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MDiエンドウのブログ一覧

2014年10月31日 イイね!

おまたせ蜜の話!

まずは、まだ不確定ながらも11月2日リンク軽カー祭りに前向きご検討いただいている

元ワークスドライバーの「nob@さん」には大感謝を!


当日、状況が揃って一緒に走れることを楽しみにしております。

まだ当日枠があります、見学も自由なのでお時間のある軽自動車乗りの方はぜひお運び下さい!


******

さてさて、伸び伸びだった「他人の不幸は蜜の味w」


通称

蜜話


行ってみようかと。
平塚での走行終了してご挨拶も終わり、しゃみのさんと会場近辺のジョナサンへ進路を取ります。
青果市場を北へ向かうと平塚車検場があるのですが、その前あたりで

「シフトレバーが5速側へ倒れない」

という症状に見舞われました。
ちなみに平塚ジムカーナのパドックは基本前進駐車なので、スタートに向かう時や帰る時など絶対にバックギアへ入れないと移動不能です。
なので、会場出るまでは一切のトラブルがなかったことを併記しておきます。

会場出て平塚車検場前・・・・そういや前々回のECUの時も車検場前で悪化したっけww
何かあるのか?あそこw(<たまたまなのは承知ですけどね)

最初は「あれ!?倒れない」・・・・からシフトHパターンの5速側へニュートラルの横移動レーンの範囲で程々の力で小刻みに上下しながら倒れる所を探すと

「スコッ」

って入る所があって、うざったい感じながら何とか戻れると思ってました。
が、ジョナサンに近づくに従いだんだんと力の入れ方を強くしないと厳しい情勢に。

最初は「慣れればいいか」と思っていたのですが、力の入れ方が筋肉の痛みを伴うほどに成ると、さすがに「これは直さないとヤバイ」と感じるほどでした。

ここでジョナサン。

妻に「直さないとヤバイ」と告白。。。

楽しい食事も平塚の疲れとまたもトラブルの精神的な疲れとで言葉少なめ。
さすがの私もペロペロに成りました。

しゃみのさんも平塚で何らか得られる物があったようで嬉しそう!
こう言うのは本当に嬉しいですね!!
映像でも同乗走行後に車速上がっているのが見て判るレベルなので良い方向に向かっているのが判ります。

とは言いつつもお疲れの様子が見て取れたので兵庫県までの帰宅運転は心配でした。
無事帰宅報告は本当に安心できました。


で、安心できない無いのは自分のマシンw
4速で帰ればいいのですが、やはりドライバーとして

「どうして5速・バックギヤ側に倒れないのか?」

というのを検証しないといけないわけで。
検証のために腱鞘炎覚悟で5速を使おうとするわけですよ。
結局5速側に倒れさえすれば5速にもバックギアも問題なく入る。
問題はチェンジレバーが倒れない部分。
と言う所に行き着きましたが、とはいえチェンジ機構もミッションケース内の一部分。
壊れたのがシフトフォークとか連動する部品とかだとミッションケース割が必要になり、工賃ババーンと掛かるし、部品も必要。
チェンジ機構だとしてもよく分からない・・・・なにせ


「過去にビートのチェンジ機構が壊れたなんて話し聞いたことがない」


ちなみに大昔”噛ませ犬MDi”の異名を取ったのは伊達ではなく、トラブルを一番最初に出すのは私というのを自負する時期があったので・・・・


「そんな異名は願い下げ」


なのですが、でもあの頃に戻りつつある自分に軽い恐怖を覚えます。


地獄のトラブルスパイラルは嫌。


とはいえ、現実に壊れてしまっているのでそれに則した運転で走りました。
極力5速に入れたら入れっぱなしにして入れ直さなくて良いように、最近東京までの帰宅に利用する第3京浜ルート。
ちょっと前まで東名で帰っていたのですが、午後4時でも大和バス停からの渋滞で厚木インターの料金所前からの渋滞。
ECUの時なんか料金所よりずっと手前の一般道まで溢れかえる渋滞。

