前ブログ「
一畑電車2100系 2102号&2112号 引退ラストラン ①」の続きの ② です。
一畑電車で平成6年から約24年の長きに渡り活躍してきた2100系のうち、引退の日を迎えた2102編成の2102号と2112号の引退ラストランに乗車しています。
ブログは、出雲大社前駅に着いたところから続きます。
引退する2102号と2112号の2102編成2車両。
皆が降りた後、2112号車内を撮影。
ホーム端で一般公開展示されてる日本最古級の電車「デハニ50形・52号車」が見える。
何故かポケットに忍ばせ持参してたプルバックミニカーを取り出して2ショット。
展示車両と同じ52号車です。
ホームを歩いて改札口の方向へ。 そこから振り向いて同じく2100系の2111号・2101号です。
黄色い車両の2102編成2102号・2112号の引退ラストランは、途中まで白い車両の2101編成2101号・2111号と連結し4両編成で臨時運行されています。
2111号を正面から。
2102編成2102号・2112号引退ラストランの「臨時」運行表示。
ホーム反対側からもついでに。
改札を通り駅舎の外に出ました。 昭和5年(1930年)モダン洋風建築の出雲大社前駅。
出雲大社への参道に繋がる神門通り沿いに建ってます。
偶然にも、昭和旧車の木目調パネル仕様グロリア・ワゴン?が通りました。
出雲大社前駅では長めの停車時間があったので、神門通りを歩いて出雲大社の鳥居まで。
ここで引き返して神門通りを散策。 途中下車の旅を楽しんでみました。
パン屋さんを見つけたので覗いてみることに。 このお店は初訪問。
美味しそうな焼き立てパンが数種類並んでましたが、その中でこちらのメロンパンに注目。
1個買い食いします。
大胆にも柚子の果肉ジャムが組み込まれた珍しいメロンパンでした。
メロンパンだけど柚子の香りと味がして美味しかったです。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
しかし、ここでゆっくり過ごしたのが仇となりました。 これが最悪の事態を招く結果に?
次の2102号・2112号引退ラストラン発車時刻は9時50分だったので駅に戻る。 ところが・・
駅に戻ったところで見えたのは、ホームから離れていく引退ラストラン臨時列車の後ろ姿!
あっ・・何故? もしかして乗り遅れた? (゜゜;)
目の前からみるみる離れて小さくなっていく電車の姿を眺めながら暫しの放心状態でした・・。
(あまりの出来事にただ呆然と立ち尽くしてたため、そのときの写真は撮れてません。)
あろうことか2102号・2112号引退ラストラン臨時列車に乗り遅れてしまった! Σ(゜□゜;)!
決してあってはならない最悪のハプニングが発生。 ここで敢え無く戦線離脱か?!
改めてダイヤを確認すると、てっきり9:50と思い込んでた発車時刻は実は9:40でした。
パン屋でゆっくりしてたのが仇というより、発車時刻の思い違いが敗因でした。 明らかな自滅です。
しかも、全路線の端から端に向けて出て行ってしまった。
もう追い付けません。
ここで残念ですが、2102号・2112号引退ラストランから離脱となり終了です・・。
ありがとうございました。 <(_ _)>
いやいや、悪あがきで次の手段を・・。 なんとか冷静になってリカバリー方法を探る。
レトロな掲示板によると次の普通列車の出発は10時22分。
2102号・2112号引退ラストラン臨時列車は折り返して雲州平田駅まで運行されます。
どこかの駅で再び合流出来ないか?
出雲大社前駅10:22発の普通列車(1100系)に乗ると、11:02に津ノ森駅に着きます。
津ノ森駅に11:02に着いてから、折り返してくる2102号・2112号引退ラストラン臨時列車の11:14到着を待ち伏せすることにしまた。
10時22分の出発まで再び時間が空いたので、また神門通りに出てぶらぶら。
お店の試食品をパクついたりして時間を潰した後、今度は乗り遅れずに普通列車に乗車です。
出雲大社前駅出発時、普通列車1100系の車窓から。 お隣に展示で置かれてるデハニ50形・52号車と持参してたプルバックミニカーデハニ50形・52号車との2ショット再び。
出雲大社前駅から津ノ森駅まで普通列車で走る。 11:02津ノ森駅に到着。
ここで反対側から折り返し戻ってくる2102号・2112号引退ラストラン臨時列車を迎撃します。
11:14に到着のはずが、何故か数分遅れましたけど2102号・2112号やってきました。
余談ですが、画像右手は宍道湖です。 このとき宍道湖は低く霧が掛かり神秘的な美しさでした。
2102号・2112号、一度乗り遅れてしまったことで、こうして初めて走行中の姿を撮り鉄することが出来ました。
目の前を通り過ぎ津ノ森駅に到着したところ。 4両編成の2111号側から。
急いで乗車する。 一番近い2111号車に飛び乗りました。 なんとかリカバリー成功。
白い2101編成2車両と引退する黄色い2102編成2車両は4両編成で連結されてますが、客室は繋がってないため走行中は双方の編成を行き来することは出来ません。
車窓から宍道湖。 低く霧が出て霞んだ感じが素敵でした。
平地にあるのにスイッチバック駅の一畑口駅で1分間の停車。
この駅では運転士は4両編成端から端の運転席にホームを歩いて移動します。
その隙に自分も2101編成からいったんホームに出て引退ラストランの2102編成に乗り移る。
この後、雲州平田駅へ向かいました。 そこで4両編成は切り離され終わり。
最後の最後のラストランは、2102号と2112号の2両編成の2102編成のみとなります。
ここで「一畑電車2100系 2102号&2112号 引退ラストラン」のブログはパート③へと続きます・・。<(_ _)>