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2020年08月16日 イイね!

真夏の東山動植物園

真夏の東山動植物園

15日に東山動植物園に行ってきました。



小さいときに東山動植物園の近くに住んでいたので、なんとなく思い入れのある場所です。

とはいえ訪れるのは数年ぶりで、しかも目当てが動物園ではなく植物園です(笑)






正午の一番暑い時間から撮影スタートです。


今日はX-T4と35mmF1.4、60mmF2.4、50-140mmF2.8を持ってきました。




それぞれ得意分野がちがいます。



まずはスカイタワーが目についたので一枚。



1/1000 F5.6 ISO200 60mm

フィルムシュミレーションがソフトなので彩度高めになっています。



流れる水が涼しげです。


1/1000 F5.6 ISO200 60mm


奥の白い建物は結婚式場&レストランのようです。



黄色いデージー。


1/1000 F5.6 ISO200 60mm


真っ向から日差しを受けてぐったりしています。かわいそう…




銀色に輝くギンギツネ。


1/2000 F2.8 ISO200 60mm



1/4000 F2.4 ISO200 60mm


夏らしく空を入れました。




奥に隠れて咲いていたペティオラタ。



1/125 F2.4 ISO200 60mm


”ロータスジンジャー”とも呼ばれるそうです(ショウガの仲間なので)

開放で奥行きをイメージしました。


こんなの名前わかりっこないのですが、さすが植物園だけあって、花や草木の名前が書いてあります。助かります。





植物園を奥へ進みます。



1/125 F8 ISO200 60mm


モミジの続く道を縦位置で。

紅葉しなくてもきれいな風景です。

東山公園は1937年からある植物園で、この木たちはいつから植えられているのかわかりませんが、作り物的ではなく自然の風景のようになっています。



強い日差しは木が遮ってくれます。


1/1000 F5.6 ISO200 60mm


このレンズの逆光はこのような感じ。



一か所だけ赤くなっています。


1/2000 F2.4 ISO200 60mm


紅一点が際立ちますね。




1/500 F2.4 ISO200 60mm


ボケのチェックです。F2.4なので大ボケではないですが。



和風な建物がありました。



1/1000 F4 ISO200 60mm


換算90mmは画角が狭いので、建物の全景を写したりするのはできませんね。

この場面なら23mm(換算35mm)が良いかな。



1/500 F2.4 ISO200 60mm


別の建物も、一部分しか写せないので切り取る感じで。



これはヤブラン?


1/250 F2.4 ISO200 60mm


和風なところに和風な花が咲いていました。



ツバキは時期が外れて花が咲いていなかったので葉をクローズアップ。


1/15 F5 ISO200 60mm


きれいな玉のボケが出ました。F5で若干丸になりきっていないですね。

T4を使うようになってから、スローシャッターを躊躇なく使えるようになりました。




1/1000 F2.4 ISO200 60mm


スプリンクラーが水を撒いていました。

雪が降っているみたいで幻想的です。




暗い小川の風景。


1/60 F2.4 ISO200 60mm


意外とこういう場面の写真を撮るのが難しいです。

露出の設定だけではこの景色を再現するのは難しいと思います。





1/2000 F2.4 ISO200 60mm


枝先にとまったトンボ。

背景がもっとボケてほしいと感じた唯一の瞬間です。


 


さてここまでXF60mmF2.4で撮ってきましたが、XF35mmF1.4に交換。




1/500 F4 ISO200 35mm


この合掌造りの建物に入りました。

ダム工事で水没する村から移設したそうです。



暗い室内は明るいレンズの出番ですね。


1/250 F1.4 ISO200 35mm



1/250 F1.4 ISO200 35mm



1/250 F1.4 ISO200 35mm



1/4 F8 ISO200 35mm



田舎の親戚の家と同じ匂いがして懐かしくなりました。

ここまで昔の家ではないんですがね。




1/1000 F3.6 ISO200 35mm


晴れの日の日陰も撮るのが難しいシーンですね。



お庭に植えられたサルスベリ。


1/8000 F1.4 ISO200 35mm


これは三河の山の方に行くとよく見かける花ですね。

というか今の時期に咲く花はこのサルスベリくらいなのですが。



1/2000 F1.4 ISO200 35mm


名前の由来はこの幹、サルが滑って登れないそうです。

漢字名の「百日紅」もなんとなく「さるすべり」と読めなくもないのがすごいですね。




珪化木を発見!!


