
参加の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした!
日曜日にSCCN(スポーツカークラブofニッサン)さんのイベントで、ロードスターパーティーレースなども併催で一日お祭りだった
筑波サーキット2000。
観客一杯いた中を走ってきました!
マシンは
CosmoSpeedさんの所にある
レンタル用レーシングリーフ
「eーrent リーフZE0」
初期型のリーフを徹底的に改造されたマシンです。
3年前に乗車した時は1分15秒54くらいで、RE07Dというタイヤを使いました。
その時は今回ほど車両の開発は進んでいなかったため、16秒台マシンなのに破格の15秒台でした。(RE07Dスゲぇ)
今回は
ATR-Ksportsという私が10年以上のタイヤ経験値があるものだったのと、あれから貸出元のCosmoSpeedさん
が手塩を掛けて進化させていたので、私は
「じゃあ14秒狙おうかね!」
ってなってました。
今回はサーキットでのタイムアタックって事で色々準備しました、マシン側では無くドライバー側で出来る事。
ビギナーアタックとガチアタッククラスの両方へ参加させて頂いて、ビギナークラスの時に様子見でマシン習熟>アタッククラスで本番。
(ガチ)アタッククラスで本気一発勝負の流れ。
リーフの場合は走行時間内で一度ピットしてリセット掛けてから走るので、アタック時間内でピットに数回入る感じで、これが基本。
今回からキャンバーやその他のセットアップに大幅な変更が加わった、主に制御系に手が入ったので、サーキットで「90年代スポーツカー」を運転するような素直なフィール、なのにABS制御も効いて凄く乗りやすかったです!
そして速い!!
専門ショップのチューンドって凄いなと改めて感じる完成度です!
走行して顔がにやける・・・って分かりますか?(#^^#)
ビギナーアタック!
この時はまず素の状態で空気圧だけ揃えて、TPMS(タイヤプレッシャーモニターシステム)で、目視情報としてタイヤの温まりが分かるという・・・・あの装置最高や!
そしてATR-Ksportsが最大ポテンシャルを発揮できる空気圧を知っているので、X周目にX周だけアタックするから・・・・という逆算が可能と言うチートアタックw
ドライバーの「タイヤ来たー」が読みやすい最高のデバイスっすね!
最高の時にクリア取れていきなり15秒588をマーク!
あと0.6秒!
2走目があるのでバッテリー残った状態で5分ほど早く走行時間を切り上げ備えます。
お昼は安定のもつ定食!
つづき~~まして~~
ガチクラスでのアタック!
太田哲也プロも参戦し、盛り上がります!
リーフですが豪華なレーサー!
まさか全開でも小鳥のさえずりが聞こえる車をこんなスゲー人が運転しているとは思うまい!
さて、私の方は一回目の走行で減衰力1段アップを要求。
そしてATR-Ksportsながら、225-45-17の特性を見て、現状のバネレート・出力・路面状況からタイムアップするにはダンパーストロークを有効に使える時間を延ばしたい。
けど、絶対的なATR-Ksportsのグリップ力と車両重量などを考慮して、この日のセットアップはセッティングされていたものより4輪1段硬い方向へ。
ダンパーも普段使う「ブリッツ ZZ-R」なので、減衰一段のさじ加減が分かっていたのでピタリと合わせました。
空気圧はあっという間に0.5キロ上がってしまうのでリアより低めのフロント。
走りだせばリアより高くなる計算、2.8キロ超えたら諦めるw
全てが辻褄合うので減衰一段をお願いしました。
自分で調整はやったのですが、マシンの持ち主さん、整備の人が決めた調整されたマシンへ変更加えるわけですから、頭下げてお願いします。
今回は信頼関係でOK頂いて、空気圧も整え、初期状態で1分15秒55から1秒アップの手駒は整いました!