高速料金ではなく”駐車料金”払う感じで、更に疲れているのにノロノロ運転、更にトラブル抱えてでは走る気もしないので、渋滞経路を根本からすっ飛ばして別ルートです。

速度出せる所では5速に入れたら二度と戻さない運転。
料金所もクラッチ切ってアクセル煽って通過したら繋げて・・・という対処療法。
頑張ったな・・・検証のためにあえて5速に入れるために筋肉痛と腱鞘炎の併発状態で高速は極力使わないようにしたのですが。。。


運良く無事にお家まで帰り着けましたw



後日チューナー様に泣きついて修理の為ドックインしましたが、シフトチェンジ機構・・・ミッションケースの上の方にある部分に異物(金属片や削れたカスなど)が噛み込んだようです。
当該部分をバラして戻したら治りました。

ケース割らずに済んで良かった。。。

23年も経つ車、何が起こっても不思議でも何でもありません。
こんな時のためにトラブルになっても走りきれる技術ととりあえず動かせる程度のメカニック的な技術は必須スキルに成ってきましたね!
Posted at 2014/10/31 21:35:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | ビート | 日記
2014年10月16日 イイね!

お説教してノーマルをお薦めしつつ、自分はシャコタン始めました!

友「車を良くするために何を改造すればいい?」

M「目的は何?」

友「街中移動を快適に、現状はパワーフィールも特に不満無し」

M「今何考えてる?」

友「リアのスタビにサブコンポン付けで燃費を良くしつつフィールが良くなるらしいヤツ」

M「・・・・今の現状に満足しているんだよね?」

友「うん、だから大事にするには何をしたらいい?」


M「何にもしないで消耗品のみ交換して、エンジンブローした時に替わりのエンジン買う貯金しておけ!」


友「え!?だって、純正部品ってショボイんでしょ?」

M「う~ん、純正部品はコストカットに最小限という意味でショボイけど、純正部品の金型は数千個~数万個同じ物を作れるしっかりした金型で、凄い精度で作られているから、部品はショボイ部分もあるけどその精度はワンオフで作ったものなんかよりよっぽど安定した品質だよ。」

M「もちろんブッシュとかオイルとかパットとかの消耗品は別だけど、純正の吸排気系とエンジンは耐久性とか燃費と速度のバランス・走行性能や走破性とかを”プロのテストドライバー”が決めて設定されているけど、生半可に弄ってそのプロが作ったバランスに勝てると思う?」

友「・・・・・・・・・・無理」

M「でしょ?現状で不満無いなら余計なことにお金を掛けるより純正で乗っていた方が最終的に満足のいく状態を長く続けられるよ!」

M「先に行ってから”乗り心地が悪い”とか”坂道つらい”とか不満が出てから考えればいいし、今無理に手を入れると返ってまとまらなくなるゼヨ」

友「でもMは弄っているよね?」

M「それは明確に”桶川で勝つ”・”ジムカーナ走行をする”という目的があるから耐久性を犠牲にしたり、普段の移動を犠牲にしたり、燃費を犠牲にしたりして引き替えの速さを手に入れているから」

M「例えば”あいつに速さで勝ちたい”とか、”ドレスアップコンテストで勝ちに行く”とか目的があってのガルウィング変更やフルエアロとか着陸1cmの超シャコタンに鬼キャンってのも有りだけど、引き替えに一般道での底スリとか乗り心地皆無とか・・・更にその状態で速く走る必要ない(出来ない)のに出力アップって要らないでしょ?」

M「車を弄るには”明確な目的って重要”よ。」

M「ポンのサブコンも、その車種で研究し尽くした人が渾身の補正って訳ではなく、低回転で濃いめにして高回転で薄くしてって感じで、一番頑張って現車で空燃比計見ながら”こんな感じ”で作った燃調だと、高回転で燃料薄くなるとピストンとかシリンダーに燃料で冷えなくなった分だけ熱の負担行くし、ピストンリングにダメージ直撃だし・・・・入れてすぐはお金出した分だけ良いように感じるけどね。」