1/1000 F3.6 ISO200 35mm


木が長い年月をかけて石になってしまったというものです。



1/1000 F3.6 ISO200 35mm



1/4000 F1.4 ISO200 35mm


こんなのアメリカとかでしか見れないと思っていました。いつか見たいと思っていたので見れて感激です!!






1/4000 F1.4 ISO200 35mm


ユリは園内のいたるところで咲いていました。

道路脇や空き地などにも広く分布していますが、ユリの繁殖力はすごいですね~




見たことないケイトウが。


1/8000 F1.4 ISO200 35mm


ニワトリのトサカに似ているからケイトウという名前のはずですが、これは鶏頭っぽくないですね。



ガマがありました。


1/2000 F1.4 ISO200 35mm


これなんなんでしょうね(笑)




植物園の一番端っこまで歩いてきました。

ただの写真撮影ですが、炎天下を歩くのは良い運動になりますね。


1/2000 F4 ISO640 35mm


白い建物があったので一枚。
まああの建物はトイレなんですけどね。




ガウラが風になびいていました。


1/4000 F2.5 ISO200 35mm


ガウラは一本が細いので、背景がたくさん写ります。





さて植物園はだいたい一周したので、動物園の方も少しだけ見に行きました。

ただ今回は植物園メインで来てるので、「リス」だけ見ることにしました。



ここでレンズを50-140mmF2.8に交換。



1/4000 F4 ISO200 50mm


移動中にスカイタワーを一枚。

名古屋は高いビルが名駅周辺にしかないので、あのタワーに登れば名古屋の街が一望できそうです。



小鳥とリスの森は、檻の中で放し飼いにされているリスや小鳥と触れ合うことができます。

触れ合うといっても触れる距離までは来ないと思いますが、、、



で、木の上で休んでいるリスを発見!



1/60 F2.8 ISO640 140mm


うぉぉ~~殺人的なかわいさです(笑)



1/500 F2.8 ISO640 140mm


もう一匹みつけました。

こちらも木の上で寝ている様子。



1/60 F2.8 ISO640 140mm


140mm(換算200mm)でもなかなか写せるくらいの距離です。こんな近くで撮れるとは思いませんでした。


他の動物も見たかったのですが、時間的が足りなくなりそうなので今回はあきらめて、植物園をもう一周することにしました。



動物園側にバラ園を発見。

今はバラのシーズンではないのですが、何とか咲いていた2つを撮りました。



1/8000 F2.8 ISO640 140mm


このレンズは非点収差(背景ボケがグルグルと渦を巻く)が出ます。

一応フラグシップのレンズなのでこんなに派手に収差が出るとは思いませんでした。

これはこれで好きですが。


追記:よく見たら非点収差ではなくて口径食でした。




1/8000 F2.8 ISO640 140mm


シャッター速度8000分の1秒からも日差しの強さが伝わるでしょうか?(笑)

この時間の西日が最強に暑かったです。。。





鉢植えのコキア。


1/2000 F2.8 ISO640 74mm


私はコキアという植物が大好きなんです。しかし3株植えとはいえこんなに大きく育つなんて(笑)



