
耐久レースは楽しいですね~~(#^^#)
先日の案内通り、筑波サーキットの耐久レース「TC-2」にゼッケン96号車チームEMSC(モスクワ)さんのGK5型フィットで参加しました!
3月26日以来の参戦です!
結果は「総合13位、クラス優勝」でした!
応援と声援頂いた皆さんには感謝を!
次戦、私はお休みしますが、7月30日ですので応援よろしくお願いいたします!
最後10分~3分前までの波乱で順位がひっくり返っる事態になり、私がやらかした10秒のペナルティーをはねのけた後続の二人には感謝で、勝利出来ました!
そんなMDiエンドウから見たレースの詳細はこの後!
まずは勝利の報告と、声援頂いた皆さんに感謝(*^▽^*)
次戦はオーナーさん以下2名のドライバーは入れ替わるかもしれませんが、最終戦でまた運転出来たら良いなと思ってます。
「本業の方のお仕事たくさんお待ちしております!」w
GK5のフィットって凄く良いマシンですね!
元の出来の良さ、足のセッティング、最高でした!(*'ω'*)
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レースレポート @興味ない人は読む必要ありません、読みたい方だけどうぞ!
2023年6月11日。
午前は雨。
予選は11時5分より15分間
この時の作戦は、第1戦同様にMDiエンドウが予選第一ドライバーで、インラップ、アタック2周、ピットイン
以降はタイムアップまで第2ドライバーが予選アタックをする作戦。
昨夜からの雨で路面は結構なウェット。
路面が少し油が浮いている感じ。
ストロークがしっかりあって走行をカバーしているチームモスクワGK5号。
それでも危険個所は危険と言うのは変わらない。
私のアタックは、この油路面に足をすくわれた車両のスピンで走路を潰されて、まともにアタックできず、1分25秒7くらいで轟沈。
第2ドライバーにハンドルを渡す。
ダンロップ先でスピンしてコース真ん中で停車している車両を躱すために左足を泥に落として走行したり、最終コーナーでコース真ん中に止まっているマシンを躱すために危険地帯である最終コーナーのアウト側に濡れて油交じりの路面を走行することに。
低速でも油で外に飛び出てコースアウトの危険がある危険な場所に踏み込むことに。
結局アタック2周のうち1周は速い車の追い越しにスペース空けたためダメ。
2周目はスピンで停車した車両がコースを塞いだのが2か所あってだめ。
もっと言うと、コースイン直後にダンロップから飛び出した先行車があったり、ピットインの周回は流石にタイヤ温存で攻めない。
結局予選の私は全部ダメでした。
仕方がない、これもレース!
切り替えて決勝に臨む感じに成りました。
はいはい!蜜の味の時間ですw決勝
決勝は凄くまばらに霧雨が降ってはいるけど、風が吹いて路面が乾く。
コースはほぼドライまで回復!
実際走ってみても、(チーム内の)危険地帯回避警報は解除。
どのラインも全て使える!!
朝のドラミで「リスタートはブルー(緑旗)と同時に、フルコース競技OK」という説明が何度もされて、前回はスタート後にSC走行を3周したので、実質「リスタートでスタート」だったのすっかり忘れて、そのとき読んだ競技特別規則書の中身もスコーンと抜けて、ローリングスタート時の「スタートはスタートライン超えるまで追い越し禁止」ってのを完全に忘れて、青になった瞬間にスタートしちゃいました。
「反省」
チームのリーダーがコントロールタワー3階に呼び出し受けてペナルティー喰らいました。
「*2 NO96は、反則スタートにより競技結果に対して10秒加算とした」
人生初の自責ペナルティ。
今後は毎回規則書読みます。
これ知ったのはスタートのスティントが終わった38分後のドライバーチェンジした後で、チームには謝りまくりでした。
走行スティントでは特に問題無く、ほぼドライなのでFR車もよたよたしないで走行してくれて、区間イエローは有ったもののフルコースイエローは出なかったので、直接ライバルのチームに18秒の大差を付けて、且つ私も良い条件でクリアが取れたので、自身でも初となる13秒970をマークして、ライバルチームの心を折ることができるタイムを叩き出してスティント終了。
ペナルティを聞き唖然としましたが、18秒差で同じピット回数なら勝てると思ってました。
その後は順調に周回を重ね、もう一度ピットでリーダーにドライバーチェンジして送り出す。
この時にライバルチームの作戦が炸裂する!!
