ちました。
試乗はSR12からだったので、SR12の足回りの完成度が際立つ印象でした。
もう少しエンジンがあればな・・って感じる良い足回り。
対して後攻めのフィットには足回りの設計思想から来ていると推測する足回りの貧弱さと、そのキャパを遥かに越えたエンジン性能と車体の軽さが「設計で少し手を抜いた?」って聞きたくなる感じでした。
吹かし切った時のフィットエンジンは最高のパフォーマンスで、このエンジンでMR車をつくって欲しいなと素直に思いました。
実用域(2〜3000回転)でのフィットエンジンはもっさりとしておりましたが、VTECゾーンの盛り上がりは足回りの残念さに追い討ちをかけている感じでした。
勿体無い。
減衰20段、フルタップでコツコツ調整すると楽しく走れるかなと思います。
好印象はマーチSR。
即戦力ッスね!
そのままで南千葉とかケイズとかポンと持って行ってそのまま楽しく走れると思います。
カスタムの必要を感じないくらい良い出来でした。
上記のカスタムも「勧めないけどどうしてもやるならね」って位で考えていいと思います。
フィットは足ですね・・・
折角だから良い足を入れて走る場所を決めてしっかり調整すれば、カナリ速いと思います。
街乗りだったら・・・フロントのスプリングレートと減衰をあげたいかな・・
そんな印象でしたがパワートレーンが有り余っているので、足だけ仕上げればOKと思いました。
まあ大した腕前もないのに書きたい事書く為に数十行に及ぶ前置き書いて内容こんなもので済みませんが、ご理解とご了承下さい>友人&皆さん
基本的に2台とも良いマシンでした。
直接比較すると優劣出ますが、MTが無い車では比較すらしたくないのでこう言ったマシンが出てくるのは非常に嬉しいです!
それぞれ魅力があり、そこを如何に読み取って如何に使って如何に楽しむか!
今回上げたポイントも「もし自分がオーナーならここをいじってジムカーナに持って行くな〜」を書きつづってますので参考にはしないで下さい。
繰り返しますが、この日記へのコメントは一切却下です。
即時消去です。
場合によっては友人解除までしますのでご注意下さい。
メッセージなど見えない形での意見はOKですが、おそらく返信はしないと思います。
よろしく
2011-9-20追記
免責事項書くのめんどくさいのでここに
19日夜、上記のSR12に再び試乗しました。
今度はオーナーの友人がかなり手を入れてタイヤも良くなっており、どこを弄ったのかは不明ながら、足回りはそのままにかなり速くなっておりました。
FIT1.3のVTECゾーンを3000回転から使える感じのトルクとパワーフィール。
回転もメーター表示の8000回転まで使えるとの事です。
どうも出力系は弄っておらず、エンジンルーム周りの剛性を上げた結果のようですが詳細は不明w
ただ、SR12のエンジン出力を車体側で逃がさないようにするだけでかなりのパフォーマンスアップになるようです。
純正よりも踏んでいける仕様でしたが、個人的にはあと2ミリ程度トータルフロントトーアウトでもっと踏める仕様の方が好みです。
剛性上げてこれは、確かに「卑怯レギュのマシン」と言われても仕方がないかなw
間違いなく12マーチのレースマシンですね、SR12は。
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試乗体験 | 日記
Posted at
2011/01/06 09:39:06
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