1/8000 F2.8 ISO640 140mm


ふさふさしてつい触りたくなる植物です。



高いところにあるモミジを狙いました。


1/4000 F4 ISO800 140mm


今日持ってきた3本の中では一番長い焦点距離です。

さすがに遠景の描写力はこのレンズが一番かな。




最初に60mmでも撮ったモミジの道。


1/1600 F2.8 ISO800 140mm


どうせなら焦点距離を60mmに合わせて比較すればよかった、、、




門を撮りましたが、画角が狭くて一部しか入ってません。


1/1600 F2.8 ISO800 50mm


このレンズは広角側50mmを使うことがあまりありません。画角が微妙なんですよね、、、

このレンズはもっぱら140mmF2.8の単焦点だと思って使っています。

せっかくのズームですが、広く写したいなと思ってもだいたい50mmでは入りきらないのですよね。







1/2500 F2.8 ISO640 50mm


とかいいながら、さっき60mmで入りきらなかった建物が50mmで入りきりました。

結局は自分の足で場所を探すことが”写真撮影”の上手い下手を決めるのでしょうね。





1/125 F2.8 ISO800 140mm


ボケ感チェック。

地面の砂などごちゃついた物をぼかすと汚い感じになりますね。この汚れをいかに隠すかがこのレンズを使いこなす課題でしょうか。




1/500 F13 ISO800 80mm


F値を13まで絞って被写界深度を深くしました。





1/1000 F2.8 ISO200 106mm


水車も1000分の1で撮ると水しぶきが止まって見えます。




トンボやチョウがたくさんいるエリアにやってきました。

チョウは常に飛び回っていてとても撮れませんでしたが、トンボは木やロープに止まっていてくれるのでいくつか撮れました。



1/250 F2.8 ISO200 140mm



1/250 F5.6 ISO200 140mm



1/250 F2.8 ISO200 140mm



1/250 F2.8 ISO200 140mm



1/1000 F2.8 ISO200 140mm



1/250 F2.8 ISO200 140mm


トンボがなかなか撮りごたえあって面白かったです。

しかしもっと望遠が欲しい気も、、、




さて閉園の時間が近づいてきたのですが、最後に温室を足早に見てきました。

接近なのでレンズを35mmF1.4に。



1/1000 F2.8 ISO200 35mm


温室には世界中のさまざま植物があって、日本にある植物とは作りが全く違って面白いです。



1/1000 F2.8 ISO200 35mm



1/250 F2.8 ISO200 35mm




1/1000 F2.8 ISO200 35mm(縦写真2枚)




面白いのがコレ!


1/30 F4.5 ISO200 35mm



1/30 F4.5 ISO200 35mm



1/30 F4.5 ISO200 35mm


ウツボという植物です。

これはポケモンのウツボですね!



1/8 F2.8 ISO200 35mm


ツボの中に水が入っています。

しかしこの液体は水ではなく、この中に入った虫をこの消化液で溶かして養分にするそうです。

なかなか恐ろしい食虫植物です!



最後はかわいらしいハイビスカス。


1/1000 F1.4 ISO200 35mm


締めは開放1.4で。


昼から撮り始めて閉園時間の4時50分までたっぷり楽しめました。

これにて帰還しました。






駐車場はもともと10台くらいしか止まってませんでしたが私が最後。

東山公園がこんなに空いているとは思いませんでした。


動物園はもっと混んでいたかもしれませんが、今回回った植物園の方はガラガラでした。

これなら撮影に没頭できるし、木陰で涼みながら過ごせそうです。


今回見きれない場所もあったし、サクラ、アジサイ、ツバキ、紅葉など、見頃のときにまた来たいと思いました。

Posted at 2020/08/16 20:43:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2020年08月16日 イイね!

お盆のツーリング×3

お盆のツーリング×3

この暑い夏をしのぐためにバイクで山に行ってきました。


しかし、今年の愛知県はいつもと違います。

いつもなら帰省で愛知県内はスカスカになるのですが、帰省の自粛によって県内で過ごす人が多いので、豊田市や新城市の山奥はクルマの数が異常に多いです。

いつもならスイスイ走れる川沿いの県道11号線も、大渋滞していました。


まず11日、CBRで足助まで。




この日は暑くて、走っていても涼しくありませんでした。。。

というかCBRはカウルに覆われているので、エンジンの熱がどんどん籠り、その熱気がライダーを襲います。


渋滞を避けながら細い山道を走って、最後は高速に一区間だけ乗って帰ってきました。



午後になって、ヤフオクで入手したCBRのマフラーを交換しました。


今まではTSRのマフラーでしたが、







純正にしました。


やっぱり4気筒の排気音はウルサくて、近所迷惑なので最も静かな純正を買いました。






カーボンの方が見た目が引き締まってかっこいいのですが、このアルミのサイレンサー、いかにも専用品ですという感じでいいです。


もともとTSRのが爆音ではなくて控えめな音量だったのですが、より静かになったので夜中でもエンジン掛けれます。



試走がてら豊田市街を巡回。





上郷で愛環を眺めて、この日は帰りました。




14日、今度はシルクロードです。





木陰と矢作川が涼しい 県道11号を流していたら、途中で大渋滞に遭遇。


何事かと思いましたが、たった3つしかない信号の一つで1キロほどの渋滞が発生、、、

なんでこんなに混んでんのさ(笑)



Uターンして県道357号、19号を通って奥矢作湖へ。





平地は猛暑ですが、山奥の木陰はとても気持ちの良い気候です。

キャンプ用の折りたたみイスを持ってきてデイリーのパンを食べて昼は済ませました。



その後はR153で帰ろうかと思いましたが、気が変わってR420→加茂広域農道→R473を通って帰還しました。





シルクロードはネイキッドなので、走っている間は涼しいです。

しかし古いし空冷なので信号待ちは苦痛の一言、、、




15日は早朝に新城市の滝で撮影を、、、

のはずだったのですが、滝がバーベキュー会場になってしまっていて、入場料1000円はちょっとなぁーと思ったので一枚も撮らずに帰りました(笑)