友「じゃあ改造しないのが良いの?」

M「純正バンザイww」

M「でも、それでもやりたいなら止めないし自己責任でね、間違ってもお金を払った所でリスクも承知な訳だから作った人・売った人に文句言っちゃダメよ」

******

という会話をしました。(ほぼノンフィクション)

どう思うかは人による。

******


さて、車が帰ってきてから第2戦のそうま反省会でたいぞ先生からのアドバイスに従いこんなのを用意しました。


さらに、フロントキャンバーをもう少しとの事でしたが、フロントキャンバーを付けるには調整式ピロアッパーが必要となります。
しかし私のは純正アッパー仕様でそのフィーリングを気に入っているのと金額的な部分でどうした物かなと考えた結果、フロントの車高ダウンを敢行しました。(ストラットなので車高下げればキャンバーはオマケで付いてくるw)
他にフロント車高を下げてリアの車高とのバランスを是正する部分もあります。

フロントは現状H178のスプリング+ヘルパーだとギリギリまで下がって居るのですが、それでも先日クラス優勝した妻のマシンよりフロントが高い状態w
そこで修理前より暖めていた物を投入、それがこれ



単純にメインバネの長さをH158mmと短くし、レートはそのまま。
まだブラケットがショック本体に下端までの余裕が1cm5mmほど有ったのですが、バネの自由長は2cm下がってしまう。
そこで、ベアリング入れてバネのねじれを無くしつつ長い5ミリ分を緩和してブラケットのねじ山ギリギリまで組みました。
ちなみに短い自由長のバネはレートはレート成りですが、感触が硬い印象になります。
なので乗り心地追求の人にこの選択肢は無い。

もちろん変更前と変わらないストロークはそのまま確保してますし、底突きもよっぽど大穴に落とさない限り減衰最弱で街乗りでも当たらない感じです。

組んだ結果フロント1cm5mmきっちり下がったのですが、本番競技でタイヤハウスと当たらないか不安な感じのフロントタイヤとボンネットの隙間。。
そんな感じで普段はアライメントなんか気にしないのですが、流石に1cm5mmも下がると測定と調整せざるを得なくて、ついでに渡良瀬の平たい場所でオフ会しながら調整しちゃおうとなったのが日曜日。

懐かしい顔に会えたり新しい方と友達登録できたりと、中々充実した日曜になりました。
懐かしくないくまい選手には11/2のお誘い用紙を進呈しておきました!

その前日の土曜にはカミムラさんの所にもお邪魔して11/2日の「リンク軽カー祭り」の参加依頼をフォービートレーシングの方へ紹介取り次ぎをお願いしたりしました。(マジでご検討願いますね!)


そんな感じの週末でした。



友人には純正を勧めておきながら自分はタイヤハウス”ギリ”の超シャコタンww

言うこととやることが離れているけど、前述の「目的」が明確であればそれはそれ、これはこれと意味の明確な線引きができます。


車高を下げた結果、フロントに調整幅が出来たので私には非常に有効な感じです。
ビートのフロントはとにかく車高が下げにくいので、そこに1cm5mmの懐が出来て、車高を上げるにはスペーサーでも噛ませば対処可能ですから下げる苦労に比べればw。
渡良瀬までの走行フィールはハウスとの接触もなく、車高ダウンによる微キャンバーとフロント荷重が増したことと接地面積減少のクイックな反応と接地面圧増大&前荷重増大に大満足です。
まだまだ煮詰めるために色々やるようですが、とりあえずこれで行ってみようかと。

