はいはい!
LAP+萌の私としては、折角取れたデーターでLAP+の凄さが伝わればと思ってしまうわけです。
で、平塚で人工衛星の位置的に綺麗に取れたデーター(平塚青果市場は屋根が有るためこれだけ綺麗にデーターが取れることが珍しい場所です。ボンネットにGPSを載せてなるべく衛星を拾いやすく対策したけど拾えたのは午後の6走目と11走目、AMの3走目も拾えましたが比較がなので却下しました。)
LAP+は基本無料のデーターロガーシステム。
ウィンドウスXPか7のOSと5kHzログが拾えるGPSならいけますが、基本
フォトメイト887(4年でバッテリー不具合出てます。)
747プロ(特に推奨、っつか、これ一択、バッテリーのみの交換可)
という2機種が正式対応になってます。
また、今後導入される場合は「LAP+公式ページ」よりの購入をお薦めします。
でないと、GPS認証が必要になっておりますので、同じ機種でも他からの購入だと動かない場合があります。
無料版でも一番上のメイン画面は見られます。
左の大きいのが走行軌跡
下のが展開しているデーターで、色で識別できます。
右のグラフは上段から時間軸に対しての速度
中段が時間軸に対しての前後のG
下段が時間軸に対しての左右G
他にもGPS2ヶ使えばドリフトアングルとかあります。
私のは有料版なのですでに表示可能ですが、一番上の時間軸に対しての速度を「速度に対しての距離」に表記変更できます。(2013年4月より無料版でも表記出来ます。)
次に摩擦円グラフ
これです

縦は真ん中でゼロ、
今回加速は上に、ブレーキは下にドットされます。
横は真ん中を中心に左右のG表記です。
ちゃんとタイヤの摩擦の係数も計算に入っているそうです。
この摩擦円グラフも2013年4月より無料版で表記出来るようになります。
最後にRG-Yグラフ
これです

縦線は加速減速と横のGを一気に出して、横の線はコーナーのRを表記しているようです。(この解説があまり自信がないので訂正など良い文言が有れば訂正します)
で、問題は赤と青の交差した線。
これがコーナーによるGの平均線です。
Gが低い時と高い時でグリップ力が逆転している所が注目です。
あくまでGと摩擦が計算の基本なのと、「平均」なのでグリップが高ければ良いという物では有りませんので勘違いしないでください。
私は勘違いして今年の南千葉で混乱してましたw
運転し難い状態でもグリップ力の優劣は出ますが、タイム的要素は入ってません。
タイヤグリップのレベルとか、セットアップした際の効果を視覚的に丸裸にしますので、例えば赤い線を青い線が全体的に上回った位置にあり、且つ運転に支障がなければ(タイムアップすれば)そのセッティングが「当たり」と判断できます。
これは4月以降も「有料版だけの特典」ですので無償版の方は使えません。
***閑話***
怖いでしょ?
これで冷静に自分の運転とマシンのセットアップの「現実」を突きつけてくれます。
フィーリング良くても大金掛かった部品でもタイム落ちれば「ゴミ」ですし、オカルトグッズでもタイムアップすれば「大当たり」になります。
そこにはフィールとか理屈とかではなくマシン側の出した「時間という結果」だけが数字で突きつけられます。
そして運転手側の良い悪いも全て「現実を突きつけてくれます」。
***閑話休題***
人に知られたくない部分もありますので、気がついてもコメントとかには書かないでください。
こっそりメッセして「こここうした方が良いよ~」的なことは大歓迎ですが、取り入れるかどうかはまた別の次元にしてください。
さて、このデーターの走行状態です。
平塚6のデーター(赤色)
午後6本目。
13時12分頃の出走。
タイヤ ATR-K.SPORT。
同乗走行(TAKA5317さん)
タイム31秒896
平塚11のデーター(青色)
午後11本目
14時53分頃の出走
タイヤ ATR-K.SPORT
同乗走行(マリ@SW20さん)
タイム 31秒408(P2)
まず足回りのセッティングが若干違います。
確かフロントとリア側の減衰を桶川用に戻したのが11本目、6本目の時は朝の滑りやすい状況に合わせたフロント減衰とリア減衰だったはず(うろ覚え)
