先日、『カルディ』まで買い物に行ってきました。
その前日、電車で近くまで来たので わざわざ駅を出て店に寄ったのですが、
お目当てのものは売り切れでした。
そのときに、店員さんが「明日入荷します!」、だって。
翌日、念のため入荷の確認をしてから、往復80㎞ありましたが 自転車で行ってきました。
向かったのは風が強い平野で、行きがほぼ向かい風になり、普段はあまり走らない方面でした。
50㎞以上走るのなんて久しぶりでGWの小豆島以来でしょうか。
通勤で毎日30~40㎞走っているので割と平気でした。
歳相応に体力も徐々に衰えてきているので 正直少し不安だったのですが、予想以上に走れて自分でも安心しました。平坦な道ならば100㎞くらいはまだまだ大丈夫そうです。
往復で3時間33分31秒かかり、あとホイールを数回転させれば3が五つ並びましたが、しません。
まあ、半日掛かりの買い物だったということです。
苦労し、半日掛けて買ったのものは「ミーゴレン」15袋。
もう少し買っても良かったのですが、80袋しか入荷していなかったので、まあ遠慮しました。
多分、直ぐに売り切れてしまい、買えない人が出てくると可哀想なので。
この「ミーゴレン」、NZ・豪州のツーリング中に好んで よく食べていた懐かしい味です。
テントの中でよく食べていた思い出が よみがえってきます。
当時、MSRのコンロは燃料にガソリンを使っていて、クライストチャーチからパースに向かう空港ゲートで燃料のボトルを没収されたことがありました。確かに、X線検査で爆発物に見えても不思議ではないMSRのコンロとボトル。
ガソリンは抜いて空にしておいたのですが、臭いが残っていて危険物だと判断されたようです。かなり食い下がりましたが、結局没収されてしまいました。同時多発テロ直後だったので特に厳しかったのでしょう。パースに着いてまず探したのがMSR用のボトルでした。
一方、豪州は州を越える検問がとても厳しかったです。食料は念入りにすべてチェックされて、果物とか没収されるのです。もったいないので検問所でオレンジを無理に食べたこともありました。
警察も厳しくて、自転車でもヘルメットを着用していないとパトカーに止められます。
当時は「ミーゴレン」が代表的なインドネシア料理だとは知りませんでしたが、インドネシア製でNZ・豪州に輸入されていたことは何となく知っていました。
現地(NZ・豪州)のインスタントヌードルは「マギー」が圧倒的に多かったのですが、あまり美味しくなかったのでほとんど食べませんでした。一方、アジア系の製品は美味しいものが多く、特にこの「ミーゴレン」が大好きで、あれば こればっかり食べていました。
見つければ買いだめしておいて、常にバッグの中に常備してあるような状態でした。
中身は、麺、オイル、ソース、シーズニングパウダー、唐辛子。
昔は唐辛子が無くて、スパイスにフレーク状のものが入っていたような記憶があります。
10年以上前のことなので曖昧ですが。
白濁のオイルを先に麺にからめ、その後にソースを入れるのが順序でした。
味は昔の記憶のまんまで、相変わらずクセになる なんとも不思議な美味しさがあります。
私の好みは、ゆで時間2.5分、シーズニングパウダーは三分の一程度入れ、唐辛子は入れません。そして、カリカリに炒めたオニオンと目玉焼きを添えるのが定番になりつつあります。
パッケージとか、一見 辛いイメージがありますが、どちらかというと甘いです。
辛いバージョンもありますが、オリジナルと混同しないように。
日本では味わえない不思議な味なのですが、ご飯との相性が抜群なので、日本人の味覚には合うと思います。食べたことのない方は是非一度食べてみて下さい。
価格がやや高いのがネックで、アマゾンだと1袋130円もします。「カルディ」の91円は最安の部類に入りそうですが、現地ではもっと安かったと思うので まだまだ高く感じます。
だから、送料は浮かせたかったのですよ!
Posted at 2015/11/29 09:54:32 | |
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