白神爺のブログ一覧

昨日のこの画像↓



に、この山はなんという山ですか？と言うコメントがありました。

地元では、みんな知ってますが、全国区ではないですね　(^^ゞ

これは、古くは

美空ひばりの「りんご追分」や

<object width="425" height="344"></object>

松村和子の「帰ってこいよ」

<object width="425" height="344"></object>

で、唄われている、「おいわき山」であります、

そう！　「岩木山」 と言う山なのです。


太宰治は

あまり地元贔屓で、岩木山の自慢ばかりみんながするので、あんな山は他に比べる山もなく、ただひとつ聳えているから目立つにすぎない。

とシニカルに言ってますが、小説「津軽」では
　
「や！富士、いいなぁ」と私は叫んだ。富士ではなかった。
　津軽富士と呼ばれる1625mの岩木山が満目の水田の尽きるところに、ふわりと浮かんでいる。実際軽く浮かんでいる感じなのである。
　したたるほど真蒼で富士山よりもっと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮かんでいる。
　決して高い山ではないが、けれども、なかなか透きとおるくらいに嬋娟（せんけん）たる美女ではある。

と、褒めたりもしています（これは、捨てきれない愛？）

地元では、りんご追分だけのリンゴ追分コンクール 等も開かれているくらい、思い入れの或る曲なのであります。

それは、とりもなおさず、「岩木山」への、思いですね

一番上は、津軽平野から見た岩木山ですが（つまりは西からの）




下は、日本海側からみた岩木山です（東からみた裏側の）




こんな風に生活に溶け込んでます。

や～、どっちがら　みでも、なんぼまだ～　きえがだだな～
やっぱし　岩木山だな～