
この記事は、
エコなブレーキオイル (日野コンテッサのブログより, 2016.6.18)について書いています。
MDiエンドウです!
私もシリコンブレーキフルード、DOT5を10年以上愛用しているので、グリコール(ポリ・アルキレングリコール・モノエーテル)系なんてよく使うよな・・・なんて思ってます。
ああ、別にディスるわけではありませんし、そんなつもりはありません。
ただ、ネットで言われる「シリコーン系ブレーキフルードはゴムを攻撃する」なんていつの時代の話か分からないような事を未だに信じている人が多いので、直近10年で現行でもシリコーン系DOT5を使う私の意見を書いてみようかと。
ここからはディスりですが(ww)、グリコール系の沸点高いフルードを「DOT5」って缶に印刷して売っているお店は「ゴミ」です。
そんなお店のはなんであれ買っちゃいけません。
記憶あやふやですが、確か国際的な規格で「シリコーン系がDOT5」、「グリコール系がDOT5.1」って表記区分されてます。
これ無視して「グリコール系のをDOT5」って売るブレーキ系専門店は私的にゴミ扱いで良いと思っています。
次に都市伝説並みに言われるようなシリコーン系DOT5の不具合、水がなじまない・・・のは特性ですが、伝達は並みのグリコール系DOT4のレーシングとかよりもしっかりしたブレーキタッチ、伝達も問題無し、沸点がグリコール系よりやたらに高いのでそもそも
「沸騰する所まで行きにくい」
ので、結露による気泡が発生し難い。
結果的にグリコール系よりもメンテナンスサイクルが長いです。
経験ですが、桶川ジムカーナでDOT4のレーシングフルード使っていた時は1日本番走行したら速攻交換しないとダメ状態で、早いときは会場から家に帰るころにはフカフカしてました。
シリコーン系DOT5に交換してからは、1日に同じだけ走って1年エア抜き不要な時がありました。(マジです)
感触・タッチ・ストローク、変化なし。
エア抜きすら不要で使い始めの頃は私がビビったほど。
あれから10年超えて、いまだにゴムシ-ル系からの液漏れ無し。
クラッチフルードもDOT5を使ってますが、こちらもほとんどメンテフリー。
だからビートのハードトップが運用できてます。
(注・ビートのハードトップはエンジンメンテハッチの開閉がハードトップを外さないとできないので面倒になる)
メンテサイクルが長いからクラッチはエア抜きすらほぼ不要になるという。
メリットしかないじゃん!!
塗装も痛めないし。
大昔のは知らんけど、現代のDOT5シリコーン系ブレーキフルードは現行で普通に運用しております。
「みんななんで使わないのか不思議に思うくらいw」
それに、10年経ってゴム系交換したなんてのは、普通に経年劣化。
シリコーン系のせいにするなって感じ。
今まで実際に使ってますが液漏れ案件ありません。
サイドブレーキの効きが悪くてリアキャリパーをオーバーホールしましたが、ブレーキ自体の効きでは無いので。
となると、使うに当たってグリコール系より使い勝手も耐久性も性能も全て上回るので、グリコール系を使う理由が私には分からない。
特にサーキットで必要になる沸点に関してはグリコールの方が危険とすら思ってます。(MDiエンドウ的にの話)
値段もガッツクロムさんというハーレーのお店で355mlで1680円+税(2024年10月で3800円+税に成ってます、ご注意ください)という価格。(今はもう少し値上げしているかも)
普通のグリコールDOT4より高いですけど、性能と耐久性を考えるとグリコールのDOT5.1よりコスパが良い。
現代においてのシリコーン系DOT5は、なんの不満も無く使える最良のフルードと思ってます。
あ~~このブログ読んでキトキトしている人が居ると思いますが、グリコールからシリコーンへの導入は結構壁が。
完全にグリコール抜いてからシリコーンへ入れ替える必要があるので、できればブレーキラインやマスターシリンダーを交換する時に合わせて、フルードラインを完全に浄化してから入れ替えないと化学反応でダメだったはず。
逆も同じなんですけど。
だから何かのタイミングでやらないと結構大変です。
クラッチも同じね!
ウチのビートの時はブレーキとクラッチ系の全交換タイミングで入れ替えてます。
入れ替え以降ブレーキに関するトラブル・メンテナンスのサイクルが異常に長くなり助かりました。
沸点高いから1時間の周回走行でも全然へこたれないし。
沸点超えにくいから走行後も家に普通に帰れるし。
走行会でいつまでも全開で走っていられる準耐久車両として、ブレーキ系はトラブルフリーw
おそらく年初に走ったTC2000でほかの車両が熱でペースダウンしているのに、いつまでも全開のまま走れるビートは
「軽いからだ」
「NAだからだ」
「ドラが頭おかしいからだ」
と思われているでしょうけど、実はブレーキが異常出ないんで走り過ぎちゃうのが問題でした。
私は導入直後はイギリス製のDOT5を使ってましたが、今は仕入れ先が絶たれたので、家の近所にある埼玉県和光市、レインボーモータースクールの向かいにある「2Fのおトイレタイルがビート」のマクドナルドの並びにある
「ガッツクロム」さん
で売るPBのDOT5シリコーンフルードをすでに7本以上使ってますが、全くトラブルなく3年以上使ってます。
サーキットで走る車がビートでこれだけ持つなら、街乗りしか使わない車両だと6年くらいトラブルとメンテがフリーになるかもね、マジで。
タッチもDOT4より良好です!
もうグリコールに戻ることは無いでしょう。
それくらい私の使い方に合ってました!
本当はトラックもノートもDOT5に変更したいくらいです。
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ビート | 日記
Posted at
2021/09/22 00:25:37