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すなわしのブログ一覧

2011年05月30日 イイね!

飯舘村


原発事故により一躍その名を世界に知らしめた飯舘村。
現在は年間20msv超過と言うことで避難準備区域となり、
5月末までの全村民避難が実行中です。

とはいえ農家の中には、そりゃもう頑固な方が多々いらっしゃいます(笑)
飼養牛を売却、預け入れという選択を取った農家の方もいれば、
粘って未だ飼養を継続し、「オラ(避難なんて)しねーぞ!」という方々も
多く、避難準備は難航しているようです^^;

そんな農家の方に仕事の相談で呼ばれ、先日飯舘村に出かけてきました。
原発事故以来自衛隊の支援車両は多数見かけてはいましたが、
以前に比べて朝早くから自衛隊も動くようになった気がします。















朝6:45


ほどなくして飯舘村に入ります。































この時期普段なら水をたたえて、蛙が大合唱している田んぼも雑草が茂り、
荒れていました。
田んぼの土が使えないので、今年はツバメも来村していないとのこと。
田んぼは一回使わなくなると、土がダメになり米が育たなくなると言う
お話なので、米作りはしばらく無理でしょうね。。。

















牛の飼料のロールも放置されていました。
去年のものなら使用可とのお達しですが、風評被害の件もあり、
去年の物でも使用しない農家の方は多いようです。
今年の1番草は使用不可、2番草、3番草は刈り取り後線量を測定し、
使用可否をどうするか決めるようですね。
県内で使用できる餌は、会津北西部の草に限定されます。
















ここの農家の方は以前は元気でしたが、
最近はちょっぴり弱気に。。。。
いろいろお話をしましたが、その中で少しでも役に立てればいいんですけどね。

どこまでいっても被災者軽視でパフォーマンス重視の政治家や東電の浅はかな
行動にはほとほと嫌気が差しています。
未来に負の遺産なんて残して欲しくないです。
近頃では菅下ろしの不信任案をどうのこうの言っていますが、連立を断ったくせに、
自民は誰を首相に擁立しようとしているんですかね。

この大災害中に指揮を執れる人間なんてどこを探しても見あたりませんが。
そもそも立候補する奇特な政治家なんていないでしょ。

こんな状況に陥っても他国の目を気にしてか菅さんは、再生可能エネルギー率を20%に
増やすと言う程度。
年間数億円を事故処理のNa除去に費やすくせに再稼働の見通しのない「もんじゅ」
稼働させる予算最優先で余った分の予算内しか地震や津波処理に費やさない「原発群」
余った予算でそれでも利益が出るような対策しか取っていないのだから、想定外にも
なりますよ。

時間が掛かると公言しているんですから、即刻廃炉に向けて動き出し、
そこに掛けている費用を再生可能エネルギー利用に回せば日本中の家、会社の
屋根に留まらず、それこそ耕作放棄地といった場所にまで太陽光発電パネルの設置が
可能になると思うんですけど。
こういう産業って作れば作るほどコストは安くなるし、雇用も増えますしね。
風力発電は場所を選ぶので難しいと思いますが、北欧でも実用化され個人宅でも利用
可能となっている地熱発電はコストもかなり下がってきており火山大国の日本では
有用視されていますね。
あとは海水中に無尽蔵にあるMgを取り出し、それをエネルギー源にする新しいエネルギー
抽出法も予算さえあれば実用化近くまで来ているとか。

こういう部分に税金を使ってもらえるなら払い甲斐もあるんですけどね~。
あっ、まずは東電の資産売却、株の100%減資、銀行の債権放棄が最優先で、
補償が解決してからです。
税率アップと電気代への上乗せはまずやることをやってからです。


無駄に便利すぎる毎日。
震災前のような日常を取り戻すのはもはや無理です。

無駄な便利さ以上に原発産業はもう沢山です。















子供達の健康と未来だけでも守って欲しいものです。
本心は妻と子供達だけでも避難させたいのですが、仕事から離れられません。
妻だけでは子供達の面倒は見きれないでしょうし。
なにより警戒区域、避難区域以外の地域からの避難に関しては全く補償対象に
ならないので資金的にも厳しいんです。
こういう家庭は県内に多数いると思います。
こういう部分も国や県は考慮してくれるとありがたいのですが。。。
Posted at 2011/05/30 08:27:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 震災&フクイチ事故関連 | ニュース
2011年05月19日 イイね!

