
お疲れ様ですMDiエンドウです!
さて、2019年の東京モーターショーにおいて、
日本で一番売れている自動車雑誌「ベストカー」誌
と
「ホンダ」
がコラボレーション!!
「ベストカーナイト with ホンダ N」
という企画でした。
お邪魔したのはコンテンツ最終日の10月30日。
そのため、これを見て参加したいと思っても、すでに終了となってます。
注釈面倒だったのでコピペですまぬww
検査と書類チェックを受けた後に申込書書いて列に並ぶ。
待つことしばし。
この時に迎えにいく対象だった妻と息子も会場で合流して、息子が2車種に乗るために私と妻は別の回を希望。
ホンダNを乗りまくれ!試乗コンテンツを堪能!
乗車車両は「4台をランダム」。
ただこの時は、4台のウチS660だけは国沢先生の専用同乗車両って事になってました。(希望が多い時はS660も試乗車)
試乗はそれ以外の3台で動いており、N-BOX普通モデルCVT、N-VANのCVTモデル、そしてN-BOX customという。
予備車両にS660のトラッドエディション(緑が綺麗!)もあり、現物初めて見たけど・・・やっぱ綺麗ですね!!
大昔事故で失ったJadeというホンダのネイキッドバイクもこの緑色で大のお気に入りでした。
S660はモデューロの青かトラッドの緑が良いな~!
赤も綺麗だし、S660は良い色が多いですよね!
まあ色は好みなので、私の趣味だとこれに黄色を加えた4色が好きです!
さてキャッチーはこの辺で、以下はN-Boxの私の感想になります。
毎度ですが「他の方の感想は一切考慮してません」なので、どこまでも私の感想ですから、お気に召さないとか、あなたを含む他の方の感想など全く感知しません。
その人がどう思おうが私の感想は私の感想なので。
あまりに嫌だったら見に来ない方が良いと思うのでブラックリストに「12206」を入れて、視界から消す方が精神衛生上良いですよ!
これから先を進むのは進む方の自己責任でお願いします!
闇夜と時間の関係で写真は扉以外関係無い系です、ご了承で!(一応扉は乗車したNーBOX customです)
N-Box Custam
まず乗車の際に驚いたのは、リアのスライドレールが自動でした!
「荷物は後ろにどうぞ~」
って開けられたリアスライドがスルスルと自動で動く。
それみてポカーンとしました。
よもや軽自動車までそれ積むんだ~~って!
やたら高級装備。
そもそもスライドドアが凄い!
(N-VANの左側なんかピラーレス、剛性補完の設計大変だっただろうな・・・)
次に椅子に座る。
割と椅子が良い。
程良いホールド感と、乗り降りしやすいお尻の滑り感。
この時お尻の筋肉痛が結構痛かったので2回も3回もお尻上げたり下げたりして着座姿勢を整えることなく、横からお尻を滑らせるだけで着座姿勢。
うむ、ありがたい!
インパネの使い勝手や視認性も普通に良好、特に問題は感じない。
息子が助手席、後部シートはベストカーさんの担当員さん。
やはり私の体型(身長182㎝・体重0.1t・足が長目)でも違和感や窮屈感無く楽に運転姿勢が取れる。
乗車した瞬間の違和感がないのは嬉しいです!
なまじ巨体なので、ポジション取れるだけで合格!
なので第一印象は「俺が乗っても大丈夫な設計になっている」というのが嬉しかったですね!
「デカブツのデブは軽なんか乗るな」
って無言で言われる某社の軽よりよっぽど懐が広いのが好感でした!
特に足の長さがちゃんと納まるのが嬉しいです!
次のインパクト、乗車時に説明係から
「なんだかんだコミコミ車両で200万円越えてます!」
と・・・
あははは~~~だよね~~~~リアゲートの電動スライドとかスゲ~と思ったけど、やはりか~
200万円・・・・ならS660のβグレードが新車で競合ッスよw
私なら迷わずS660だな、色?新車で行けるならそこまでは拘らん。
まあでも4人家族でこれ一台ってならアリだな!
とにかく豪華な装備!
全部載せでマシマシのラーメンのような感じ。
じゃあ走りはどうか?
