９月１６日（土）台風接近の雨の中、宇野港で開催された海上自衛隊護衛艦「さざなみ」一般公開イベントの続きです。
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①，
②までは、過去に観てきた艦艇一般公開と同様なものを見学してきましたが、このブログ③では過去経験しなかった領域に足を踏み入れ見学する場面もありました。
そして、強力なキャラも登場します。
艦橋から降りると５４口径１２７ｍｍ速射砲を旋回させる展示を始めるアナウンスがありました。
速射砲のほぼ正面の好位置に陣取る。 後ろにいる人が見えるようしゃがんでいます。
頑張って動画を撮影しますが、撮影開始早々に雨でレンズが滲む残念な展開となります。
動画８分４３秒より始まりますが、砲中手入れという砲身の中を清掃する作業の公開がありました。
この砲中手入れは、過去経験した艦艇一般公開では観たことの無いものでした。 初見です。
先にブラシがついた長い棒を使い、隊員１０人がかりで意気と力を合わせ砲中を清掃します。
終わった後で、これは５年ほど前までやってた旧式の清掃方法だと説明がある。
現在は機械式になってます。 先にブラシがついた胃カメラのようなものを砲の中に飲み込ませる。
簡単手軽で効果抜群。 砲中手入れの様子は上の動画８分４３秒から。 Check it out!
砲中手入れの後、綺麗になった５４口径１２７ｍｍ速射砲の中を覗いてみました。
続いて、高性能２０ｍｍ機関砲を動作させる展示もありましたのでやはり動画撮影してみました。
Ｒ２Ｄ２みたい？ ロボットのような動きです。
今度は艦の後方に移動してきました。
甲板のヘリではなく中央に置かれてるのはヘリコプター、その向こうに格納庫があります。
哨戒ヘリコプター ＳＨ－６０Ｊ
全長：１９．７６ｍ、全高：５．１８ｍ、重量：９，８５０ｋｇ、乗員：３名（最大８名）
エンジン：Ｔ－７００－ＩＨＩ－４０１Ｃ、馬力：１８００ＳＨＰｘ２
最大速力：３３０ｋｍ／ｈ（１８０ｋｔ）、航続時間：４時間、航続距離：１３５０ｋｍ
主な任務は、対潜水艦戦、対水上戦、捜索救難、通信中継、人員物資輸送など。
ところで、護衛艦「さざなみ」にはイメージキャラクターが存在します。
漣 太郎（さざなみ たろう）です。
気は優しくて力持ちの金太郎をモデルにした漣太郎。 どこか昭和のアニメ（アパッチ野球軍とか）を連想させる絵柄。 このようなイメージキャラクターがある護衛艦は珍しいと思います。
思わぬナイス・キャラの登場に心奪われました。
乗艦記念の顔出しパネルもありました。
気になるが顔出しは恥ずかしい。
格納庫内では乗艦記念スタンプも。
漣太郎がプリプリントされたＡ４紙にスタンプを２つ押した。 さらに画像右上にご注目・・。
これは嬉しい。 漣太郎のピンバッジを頂きました！
最高です♪ 手にした瞬間、この日一番の喜びを感じました。 一瞬にしてもう漣太郎の虜です。
再び艦の内部に入ります。 壁にずらりと並んで飾られてるパネル。
他の部隊とパネル交換し受け取ったものだそうです。 護衛隊とか航空隊とか。
そして、ここからは階段を降りて艦の下の階に潜りました。
これまで経験した艦艇一般公開では艦橋の上階に上ることばかりでしたが、艦の下階に降りて見学するのはこれが初めてになります。（確かそう）
下の階は広い。 長い廊下の途中にもパネルが飾られていました。
こちらはこれまで寄港した港町から受け取った記念パネルのようです。
そして、初めて足を踏み入れる領域です。 「操縦席兼応急指揮所」というところ。
指揮や操舵は上の艦橋で行いますが、ガスタービン機関を制御して速度を変えたりするのは艦体内の機関操縦室です。 にしても夥しい数のスイッチや計器が並んでいました。
ちょっと通りますよ。 食堂にもお邪魔します。
ここでは入隊対象となりそうな若者向けアンケートも実施されていた。
隊員たちのプライベートな部分にも切り込みました。 ３０人が寝れるという広い寝室へ。
ずらりと並ぶ２階建てベット。 その一部を撮影。 どのベットも整理整頓されていました。
他の部屋で拝見した記念メダル。 さざなみ自身のものや他の艦艇と交換したメダルだそうです。
左側が国内の艦艇、右側が国外の艦艇と交換した記念メダルだという。
艦体奥の部屋で金品の取り引きがなされていました。 さざなみグッズ販売です。
漣太郎のワッペンやマグカップが欲しくなるも、拳を握り締めてじっと我慢しました。
顎に手を当て考えた末に購入したのは、さざなみＴシャツとさざなみスポーツタオルの２品です。
さざなみＴシャツです。（\1,800）
フロント：左胸に漣（さざなみ）の文字。
バック：護衛艦さざなみのイラスト。
通気性が良く風が吹くとすーすーします。 ちなみに漣太郎Ｔシャツは売られてなかった。
さざなみスポーツタオルです。(\1,000)
スポーツタオルは２種類合って、ミサイルが一緒にデザインされてるものをチョイス。
こちらは購入グッズ以外の戦利品の数々です。 さざなみパンフは３部げっと。
クリアファイル、バッジ２種類（海自、漣太郎）、国際信号旗手ぬぐい、ペン、シール、定規など。
護衛艦「さざなみ」一般公開の見学は以上です。
これまで経験した艦艇一般公開と同様の内容だけでなく、砲中手入れや機関操縦室といった初めて見学するものもありましたし、漣太郎ピンバッジを始めとする戦利品の数々も手中に収めました。
台風接近で雨の中を片道４時間かけ、宇野港までわざわざ訪れただけの甲斐がありましたね。
大変ありがとうございました(^^♪
９月１６日（土）台風接近の雨の中、宇野港で開催された海上自衛隊護衛艦「さざなみ」一般公開イベントの続きです。
