空調ベスト VS 水冷ベスト
レビューとして一番興味ありますよね(#^^#)
自分で書きたいように書きますので、後は勝手に拾って良いように解釈して下さい。
ただ、レビューにより発生した「思っていたのと違う」のは感性の差なので一切責任などは免責です。
何やっても構わないけど「自己責任」が原則ですので、自己責任老害が嫌いな人はどうぞここから先に進まない様にお願いします。
あと、意見が違うからとこちらのブログにコメントはしないでくださいね!
異論反論はご自分のブログでお願いいたします(#^^#)
*****本題******
今日のお題
1・空調ベストとは?
2・水冷ベストとは?
3・どちらが良いのか?
4・私のまとめ
1・空調ベストとは?
ホームセンターや建築系のプロショップで売られている、ファンが後ろの腋下部に左右2か所付いたベスト型の服で、Tシャツなどインナーの上に装着する衣類。
以前は工具用のバッテリーを使う物も有ったが、工具用のバッテリーはパワーも持久力もあるけど重いため、結局今はモバイルバッテリーで汎用性の高いものが主流。
10000mAhの物で風速全開にすると7時間くらいしかバッテリーが持たないが、1段風速落とすと9時間くらいは持つ。
2か所のファンから外気を取り入れて、胴体・首・両腕の部分から取り入れた外気を輩出する。
加速され取り入れられた外気は身体を外気で冷やしてから抜けていく。
なのでクールシャツなど汗をシャツの外に排出して風で冷やす系のインナーを使うとより有効に空調ベストの性能を活かせる。
ベストは薄い化繊で出来ているので軽く、バッテリ-とファンが主な重さに。
このベストを付けたまま車を運転すると、座席に座った時にファンと椅子が当たって異音が出たり、ベストからファンが脱落してしまう事がある。
また、ベストの中にファンの空気が溜まるため、ベストの上に作業工具のベルトなどの装着は、空調ベストの空気の通り道を塞いでしまうため的確とは言えない。
頑張れば外気温より2℃~4℃くらいの冷感を得られる。
軽さのための化繊が火の粉などに弱そう。
同じ理由で薄いので突起物の引っ掛けに注意が必要。
2・水冷ベスト
ベストの中に水の管が這わせて縫い付けてあり、その中を水が通る。
基本はモバイルバッテリーの利用ながら、連続運転モードでも9時間を超える連続運転が可能。
ベストの中を回る冷却水系統と別に冷媒となる保冷剤や氷が必要。
背面にあるパックに水を適量入れて封入し、そのパックの外側に冷媒を入れ、パックを冷やし、冷やしたパックの水がモーターで加圧され水管を流れて冷やす。
冷却水も推奨は250mlとなっているが、使ってみた感想だと最小で400ml、私は500mlの精製水を利用している。
ベスト本体もシリコーンチューブが巻き付くように走っているため、水と保冷剤無しだと軽いが、実際に使う段階になると結構な重さを感じる。
ベストの水管と身体と密着させる必要があるので装着ゴムはきつめの設計。
胸囲が大きい人は苦しい思いをする。
しかし、冷える性能は保冷剤の冷却力なので、溶けるまでは最強と思われる。
冷媒が溶けた後も水が流れているので幾分熱を奪ってくれるが、完全に外気温と同じになるとただ重たいだけの装備品に変わり、密着している分だけ暑苦しさも加わる。
保冷材の大きさや形などで幾分差が出るが、目安で超暑い日は3時間、暑い日で4時間程度したら冷媒の交換をした方が良いと思う。
冷媒の交換をするために、暑い日に暑い場所で冷えた状態の冷媒を可搬出来るかどうかが導入するかどうかの線引きになりそう。
冷媒が能力無くなるまでは、冷たいので、気温35度を超える時は一択と思われる。
水冷ベストは空気の気密を考えなくて良い分だけ硬い布で作成されていて、サイズ調整は面ファスナーでさらにバックルで補完している。
背中に8cm程度厚みが出るので、狭い所を通行するにはお勧めしない。
装着した状態での自動車運転は乗車も問題ないが、椅子の座面と体の位置がいつもより前に出るので、調整範囲が無い車だと厳しい。
パックの蓋が問題無ければ問題が出ないが、サーキットでは試していないので自己責任で。
ベスト本体+水500ml+保冷剤300gで1キロ超えるくらいの重さなので、このほかに作業用のカバンなどを装着すると本気で重さがきつくなる。
前かがみ作業が多い人には調整してもベストによりキツイ拘束制限を受けるので、そこが嫌かも。
3・どちらが良いのか?
これは気温によると思います。
私の体温は35.6度くらいが平均体温なので、予想気温36度で発熱しているような感じに成ります。
こうなると外気温を加速しても焼け石に水なので、自分の命を守るために水冷一択。
ただ、自分の体温よりも2度くらい低い気温なら加速された送風で耐えしのげると思います。
そうなると重い水冷より軽快に動ける空中ベストの方が使い勝手が良いように感じます。
バッテリーのチャージも変わらないし、冷やす方式が違うので、どちらが良いかという風に白黒決めるより、どちらも持っていて気温や作業に合わせて、体力が持つ前提で・・・という使い分けが良いかもしれません。
私の場合はデブで人より身体の表面積が大きいのと、平均気温の関係で水冷ベスト推しですけど、寒がりの人など体質によってもチョイスは変わると思います。
ただ、体温を気温が超えたら水冷の方が死なないで済むと思います(;^ω^)
4・私のまとめ
私個人的には水冷一択ですw
ただ、空調ベストも凄く良いのですが、バッテリーが切れる心配が高い、実際に夕方3時頃にバッテリー切れると、そこから死ぬ経験を数度したことがあります。
ただね、水冷も冷媒をどこまで用意できるのかが問題で、近くにコンビニでもあれば、ロックアイスや冷凍ペットボトルジュースなどを冷媒にできると思いますが、朝一番に現場に行って、一日中となると空冷ベストはそれ以外の要素が無く安定して身体を冷やしてくれるので、モバイルバッテリーの予備だけあれば良いのも魅力。
結局「予想気温」で使い分けるのが正しいのかなと思います。
装着も気密のために空調ベストは前をファスナー。
水冷は関係ないのでバックルで2点止め固定。
ほぼ引き分け。
両方使ってみた感じはこんな感じでした。
特筆しては、あまりに気温差が大きいと水冷ベストも結露します。
それと、水冷ベストの装着に関して、身長185cmを超えて体重100kgを超えると腕を通しにくい、装着後に強制姿勢正しギプスのような感じに成るので、本当に必要な巨体の人に使いにくいかなって思いました。
以上使ってみたこれまでの感想をまとめてみました、参考までに。(#^^#)