コースの解説です。
ベストカーさんの用意したTFTビル屋外駐車場スペース特設コースは、乗降エリア出口からスタートして最初のパイロンまで15mくらい直進区間があり、次のパイロンまで歩幅17歩、次のパイロンには14歩・・・・(まあなんてイヤラシイww)
オフセット配列の3本スラロームながら、最後がきつい設定。
そこから大きく右旋回して5連続パイロンスラローム。
推定ながら、旋回後のパイロンを左からアクセスし、直線上に並んでいるけど歩幅は15歩、14歩、12歩、15歩と勢いよく行くと3本目で詰まる仕様。
ん~~~イヤラシイwww
5本抜けたら乗降エリアにゆっくり侵入してゴール。
これを1周目は係員説明のコース案内で、2周目は好きに走って体験走行終了というコンテンツ。
凄い!!

(イメージですw)
コースですけどね、平塚ではやと先生のコース作成アシスタントして色々学んだのですが、ジムカーナ知らない人だと
簡単にコロッと引っ掛かって作成側は楽しいのですよ~引っ掛かるイヤラシイ配置のパイロン!

(昨年の写真です)
1回目の走行・・・もしくは慣熟歩行でコースと車両の動きを把握できないと速度が作りきれない・・・ジムカーナは速度速いよりも「最も効率よい適切な速度を作る」という所に神髄があるので、0.001秒を速く抜けようと我慢するほど遅くなるセクションが存在する。
適切な速度を作る事を学ぶと、レースでもミサイル喰らわない限りは生き残る可能性がぐんと高く出来るので「ある時期ジムカーナはサーキット目指す人でもトレーニング的に必要」の要素の一つと思います。
他にもあるけどそれはまたの機会に。
まあ一般参加者が速度を出しすぎないための対策としては非常に有効!
「おっとっとスラローム!」のコース。
もちろん国沢先生はそこをS660モデューロX(青)の運動性をフルに使って気持ちよく走り抜けていく!
以前の体験会で体験したモデューロ足の最大の特徴は「スラロームセクションの運動性が絶大」と言う部分・・・本当に気持ちよくスラロームが抜けられる。
トークショーで開発の土屋圭市先生が自慢するモデューロ足!

(昨年のトークショー写真)
そのS660の運動性と国沢先生のマシンコントロールに頑張って付いて行こうと後続が速度出してドツボに嵌る”ほほえましい”のがちらほらww
これだけ書くくらいですから私は当然引っかかりはしませんが、ただのスラロームではなく、旋回リズムが途中で変わるようなシチュエーションを再現してあり、車両のサスペンションシステム(ダンパーやサスアームを含めた足回り)の完成度をアピールするには最良なのにミスコース無しで一見簡単風、行き過ぎるとドツボに嵌る罠が付いた面白いコースでした!
コース設定の妙です。
(一発で速度載せてクリアしたら係員さんに「お父さん運転上手いね」って息子が言われてました@えへん!)
同時に同じマシンでも私ではあのセクションをあの速度では抜けられる自信はないので、国沢先生の運転も素晴らしいキレ具合!
運転上手い人は尊敬の対象です!

(S660のイメージです)
そんな
「見た目は簡単、中身はドS、ハンドルはいつも一つ!」のスラロームコースにN-Box Custamで挑戦!
1周目のコース把握で車両のタイヤと動きをチェックは大体把握。
さて走り出すとN-Box Custamは中々の低重心!
ヒラヒラとドSスラロ-ムをクリアできます。
正直見た目と装備で鈍重だろうと思う予想を裏切って、これが3回目の驚き!
「確かに、車の運動性を気にしない人が運転しても、これなら運転操作に付いてきてくる感があり、運転が楽しくなるよね~ターボも付いているし!」
という感触でした。
販売No1も頷ける感じでした。
重量級含む3名乗車に豪華装備でもそれと感じさせない加速も相まって、非常に運転手との一体感を感じられる車両でした。
なお、私はホンダ社さんからはサポートは受けてません!w
それでも良くできている感じを受けました。
とにかく旋回後のスラロームセクションの走る感じが素敵!
トールボーイで天井が重いはずなのに・・・もちろんロールはしますがロール重心が低いのが効いていてロールを上手くコントロールできる感じ。
スルスルと走れます!
引き合いに当日運転したN-VANのMTとだと、おそらくダンパーが乗用と貨物との違いがあるのかなと思う感じで、N-VANのMTはもう少しバネが硬めで低重心具合はN-Boxよりやや腰高な印象。(試乗時の乗車人数の違いも若干ある)
それでもヒラヒラと良い感じでしたが、乗車したN-Box Custamはもっと地を這うような印象でした。
もちろん重量物積むと・・・0.1tがフル乗車+荷物とかしたら判りませんが、軽量(息子)+普通の人(係員)+重量物(私)が載ってこの運動性は素晴らしいの一言でした!
