2007年11月13日
こんな記事を見ましたが、どうやらお上の指導で、ヘッドライトの向きを上向きにしようと言う運動が広められているそうです。
でも、これはあくまで、車を乗っている人間からの解釈であって、歩行者や自転車側からしたら、遥か前方からすれ違うまで、ずっとハイビームを浴びる可能性も・・・★
おまけにまぶしい幻惑まで残っちゃう始末★
狭い道等で、歩行者ならまだ端によって立ち止まれば何とかなるかもしれませんが、自転車はどうなるの?自転車も端に停車してやり過ごせって事??
この先も上向きヘッドライトを推奨して行くのであれば、ランプメーカーさんと共同で、すれ違う人からは眩しくない!でも、遠くまで灯せれるヘッドランプの開発を是非是非実現して頂きたいものです。
いや、まじで眩しいのでx_x
更に、言うと・・・夜間は歩行者などの姿は、車からは見えていない確立が高いと言うデータもあるので、歩行者も自己防衛を意識する必要はありますね。
さて、以下にその記事を・・・
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ヘッドライト:「原則上向き」指導広がる 13県警が実施
あなたは「上向き派」?「下向き派」?茨城県警が昨年5月に始めた、夜間に車のヘッドライトを原則上向き(ハイビーム)にする指導が、全国に広がり始めた。毎日新聞が47都道府県警に聞いたところ、13県警が本部が中心となって取り組んでおり、ほかに2県警も「将来的に指導する」と回答した。一方で「対向車の多い都市部では逆に危険」という声もあり、対応が分かれている。
10月下旬~11月初めに各都道府県警本部に電話で聞いた。本部レベルでの指導は青森、秋田、富山、福井各県警など。千葉、兵庫両県警が将来的に取り組むとし、「問い合わせがあれば上向きを指導している」(埼玉県警)というケースもあった。
ハイビームは下向き(ロービーム)より遠くまで光が届く。今年7月に指導を始めた青森県警は6月に検証実験を実施。ハイビームは約100メートル先まで照射できたが、ロービームは約40メートル先までで、運転手が黒っぽい服の人を認識できたのは約26メートル手前。時速60キロで走行時は急ブレーキを踏んでも間に合わなかった。
茨城県警は06年4月に夜間事故の傾向を分析し、ハイビームの事故防止効果に着目。県警本部が中心となって、テレビ、ラジオや主要道路の電光掲示板で「上向きが基本」と呼びかける取り組みを始めた。「比較できるだけのデータはまだないが、夜間の対人事故が減った手応えがある」としている。
一方で、「歩いていてまぶしくて転倒したら責任を取るのか」(山口県警)など、取り組みを始めた各県警には苦情も寄せられているという。道交法は、対向車とすれ違ったり前に車がいる場合は「ライトを消すか減じなければならない」としており、都市部では頻繁に上向きと下向きを切り替えねばならず、「かえって危険」(神奈川県警)という声もあった。
警察庁広報室は「地域の現状に合わせて安全な方を選んで指導すればいい」としている。
▽早稲田大人間科学学術院教授(安全人間工学)の話 ハイビームは歩行者を発見しやすい。ただ、車同士がすれ違う時は、対向車がまぶしいだけでなく、互いに光が重なって歩行者が見えなくなる場合もあるので、ロービームへの素早い切り替えが必要だ。
毎日新聞 2007年11月10日 2時30分
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Posted at 2007/11/13 23:43:28 | |
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