
アーカイブサイトにおきまして、赤、青のロードスターを並べたトピックを更新しました。何気にNDロードスターも色が増えているので、その辺りもフォローしています。
この内容、みんカラでとてもアクセスが多い記事で、特に「青いロードスター」がよく読まれていました。
さて、国内では一時期、純粋な「青」が不人気色だったこともありましたが、欧州(とくにドイツ)では鉄板の人気色だそうで、国民性を感じます。

そんな日本も一時期「白、黒、銀」しか見ない時代がありましたが、ここ最近は軽自動車を中心に、特に、ツートンカラー(ボディと屋根の組み合わせ)が一般的になってから街並みもカラフルに戻ってきました。
ブームよりも先に、ロードスターではハードトップ(DHT)とボディの組合せを変えてカラーコーディネートをしている方も多くいまして、マツダの中の人も「そういう楽しみ方があるのか」という言葉を残していますね。
さて、クルマのボディカラーといえば名前に「ひとひねり」入っていることが多く、そこにストーリーを感じることができます。でも、あまりにもひねりすぎて「分かんねーよ!」ってこともあるんですよね・・・

分かりやすいところでいくと「ガーネットレッドマイカ」。

ガーネットとは柘榴石(ざくろいし)のことで、赤い宝石として知られています。
また、近年の「ソウルレッド」系も魂動デザインの赤ですから、ソウル(魂)というキーワードが合致します。また、NA時代の「ラグナブルーメタリック」「モンテゴブルーマイカ」あたりは地名(文化)に即した名前なので、海外では「なるほど・・・!」となるのかもしれません。

ただ、いちばん読み解きに苦労したのは「アールヴァンレッドマイカ」です。こちらは海外名が「Merlot Pearl(メルローパール)」といって、メルローとは赤ワイン用ブドウを指すのでイメージが合致します。

でもアールヴァンって、普通に検索したらミュージシャンとか殺人鬼がトップヒットするんです。そこで海外カラーコードを調べると「ArtVin」という記載になっており、そこはトルコの都市、アルトウィンということになります。
さらに調べると、そこは山珊瑚(やまさんご)という赤い宝石の産地になっており、やっと色名とリンクすることになります・・・って、ひねりすぎでしょ!
まぁ「色もデザイン」と公言するマツダですから、色名にもこだわりを入れてくるのは「らしい」ですが、流石に近年は分かりやすいネーミングルールに戻っていますね。
そんなわけで、赤と青のロードスターを並べてみました。よろしければご覧ください。過去のトピックより大幅更新しています。
赤いロードスター(NA/NB)
https://mx-5nb.com/2019/12/19/red-mx5a/
赤いロードスター(NC/ND)
https://mx-5nb.com/2019/12/20/red-mx5b/
青いロードスター(NA/NB)
https://mx-5nb.com/2019/12/13/blue-mx5a/
青いロードスター(NC/ND)
https://mx-5nb.com/2019/12/14/blue-mx5b/
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NBアーカイブ | 日記
Posted at
2019/12/22 01:26:52