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zymol 初心者のブログ一覧

2012年12月21日 イイね!

現代の通行手形

現代の通行手形3冊目の国際通行手形である。今日、受け取った。
申請にあたって、5年ものにするか10年ものにするか少し迷った。自分の精神的肉体的寿命が今のところ見当もつかないので、一応10年ものにしておいた。

一見、2冊目までのものと何ら変わらないように見えるが、26ページと27ページの間にICチップが埋め込まれた。偽造に対処すべく、本人であることを写真だけによらず生体認証するためらしく、日本では成田に本システムがあるらしい。
ICチップは固くて厚い表面がギザギザのボール紙に仕込まれているようだが、電極は見えないからどうやら非接触型みたい。





さて、いつもながら表紙を開くと、
「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する」
  日本国外務大臣

とあって、いつもこの文面を読むたびに涙が出てくる。戦争に負けはしたが、幾多の先人たちの努力の結果、現在、国際的な信用を得、平和を享受できることに感謝せずにはいられないのである。

3年前のシャルル・ド・ゴール空港では、こちらが日本人の新婚さん主体のツアー客だと分かると、
係官の姿が消えたのにはびっくりした。それほど日本人であるということはいいことなのである。

古くはローマ帝国時代、
「この旅行者に危害を加える者は、ローマ皇帝に宣戦したものと看做す」との力強い一文が記されていたという。

旅が命懸けだった頃の、水戸のご老公の紋どころに匹敵する権威だったと思うが、通信が発達していなかった時代、さてどれだけの威光があっただろうか。
Posted at 2012/12/21 20:07:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | Travel | 日記
2012年12月08日 イイね!

ちょっと行ってきます

ちょっと行ってきます今日は、数十年前に大日本帝国海軍がパールハーバーを奇襲した、記念すべき日です。この戦、緒戦こそ比較的有利に進んだものの結果はご存知のとおりです。
しかし、平和が続いたおかげで色々と問題も生じており、一旦リセットする意味で1週間後にはこれからの日本の行方を決める衆院選です。平和を維持するのはこれから大変になるでしょう。憲法改正も必要になってきます。

さて、長らくブログを更新していませんでした。来る日も来る日も悪天候が続き、ライフワークたるヒコーキ撮影の機会がなかったせいです。

これまでは、写真のように高高度をコントレール引きながら悠々と巡航するヒコーキを、ただ眺めてはため息をつく日を送っていましたが、この度チャンスが向こうから転がり込んできまして、第7回目の海外旅行に出かける予定となりました。

そもそもヒコーキは、地上から見上げて羨ましがるものではなく、ちゃんと胴体内部のシートに座り、飲み放題の各種お酒をありがたくいただきながら、ブーンって異国へ移動するためのものなのです。

来年早々になると思いますが、今度初めて日付変更線を超えて東の方向に飛ぶことになりそうです。

問題は、毎日、雨・雪で、出かけようとすれば防寒着が必要なこの国から、常夏とかいう温暖な気候の旅行先へ、一体何を着ていけばいいのかとんと見当がつかないことです。

まあしかし、極貧の幼少期ののち波乱万丈だった時代をなんとか生き延びて、キャッシュ払いで白い巨砲を手に入れたり、7回も外国旅行に行ける境遇になったことは感謝しなければいけませんね。
Posted at 2012/12/08 22:35:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | Travel | 日記
2012年11月03日 イイね!

外国旅行のすすめ 最終回

外国旅行のすすめ 最終回生まれてはじめてのシンガポール旅行に始まり、2009年
11月のローマ・パリに至る6回の外国旅行について、気の赴くままにブログに記録されている旅行記とフォトギャラリーをもとに書き連ねた連載も、まったくノーコメントのまま最終回を迎えました。まるで「すすめ」になっていなかったとの反省から、まだ外国旅行の経験のない方に向けて、まとめを書いてみようと思います。

建物内にトイレのない一方通行のヴェルサイユ宮殿

1.旅費と休暇の捻出
 お金が天から降ってこなくても、目的を持って地道に貯金を続ければ、今は円高なのでずいぶん安く外国旅行に行けます。しかしこの円高が日本の国力の高さを示していたのは少し前までのこと。やがて日本経済の疲弊により急速に円安に向かうでしょう。少しでも早く計画を立て、有利なうちに実行すべきです。
 そのために、喫緊の必要がなければ、多少はクルマに投資したい気持ちを抑えてみてください。本当にその改造は必要ですか?
 仕事を持ちながら、1週間以上にわたる「長期休暇」が取れない気持ちは十分分かります。ですが、365日のうちのほんの1週間の休暇です。日頃、人の3倍働いて、是非上司同僚の理解を得てください。「お前がいないと仕事にならない」と言われたら、たぶんそれはお世辞か嘘です。

