
仕事が多忙で現在右目が不調です。
おそらく疲労性かと思われますが、PCの画面見続けるのが結構しんどい。
でも頑張る!!
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11/23に局長こと
正岡貞雄氏主催で
「ベスモ同窓会・夢の続きは秩父の紅葉に染まりに!」
に参加してきました!
連休とあって高速道路は午前6時にすでに渋滞。
私と家族は予測して下道で朝食を取りながらゆっくりと集合場所に向かいました。
カミムラさんに行く時に良く使うマクドナルドで朝食と珈琲をすすり、空腹とこれから使うエネルギーをチャージして集合場所である寄居・鉢形城歴史資料館駐車場に午前9時に到着!
その手前で局長より入電!
「・・・渋滞中につき、急遽路線変更、下道で行く」とのこと。
やむなしですね。
正直高速道路「嵐山PA」の集合はこの時期で連休で・・・だと少し無謀かなと思ってました。
そんなわけで秋の行楽シーズン渋滞により予定からやや遅れつつ全員集合!
そのまま徒歩で寄居・鉢形城跡の散策に出発です!
鉢形城、それは今回の、そして局長が興味を傾ける「秩父の歴史」を紐解く、その最初の一歩、秩父の始まりの地と言うことで歴史とその当時の情勢を局長自らの案内で、散策しました。
紅葉に染まる寄居の街を、秩父の山を遠くに望みつつ紅葉狩りを楽しみました。
この辺りの歴史についてはいずれ局長が語ると思いますし、私もそれほど記憶力が良い方ではないので正確な話を書けません。
興味のある方は局長ブログを参照して下さい。
散策を一段落、軽く車で移動後、鉢形城跡地の外縁部にある「諏訪神社」付近の石垣と神楽殿も散策。
ここに鉢形城陥落の理由が看板に書いてありました。
「兵力の差は是非もなく絶対である」(<と言うようなことが書いてありました)
まあ軍事は昔好きだったので少しだけ補足。
ランチェスター戦略という戦略書に兵力(戦術的な)に関する公式があって、
味方兵力2乗-敵兵力2乗=味方兵力の生存数の2乗
と言うのがありまして、仮に味方兵力5、敵兵力4だったとすると
5の2乗で25
4の2乗で16
25-16=9
で味方が9の2乗と言うこと√を使って味方は3人残って敵4人を全滅できるというのがあります。
これに味方と敵の武器効率とか地形効果とか防御の戦闘力は6倍とか色々係数があります。
(例えば味方が火縄銃で、敵が回転式拳銃を持っていたとすると武器係数1.3を敵側に付与となると計算がひっくり返ります。詳しくは自分でやってみてw)
仮に鉢形城に1000人の兵力が居たとして、攻め手は見下ろせる山に砲撃陣地を作って大砲を打ち下ろしたそうです。
ただ当時の命中率や発射コストを考えると音と爆発による威嚇で精神的な追い詰めが予測できます。
でも1000人の兵力に地形効果を考えれば、「決戦」というアホな選択をしない限り、攻め手に充分以上の流血を強いることが出来るわけです。
ここで看板に書いてあった事を思い出すと・・・・
おそらく1000人の守備兵力に8000人くらいの兵力で城を囲んで砲撃を加えたのかなと・・・
さすがにこれだけの兵力と一気に兵力を動員できる布陣をされた場合は城の防御力があったとしても防御しきれない。
特務工作兵で城の裏手から陽動を掛ければ橋頭堡の確保もたやすいですし、1000人居たとしても城の防御には不十分、もし仮に1000人以上居たとしても囲まれたら補給の問題であっという間に兵が飢えてしまいます。
まあ城で囲まれる状態になったらすでに戦略的には敗北してますし、そこで勝ったとしても最終的には負けます。
窮鼠猫を噛む(味方兵の無用な損失を避ける)
を避けるために包囲網の一部を解いて敗残兵を逃がしつつ追っ手を掛けた・・・
のかな?
なんて想像に羽を伸ばすことが出来た散策でした。
色々知って城を見ると楽しいですよ~~
モナコグランプリ観戦で行ったエズ村の超高所要塞の攻略法とか・・・
味方司令官・敵司令官の立場で攻略を考えると1カ所で2度美味しい疑似体験が出来ます。
まあ今の時代はこういった拠点だと「ミサイル一発即終了」なので意味無いのですが、当時の武器と兵力を最大限生かして闘うにはどうするか・・・城跡は本当に楽しいです!
攻めにくい城・・・それは常に補給の課題を強いられる。
攻め手も城には然程の価値は見いだしてはいなかったでしょうけど、そこを拠点にゲリラ作戦をされるのは面白くない。
そんな理由で城攻めを決意したのではないかなと。
理由は城に倒すべき武将がいたとすれば徹底的な追撃がされ、秩父までの敗残は無かったと思われます。(日本人の追い打ちの苛烈さは半端じゃないので)
それほどの兵力に囲まれなければやはり諏訪神社の教訓看板に記されることも無かったかと。
今回の旅の始まりでそれほどのドラマを想像できる幕開け、なかなかに楽しい幕開けでした。
鉢形城歴史資料館駐車場出発はおよそ12:30前後。
諏訪神社駐車場出発は13:00前後でした。
その後見晴し台>秩父関所跡と、ハイキングコースのような道を車列が行きます。
窓開けて走っていたらハイカーに
「なんで車がこんな所にきているんだ!?」
と、怒りまじりに話す声が飛び込んできました。
が、
「ハイカーが使う道だから車侵入禁止じゃないっすよ」
とか思いつつ。
結局その後の分岐点で車が結構あちこちから通行していてハイカーたちが自分たちの発言の間違いを悟ってました。
道すがら、車にはなった暴言を充分に理解されて恥じてくれればそれで良いです!