減衰調整と空気圧で1秒違うのは普通にありますので、でもこのさじ加減は凄く難しい。
色々知っているから調整して一段上げられますが、知識ではなく経験と感触がモノを言う話なので、うっかりやるとダメな方にしか行きません。
その日のコンディションでどうとでも変わるので、決め打ちで上手く行くってのは奇跡の領域です。
リーフ(初代)はまず少し走ってリセットすると効率よくバッテリ-が使えるそうです。
コースイン後にタイヤ温めながら2周目にピットしてリセット。
すでにこの時にはTPMSは2.56キロくらいだったのですが、タイヤはキていて速攻行ける感じ。
最もタイム出るのは2.7キロ台なので、最終コーナーでその気圧に合わせられればビクトリー!
コースインして間合いと気合を入れて、運命の2ヘアピンたちがり!!
速度計は135キロから姿勢決めて最終コーナーへ突入します!
(ほんとGoPro買って良かった!)
この走行で1分15秒338(公式)
空気圧が高かったので一旦ピットへ。
息子がエア調整してくれて、左前の圧力落とし、残り7分で再スタート!
(映像ありません)
タイヤを温めないようにコースイン直後はゆっくり走行。
2ヘアを超えたら勝負!待ったなし!!
もう攻めすぎるくらい全部吐き出しました。
タイヤのステアインフォ頼りながら、ATR-Ksportsのギリギリまで攻めたと思います。
ダンロップ下も全開のまま、2ヘアも良いぞ!!
運命の最終コーナーへ・・・・・
・・・・・前走車と2台一緒にorz
申し訳ない、最終コーナーでバトルかってくらい寄せてしまいましたが、アウト側から切ったタイムは
1分15秒903。
これも走行会、そしてタイムアタック。
夢の14秒台は届きませんでした。
以降はブレーキやタイヤ感触がずるずる落ちていく感じ。

(走行後の左前タイヤ、綺麗な摩耗肌!運転した奴上手いな~w、もう一戦いけっぞww)
もちろんこの後もタイヤの圧力見ながら果敢に攻めましたし、最終ラップも15秒台と・・・・でも感触は悪化するばかりで、攻めたけど同時にタイム出ない事も分かってました。
それでも1分15秒669(公式)、最終ラップも1分15秒976(公式)と。
感触悪化しているのにATR-Ksport君は頑張った!
大台が見えていただけに残念ですが、貸し出してくださった方がアジャストを了承してくれたので気持ち良く出し切りました!
本当に楽しい車に仕上がっていると思います!
eーrent リーフ
激安ラジアルタイヤで14秒が射程に入っているマシンです!
これはお勧め!!
次回は11月13日(<訂正)らしいので、自分ちにリーフあるから慣れているけど、サーキットには別の車両用意したいな・・・なんて人は、純正ZE0では1分24秒くらいが普通の所、2キロの距離で10秒も速いタイム出る車ですので、是非ご利用ください!!
SCCN主催なのでカラー4色のパンフレット
選手名入り!(記念に良いですよ!)
お土産付きでした!(cosmospeedさんより)

メッチャ楽しいサーキット走行です!
なお、前回使ったRE07Dよりも今回はタイム良かったですが、これは車両側の開発が進んだ部分での差なので、もし仮に今回RE07D使っていれば、もう少し楽に14秒台に入れたかなと思います!
ラジアルの卑怯グリップではなく、安いスポーツタイヤでこのタイムだった事に意味が有り、
「レンタルレースカーでも手を抜かないセットアップで出来ている」
と、言えると思います。
cosmospeedさんのレーシングリーフで是非筑波アタックを!
最終コーナーとかメッチャ気持ちいいですよ~!
私は全てを開放し、やれることはやったと思うので楽しくて大満足でした!
Sタイヤ履いて軽量化された後期のAZE0は13秒台ですけどね。。。
ATR-Ksportで15秒3なら、SタイヤでなくてもRE12Dとか持ってくれば14秒は楽勝で行けると思うのでこの車の完成度が伺えます!
走行のオーバーオールタイム狙うなら車から考えるべきですが、
その車に合った目標を狙えばよいわけで、どんな車、どんな運転でもサーキットは楽しく走れます!
無理すれば代償は必要ですが、合法的に車の限界を使ってよい場所なので、是非体験してもらえればと思います!(#^.^#)
最後にcosmospeed様、お誘い頂きありがとうございました、感謝します!
メッチャ楽しめました!m(_ _)m