
お疲れ様です、MDiエンドウです!
私のビートの仕様変更など書いておこうかなと。
実は、ジムカーナで使っていた時と、今のサーキット周回の違いって
「リアのブレーキパットだけ」
だったりしてます。
セットアップすら微調整したけど大幅な変更はやってません。
ジムカーナの時はリアのブレーキパットがディクセルのRX-0だと思う(メカニックさんが用意してくれたので覚えていない)のですが、メタルパットで、平塚の映像でどんなサイドターンでも確実にロックできるので気に入ってました。
が!!
日光サーキット2020年改修後の10コーナーでのリアから立ち上がる制動問題でこのままメタルパットでサーキット走行は危険(熱問題的にも)と判断。
通称「後輪が前輪を追い越す」って動き。
そこで、高柳ワークスさんよりお試しで使い古しを頂戴したリアパットですが、さすがWinmax製、サーキット走行で使いやすくて助かりました!
制動が前面に出ないのにしっかり効く、本当は前後とも同じメーカーのが理想ですが、そこはやむ得ないってことで。
前後でおよそバランスが取れて、良い感じに走れてます。
フロントパッドはプロジェクトμの廃盤になった「ストリートKスポーツ」ってシリーズだったと思います。
思うってのは記憶が定かではない・・・くらい放置プレイなのでw
次に4輪ブレーキパットとローター交換の時が来たらパットに関してはwinmaxで揃えたいと思ってます。
その他仕様変更としては・・・・・タイヤはそのままATR-K SPORTで、足回りも部品的には変わらず。
減衰力の設定は、私にとっては空気圧と含めて現地での路面に合わせた翻訳機的な調整なので仕様というには流動的なので。
筑波2000や茂木などサーキットトラックの路面は良い場合が多く、減衰力はその都度変えている感じ。
ちなみに3年前のAライセンスの時は筑波2000で32段階中4戻しで軽量化含むでばっちりでしたが、今回は3戻しでした。
ジムカーナの時は、桶川だとフロントは3戻しでリアは1戻しでした。
平塚だとフロントは4戻しでリアは3戻しでした。
ちなみに街中だと17段戻しです。
(街中では雨による補正は無くて大丈夫です。公道で攻めたりしないので)
雨だと2~3段戻しくらいなのですが、絶対ではなくほぼ手探りとなります。
このように減衰力1段の違いは重要です。
この微妙な違いを変更して合わせられるようになるには、いろんな場所で練習会に参加することで減衰変更を事細かにリサーチして体験から学びました。
調整部分は数字で割り出すと時間かかりすぎるので体験からの感触で反射的、直感的に合わせてます。
空気圧とかも同じことをやってました。
1.6キロから4キロまで入れて色々やりました。
タイヤグリップとタイヤサイズだと、ホイール幅と空気圧とタイムが結構密接。
タイヤは指定のホイール幅が良いなと思ってます。
ホイール幅がタイヤ指定より大きくなると、グリップ感触の良い所と路面との関係(タイム)が良い所でマッチングしない、つまりまとまらない印象でした。
なので、極力タイヤ指定ホイール幅の最大値で合わせるようにしてます。
これだとタイヤのグリップ状況からの空気圧が路面との接地感触との誤差が少なく、おおよそ良い状態にまとまるところが出てきた感じでした。
ああ、信じる信じない、カッコいい格好悪いはこちらは関知しないので、好きにやってくださいね!
私はメカニカルな部品の話は分からないですけど、最終的にドライバーが合わせる空気圧と減衰力は、実際の走行からのフィードバックで現地でリセットアップしてます。
テスト走行は非常に重要と思います!
周回で走行枠1枠で走りっぱなしだとこういった所がきついですね、6点ベルト外して、ピットロードやパドックで車外に出て空気合わせる・・・減衰合わせる・・・ビート用は設定が無いのですが、電動の減衰調整装置がリアル欲しいww
お手伝いしてくれる人が居れば幸いです!(息子がやってくれるので私は助かってます)
タイヤの圧力温度センサーを使わなくなったのは、限られた時間で空気圧の再調整が必要になったときに、レンチもってヘルメットかぶったまま作業したくなかったので、使わなくなりました。
心が焦るので部品無くしたりすると面倒ですし。
でも電動での減衰調整はピットインしなくても、もしくはピットロードのドライブスルー、完全停止しても車外に下りずに調整効くので、設定あるなら絶対に付けておいた方が良い装置と思います!
(正直凄く欲しい部品です、ビート用は無いですけど)
たった一段でも減衰合っていない走行はタイヤも壊すしタイム出ないし、ピットインするともう走れないほど時間が短いとかって状況を改善できるのでお勧めです!
調整については減衰力はダンパーのシリンダーシールが生きている状況(<壊れていない意)で、タイヤグリップに対してのバネレートと、1Gの伸縮ストロークバランスと車高が前後でバランスされた状態で(ここまで部品と初期設定の前提条件)、路面が荒れている場合はタイヤの接地時間を確保するために減衰力は弱める方向で路面に対するタイヤの追従性を良くする、逆に路面がよくロールが速すぎてフルバンプする場合は減衰力を高くしてストロークを使い切るまでの時間を長くすることで、タイヤの性能を引き出せる時間を長くする感じかな。(私のとらえ方)
ロール剛性とかって言葉がありますが「なにそれおいしいの?」て無視してますw
ロール剛性上げる検討ってのはサーキットではなくメンテナンスやチューニングなど、整備工場で考える話と思うので、ドライバーとしてはサーキットの現場にある手持ちの調整範囲で何とかする、直感的に辻褄を合わせる上ではあまり必要ない言葉かなと。
バネのレートを現場で変えるようになったら必要かもしれませんね!
なので、サーキットによってもどこに減衰力を合わせると良いのかは
「その日の状態」
で決まるので、”このサーキットはこれ”って決め打ちは、初期走り出しに有効ですが、太陽出てきて路面状態が変わると、同じ減衰力で通用するかは別の話となります。
夏とか冬でも普通に違うし。
最終的にはドライバーのコントロールと感触で決まると思ってます。
当然使用タイヤや空気圧でも変わるので、どこかで決め打ちは必要ですが、決めたセットアップから動かないってものではなく、常に状況に合わせて動くと思ってます。
それで感触悪くてイマイチだったら諦めるw
他の人との差ではなく、自分が自分で自分のベスト更新できれば、帰宅後のお酒がうまい、それで良いじゃないっすか!(と思ってます)
悪い状態でもこれだけタイム出せたって思えばいいし、悔しかったならまた次回!
そんなわけで、何が言いたかったと言うと、
「ジムカーナとサーキット、仕様(部品)の違いはリアのブレーキパットだけ」
って話でした。
今回の経験から「走る場所で変えておいた方がいいと思われる部品」です。