参加の皆さん、スタッフの皆さん、ギャラリーの皆さん、お疲れ様でした!
今回は急遽自分のドライビング習熟のために参加させて頂いたビギナーズジムカーナin筑波ですが、クラス2位のタイムで見事
「ドボン」
になりました!
ビギナーズジムカーナin筑波は、運転上手いのにわざと下のクラスでいじめる事をした悪しき先輩方対策のため、あまりに速い奴は上で走れという警告のため
「ドボン」
と言うルールがあります。
賛否両論あると思いますが、まだはじめたばかりの弱い芽を潰さないために考えられたルールで、吹きだまりを作らないためには良い制度だと思いますが・・・・
逆にドボンに成ると言うことは、それで「速さの証明」になり、一部では”栄光のドボン”と言われているようですw
この線ギリギリ辺りにうろつく人間としては上のクラスか下のクラスか申し込みで迷う所w
今までだとSF1クラスで2位~5位の辺りが定位置な感触でしたが、今のウエシマクリニック足になってからはクラス優勝かドボンかが微妙に迷う所。
まあ優勝ならOK!ドボン狙って全開で走るのと、そのために車の動きを自分の物にするための走行と位置づけて臨んだ今回の走行。
狙い通り栄光のドボンに成れました!
ドボンに成るには、上のクラスの優勝者タイムに+1秒を加算したタイムより速いタイムを下のクラスが出すとドボンになります。
私の参加したSF1クラスは、同じカテゴリークラス上位の「A1」クラス優勝者の+1秒より速いタイムだとドボンになります。
ドボンは「表彰対象外」ということで順位は付きません。
あらかじめ「スポット」と割り切っているので、ドボンは怖くないし、そんな遅くなる調整するよりは全開状態で行かないと自分のためにならないので色々作戦考えながら走りました!
****
朝一番、公道で下品な運転をするボルボ(注1)にぶち抜かれたのはご愛敬で、会場へ。
東京から下道で4号バイパスから行くと、春日部イオンモール辺りにあるセルフのコスモが朝5時台だと筑波までの道中で日曜に入れられる最後のポイント!
ナビで下調べしたら結構コスモ以降もGSマークがあったので、どれかやっているかと思っていたら全滅w
結局お城っぽい作りの建物のあるエネオスまで行きすぎる感じで給油に。
その距離往復16キロ。
ガソリン約1リッターを遠回りしてしまった。。。
非エコでしたね・・・次ある時は憶えたぜ!
(注1:ちなみにこのボルボは某知り合いで、特定した上で悪態ついてますので、他の優良ボルボオーナーさんを責めているわけではありません、念のためw)
筑波サーキットジムカーナ場!
ゲートオープンのポールポジションにはRA2ひらさんが到着と”何してる”で確認!
さすがベスモ同窓会会員、走るとなると気合いが違います!
私は思わぬ遠回りを強いられ、遅れた朝食をコンビニで済ませてからゲートオープン6:30にジムカーナ場に到着。
入場待ちの列の最後尾に付けます。
夜半に降った雨で路面はビチョビチョ。
ただ、これ以上は降る気配がなかったのがすくい。
ビニールシート広げて雨が降らない前提で車両準備に掛かります!
朝の初期設定・・・・路面は濡れているけど天気予報を見ると午後の2本目がドライ勝負。
ならば最初からドライセッティングで動きに慣れようと、桶川のセッティングと同じ減衰力に設定して、今日は動かさないぞ!と。
空気圧は受付時に渡されたコース図で、このイベントとしては長めなのでそのようにアジャスト、基本設定は変わらずドライのベース値。
これで行った最初の走行は・・・・いやいや、酷い状態でしたw
はやと先生の9秒落ちww
あり得ないほどの酷いタイムでしたw
慣熟歩行で立てた作戦はドライのつもりの歩いていたので全く通用せず、落とすつもりのない所でシフトダウンとか、サイド引けばエビターンでカウンターのタイムに繋がらない走り。
でもスピンして車潰すのも馬鹿馬鹿しいし、慣熟歩行では迷っていた部分をとりあえず走行して試してみました。
今回は事前に82台のエントリー+当日1台で、一回走って1分20秒あたりが全体のアベレージタイム、掛ける83台だから、一回走ると2時間くらいは次が回ってこない。
更に慣熟歩行の時間などが入ると、3時間は回ってこない。
もちろん車両準備で雨は上がっていたので、走り出しは徐々に路面が乾く感じ。
ゼッケン22番だったので、私の時には路面がセミウェットでしたが、60番頃にはほぼドライ、80番には完全ドライ状況。
頑張ったけど参考にはなりにくい走行になりました。
筑波のジムカーナ場はホームではないので、減衰セットのベースデーターを持っていないため完全手探り。
もう深く考えるの辞めて
「桶川セットw」
で全開!
ウェットだとキッツイわ~~でした。
つづく本番
今度はドライで走行!