しかし、朝7時のR420は涼しくて交通量が少なかったです。

さらに対向車は旧車のバイクばかり。こちらは鈍足トゥインゴ。

どうやら朝一番で走りに行って、8時には家に帰るような感じの方が多いようです。なるへ。





それを参考に、16日は朝4時に起きてツーリングへ。




まだ薄暗い山道は自分のペースで走れるので最高でした。








CBRも涼しい風を受けながら走れて喜んでいそうです。




今日はCBRで150kmほど走ったのですが、やっぱりCBRはすごい性能の高いバイクだと思いました。

そんなに攻めたわけではないのですが、法定速度で緩いコーナーを走るときの安定感がすごいです。

自車と地面がタイヤ2つだけで接地しているとは思えないほど地面に吸いつくし、かといって路面の僅かな凹凸で振動したりはしません。


CBR250というとエンジンにばかり注目してしまいますが、フレームの性能が高いように感じますね。

これ乗るとシルクロードがふにゃふにゃして感じます。






しかし夏はバイクにはつらい時期ですね。

ニンゲンは我慢すれば何とかなりますが、バイク自体が溶けそうなので、、、


やっぱり走るなら早朝ですね~
Posted at 2020/08/16 11:05:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイクの話題 | 日記
2020年08月11日 イイね!

8月のブルーボネット

8月のブルーボネット

名古屋市の港区にあるブルーボネットに行ってきました。


先月初めて訪れましたが、作られた花壇というのではなく、自然に花が群生している風景をイメージしたガーデンというのが映えて良いです。

写真に撮ると、一つの花だけではなく他の花も写るので、ピント位置とアウトフォーカスの構図をよく考えて撮らなければならないので練習になって良いと思います。



やはりカメラはX-T4で、レンズはXF60mmマクロとケンコー400mmミラーレンズを持ってきました。




60mmは前回も使いましたが、やはりマクロレンズなので花の写真を撮らせたら一番ですね。このレンズは本当に(不良品が多いけど、、)好きなレンズです。


ケンコーのミラーレンズは、いままで使いどころがないレンズでした。

その理由が、F値がF8で固定だということです。F8となるとシャッター速度を落とすかISO感度を上げるかしなければならないのですが、焦点距離が長すぎてシャッター速度は下げることができません。

曇りの日や夕方になるともう全く使えないようなレンズだったのですが、X-T4にはボディに6.5段の手振れ補正が付いているお陰で、シャッター速度を1/100くらいまで落としてもブレません。