さしあたって、この状態で月末の平塚で様子見つつ、11/16のビ筑で走ってみようかと。



今の懸念材料は、桶川で折ったドラシャの影響でLSDに負担が行ってヘタレたらしく「もの凄いチャタリング」が起こってます。
これをなんとか抑えるために普段はMTオイルなのですが、LSDオイルに入れ直す感じです。

タイヤも入れたいけど贅沢すぎるな・・・もうタイヤはそのまま行くしかないかな。(予算キツキツだわ)



そうそう、ちゃんとビートを研究したチューナー様が渾身のサブコン燃調を合わせてくれたらパワーにトルクが増えて燃費も良くなりましたwww
Posted at 2014/10/16 12:29:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | ビート | 日記
2014年09月30日 イイね!

意外と早いお帰りで!

と、言うわけで、半年入院予定があっという間に帰ってきた私のビート。

部品的に大きく変わったってのは無いので普通に修理・対策という感じです。

今回の故障は・・・まあ若気の至りで付けた電子パーツの後始末不良。
んで、熱対策で貼ったアルミのグラスウール入りテープでショート。

結果、平塚からの地獄の帰還。


今回は配線の修理となりました。
メインハーネス引き直しの予定でしたが、ダメはECU周りだけなので配線やり直しで補修とのこと。

最後期型ECUは搭載しているし、サブコンもぶん投げから固定式になったし、取り回しがかなり良い感じになりました!


またこれで平塚・桶川と走れそうです。

ビ筑は現状で動向を見守る感じです。
11月に入ってからで良いそうなので隔離クラス成立するか見守ります。

とりあえず走行予定としては
10月26日 平塚レジスタンス練習会(今年度は最終)
11月2日 福島リンクサーキットへ耐久レースのお手伝い
11月16日 筑波サーキットジムカーナ場(条件3種が揃った場合)
12月23日 桶川ジムカーナ最終戦

です。

ちょっとここに来て仕事のキャンセルが2件立て続けなので手空きになってしまった。。
頑張って仕事取るぞ!
Posted at 2014/09/28 23:14:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | ビート | 日記
2014年09月09日 イイね!

たまには近況なぞw

今回新規立ち上げの

「軽カー耐久レース@福島リンクサーキット11月2日」

の告知も準備中です。
車両規則緩くして、「GT選手権ごっこを軽で楽しむ」というコンセプトで行われます。
まだ募集開始前なのですが、11/2に軽自動車GT選手権ごっこをやりたい人はお金と車を用意しておいてください。(お値段控えめです)
詳細は平塚終わったら書きます。

一応私は「スタッフ」としてお手伝いの予定ですが・・・・
本当は走る側なのですが、レース経験が皆無(混走全開は普通に出来ます)なのと財政的な事情で。

新しい規格のクラスもAT限定とかであるし、ビートやカプチなどの本気スポーツもクラスがあるので詳細お楽しみに!!


*****
と、いう話も内々で伝わってますが、とりあえず情報漏洩だけして自分の事など。

宣言通り妻のお買い物ビートで年内一杯は走ります。
ただ、メインマシンが帰ってきたら即時現体制に戻ります。
なので桶川のライトウェイトも今回限りのスポット参戦の可能性が高いです。
もちろん桶川前(19日正午より前)に100%の体勢で帰ってくることが有れば軽クラスにエントリー再変更しますが、おそらく”無い”と思います。

日曜に各所でジムカーナが有ったようですが、どこ吹く風でした。
メインマシンがないとイベントがあっても興味が沸かないし、沸いても何も出来ないので極力見ないようにしてましたw。

出られないストレスは体に毒毒なのでw


でもちょっとだけ良いことがあって、妻のビートをレーシングカーに変更できました。
以前譲り受けた「黄金足@千波の足回りと同じ物」の吊しの物。
これを再搭載しました。

ちょっと経緯があって、以前はこの足に純正アッパー入れてバネレート4キロ6キロでプリロード0にしてストロークを最大に大きくしつつ車高も高くして乗り心地重視で組んだことがあるのです。

が!

