ばんばんこ~。
今週はショッキングな話題が多かった
自動車業界でした。
詳しくは本編で話すとして、まだ世界は
不況の波に圧されているんでしょうね。
では、本編始まります。
最初の話題は、今年色々と出来事があり過ぎたF1の話題です。
まずは今期最終戦アブダビGPが先週末開催されました。
ちなみに「
アブダビ」とは中東にある
アラブ首長国連邦の中の1つですが、
事実上その中の首都でもあり連邦の首都でもあります。昔で言うソ連のモスクワと同じです。
中東らしく石油が出るので、そのお金は某大そのもの。オイルダラーの強さでF1開催を
獲得したとも言われてますが、資金が欲しいFIFAとしてもそのマネーに注目したのかな。
すでにチャンピオンは決定してますので消化試合みたいなものですが、レースはレース。
来季のシートの問題もあって選手はボーダー上のドライバーは本気モード炸裂!?
…と言いながら、勝ったのはレッドブル・セバスチャン・ベッテル。
2位もマーク・ウェバーが入りレッドブルのワンツーフィニッシュでした。
バトンは3位を獲得するも後半はレッドブルの巻き返しがかなり大きく来季は逆転する可能性を
大きく残す最終戦だったと言えるでしょう。
今後は来季に向けて各チームがオフに入るのですが、ここで先日大きなニュースが!?
『トヨタ、来年以降のF1参戦を断念!』
これはかなり衝撃的な話題としてニュースに取り上げられましたが、正直この予想は結構
出来たと思われます。今年に入りトヨタのF1に対する熱意が日に日に冷めていくのを肌で
感じました。特に大きいのが「富士スピードウェイ」でのF1開催の断念。
これにより遅くとも来年にはトヨタはF1を去るというのが大方の意見でもありました。
結果、それが今年になっただけで私個人の意見としては「やっと、か。」という想いです。
ぶっちゃげ、F1の技術が市販車にフィードバックされる時代でもないし、これまで8年トヨタは
F1をやってきましたが、その思惑はレクサスの欧州販売戦略の一環だったはず。
ですが、結果が伴わない為その効果が活かせず中途半端なだけで終わってる感があったので
もうこれ以上やって仮に優勝しても「あ、おめでとさん。」で終わる可能性が大。w
BMWに続きトヨタまでも撤退という事になったのは非常に残念です、次はルノーか?w
トヨタが投じる1年のF1資金はMAX時は200億とも言われてましたが、その資金を他のモノに
使おうという結論に達したって事でしょう。
私的な意見を言わせてもらいとその資金の3分の1でいいので、国内でのモータースポーツに
使って欲しいと思います。それはワンメイクレースでもいいし、ダートラでもいい。
もうちょっと庶民に根差したモータースポーツを展開して欲しい。それが出来るのなら、
今開発中の「ハチロクコンセプト(仮)」の開発・販売にもいい影響を与えると思う。
とにかく、頑張れトヨタ。☆
あ、そういえばブリジストンもF1撤退だとか。独占権獲得した割にはメリットないのかなぁ?w
お次の話題は、先月メルセデスベンツのSクラスのハイブリッドモデルが発売されましたが、
今度はBMWがSクラスのライバルでもある7シリーズにハイブリッドモデルと投入すると発表。
8速ATを搭載し、15%もの燃費向上を達成。車外からエアコンを遠隔操作できる
「リモートクライメートコントロール」やハイブリッド専用アルミなどで差別化を図ったそうです。
設定されるエンジンはV8ターボモデルで通常(407ps、61.2kgm)が電気モーターのサポートで
465ps、71.3kgmまでパワーアップするが燃費は低減すると言い事ずくめ。
価格は総じて通常モデルより80万円ほどアップするとの事。
え~、ここまで聴いて思った事が1つ。
『どうでもいいやん!!』
メルセデスベンツSクラスでもそうだが、簡易ハイブリッドでお茶を濁したりターボモデルにあえて
ハイブリッドを追加するなどドイツの2大高級車ラインナップを持つ両社ですが、正直
ハイブリッドに関してはこんな中途半端なモデルを出す必要ははっきり言ってないと思います。
価格や設定する車種も一般市民を全く見てないし、リチウム電池を使ったまではいいものの
元々このクラスのクルマを買う客層がたかだか10%程度の高燃費を理由に買うはずもないし
元々400馬力あるクルマをハイブリッドで取り繕ってもメーカーの自慰行為としか思えん。(爆)
日本のハイブリッドが優れているという問題ではなく、出す意味が全くわからないという事。
そりゃ、フォルクスワーゲンの政策の方が真がしっかりしててわかりやすいといえるでしょう。
今後もハイブリッド戦略は続くと思いますが、真の判断はメルセデスベンツならCクラス、
BMWなら3シリーズにハイブリッドモデルが登場したらその時こそしっかりと評価したいと
思います。ハイブリッドの前にディーゼルが来るかな。w
では、特にニュースもないので、ここで『ザ・特集』をば。
「カルトなMT車に乗ろう。w」をテーマに前回軽自動車編を敢行しましたが、今回は普通車編。
幸いこの最近いい感じのカルトなMY車がラインナップされたのもあるので、それを含めて
紹介しようと思います。
まずは、ついに発売を開始したホンダ往年のホットハッチの究極形『
シビックタイプRユーロ』。
すでにアナウンスされてましたが、この度ようやく販売数も限定2010台と決まりました。