那須に行ってきました^^

那須に行ってきました^^
3月下旬の3連休。
原発の爆発が相次ぎ不安だったため、少ないガソリンを焚いて
那須に避難しました。

10年ほど前に那須で働いていた時にお世話になった方から、
「少しこっちに来て、家族で(避難すべきか否か)協議したら?」
と申し出を頂いたので、ありがたく受けてきました。

















避難しているように見えませんネ^^;


その頃には那須~東京間の東北新幹線が再開通していたので、
連休中に原発がもっと悪い状況に推移したら、家族だけでもそのまま
実家のある神奈川に避難させようと思っていました。

家族会議の結果、その時は避難させずに一緒に福島まで戻ってきたのですが、
先日の報道では、その時にはすでに炉心溶融し、燃料棒が溶融して格納
容器下部に溜まり、かなり危険な状況だったようですね。
工程表もとても見直して考え直しましたというレベルには到底及ばず、
とてもとても福島県のことを考えていない工程表と言わざるを得ません。

なぜに東電や政府は、福島県民(もちろん福島県民だけではないですが)が
汚された空気、土のそばで毎日労働していると言うことが認識できないの
でしょうね。

嘘で塗り固められた報道に不信感がつのります・・・

とはいえ、
「放射線量減少傾向=半減期の短い放射性物質の放出量も減少傾向」という事。
原発では純度の低いウランを使用している事。
1~3号機では、すでに燃料棒が溶融し格納容器下部に粒状に沈殿している事。
原子炉には制御棒が挿入されている事。
等々の理由から原発は力を失っている状態であり、今後も少しずつは放射性物質
の放出は継続するでしょうけど、3月のような爆発はもう無いと思っています。

最初の頃に放出された60京ベクレルという大量の放射性物質さえ、
「掃除」出来れば、もう少し安心して生活できるのかなと思っています。


・・・話が逸れました^^;
業務の方もやや落ち着きを取り戻しつつあったので、
その方にお礼がてら、那須まで出かけてきました。

お礼を渡した後は、贔屓にしているコーヒーハウスに寄り道。















コーヒーハウス「かもめ」 

実はここのマスターとは顔見知り(笑)

いろいろ話をしましたが、那須の辺りでも線量が高い(0.2μsv)とのことで、
驚きました。
向こうは向こうで、息子が二人になっていたこと、もう一人娘が増えたことに
驚いていました(笑)

牧草の刈り入れは盛んに行われていましたが、福島県と同様に15ヶ月齢以上
かつ妊娠したしない関わらず1回以上種付けした乳用牛への自給牧草の給与
は禁止、今後は買い餌での対応になるとの事。

那須の辺りは牛の飼養形態の大型化が進んでおり、
値段の安価な自家飼料の給与が禁止され、買い餌のみの給与となると、
当然利益率が下がるので、酪農家としては旨味が少なくなるんですよね。
これは大型化、従来通りの繋飼関わらずのことなので福島県の酪農家も
利益率は激減しています。

とまあ、現在の栃木県の状況踏まえ、お互いまじめに近況報告^^;

久しぶりに味わった自家製ベーコン入りピザ、シフォンケーキ。





























ゆったりのんびりのコーヒータイムを満喫しました^^





















・・・前言撤回。
あんまりゆったりは出来なかったかな^^;



帰りがけ、IC近くに建ったアウトレットモールに寄り道。















那須ガーデンアウトレット

名前は知っていましたが、那須IC側の広谷地付近に建築されたのかと
思っていました^^;
黒磯板室ICのすぐ近くだったんですね~。

到着した時間も遅めでしたので、アウトレット内をさっと散策して、
帰宅しました。
広めの敷地なので、ベビーカーとお弁当を持参すればゆっくり一日を
過ごせそうですね^^

久しぶりにきれいな空気を吸えました♪
午前中仕事無ければ、もう少しゆっくり出来たんですけどね~^^;

Posted at 2011/05/19 10:03:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | 震災&フクイチ事故関連 | 旅行/地域
2011年05月16日 イイね!