さすがに1/100以下だと微ぶれ気味になりますが、1/100まで落とせれば十分な露出を得ることができます。





どちらも長めのフードが付属しているのですが、これがまた金属製で質感も最高なんです。




さてさっそく行ってみましょう~





まずは今が旬なペンタスがお出迎え。


1/1000 F2.4 ISO200


小さい花が集まって咲くペンタス。小さいアジサイのようで好きな花です。



前回来た時から変わらず、花の谷では千日紅とガウラが咲き誇っていました。


1/2000 F2.4 ISO200


紅白どちらが多いか競い合っているかのようです。


それぞれを大きく写してみます。



1/2000 F2.4 ISO200



1/500 F4 ISO200


千日紅は色がいいですね。

でも私は白い小さい花が好きなので、ガウラの方が好きかなぁ~

ちなみに前日にJAでガウラの苗を買いました。




ブルーサルビアも咲いていました。


1/500 F4 ISO200



1/500 F4 ISO200


ドラゴンが雄たけびを上げているような姿でかっこいいですね。



もうひとつ旬なのはユリですね。


1/2000 F2.4 ISO200


よく道端にも生えていて、大きな白い花を咲かせていますね。

ウチにもユリが植わっているのですが、今年は特に大きな花が咲きました。




1/2000 F4 ISO200


こちらはおそらくアマリリス。

花びらの質感が良く写せています。


前回の教訓で、寄るときは少し絞るということを学びました。

これは4/3段絞り込んでいます。




地植えだけでなく、鉢の寄せ植えも沢山あります。

寄せ植えは品種選び、色選び、配置選びのセンスの塊だと思いますが、いろいろなパターンがあって見比べると面白いです。



1/2000 F2.4 ISO200



1/2000 F2.8 ISO200



1/125 F4 ISO200


ベゴニアはあまりきれいな花だと思ったことがなかったのですが、このベゴニアは鮮やかできれいですね。



1/125 F4 ISO200



1/125 F5.6 ISO200


白いペンタスは一見地味なんですが、黄緑の葉をそえることですごく引き立っていますね。

これは自宅でもマネできそうです。なかなか参考になります。




1/2000 F2.4 ISO200


ペチュニアの鉢、その向こうには海が見えますね。


縦位置で対岸の名古屋港を狙ってみました。



1/2000 F4 ISO200


XF60mmは遠景の描写も素晴らしいです。

フィルムシュミレーションを「ASTIA」にしているのでちょっと大げさな青さですが。




一番奥の何もないエリア、、、


1/250 F8 ISO200


ここはさまざまな種類の種をばら撒いているようです。

種から芽が出たら、秋には一面の花畑になるのでしょうか。秋の花シーズンが楽しみです。



池にはスイレンが広がっています。


1/2000 F4 ISO200


しかし距離があるので60mmでは花に寄れませんね。

これは後で400mmで挑戦。



品種は分かりませんがバラが咲いていました。



1/4000 F2.8 ISO200


ここは変化を持たせてフィルムシュミレーションを「エテルナ ブリーチバイパス」でダークな印象へ。



1/8000 F3.2 ISO200 ETERNA ブリーチバイパス


ガラッと変わってまるで悪い花のようです。



咲き終わったアジサイがあったのでこれも物悲しく撮ってみました。


1/500 F3.6 ISO200


悲しいというか怖いですね…




1/500 F2.8 ISO200


木の枝先に花が付くサルスベリ。

現地では名前がわからなかったので調べました。

今の時期にこの色の花をつける種は少ないのでは。




中央の花の谷に戻って、



1/1600 F2.4 ISO200


ガウラはこういう感じで撮るのが好きです。

一面に白い花が咲いているので、背景に写りこんだ花は一つひとつが点ボケになってくれてとても綺麗です。





さてここでレンズをミラーレンズ400mmに変えました。


60mmから400mmに変えると一気に画角が変わるのですが、換算600mmはどこを狙っているのかわからなくなるくらいの望遠さですね(笑)



1/125 F8 ISO200


普通に撮れているように見えますが、これかなり離れたところにある千日紅を狙っています。

ミラーレンズなのでピント面が甘い、かと思いきや悪くない描写ですね。とても鏡(ミラー)を2回跳ね返った画像とは思えません。



ちなみに換算600mmの画角がどんな感じかというと、


1/180 F1.8 ISO20 3.99mm(換算28mm )


iPhoneで撮った写真、中央に白い花が咲いていますが…



1/1000 F8 ISO1600


400mmで撮るとここまで近寄ります。




また名前のわからない花。


1/125 F8 ISO200


調べたら、ギボウシ(擬宝珠)でした。こち亀の擬宝珠家はここから来ているのですね~

これは3メートルほどの距離から狙いました。換算600mmで狙ってこれがテレマクロというやつですね。



遠くの海に浮かぶ船を撮ってみました。


1/125 F8 ISO200


このレンズはコントラストも彩度も低くて、特に逆光と遠景には弱いんですよね(望遠レンズなのに…)



彩度が低いのでフィルムシュミレーションを「Velvia」にして花を撮りました。普通のレンズだとわざとらしくなりますが、低彩度のレンズなのでこれでスタンダードくらいな感じです。ISO感度も上げました。


1/500 F8 ISO800


咲き始めのペンタスを横から狙います。

画角が狭くなった分、圧縮効果が効いて迫力が出ますね。




60mmではまったく近寄れなかったスイレンの花、



1/1000 F8 ISO800



1/500 F8 ISO800


橋の上から俯瞰で狙ってこの大きさ!

