
私はアルファロメオ好きを自称していますが、実は「ジュリア」というクルマについてあまり知りません。
ただ、ジュリアというクルマは、デザイン、エンジン音、ともにアルファロメオの中でも1番上の存在だと思っています。
蛇の毒をもつ者として、1度は乗ってみたい憧れのクルマであります。
しかしイベントなどで"ジュリア"を見かけても、「ジュリア?ジュニア?いや、、GTVってやつ??」なんて言っていたらさすがに恥ずかしいので、この際、"ティーポ誌"を参考にして覚えてしまおうと思います。
ティーポ2001年8月 増刊号。
こちらに見分け方が書いてあります。
本をそのままコピーした方がわかりやすいかもですが、それでは私が覚えれないので!私の言葉で簡略化!
まず私が大きく勘違いしていた事、
・「ジュリア」と「ジュニア」の言葉の意味。
「ジュリア」というのは、クルマの名前。
「ジュニア」というのは、ジュリアの1300cc版のグレード名のようなもの。
ここではわかりやすく、「Jr」と書きます。
ここからが本題。
ジュリアといっても、時代とグレードで6つに分かれます。
(ここではクーペのジュリアについて書いています)
・63年〜65年 スプリントGT
・65年〜67年 スプリントGTV
・67年〜71年 1750GTV
・71年〜77年 2000GTV
・66年〜77年 1300Jr
・72年〜77年 1600Jr
一般的にジュリアと言うとこれらの事を言うと思います。
こんなに種類がありますが、違いが分かりやすので、簡単に見分けることができます。
スプリント GT
特徴
・ボンネットが段付き
・グリルが細かい網目
・ヘッドライトが2灯
このスプリントGTが一番最初期のジュリアにあたります。
エンジンは1600cc。
数がとても少ないそうです。
スプリントGTV
特徴
・ボンネット段付き
・グリルに3本のバー
・ヘッドライトは2灯
スプリントGTにかわって、スプリントGTヴェローチェとして登場しました。
エンジンやボディに改良が施され、リヤには「veloce」のエンブレムが付けられました。
初期型ほどではなくとも、こちらも数は少ないそうです。
1750GTV
・ボンネットが段付きでなくなる(フラットノーズ)
・グリルのバーが1本
・ヘッドライトが4灯
それまでのスプリントが"段付き"と呼ばれていましたが、段がなくなりフラットノーズになりました。
エンジンは排気量が拡大され、1.8(1779cc)になりました。
車名の1750は、かつての名車6C1750にちなんだそうです。
2000GTV
・フラットノーズ
・グリルが細かい8本
・ヘッドライトは4灯
・テールランプが長い
グリルと盾が一体になり、テールランプがバックを内蔵した長いものになりました。
テールランプが長いのは2000GTVだけですので、このテールだったら2000GTVです。
エンジン排気量はさらに拡大され、2000ccになりました。
GT1300Jr
・ボンネットが段付き
・グリルのバーが1本
・ヘッドライトは2灯
Jrなのでエンジンが1300ccです。
トランクには「GT1300jonior」のバッヂが付きます。
ジュリアの中では最も廉価版だったこともあり数は多いそうです(2001年の情報 笑)
GT1300/1600Jr
・フラットノーズ
・グリルのバーが1本
・ヘッドライトは2灯
72年以降はJrもフラットノーズに変更になりました。
廉価版のJrにも、1300ccに加えて1600ccが追加されます。
これは初期型スプリントGTと同じユニットだそうです。
初期型と同じエンジンの1600、小排気量の1300、どちらも通好みで人気だそうです。
ちなみに、
リア窓の横にバッヂがつくモデルがあります。
・スプリントGTV
・1750GTV
にはクローバーのバッヂ
・2000GTV
・後期のJr
にはヘビのバッヂが付くそうです。
画像を調べてもバッヂが付いているクルマはほとんど出てこなかったので、外しちゃう人も多いのかもしれません。
この6種類のほかにも、
スプリントの軽量バージョン GTAや、
そのワイドボディバージョン 1750/2000GTAm
本気のレーシングカー TZ1、TZ2
オープンモデルもありますし、
ザガートがデザインしたスペシャルバージョン Jrザガート
なんてのもあります。
クーペ以外にも、セダンも多くの種類があります。
※上記に各グレードの特徴を書きましたが、細かな仕様の違いや、オーナーが変更している箇所がある、などによっては違うこともあると思います。
※雑誌を元に書いていますが、間違っている部分があったらおしらせください〜
さてさて、見分け方がわかったところで、もし私が理想のジュリアに乗れるとしたら?
それは、、、
小排気量の1300Jrのフラットノーズ、
それを4灯に変えたものです。
(見た目は1750GTVと同じ!)
そして色は濃い紺色。
バンパー付きで、ウェーバーツインチョークで…
なんて妄想はいくらでもできますものね\(^o^)/
ジュリアは近年値段が跳ね上がった車種です。
それでもモーガン3ホイラーよりは低い価格で推移していますし、部品の心配は"ほぼ無い"ようですし、、、
ジュリア系は愛好家が多くいる上に、アメリカでも販売していたことから、部品はまだ手に入るようです。
さすがに外装のパーツは無いかもですが、
例えばエンジンのOH部品やミッションのOH部品や足回りの部品なんかは今も開発が続いているほど、、、
私にとって、アルファ75のその先にあるのはモーガンかジュリアか、その2択なのかも(笑)
ブログ一覧 |
クルマの話題
Posted at
2016/11/08 02:30:26