なので一概に運転技術だけの比較データーではありません。
3本巻きはどちらもドリフト、走行に関しては大きな差はありません。
マシン側のセッティングだけです。
たった、段数で1~2段(詳細ひみちゅw)。
これでこれだけ差が付きます。
0.488秒/31秒コース
普通なら致命傷の差です。
それもセッティング合わせで埋まります。
富士も関越も桶川もイバチューもみんな同じってことは無いことが判りますよね。
平塚で同じ2乗でこれだけ違いが出るんですから。
ただこの部分を合わせるには、勘と経験が必要になるので、これ見て重要性は判るけど実際には色々セッティングを変えた
「変化幅の基礎データーと変化量と状況マッチング能力」
を長年蓄積したことが大前提になります。
天才型のドライバーには真似できない部分だと思うので、私のような無才ドライバーが一泡吹かせるにはこの部分で頑張るしかないわけです。
良い状態のセッティングもあえて動かす事が必要なので、勝てるセットを失ったことも度々でした。
天才型の人は1秒を野生の感で削りますが、それ以外の人間はここを何とかしないといけません。
そしてコツが掴めると有る感覚が出てきます。
「走行が楽しい!」
この感覚を大切にすると車と自分のマッチングが上手く行っていて速さに繋がってます。
その速さに繋がったのは何かを知るためにLAP+が検証してくれます。
私はRG-Yの平均値を基準に、ここ数回の走行で低速側の絶対的なグリップを落としてでも高速側でグリップを失わないセッティングだとコントロールしやすくタイムに繋がる。
逆に青い線のように初期のグリップが高いと高速側で無理させてしまう。
何が言いたいかというと低速側でドライバー(私)がタイヤをコジってしまうようなセッティングは私だとタイムに繋がらないとグラフが示してます。
じゃあ現実にどう反映させるかというとATR-K.SPORTの超絶グリップを生かすのに私の運転からグリップを・・・・あと内緒w
穴に陥ったのが摩擦円。
これで横荷重1.6Gをブレーキ(縦)で行けるだろうと。
ターボ車とか4駆の人だけですね、その領域使えるのって。
「何で」かはここでは書きません。
自分でやってみてください、1.6Gのブレーキを掛けて・・・・
そしてもう一点、グラフデーターが「摩擦円」って言っているのに円になってませんよね。
私はこれが嬉しいですが、人によっては「円になってないからブレーキを有効に使っていないし、縦から横にGを移す過渡期がダメすぎる」って見解の方がいると思います。
その差は走るステージと速度域が違う事だと思います。
ステージが違うとタイヤの使い方とかそれを生かすための乗り方とか全て違うと思います。
なので「円になっているから正しい」というのは正しい話ですが、私の使い方だとこの楕円グラフでも嬉しく思います。
何でそうなのかも考えてみてください。
車に関して「この答えは鉄板」ってのは無いと思います。
最終的に無敵の言葉で全てが辻褄合いますが、私の言葉ではないので省略。
そういうことです。
過去の話で、07年にAD07ネオバから08年のRE-11にタイヤをスイッチした時
「使いこなせるまで3年スランプになりました」
使いこなせるようになってきて、合わせて運転も大きく変化して、昨年からATR-K.SPORTに本腰入れてスイッチしました。
まだまだタイヤ側のポテンシャルを引き出していない感じです。
逆にぽんぽんタイヤ銘柄変えて結果出せるのは天才型の証明かと思います。
その上で、「ATR-K.SPORTを勧めてます。」乗るか反るかはあなた次第ですけどw
けど、その研究しようって気にさせてくれるのが
「LAP+スペックS」
でした。
今年入ってからの好調もたどればLAP+の存在が大きいです。
ようやく本格的に稼働させられた感じです。
そんなLAP+の正式対応GPSを開発者様から買うだけで、上記のような機能と研究が簡単にできます。
ビート最高!(w)
注・ラプラスデーターを晒すなんて恥ずかしいことは今回で最後です。
またデーターが拾えたものも、自分で出すのが恥ずかしい部分があります。
しかしLAP+の有用性を訴えたくてあえて公開しました。
恥ずかしすぎるのでしばらく大人しくしてます。。