2.目的を持って参加
 誰のサポートもなしにいきなり知らない国へ行くのは、たぶん無理です。安い団体ツアーを利用しましょう。しかし今でも団体ツアーは、ツアー企画会社の陰謀により、客が現地で落とすお土産代からバックマージンを得ていることと推察されます。そのため、ツアーバスが停る場所の多くはDuty Free Shop の前あたりが多いのも事実です。ですが、お土産は日本でも買えます。買い物が目的でないのなら、ほかの人をほっといて、集合時刻まで自由に周辺を散策しましょう。掘り出し物がそこいらへんに転がってるかもしれません。
 また、ツアーの日程にフリータイムもしくは「1日勝手にどうぞ」の企画のあるツアーを選べば、お土産でスーツケースをパンパンにして帰って行く人に比べて、はるかに多くの収穫が得られるはずです。 そのためには、そのツアーが自分の目的に合致するかどうかの吟味は欠かせません。

3.義務教育程度の英語を
 だれでも中学を卒業しているはずです。そこでは英語を3年間学んだはずです。旅行に出かける前に、ちょこっとだけ復習してみましょう。外国映画を字幕を見ないで鑑賞するのも手です。現地に行ったとき、ずいぶん便利ですよ。日本語なんてマイナーな言語、間違いなく通じませんから^^。

4.国際通話可能な携帯電話を
 迷子やトラブルに巻き込まれることもないとは言えません。ガイドさんの携帯にいつでも連絡できるよう、国際通話可能な携帯電話を携帯しましょう。あなたの携帯電話のホームメモリ局は日本にあるからです。

5.トイレは日本ほどたくさんありません
 暑いとビールやミネラルウォーターを飲み過ぎたりもします。そのため、とんでもない時に尿意を催すことがあります。休憩時間には、したくなくてもしておいたほうが後々困りません。アウトバーンやオートルート、アウトストラーダには、日本と比べPAやSAの数が極めて少ないのです。
 また、基本的に都市部のトイレは有料だと考えてください。そのためポケットに小銭を必ず入れておきましょう。

6.郷に入れば郷に従え
 せっかく日本から離れたわけです。安全が確認されたら、その国の「お薦め」を是非味わいましょう。できれば、その珍しい料理の写真も撮っておけば、帰ってから写真を見ただけで味を思い出すはずです。もちろん、料理以外にも有形無形、たくさんのお勧めがあるでしょう。




7.この世は楽しむためのもの
 法律やマナーに反しない限り、精一杯楽しみましょう。但し、飛行機内は気圧が低いため、無料サービスのお酒の効き目はすごく大きいので注意が必要です。
 お酒に限らず、興味のあるものには目を光らせましょう。楽しむために人間としてこの世に生を受けたのですから。そして、異文化から何かを学び取りましょう。


さあ、準備が整ったらLet's goですよ!
Posted at 2012/11/03 11:17:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | Travel | 日記
2012年10月27日 イイね!

外国旅行のすすめ その八

外国旅行のすすめ その八2009年11月、KOMATSU AIR BASE航空祭が終わると、すぐに私たちは再びヨーロッパに旅立った。
今回はANAではなく、格安のALITALIA航空だった。その日は大安だったからハネムーンカップルで満席だった。
航路は、関空から北極圏周りでローマへ。昼過ぎに発ったからシベリアの大地は闇の中で見えなかった。夕暮れの時刻、西の地平線に夕焼けを見た。だが、いつまで経っても夕焼けは続いた。地球の自転方向とは逆に進む飛行機が、極地の近くを飛んでいれば納得がいく。
夜明けには間のある時刻にローマに着いた。写真はそのときの機窓から見たレオナルド・ダ・ヴィンチ空港近くの夜景。

ナポリでも新市庁舎を建てようと地下を掘ると、そこには古代ナポリ軍港の遺跡が出現、工事は止まったままだった。このことはローマでも同じだった。



イタリアでは、北部が南部を養っているのだという。ミラノやベネツィアは北イタリアで稼ぎ頭なのに比べ、南イタリアは古代ローマ遺跡を中心とした観光地しかなく、何かしようと地下を掘れば遺跡が出てくるんじゃ都市の発展はたやすくない。


ローマでは、「真実の口」に手を入れてみたが難なく手は出てきた。
コロッセオ・・・この狂気の建造物は、そのときまだ観ていない映画「グラディエーター」を髣髴とさせた。後に「グラディエーター」を何度も観たのだった。