その時はフロントの突き上げが酷く、1ヶ月使う前に部品を外し、入れ替えで用意していただいたGABの減衰変更可能ショックを搭載。
健康状態が悪くなる衝撃が走行中に起こるので、「私のスペア部品」と言うことで保管しておりました。

この後GABのフロントも突き上げが酷く純正リアを改造してフロント転用とかしました。(今回の話のオチになるので経緯だけ)

もうね、乗り心地は我慢していただいてレーシングセッティングと部品へ変更。
もちろん妻の車ですが私の好みに合わせて調整しました。

この今回の再搭載までに4年くらいの間が空いてますが、この間に私のサスペンションの構成と働きを知る機会が幾度かあって調整に対してのさじ加減や考え方などを勉強できたのが大きかったです。

以前の4キロ6キロよりもレートアップの6キロ8キロで組み上げた今回。
以前のより乗り心地が良くできました。
隠しても仕方がないのでブッチャケると、以前の時はフロントのバネをプリロード0からマイナスくらいで組んだのですがサスペンションシャフトが底突き起こして路面の荒れから来る大きな入力に対してバネ4キロだと縮み側を確保出来てなかった。

「”無知”故のアホなセッティング」

だったんです。
半年前にメインマシンの足回りをO/Hした時にシャフトの長さとかおおよそ知り得たのでそこからの割り出しでやってみた所大成功!

乗り心地はバネレートが純正の1.9キロ2.5キロ(GABバネ・推定)から各々3倍くらい硬いレートですが、扱いやすさと性能と乗り心地を全てまとめることが出来ました。

とは言っても「マシ」というレベルのようですが。。



じゃあ何で前回と今回とでこんなに違いがあるのか?
辿るとこの足の販売時まで遡ります。

元々黄金足は6キロ8キロが基本だったのですが、ショックシャフトのショートストローク化の時に後から4キロ6キロ設定が追加されました。
ただ、私の感想から言うと、ビートのフロントに掛かる軸重量に4キロだとプリロード0から自由長180の1G沈み量を検討しつつバンプラバーの長さも加味すると、入力と車体フロント軸重を支え切れていないかなと思います。
6キロでショックが底突きしない程度のスプリング縮み幅とシャフトの長さとケースの許容長さと減衰力の塩梅がバランスされているなと。
その証拠というか、フロントは6キロだとプリロードが0でもショックが成立してます。

成立しているとは、ちゃんと機能していると言う意味で突き上げや路面の追従性、ステアインフォ(<黒沢元治先生提唱の)がちゃんと機能しております。
唯一難点はそのまま組むとハンドルが重いかなと。
もちろんここにもMDiが12年くらい前からやっているアッパーマウント固定ナットにスラストベアリングを挟むという事でパワステが付いたような軽さも出しております。

うん、良いレーシングカーになりました。

操舵感覚もメインカーとほぼ遜色ない所まで来てます。
それだけに運転者の技量も鏡のように反映されるのでうっかり他人に貸せない車になりました。(注)
足の交換でトラクションが有効に生かされるようになり同じアクセルの踏みしろでもより速く走れるようになりました!


良いじゃない!(手前味噌ww)



レーシングお買い物カーのできあがりww
LSD入れたらその瞬間から「タイムでなきゃ嘘仕様」。
お買い物にタイム計測無いので無用なスペックですが、妻も足の交換で曲がることがこれだけ違う、車の速さまで変わってしまう、減衰力でどうとでも味付けを変えることが出来ると言うことを妻に学んでいただいたのでヨシとしたいです。

メカニカル(部品的)な変更の真骨頂は

「使い切るために必要な微調整のさじ加減を体験し覚える」

という部分で妻の運転能力がもう一段上に上がれたかと思います。
これでまた新しくビートの魅力が追加されたと思います!