ビックリするくらい大きく写せます。



1/250 F8 ISO800


よく見るとメダカが泳いでいました。

これも望遠で寄らなければなかなか気づかないものです。





1/800 F8 ISO800


トンボが木の先にとまっていました。

繊細なトンボの姿も、しっかり解像していますね。



しばらくテレマクロを楽しみました。



1/500 F8 ISO800



1/500 F8 ISO1600



1/1250 F8 ISO1600



1/1000 F8 ISO1600



1/1000 F8 ISO1600



絞りF8固定とはいえ、ボケはかなり大きいですね。


ボケと言えば、ミラーレンズの特徴はなんといってもリングボケですね。


リングボケを意識した写真も撮っていきました。



1/500 F8 ISO800


ピントが合っている花以外は輪っか状にボケてゆきます。

これは被写体との距離によっていろいろに変化するので、輪っかにならない時もあります。



1/4000 F8 ISO1600


流れる水をフォーカスアウトで撮ると、反射した光の一つひとつがリングになって面白いですね。




1/1000 F8 ISO1600


遠くにオミナエシが見えました。手前にあったツバキの葉を透かして狙うと、葉に反射した光がリング状になって大きく写りこみました。

これもミラーレンズだからできる遊びですね。




1/1000 F8 ISO1600

花をむさぼるクマバチにはあまり近寄れませんが、400mmなら遠くから狙えました。

ただしマニュアルフォーカスなので難易度高しです。




1/2000 F8 ISO1600


大好きなハツユキカヅラもミラーで撮りました。

全体でみるとどうしても平面的になりますが、ボケるレンズで撮ると奥行きが出せますね。

ちなみにハツユキカヅラもJAで買いました(笑)




秋の代名詞ススキがもうありました。


1/1000 F8 ISO1600


これは縦位置でドカンと写しました。

これはよく見かけるススキとは違うのかな?



最後は夏らしい花。


1/1000 F8 ISO1600


しかしこれも名前わからず…ハイビスカスの一種かな。





この日は気温35℃越えで激暑で、来場者は10人もいなかったと思います。

暑いのはきつかったですが、人が少ないので思う存分撮影を楽しむことができました。

他の来場者の方々もやはり写真を撮っていて、望遠レンズを使っている方もいたようです。


60mmと400mmという極端な組み合わせでしたが、間をとって200mmくらいのレンズが一つ加わると表現の幅が増えそうです。


私が憧れているレンズの一つに、Micro-NIKKOR 200mmF4があるのですが、、、




いや~いいですね~


しかしこのレンズを活かせるボディがないので手が出ません、、、

このレンズをアダプターを介してMFだけで使うのはもったいないですからね。。。




X-T4の使用感についてですが、花の撮影はいわゆる静物撮影で、オートフォーカスの性能は大して問われないと思っていました。

しかし、X-T4のフォーカスはやっぱり俊敏で頭も良いです。

花だと、めしべにピントを置くか、花びらにピントを置くか、またそれ以外かで表現や意図がかなり変わってきます。


Pro2ではほんの数ミリピントがずれることがありましたが、T4は思ったところに一発で合わせに行ってくれます。

このちょっとした差は撮影のレスポンスに関わってくるので、やはりAF性能は高い方が良いですね。



Posted at 2020/08/11 18:25:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2020年08月09日 イイね!

新カメラ、現る

新カメラ、現る


お盆休みに入りました~~

コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。


愛知県も東京、大阪に次いでコロナ感染者の数が急激に増えて、県の緊急事態宣言が発令されました。

なので県外に行くことはできません。しかしGWの時と違うのは、県内の移動までは制限されていないということですね。愛知県内の人混みでない場所には出かけようと思っております。



さて、昨年11月にフジフイルムのカメラ「X-Pro2」を買い、2月にはサブ機として「X-T10」を買い、レンズもXマウントの物を少しづつ集めてきました。



「X-Pro2」も「X-T10」も、やはり4年以上前の機種で、時にオートフォーカスはかなり時代遅れな感じがあります。


特に「XF50-140mmF2.8」を使ったときに、レンズの性能を発揮できていない感がものすごくて、せっかくレンズは良いのにもったいないことをしている気になりました。



そこで1か月ほど様々な選択を考え、


これからもカメラ遊びはしていくだろう、

どうせ買うなら早い方がイイ、


ということで奮発して最新機種を買っちゃいました(笑)







今のところフジフイルムXマウントのなかでフラグシップにあたるX-T4です。

今年の4月に出たばかりなのですが、発売されたときは「へ~~」としか思いませんでした。

しかし、この機種の魅力的な点が、私の持っているカメラにはないものばかりだったので買ってしまいました。


この「X-T4」、個人的に良いと思った点がいくつかあって、

・ファインダー倍率が高い(0.75倍。X-T10は0.62倍)

・ボディに手振れ補正が搭載(単焦点やオールドレンズが活きる)