トレビの泉ではガイドから注意を促された。「あそこの一団、あれジプシーよ。決して近づかないで。まるで魔法のように人の懐から金目の物を盗む。何回実演を見せられても、その芸術的手法を見破れなかった」と。
命から2番目に大事なパスポートがちゃんと定位置にあるか、そっと確かめた。
トレビの泉は、その格調の高い彫刻と噴水が見事に調和していた。泉に背を向けてコインを投げるともう一度ローマに来れるということわざに、さていくら投ずればいいのか迷ったが、とりあえず50ユーロセントを投げ入れた。ケチったせいか、いまだに旅に出れないでいる。1ユーロにすればよかったなー^^。

映画「終着駅」でおなじみのSTAZIONE TERMINIの近くが集合場所だった。しかし、日が暮れると方角が分からなくなった。石造りの「高層建造物」が視界をさえぎる。ここは現地の人に聞くしかない。イタリア語は分からなくても英語さえカタコトでしゃべれれば、とりあえず迷子になることはない。




アルプスを越えて、向かった先はパリ。花の都パリだ。




11月に入り、ちょうどパリはクリスマス一色だった。商店街には華やかな電飾がきらめき、シャンゼリーゼ通りの先のエッフェル塔も、たぶんコンピュータ制御であろう電飾が七色に変化していた。エッフェル塔建造120年目で、クリスマスと合わせると七色電飾になったらしい。ラッキーとはこのことだ。
とくにシャイヨー宮から見るエッフェル塔は絶景だった。塔の股の間に見えるのは、ナポレオンも出た陸軍士官学校。
この時期、パリの人々は何時になったら眠りにつくのだろうか。
ハネムーンの若者たちから「お父さん」という尊称をすでに与えられていた私は、エッフェル塔を背景に彼らの集合写真を何枚も撮った。帰ってから旅行会社経由で彼らに配ろうと思ったのだが、「個人情報保護法」がそれを妨げた。残念なことだ。




モンマルトルの丘には画家たちが集まっていた。あまり商売気のない画家たちは、それでもこの丘の重要な住人たちだった。

遠く見渡せば、パリ市内が一望できた。

フォトギャラ入口↓
Posted at 2012/10/27 17:22:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Travel | 日記
2012年10月21日 イイね!

外国旅行のすすめ その七

外国旅行のすすめ その七2009年、家人が退職した。厚生年金がもらえる年数勤め上げたご褒美に、法外な退職金を得たそうな。その日、彼女は1冊のパンフレットを持って私に迫ったのだ。
「ね、行こ行こ、全部私が出すから」
見るとそこには、子午線をはるかに跨いだヨーロッパの国々が。だが、いきなり両手(もろて)を上げて賛同したのでは亭主の沽券にかかわる。
彼女がほかの場所へ離れたのを見極めると、はしたなくも私はそのパンフレットを食い入るように眺めた。まだ見ぬ国、ドイツ・スイスそしてフランスの観光名所が、鮮やかに描かれていたのだった。


2009年4月始め、私たちは小松から成田へ、そして初春のシベリア経由で一路フランクフルトに向かった。
初めて見るドイツは、日本で考えていたドイツとは違った。ミュンヘン・札幌・ミルウオーキー.が耳朶に残っていたから、好物の本場のビールにありつけると大いに期待した。だが期待は見事に外れ行く先々でワインをみんなが飲んだ。頑固なビール党を除いては。
ドイツは一言で言えば質実剛健の国だった。ライン川を下れば、両岸にはぶどう畑が広がり、昔の砦が今はホテルに様変わりし、ローレライの曲にふと見上げれば、標高130mほどの岩山がそびえていた。

スイスは、湖と岩山と氷河の国だった。アイガー北壁を眼前にして、救助犬が首に樽を下げていた。中にはウィスキーかブランディーが入っているという。遭難者への配慮だ。

4,000m級の山に電車で登った。ガイドはしきりに高山病への対処を説明したが、窓外の風景に見とれて誰も真剣に聞いていなかった。日本では馴染みの薄い氷河が何万年もの時を経て岩山を削った。風景に圧倒された。あれほど注意されたのに、迷路のような洞窟で走ったため高山病にかかった。何事も経験なのだ。

ドイツでは足替わりのクルマも、スイスの首都ベルンでは違った。ピカピカに磨かれた高級車が大事に扱われていた。

TGVで向かったパリへの車中では女の子が可愛かった。

パリは、黄金の都だった。
ルーブル美術館では、モナリザが微笑んでいた。フラッシュさえ焚かなければ写真撮影はOKだった。だが、入場前の検問は空港のそれより厳しく、次に行ったオルセー美術館では裸足でゲートを通過させられた。

人は、伊達に『花の都パリ』とは言わないことを痛感した。セーヌ川にかかる橋には独特の物語が添えられている。

この旅で、私は多くのものを学んだ。当時の写真帳をご覧いただきたい。この写真集は、zymol 家の家宝なのだ。


家宝の写真集は、ここからここまでの9日間分。
Posted at 2012/10/21 21:46:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | Travel | 日記

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