(注・運転操作そのものは以前より簡単ですが、簡単ゆえに人間の操縦限界であるタイヤグリップを越える速度が簡単に出るため楽しくてつい踏んでしまい、コントロール限界越えて刺さるためです。そのためグリップ限界付近を知らない人間には貸せないと言う意味です。安全速度での通常移動が車の性能に左右されない人には問題有りません。)


平塚と桶川、壊さないように走らないとな。


*****
この交換にあたり。

チラっと書いた純正後輪ショックのフロント転用で全体が長いサスをアッセンブリー全長が短い足へ交換するのすっげ~~大変だった。。
ちなみにこの交換で最大の問題はスタビ(純正だけど)の強さ。
その長さを組むのに大変ってのはパーツレビューでレポートに書いたけど、外すのは苦渋の決断

「両足外しでハブぶら~ん」

をせざるを得ませんでした。
ハブ左右とスタビの重さを持ち上げてショックとハブと本体を結合するの持ち上げながらの作業で重かった。。。

背骨付近の筋肉痛になる寸前まで踏ん張って付けました。
あきらめて支え棒してジャッキ降ろした。
この話で「うわぁ。。。」って思った人とはお友達になれる気がするww



****

メインマシンに乗れなくてもビートと関わっているのが楽しい!
Posted at 2014/09/09 14:49:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | ビート | 日記
2014年08月27日 イイね!

業務連絡的なリアスタビの話

某所で質問があったようなので。
(ビートに限る話で、私の見解ですから他と違っていても勘弁してください@参考程度の話です@有識者の突っ込みは勘弁で)

スタビライザーの効用は他のサイトなどに書いてあるので説明省略します。

次にビートにリアスタビは必要か不要か。
街乗りメインで性能的な意味合いからだと不要かと思います。

理由はスタビは車がロールした時だけバネレートを一定量上げるような働きをします。
例えばリアに6キロのバネが入っていたとして、スタビのねじれによる倍力が1.3とかだと、左輪右輪にロールとか縁石などで捻れがでた時に仮にスタビが1.3倍だと7.8キロのレートとかでサスペンションのバネを強くするような働きが出るためロールが抑えられます。(縮む側のバネレートです)

が!

同時に縮んだ側サスのタイヤに掛かる負担はそのレートと路面との関係を飲み込まないといけません。
つまりリアスタビを入れた車両のタイヤがバネレート6キロ+付帯荷重一式(ロール+遠心力+駆動力or制動力、他にキャンバーによるタイヤ接地面積と面圧と路面摩擦力@雨含む)は耐えられてもスタビで上がった7.8キロ+付帯荷重一式を支えきれるかどうか・・・と言う所がポイントになると思います。
タイヤグリップがショボイものだとサスストロークを使い切る前にグリップを失ってしまいます。
リアスタビを入れたらロールがいつもの半分くらいでリアが流れ出してしまうような感じ・・・かな?

これがリアに8キロのバネだと10.4キロとかになるわけで、普通に走るにはハイグリップラジアルか、1つ下くらいのタイヤグレードの方がよろしいかと思います。
エコタイヤ(アースワンを除く)とか、もっと下のグレードだとドライならともかく落ち葉や砂のある峠道でウェットやセミウェットは・・・正直踏めなさすぎになるかもと思います。

(追記:他にも減衰力をどこに合わせるのかとかの調整検討も必要です)


サスとタイヤグリップが不均衡の場合は慣れるまで本当に手探り走行が必要です。
結局根本的な対処のため高価なハイグリップタイヤをちゃんと性能を維持しうるサイクルで交換などコストが増大する・・・のが耐えられるかどうかも検討しなければなりません。


私はリアスタビを入れておりますが、その理由はビートでスーパースラロームという競技の性質上、ハイグリップタイヤを使用する前提でサイドターンをやりやすくする・高速コーナーで踏ん張って貰うために基本バネレートを上げたい、でも立ちあがりでリアのトラクションを有効に使うためにリアが加速Gで荷重が移動できないと困るのでバネレートを過度に上げたくないという矛盾した要求にぶつかり、車体のロールが起こった際だけバネレートが上がるリアスタビを追加する選択をしました。
まあ、一般の街中移動も有るので乗り心地を無視するわけにも行かない事情もあったので。
それと他のビートとの競争なので、そこで頑張るためってのがあります。