・センサーとCPUが変わってAF性能向上(Pro2より2世代進んだ)

・ISO感度がダイヤル式(X-T10はコマンドダイヤル等)

・バリアングル液晶(X-T10はチルト式)


というのが主な購入理由です。




なかでも一番はファインダーなんですが、




このX-Tシリーズは代々ファインダー倍率が0.7倍以上あって、時に「X-T1」のファインダーは本当に感激するもので、覗いて撮るという一眼カメラの本来を味わうのに適しているシリーズだと思っています。


Pro2やT10のファインダーはそれより小さい0.62倍で、しかもファインダーの窓が狭く、メガネをかけた状態だと画角の端っこが見えないという状態でした。

このせいで、フレーミングが大切な鉄道の写真などで気分よく撮れない感がありました。

T4は接眼の窓が大きく、さらにEVFのパネルも大きくドット数も多いのでかなり見やすいです。




そして先代までチルト液晶だったのが、T4からバリアングル液晶になりました。





これは賛否分かれていて、ムービーを撮る人は喜び、スチルを撮る人からは批判が出ています。



個人的にはどちらでもよかったのですが、、、

このバリアングル液晶というものに、ミラーレスの特権といえる面白い利点があります。



ミラーレス一眼は、ファインダーが電子ビュー(EVF)なので、撮影時にEVFを見て撮るのはもちろんですが、撮影した写真を再生するものEVFで見ることができます。


つまり、背面液晶はいらないのです





このように液晶を反転させてしまえば、見た目はフィルムカメラのようになります。





実際にフィルムカメラと並べてみました。


本当にファインダーを覗くという行為を楽しむために、液晶を閉めてしまうことができるというのが面白いと思いました。


また、撮った写真を知らない人に見られたくないときもあるので、そういう時にも良いかなと思います。




あとはフジフイルムの特徴的なダイヤル操作ですね。









シャッター速度、ISO感度、絞り値をアナログなダイヤルで選択するということはフジフイルムのX-Tシリーズの大きな特徴です。

この露出の操作に慣れてしまったので、コマンドダイヤルで操作する機種に戻れません。。。




さて、この一眼レフスタイルのカメラなら、どんなレンズを付けても似合います。





エントリークラスのカメラに付属するキットレンズXC15-45mmを装着しました。

1万数千で買えるズームレンズとフラグシップのボディですが、手に持った感じがなかなかしっくりきます。

これでもレンズの方が性能が上なようで、粗が出る感じがありません。このレンズも意外とスゴイ。




変わって望遠ズームのXF50-140mm。




もうこのカメラはこのレンズで使うために買ったというのが8割くらいです。





いままでX-Pro2との組み合わせでは使いづらかったのですが、このT4を導入したことで、このレンズの価値がかなり上がりました。

これで持ち出す回数を増やしていきたいです。





今日は初使いということで、XF35とXF50-140の2本で試し撮りしてきました。





まずはXF35mmF1.4をつけて豊田市の柳ヶ瀬公園に行ってみました。



1/2000 F2.8 ISO200



1/4000 F1.8 ISO200



1/1000 F2 ISO200



1/2000 F2.8 ISO200



1/2000 F2.8 ISO200



1/2000 F1.4 ISO200



1/500 F1.4 ISO200



絞り値を優先しながら、シャッター速度で明るさを調整して撮っています。

やはり操作性やシャッターのフィーリングが良いです。



フジフイルムのカメラには「フイルムシュミレーション」というものがあり、往年の各種フィルムになぞらえたカラーフィルターが用意されています。普段は標準的な「プロビア」とソフト諧調の「アスティア」しか使わないのですが、せっかくなので新しいものも使ってみました。




1/2000 F1.4 ISO200 プロビア


普通にプロビアで撮るとこうですが、、、



1/2000 F1.4 ISO200 クラシックネガ


クラシックネガで撮ると、本当にネガフィルムで撮ったかのような色付きになります。

他にもクラネガで撮ってみました。



1/1000 F4 ISO200



1/4000 F2 ISO200


さすがフイルムメーカーだけあって、フィルム写真の再現度は高いと思います。

スマホのアプリほどわざとらしくなくてリアルですね。



X-T4に新搭載された「エテルナ ブリーチバイパス」というのも撮ってみました。


1/1000 F1.4 ISO200



1/8000 F1.4 ISO200



1/4000 F1.4 ISO200


映画フィルムを現像する際に、あえて暗部を強調させて暗い印象の画にする「銀残し」という手法を再現したそうです。

たしかに冬の物悲しい風景のような印象の写真になりますね(真夏で蒸し暑かったのですが、、、)