単純にサスペンションの動きだけならN-Box Custamの方に軍配!
どちらの車両も電子制御の安全装置が気にならないので凄く扱いやすい!
これは電子制御の凄さも知っているけど怖さと使いにくさも体験している私からすると、介入時期が遅らされているようで凄く好印象でした!
そしてN-Box Custamは足を活かすための車両剛性も良かった気がします。
しっかりとロールする車両と一体感でシャシが振り回される感じ・・・どこかに応力集中があってからの安物感な感じは一切感じませんでした。
足回りのロール感が適切で素敵ング!
これはN-VANのMTもほぼ同じ剛性感でしたが、重心低くて更に振り回されているのにターボパワー付きで操作に付いてくるN-Box Custamに好印象でした。
まだあって、CVT。
CVT独特の滑り感とか嫌な感じがコース走行では感じられず、まるで「モーター駆動」のような綺麗な加速感でした。
これは驚きました!
まあスラローム前提の加速と、加速区間が15mくらいしか無かったので、信号ダッシュ後の直線とかなら印象は変わるかも知れませんが、今回の試乗では
「従来のCVTと言う変速とは思えない」
感じでした。
これは違和感なくスラローム走行出来て良い感触!
そりゃね、ダイレクト感とか「本当の加速速度」とかいったらMTの方が上だし、さらにMTよりもDCTとかの方が全然上というのは変わりませんが。
けどガラパゴスなCVTもこれなら満足できるかなと思える領域に成ってきている感じでした。
悪くないよ!N-Box CustamのCVT!
これらはビックサイト西館に展示してあっても一切判らない話し。
体験するからこそ判る部分。
しかもディーラーから売り込みが発生しないイベントコンテンツとしての試乗だったので、ありがたい感じです。
1000円のチケット、突っ込んだ理由が分かって貰えますか?(共感部分w)
結局親和性は100点。
いきなり乗って全く違和感なく普通に使える。
変なクセも慣れが必要な部分もなく、当たり前に使える車両でした。
別に辛い点数付けたい訳でもなく、最初から乗って違和感ないなら100点。
違和感だらけとか慣れが必要とか、そう言うのはゴンゴン点数引くだけ。
ただ、内装の豪華さとか車両の最高速度とか形状によるネガとか初期装着タイヤの優劣や金額などは全く考慮せず、一般的な普通の大工さんがポンと運転して普通に使えるかどうかの指標です>親和性。
100点でなくても他の魅力があるなら問題無い数値ですが、この点数が低いと他に人に貸す場合に問題が出ると思う・・・そう言う感じです。
試乗体験楽しかった~~!
今回はイベントを知らなかったけど、次回以降やってみたい人は是非
ベストカーWEBをチェックしてあげてください!
まとめ
N-Box CustamとN-VANのMTだと価格差が80万円ありますので、これだけの違いがあっても仕方がないとは思いますが、逆に80万円安くても高い完成度であるN-VANのMTを褒めるべきなのか・・・・そもそも乗用と商用で使い方も違うし直接比較は意味無いなと、判っていながら比較を入れてみましたが、皆さんはどういう感想を持ちますか?
比較しやすいカタログ数値並べるのも良いですが、実際に乗って車両の完成度から決める方が最終的に満足出来ると思います!
実際に見て触って走ってでないと、カタログから実際に運転可能な人間のサイズとか判りませんし、触るから知り得る事が多くあります。
特に走りの感触とかはカタログデーターでは伝わりませんので。
まあ「特定メーカー嫌い病」という不治の病の人には何言っても無駄ですけど、そうでないなら捕らわれずに各社の競合車両を試乗してみるのは良いと思います!
やっぱね、「体験が一番!」と考えます。
そして他は関係ない「自分がどう思ったのか?」これが重要。
他の人の意見は他の人の意見。
今回のブログ見て共感する部分、出来ない部分、有って普通です。
私の感想に共感無くても一切気にしませんが、
反論や異論はご自身のブログでやってください。
今後のモーターショーは
「フル体験型」が良いなと思いました!
正しくその車両を知って理解して貰うためにも。
ベストカーさん、今回は本当にありがとうございました!
今回のモーターショーで大人向けには最高のコンテンツだったと思いました!
何より
楽しかったのが最高です!