筑波ジムカーナ場は勾配が有るので水捌けは良いのですが、その勾配がコース攻略を難しくします。
路面がほぼ手探りなので、朝一の慣熟歩行で立てた作戦のまま突貫!!
轟沈ww
行けると思った場所は路面が喰わない場所だったり、これくらいなら行けるだろうと思った所は路面が喰わなくて行けなかったり、サイド引くと路面が喰わなかったりww
そんな映像。
本番1本目:撮影ああやまええら
ま、車の感触が良いので、走っていて楽しいし、タイヤは最大限仕事できる体勢になっているし。
ただ、桶川用セットは、ここ筑波では減衰が堅すぎる・・・厳密には減衰力を現状より3段・5段・7段下げたセットを試してみたい感じですが、残りは1本。
変にテストするよりはこのまま行った方が1本目の反省を生かせるので、本当は一発勝負で5段戻したかったのですがここはグッと我慢。
今日は足のセットを探しに来た訳じゃないし、スポットで自分の運転を調整に来ている。
マシン側の詰めは知って損ではないけど、筑波をメインに据えていないのと今日の目標であるドボンを持てる能力を引き出して目指す意味で、空気圧を初期化した以外は無変更としました。
「あえて」
と言っておきましょう。
土曜の練習は仕事の都合で無理なので、日曜だとイベントになってしまう宿命です。
本番2本目:撮影ああやまええら
1本目でダメだった部分を慣熟歩行と走りの調整で再考慮。
サイド引きたい病をグッとこらえて全体の構築がまとまった。
桶川の反省で慣熟歩行時間の残りはお昼寝。
無理に頑張って本番で集中力落とすのはもうやったし、昼寝で仕切り直しってのは建築士取得の時に実戦して、お昼寝せず頑張ったおじさんは落第、お昼寝した私は合格と、その効果には折り紙付き!
決まった作戦をぐらつかずに実戦する方が迷いがあった分だけきつかったです。
慣熟歩行で立てた作戦の感触なら17秒台に行けるかなと思う感触が出来たのですが、減衰調整を適正化しなかった(出来なかった)ので結果的には無念の18秒台後半。
もう少しタイヤの性能を引き出せれば・・・と思う反面、「今日はそこじゃないだろう」という自制も。
まあ結果は2位ですが、もう少し色々馴染んだらもう少し詰めていけると思います。
詰める余地があるので現段階では「上出来」と言う判断です。
もちろん
走って楽しかった!!
という部分では大成功!
まだまだ伸びシロ・詰めシロが有るので上を狙えます。
ホームじゃないのでこんな感じかなと。
ドボン賞表彰 撮影:ああやまええら
本来ドボンは、「うっかりやっちまったで賞」という具合に、「あっちゃー」が本来の姿なのですが、桶川ビート軍団の変態は
「速さを見せたぜヤッホーー」
という本来の趣旨と違うところで盛り上がり勝利宣言w
こんなことしているから変態とか言われるのでしょうね・・・・
次は
平塚レジスタンス練習会で、色々減衰を弄って変化量と路面の関係を適正化させられるように成りたいです。(これはブリッツのZZ-Rダンパーに対する習熟です)
前後の減衰バランスは動かしません(<必要ないくらいまとまってますし)、ただ路面とタイヤとの関係で全体的な動く速度を調整する感じです。
あとは、走行の組み立てと路面状況の把握とか憶えるべきドライバー側のやることを歩いただけで拾い、いきなり1走目から走りに集中できるセットアップで楽しく走って、結果はたまたま付いてくるように精進精進ですな!
そう運転手に思わせてくれるウエシマクリニック足はやはり素晴らしい。
会場でも「端で見て動きがメチャクチャ良いですね」と複数声を掛けられました!
自分の運転スタイルとも合っているようなので、集中して運転技量を磨けます。
私は”大前提で道具が良くないとダメ”なお金の掛かる人なのでウエシマクリニック足は助かりますww
*****
ベスモ同窓会・ジムカーナ部?レポート
今回もRA2ひらさんが参加!
色々悩まれたようで、初めて走りの質問を受けました!
私もあまり上手ではありませんが、精一杯の能力で引き出しのヒントを一つだけお渡ししました。
早速試した本番走行2本目では、タイムダウンしましたがヒントを試してみてその有用性を確認できたようで、今後の走りにどう影響するのか楽しみです!
オマケ走行がもしあったら、確実にタイムアップだったと思います(試せなかったのは残念でしたね)。
今まで無意識でやっていたことがヒントによって「意識した荷重移動を適量に移動する方法数ある中で、その手段の一つ」を体感されました。
今後も引き出しを色々な方から色々教えて貰うと、今よりもっと走るのが楽しくなると思います!
次は
3/6(日)平塚レジスタンス練習会もジムカーナ部?が成立確定なので、興味を持たれたこう言うの未経験の方はこの機会に如何ですか?
申し込みはこちらから!
平塚の講師は今回ブッチギリのドボンをされた、元全日本ジムカーナ・シリーズチャンピオンでビート使いの
はやと先生が担当してますので安心ですよ!