最後に花の写真を撮るときに使う「アスティア」に変えて花を撮りました。



1/3200 F2 ISO200



1/8000 F1.4 ISO200



1/4000 F1.4 ISO200


「アスティア」はぱっと見では鮮やかでポップな印象なんですが、よく見ると色の諧調は豊富で、明暗もしっかり強調されて、花の撮影でよく使うフイルムシュミレーションです。



1/2000 F4 ISO200



最後にトゥインゴを撮って、次はXF50-140を試します。



名鉄の本宿駅の近くのS字カーブに行ってみました。


この辺りはいつも写真を撮っている人がいるので、名古屋本線の定番スポットなのだと思います。


まずは2200系が通過。


1/1000 F4 ISO200 50mm



1/1000 F4 ISO200 124mm


T4の連写は最高11コマ/1秒でめちゃ早です。

これだけの連写速度があれば、列車の撮影では全く問題ありません。

いままで8コマでも十分だったのですが、11コマとなるとさすがに書き込みが詰まってしまいますね。


後追いは適当にフォーカスを合わせたのですが、バッチリあっています。

やはりAFはかなり進化しています。
今まではAFが行って戻って合うような感じでしたが、T4は迷わず合焦してくれます。このレスポンスの良さは最高です。



1/1000 F4 ISO200 50mm



1/800 F4 ISO200 50mm



後ろの4両は9500系ですね。もうすっかり馴染んできました。



さて場所を移動して、1時間ほど撮ってみました。



1/1000 F4 ISO400 140mm



1/1000 F4 ISO400 140mm



1/1600 F4 ISO400 140mm



これは場所が良いですね~

写りに関しては、理想通りの感じです。

Pro2で撮ると、影の部分が若干 黄緑色がかった感じになっていて、目で見た色とはだいぶ違う感じに撮れてしまうのですが、T4は自然な印象で撮れていると思います。


加えて、最近はRAWでも撮るようにしています。


いままではJPEG一本勝負で、あとで見たときに「あと半段明るくしておけば…ホワイトバランスが…」と後悔することもありました。

なぜ今までRAWでも撮らなかったのかわかりませんが(汗)


フジフイルムのカメラは独特の発色があるので、風景やポートレートには評判良いのですが、鉄道は目で見たそのままの色で写って欲しいのでちょっとイマイチ満足できない部分がありました。

X-T4でRAWで撮れば鉄道の写真も行けると思いました。





ここまでマニュアルフォーカスであらかじめピントを合わせておいてシャッターを切る(いわゆる置きピン)で撮ってきましたが、AF-CのワイドトラッキングでAFがどれだけ追従するかを試してみました。


直線の向かうから2両編成の列車が現れて、フォーカスを合わせると、近づいてくるところからフレームアウトするまで、しっかりAFが食いついてくれました。






1/1600 F4 ISO400 140mm


Pro2のAF-Cはここまで頭良くありませんでした。

はじめは合うけど、途中で全然違うところにフォーカスが行って戻ってこなかったり、しっかり誘導してあげないとそもそも列車にフォーカスが合わなかったり、、、


このAFに関しては4年でものすごい進化を感じました。




1/1600 F4 ISO400 140mm



1/1600 F4 ISO400 68mm


2200系もAF-Cで撮ってみて、AFの頭が良すぎて気持ち良いくらいです。


でも結局はフレーミングがずれるので置きピンの方が撮りやすかったりもしました。

でもこれからはAFを信じて撮ることもできるようになりました。




これにて今日の写活は終了、帰還しました。




Xマウントのカメラは3台目になってしまいました。


しかし三台とも性格が違うカメラなので、それぞれ使い分けていきたいと思っています。

「X-T10」はとても気軽に使えるので、バイクで出かけるときに持ち歩いたり、頻繁にレンズ交換するオールドレンズ撮影の時に使い、

「X-Pro2」は見た目がとにかく好きなのと、XF60mmとの組み合わせが最高なので60mmマクロ専用機にして、

「X-T4」はボディ内手振れ補正を生かして望遠レンズや暗い時間の撮影に使ったり、


そんな風に使っていきたいと思います。



また大枚はたいてしまったので、元が取れるくらい撮影していきたいと思います。

この盆休みは撮影三昧です。

Posted at 2020/08/10 00:15:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記

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