まずはこの部分の「本当に」必要か不要かの判断が必要です。
同時に万が一リアタイヤがグリップを失っても立て直せる運転技量があるならリアスタビをぶっ込んでも特に問題は有りません。
車の挙動に影響の出る部品なのでそれに伴うリスクも一応考慮してください。


それでも・・・・それでも入れるなら次はどこのを選ぶか。

バックヤードスペシャル製
ハーフウェイ製(使用EXマニホールドに制限有り、純正のみ対応)
この辺りは純正サスペンションのレートからの割り出しで設計されているらしいので、ストリートや純正のリヤバネレート(2.1キロ)、もしくは社外バネでも3キロ程度までなら効果があると思います。


それ以上のバネレートのサスキット
こうなってくると上記の長いスタビよりRSマッハ系(共同開発含む)のスタビでないときつくなると思います。
レートが上がった分、それに見合う程度レートのしっかりしたスタビでないと、スタビの効果としては旨味が無くなる・・・と聞き及んでおります。(詳細不明)
こちらのデメリットは純正マフラーと無限マフラーが取り付けられないこと。
そこが飲み込めるならマッハ製で問題ないと思います。

私のスタビは上記いずれとも違い、専属メカニック(チューナー様)のオリジナルのモノです。
一応写真室のどこかに案内の写真を載せてますが、それは諸般の事情で一般売りは現状目処が立っておりません。(聞けば開発試作段階との回答はありますが、実際的に頓挫中なので)
棒部分にはカプチーノのフロントを流用しております。
一部取付出来ないマフラーもありますが、純正と無限とmocmoc90さん系は問題なく付きます。


他にもコペン用を流用している所とか別に有るようなので(詳細不明)バネレートが高いサスペンションで純正・無限マフラーを使用したい場合はそちらを当たってみる方が早いと思います。

こんな感じで回答になっていて参考になれば幸いですが、万が一欲しい回答と違う場合はオフ会で改めて声掛けてください。




私的な考え:
クローズで全開走行をしないなら、金額も含めたデメリットが大きいかなと。
更にオフ会で自慢するにも車体下を覗き込んで貰わないと見えないし・・・・
サスのバネレートが高くて、スタビで更に踏ん張り効かして・・・タイヤが4年以上経ったハイグリップとかだと危ないので「ファッションで入れるならやめて置いた方が無難」かと。
ロールが少なくなる分は全てタイヤの方へ負担が行きますのでタイヤグリップをある程度感じ取れる運転技術は習得したほうが安全かと思います。

深刻に感じるアンダーステアに悩んでいるとかなら、まずはリアタイヤの空気圧を3キロくらい入れてみるとかフロントの空気圧を0.2キロずつ下げたりしてオーバーになるセッティングを試してみてからがよろしいかと。
もしくは良くあるフロントバンプラバーが大きいままでフロントストローク不足によるアンダーとかならバンプラバー半分カットとかトゥデイ用のを持ってくるとか。
他にリジカラをあきらめてサブフレームに千波の棒を挟むとかも。
アンダーステア対策のお薦めはトレッドでの調整ですが、ツライチ志向だと使えない手なので。
直巻バネのサスを使っているなら知り合いとかにバネの強いものを借りて試してみると良いかもしれません。

かいつまんでもこれだけ考慮する部分と書いていないその先の影響とかも有りますので、”何が不満でリアスタビを入れようと思ったのか?”をよく考えて貰い、それでも入れる必要を感じるなら用途と現仕様にあったモノを選んでください!


Posted at 2014/08/27 18:17:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | ビート | 日記

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何シテル?   08/08 19:03
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