藤の花が咲きました。


去年園芸店にて500円で購入した藤。
あの雨のような青い枝垂れが好きなんですよね~^^

みちのくの厳しい寒さを乗り越え無事開花しました。















かなり小振りですけど^^;


定植後に初めて知ったのですが、
新築の家に藤の定植はNGなんですってね。

枝が頭を垂れる=衰退をイメージさせるというのが、
その理由だそうです。
しまったな・・・と思うものの、今更抜くわけにもいきません^^;

植えるには植えるなりの理由があるなんて、
俄かガーデナーたる私には知る由もなく。

・・・ガーデニング、奥が深いです(笑)

初心者ガーデナーとはいえ、
せっかく植えた植物群を枯らすわけにもいかないので、
必要最低限(と自分では思っている^^;)の手入れはしています。















植物活性剤を添加しての水やりと
剪定後の傷口消毒。

















展着剤を加えての殺虫剤の散布(年6回)

等々。


そのおかげか枯死寸前で100円程度の破格値で売られていた植物群も、
息を吹き返しました^^
















暖かくなるにつれて花が咲き、
庭が華やいでいく姿を見るのは何とも言えませんね♪

俄とはいえ(笑)ガーデニングにすっかりはまっていましたが、
さほど広くはない庭。

今の悩みは、
植物を植える場所が無くなってしまったというトコでしょうか^^;
















とりあえず維持管理ですかね(笑)
Posted at 2011/05/16 17:35:21 | コメント(10) | トラックバック(0) | garden | 暮らし/家族
2011年05月13日 イイね!

震災から2ヶ月。


東北地方を襲った大震災から2ヶ月が経過しました。
あの日は横なぐりの雪模様でしたが、今日は雨。
枯れていた木々も芽吹き、新緑の季節となりました。
















1年かけて庭を造りました^^
農家からの頂き物、季節外れ品、在庫処分品等々組み合わせ、
自分的には安価に仕上げたつもりですが・・・
妻からは、無駄遣いのレッテルを貼られています^^;



震災後4月上旬位までは水を含む食糧難、GSへの数kmにも及ぶ渋滞
等々酷い状態でした。

幸いにもお世話になっている農家の方々の支援もありましたので、
頭を抱えてどうしよう・・・と悩む必要がなかったので助かりました。

家族も無事でしたし、
家は飾り柱部分の基礎コンクリート部分に若干の亀裂、
壁紙の破れ程度と軽微な損害で済みましたので、
同じ県内でも今現在も避難されている方々に比べれば、普段通りの生活に
戻りつつあります。

とはいえ。
一気に新築感が薄れたので、精神的損害は軽微ではありませんが^^;

というか・・・
本当なら先々月末には申請しておくべき住宅ローン控除
申請をこの騒ぎですっかり忘れており、未だ行っておらず、
少し焦っています^^;
こういう時に限って仕事が忙しく休みが取れません・・・(苦笑)


現在の福島は、原発被害が甚大です。
事故検討委員会設置で、もう収束?というような感じですが、
危機的状況は継続しており、予断を許さぬ状況です。
個人的にはデタラメ・・・いや斑目委員長の属する委員会なぞ
もっと早く撤廃し、こういう独立性のある委員会設置は歓迎です。

また放射能汚染という災厄に初めての遭遇と、目で見えない放射能
汚染の恐怖、日に日に明らかになる原発の状態が不安を増大させて
おり、個人的には風評被害が生じてもやむなしと思う状況です。

この事故に対する風評含む被害は国を含む行政や東京電力の対応が
後手に回りすぎている部分が多分に原因かつ助長させている結果だと
思っています。

一部繁殖和牛にも携わっていますが、基本的に酪農に携わる業務に
私は就いています。

県内ほぼ放射能不検出とのサンプリング結果で、
生乳出荷は、震災前と同様に通常通り行われ、福島県産牛乳として
市販されるようになっています。

とはいえ、現在福島県浜通りの酪農は、警戒区域もしくは避難区域に
含まれ、ほぼ壊滅です。
新聞等でもご覧になっているかと思いますが、
それら区域に含まれていない南相馬の一部地方では出荷制限解除となり、
出荷可能とはなりました。
しかし、近くにあるCS(クーラーステーション)は警戒区域内にあり、
生乳受け入れは不可。
それではと、遠いいわき市に運搬しようにも警戒区域を通る必要があり
そちらへの出荷も不可。

出荷制限解除になっているにも関わらず未だに搾っては捨てを繰り返す
酪農家もあります。

計画的避難地域含め、現在搾乳に供している成牛は処分対象、
初妊牛含め一度でも種付けを実施し、将来的に搾乳に供する可能性のある
育成牛も移動禁止=処分対象。
県の見解では「これらの牛を動かしたら風評被害が広がる可能性が・・・云々」
と言うことでした。