「1ピット作戦」
チーム内で愕然とした雰囲気に。
ピットレーン40キロ規制があり、ピット進入路は80キロくらいが限界で、レーンは40キロ、走ってくるのに40秒ほど掛かります。
そこからピットでのドライバーチェンジをして送り出すと、1ピットストップが最低でも1分40秒くらい、それは1周分の走行時間をロスする時間経費。
わがチームはそれを2回で約3分10秒にペナルティの10秒を加えた3分20秒をライバルチームは半分にする作戦。
愕然とするのも分かってもらえますか?
やばい、ペナルティでやってもーた。。。。
焦る私(*´Д`)
ここで他のチームが「通称・タコって刺さる場所」でおなじみのダンロップ先で霧雨が強く降った瞬間に飛んで刺さった所があり、スポンジバリアがコースまで出てしまったので「FCY」(=フルコースイエロー)からの「SC」(セーフティーカー)が導入!
その瞬間にライバルチームがピットに入ってきて・・・さらに裏側に消えた。
「給油!!」
この時残り10分、差は1分8秒こちらが遅れてました。
このままイエローのままゴールもあり得るので「詰んだ」と思ってました。
ここからミラクル発生!
SCは先頭車を捉えるためにラップダウン車両を先に行かせる措置をとり、その中にGK5フィットの姿も。
ライバルはまだ給油中。
先頭を捉えてSCが計測ライン通過すると、給油を終えたライバルチームがコース復帰。
そこから20秒後にチームの車が隊列に並ぶも、ライバルチームは先頭車を抜けない状態で隊列に組み込まれ、隊列の後方で列に並んだ我がチームですが、逆にラップダウンできる態勢に!
そして残り3分でレース再開!!
第3ドライバーのチームリーダーは1分14秒とライバルチームより1秒早いタイムを刻める運転技術があるので、3分でライバルチームが燃料フルに濃くして行けたとしても1分15秒台では差が開くだけ。
こちらもドライで燃料が心配ですが、私も使える所は5速を使って走っていたので可能な範囲で燃料とタイヤとブレーキ冷却しながら走った甲斐が有って
周回数的に一周多く走った計算になって
「優勝」
することができました!!
耐久レースはただ速く走れば良いだけでは無く、タイヤの摩耗や燃料消費も控え目に速く走る、ブレーキフルードなんかも気を使いながら、周りにいる速いマシンにも道を譲るけど、タイムを落とさない工夫をする。
そうした走行を出来る人でないと中々難しいのが耐久レース。
それだけに面白い!!
計算高いこと、ドライバーが自分の役割をしっかり認識して後続にバトンを渡す。
私の持つ運転技術はこのステージでこそ適合するとジムカーナ辞めたわけですが、やっと花が咲いて結果が出るようになりました!
もちろんチームメイトや裏方に回ってくれたスタッフさんの協力有っての結果です!
そして頑張るチームに筑波の女神が微笑んでくれた逆転勝利!
あれだけやらかしたのを笑って許してくれた結果に感動です!!(#^^#)
本当に耐久レースはドラマと感動で出来てますね!
悪い事ばかりではありません、勝つこと、勝てた事、
「これもレース!」
だと思います(*'ω'*)
協力いただいた皆さんには本当に感謝です!
ありがとうございました!
メッチャ嬉しくて、メッチャ楽しい!
そして勝てた笑顔は最高の週末でした!!
写真撮影協力
エブリィ様
ああやまええら様
息子
チームモスクワさん
この走りの基礎になっているジムカーナ、7月30日、私は平塚でジムカーナに参加します!
もう事前受け付けの予約分は一杯になってますが、開催前日に発生する「特別枠」は何台か行けると思いますので、キャンセル待ちの先行順数台は順番で繰り上がり参加できますので、まだまだ申し込み可能です。(でも本当に参加できない場合がある事も含んでくださいね)
なお、サイドターン中のドリフトコントロールや、サイドターンを止めるやり方を知っていないと、サーキットで小さいコーナーでの追い抜きをする場合のマシンコントロールに重要な要素を含んでます。
ジムカーナを「地味カーナ」とか言うやつは小さいコーナーで当てられてはじき出されてしまいますので、ジムカーナを一定期間やり込むのは必要と存じます!
サーキットしか走った事が無いのでしたら、是非難しいサイドターンの有るジムカーナも体験してみてください!