さてさて、分岐点では神社を散策。
須佐之男命を祀ってあるとの事で行ってみるも、宮司さんが体調不良らしく荒れ放題。
狛犬さんも残念風味ですが、非常にかわいい感じの狛犬さんでした。
一応お参りして撤収。
そこから局長案内の秩父ダウンヒル!
・・・・よく知っているな・・・・
一度走ったくらいじゃ覚えきれない道路でした。
ナビもよほど拡大しないと出てこない生活道路を抜けて秩父入り!
間違ってもビートじゃヤバかったなと。(この日は家族でグランディスでした)
それにしても今回の行程、なかなかの走りでした。
グランディス(1.4t)に13年前のスタッドレスタイヤ履いてであのペースについて行くのは・・・途中の見晴し台ではタイヤが焼ける匂いが後輪から・・・・www
その前の週に仙台に行った影響でスタッドレスだった訳ですが、なかなかに。
子供を酔わせないように荷重移動をゆっくりさせつつ、9年前の純正サスペンションを駆使しながらの登山に峠下り。
よく付いて行けたなとw
途中の直線では付いて行く事すらできませんでした。
まあ最後まで子供を酔わせなかったのだけ褒めてください(キリっ)
秩父!
すっかり午後2時で営業されている食事所、目的の秩父蕎麦は営業している所が限られてしまう時間帯。
途中で1番札所に立ち寄った際に聞いた情報からおそば屋さんへ滑り込む。
目的だった10割蕎麦と田舎蕎麦は売り切れ。
通常品の2-8蕎麦を頂きましたが、それでも美味しい!!
これ売り切れの蕎麦だったらどんな味だったのか想像もつかないほどの味でした!
今度は売り切れ前に立ち寄りたいです。
ここで暫しの歓談。
出発は15:00くらいでしたが・・・すでに午後も後半に入る雰囲気で急ぎ出発。
次の目的地は・・・・・・色々あったようですが、23番札所の「音楽寺」に!
その手前で秩父市街地を車から見学。
シーズンだけあってなかなかの渋滞。
遅れ気味の行程にますます遅れが・・・大丈夫か!?
ほどなく23番札所に到着するも、すっかり夕暮れ風味。
まあそれはそれで、紅葉に染まった秩父の山と夕暮れのコントラスト!
日と影の境がなかなかに幻想的。
見上げると夕暮れ空に紅葉。
そんな中をわっせわっせと階段を上がります。
音楽寺とその先のお地蔵様!(16羅漢だったかな?)
ここから見る秩父市街はなかなかに絶景!
音楽寺の「困民党事件・無名戦士の墓」に記された「我ら暴徒と呼ばれて結構」と記されており、それほどの覚悟で国に反旗を掲げた覚悟が伝わってきました。
今回の「機密情報法案」が自民党と公明党に悪用されて日本もとうとう
政治腐敗(政治家個人じゃないよ)の時代が始まるのか
と思うと、こういう墓標が増えるのかなと心が痛みますね。
自民党に公明党、やり過ぎだよ・・・・いくら支持があったからって。
国があっての国民ではなく、国民あっての国であるって事、もう一度良く考えてもらいたいですね。
政治家が自分たちを養護するのに簡単に都合よく利用できる制度は感心しません。
見学終了後、かなりレアな車が今回参加しており、その車についてオフ会してました!
駐車場で出立準備中に結構色々。
気を取り直して今度は秩父のお祭りの一つを見学に・・・・現地まで行くとすっかり日が落ち真っ暗。
が、祭りの場所に近づくも一向にその気配がなく・・・縁日も出ていない。
聞けば「先ほど終了」とのこと。
時計を見るとこの時16:30。
あと2時間は欲しかったなとw
まあ終わっちまったものは仕方が無い。
しかし日が落ちて夕闇の寒さと一日の疲れが顔をのぞかせはじめ、今回はここまで。
秩父駅前のファミレスで休憩と終了ミーティング。
美味しく冷やしぜんざいを頂きましたが、息子は車で昼からの睡眠、妻は付き添いで不参加でした。
一行は「おつかれさま」と帰路につきます。
私は局長と共に東松山まで。
途中局長プログレに興味がわいて試乗させてもらいました!
なるほど走り出すとFRならではの素直な特性で、福田剛さんがジムカーナで使った理由が垣間見えるシャシ特性でした。
特に手に汗握る事もなく振り回せる感じはなかなかに好印象!
エンジン出力と燃調と・・・アクセルがワイヤーか電制か不明ですが、この辺りに難しさを感じました。
もう少し慣れればなんとかなると思うのですが、試乗では制御しきれませんでした。
私の技術が残念風味。
局長と別れたあとは上尾のベルパエーゼに突貫!
久しぶりにカニのパスタを食べました!
息子が思った以上に食べなくて必要以上に満腹まで食べましたが、美味しいからOKです!
デザートはこれ

昔は桶川帰りによく利用しましたね〜