昨日のコトですが、
この土地の地盤調査を実施して頂きました。
諦めるにしてもある程度のデータは取っておいた方がイイと思いますヨ。
・・・どうせ
無料ですからw
そんな営業マンの言葉に釣られて(爆
地盤調査を実施して頂きましたw
表向きは購入に揺れ動いているオイラの心中を察しての親心&土地のデータ収集。
裏を返せば恐らくは、さっさと土地を購入させて契約を一気に進めたい営業マンの
下心のためでしょうけどネw
今回行った地盤調査法は、
『スウェーデン式サウンディング(SS)試験』
スウェーデン式サウンディング試験:
戸建住宅では最も広く行なわれている地盤調査方法。
・100kgのおもりの力でねじ状になった先端部を回転させながら押し込んで、
そのときの半回転数(Nsw)を測定して地盤の硬さを調べます。
・調査報告書は実測データだけでなく、
そのデータから調査地盤の基礎仕様及び軟弱地盤対策の提案をしているのが一般的。
・通常50坪程度までの敷地で4ポイントを調査します。
・費用は首都圏で5~6万円程度。2時間ほどで終了します。
#大体のハウスメーカーでは無料で実施しているようです。
この土地の造成イメージは以下のような感じです。
30cmほど休耕田を掘り起こし、道路より土地が上になるように盛土造成。
作業員の感覚だと、支持層まで約5m、その上は(かなり?)軟弱な地盤なのではという話でした。
#ただし砂礫等は含まれていない。
正式な結果は後日持参してくれるそうですが、
恐らくはベタ基礎、あるいは柱状改良になるのでは?
とは営業マン談。
・柱状改良:
特殊セメント(セメントスラリー)を地盤中に注入し、特殊な攪拌翼によって地盤とセメント分を
混ぜることで高品質、高強度のソイルセメント改良柱体を地盤中に築造する工法です。
・小口径鋼管杭工法:
杭先端部に取り付けられた螺旋状の羽と杭先端部の切り込みを有する綱管杭を回転埋設する
ことにより、地盤中に杭を貫入させる工法
・表層改良法:(浅層混合処理工法)
地盤の表層部(GL-2.0m以浅)に軟弱層がある場合、セメント系固化材を現地盤土と混合攪拌
及び転圧を行い地盤を改良する工法。
10年更新型の地盤損壊補償制度もありますし、
また適切な補強工事を行えば軟弱な土地でも家を建てられないと言うコトでは
ないのでしょうけど、
・休耕田にしては、雨も降っていないのに水が浮いている(○内)
・1mの盛り土でさえ、家自体よりも重く、土の重さだけで圧密沈下する可能性がある。
・柱状改良工法を選択した場合、コンクリートの柱を地下に打つそうですが、
その柱は支持層に刺さるわけではなく、支持層上に乗っているだけとの事。
仮に地震が来た場合メーカー側は最悪軟弱な土地が崩れても支持層にある柱で
家を支えるので家は倒壊しませんと言うが、上に乗っているだけの柱が地震で軟弱地盤が
シェイクされた際にまっすぐ立っていられるとは思えない。
そんな考えが頭をよぎるので、なかなか手が出せませんネ(´・ω・)=3
理想は切り土地盤なんですけどねぇo( ̄ー ̄;)ゞううむ
#ただし山間部や丘を開拓して宅地造成した場合は切土部分盛り土部分が、
混じて存在し、地耐力が異なるコトで沈下量に差異が生じ、不同沈下が起きやすいので注意。
#危ない土地の推測。
■風景~
・近くの電柱が傾いていませんか?
・地面が波打っていたり、道路がヒビ割れしていませんか?
・土地の近くに川や水田、池や沼地がありませんか?
・「昔はこの辺は海だった」などと聞いた事がありませんか?
■地名~
・水を表す単語が入っている:柳、枡、清等
・阿部、芦原、宇野、江田、勝田、勝俣、蒲田、久保、古田、五味、権田、戸田、戸部、土呂、頓田、
仁田、糖田、沼田、野田、野間、富家、法田、牟田、矢野、八田、谷地、谷津、矢原、淀、沖、小森、
新在野、新保、新屋敷、田代、地先、何軒家、別所、別府、砂子、鹿田、洲、須賀、由良、小豆沢、
阿保、宇津、掛、押出、津江、灘 などなど
Posted at 2008/06/11 18:52:11 | |
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