2010年にあやかってるのかな?w
シビックといえばハッチバックというイメージが大きかったが、今は昔。今はセダンのみです。
そんな中イギリス仕様のハッチバックモデルを逆輸入しようとしたのは英断だと思いますが、
どうせするならタイプRにしちゃえ、とばかりに今回導入。
個人的には5ドアのディーゼル仕様を導入して欲しかったが…。
これまでにないホンダデザインは迫力満点。セダン版にない派手なエクステリアが売りでしょう。
重量はセダン版の方が軽いというジレンマはあるものの下手な欧州製ハッチバックを買う事を
思えば明らかにこっちの方が日本人受けするでしょう。
当然MTは6MTオンリー!セダンもいいけどやっぱシビックタイプRはハッチバックだよね。☆
お次に紹介するのは先日トヨタオーリスがマイナーチェンジされましたが、その際にまさかの
MTモデルが登場したので、この機に紹介。
『
オーリスRS』を銘打ったこのモデルは将来のハチロクコンセプト(仮)に通じる戦略で、
スポーティーモデルの少ないトヨタの中でこうしてアピールする姿勢は評価したいです。
バルブマチックとハイオク化で1800ccながら147馬力を叩きだす能力を擁し、
贅沢装備を割き価格を201万円に設定、若者にも変える価格を設定し仕様をアピール。
アルミもオプションですが、正直この手のモデルならアルミも変えたいので、評価できない
アルミデザインのアルミが価格高でつくよりもその分の価格を下げて好きなアルミホイールを
履かせる方が楽しみでもありますしね~。♪
ほぼ同じ価格帯に日産ではティーダの1800ccで6MTモデルがありますので、ガチンコ対決も
いずれ紹介されるやもしれませんね。
オーリス自体のクルマの評価は賛否両論に分かれているのが実情ですが、なかなかいい
グレードを作ってくれたと思います。4ドアなので実用性もありますから使い勝手も良いし、
マイナーチェンジで質感や機能性もアップしてるので、クルマ自体もよくなってます。
ぜひご検討車種の1台にどうでしょう?
お次に紹介する車種はホンダ大人気のコンパクトハッチバックモデルの中からMT車を紹介。
フィットRS(ロードセーリング)と呼ぶこの仕様は、市場ではCVTモデルが大半を占めています。
だが、このRS、CVTモデルと5MTモデルでは大きな違いがいくつかあります。
それはCVTモデルになくて5MTモデルにある装備があるのが理由です。
まず最初の違いはMTモデルはリアのブレーキがドラムからディスクになります。
スポーティーモデルならではの4輪ディスクは見た目でけでなく実際の効きにも効果あり。
更にMTモデルだけに標準で付くVSC(横滑り防止装置)。CVTモデルはオプションでも未設定。
VSCの効果は体験した人ならわかる必需装備。コンパクトカーについては価格が上がるので
敬遠されがちですが、こういうクルマこそ必要かもしれませんね。
今やAT時代にあってこういうMT仕様は選択されずらいタイプなので、そういう意味でカルトです。
話はずれましたが選ぶ価値は大いにあると思います。
但し、車両購入の際に計算すると意外と高くなる事実。1500ccのフィットRSと先に挙げた
オーリスのRSとの価格差は約10万円ほどしかない。
排気量300cc分の車格差が約10万円の差でしかないのは大きな要素です。
ホンダはブリードでもそうですが、上級モデルになると途端に高くなるという事実。
1クラス上が選択可能なのは少々考えモノ…。ですが、クルマ自体の出来はさすがといえます。
その辺が納得できるのでしたら、非常にイイクルマですよ~。☆
最後に紹介するのが日産からこの超カルトMT車を紹介。
海外版マーチのオープンカーモデル「マイクラC+C」です。
「Top Gear」で酷評されたいわくつきの車種。国内仕様にない1600ccエンジンは110馬力
ですが、なんとハイオク仕様。海外ではレギュラーガソリンオクタン値が日本と違う為、なぜか
ハイオク仕様となるので逆輸入車でもあるマイクラはやむなくハイオク仕様でございます。
ですが、そのせいかまあ元気に走るエンジンなのでぼちぼち楽しめる5MTだと思います。
何気にオープン仕様はハードトップなので、閉じてしまえば静粛性も良く日本ではない3ドアに
なるので、オープンなら当然注目されますが、閉じていても「お!?」と思われるかも。w
価格は250万円と少々お高い設定ではありますが、ロードスターにはない圧倒的なレア度。w
あまりにレア過ぎて同じクルマに出会える可能性が相当ないと思います。
そんなクルマに乗りたい!という変わり者(失礼w)がいましたらお勧めな1台です。(爆)
こんな感じで紹介しましたが、他にも意外なMT車がまだまだございます。
ただ、元がノーマルな中でのMT車が多い為楽しめる車種は少なくなるでしょう。
私も見つけれてないカルトかつおもしろいクルマがあればみなさんそれぞれのブログで
紹介してやってください。その折には私もそのブログ見に行かせてもらおうと思ってます。
オーラスは恒例クルマ動画を。
今日紹介するのは、F1ピットクルーのまったりムードと真剣モードのメリハリが面白い動画です。
このトヨタのピットクルーの活躍ももう観れないんですね…。(。´Д⊂)うぅ・・・。
では、また来週。(^-^)/~