飯舘村の酪農、和牛繁殖はほぼ廃業を決定、川俣町山木屋地区の酪農家は
仔牛のみ離れた牧場に移動させましたが、再度同地区に戻れたとしても
再び酪農に携わるかは・・・だそうです。

県の回答は国の回答待ち、
国への質問では県へ丸投げ。
東電社長と首相は謝罪の言葉ばかり。

誠意ある補償を早急にと言う言葉は不要です。
このままでは福島県の一次産業は壊滅するでしょうし、
今はなんとか持ち堪えている仕事にもかなりの支障をきたしており、
責任の所在を明確にした迅速かつ誠意ある対応を願ってやみません。


現在の県内放射能値推移は横這いです。
また上空の放射線測定値は平常時の数倍を記録しており、
未だ原発から放射性物質の放出が継続中であることが示唆されています。
滞留している放射性物質は、雨や風に紛れて、地上に降下しているため、
減りもせずに横這いなのでしょう。
もちろん外洋への拡散も続いています。

その値が本当に影響するのか影響しないのか、影響すれば何年後からなのか
全く不明なことも不安です。

マスコミ、大学教授の意見も様々。
果てはイタリアの岩石からは常に5μsv程度の放射線が放出されていても、
イタリア人は健康に生活を送っている、
国内だって北投石やラジウム放射線のような高濃度放射線を浴びてガンを治す
民間療法だってある位なんだから、
今の福島県は健康ランドそのものだと、ほざく意見もあり、、、
どれを信じたらいいのか不明な状態です。

そうは言っても大人はまだしも心配なのは子供達というのは一致の意見。
国の子供に対する基準値3.8μsvよりさらに半分の値を採用する市が多く、
幼稚園、小学校、中学校と校庭の表土と下土を入れ替える上下置換作業を
今月中には終わらせる方向で独自で動くようになりました。

在住の二本松市では空間線量は0.8μsvですが、園の入口や昇降口、
校庭の1m部分、10cm部分になると途端に2~3μsvに跳ね上がるので、
この作業は歓迎します。

まあ土を入れ替えても、入れ替えた土の処分法が不明な点、雨や台風、強風時、
表土が飛び、表土地下埋設法で地下に埋めた線量の高い土が顔を出す可能性も
あり、「これで運動場で子供達を遊ばせられる」と手放しで喜べる状態では決して
ありませんけどね。
汚染土を下に埋めることで地下に放射能が染み込んでいく可能性もありますし。


見た目は通常通りの生活でも、今の福島県は、どの産業に携わっていても、
風評被害含め、かなり厳しい状況です。
私も県外の方の立場ならば同じ行動を取るであろうと思うのであまり声高に
言えませんが、正しい知識と情報を持って、あまり福島県を敬遠しないで
下さい。

何気ない日常こそが幸せでありがたいことだったんだ、
当たり前こそ嬉しいことなんだと痛感する毎日を送っています。


・・・っていや別にこんな堅苦しいブログをアップするつもりは、
無かったんですけど^^;

こんな大変な状況の中でも子供はやはり成長するんですね。
ウチの娘が不格好ながら(笑)ハイハイするようになりました。




生意気盛りとはいえ息子もまたカワイイんですけど、
やはり娘は格別ですね~^^

このプニュプニュ感サイコーです(笑)

とはいえ最近は自己主張も強くなり、パパが頬ずりしたりすると
途端に手で押しのけるような動作もするようになりました。
懲りずに頬ずり続けるとパンチも・・・

そこがまたカワイイんですけどね(爆)

前日にハイハイを開始したと思ったら、
翌日には立っちも開始。
息子の時にも思いましたが、子供の成長というのは本当に早いですね^^




上を向いて歩こう。
Posted at 2011/05/13 09:08:11 | コメント(16) | トラックバック(0) | 震災&フクイチ事故関連 | 暮らし/家族

プロフィール

「そろそろのんびりと再開するかな?」
何シテル?   09/03 22:06
もともと神奈川出身ですが、就職で栃木へ。 7年ほど勤めて隣県の福島県へ。 で郡山から福島へと転職するたびに北へ北へと 向かっています(*´∇`)ノ これ...
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