ずっと前から見たいと思っていた「WEC富士」を観てきました。
私は数あるレースの中でも「ル・マン24h」が一番好きで、そのシリーズである世界耐久選手権(WEC)は幸運なことに日本の富士スピードウェイで開催されます。
毎年 観たいとは思っていたのですが、「まだ数カ月先だ。」と思っていたら「アレ!終わっちゃったのか!」という見逃しを何回も繰り返し早数年、、、
今年はモータースポーツ観戦・撮影に目覚めたこともあってしっかり日程も確認、翌日の有給取得まで抜かりなくこなして観戦しに行くことができました。
ようやく念願を叶えることができました。
3日間のうち先2日は練習走行と予選だったのですが、ちょっと走行時間が短いのでそれは観に行くのはやめて、日曜日の決勝だけ観に行きました。
7時頃に富士に到着。
まだ駐車場は空きがありますね。決勝スタート時にはP7はほぼ満車でした。
まずはサポートレースの「FORMULA REGIONAL JAPANESE」と「TCR japan」というレースが開催されました。
この2レースはグランドスタンドから観戦。
フォーミュラの方はストレートでスリップストリームを利用したオーバーテイク合戦が見れてとても楽しかったです。
ツーリングカーレースの方にはアルファロメオが出場していたのでこちらは撮りました。
市販のジュリエッタの面影が残りながらもシンプルにモディファイされていてカッコいいですね~
さてそしてWECの決勝がスタートする時間となりました。
スタート前に全車整列。
陸上自衛隊によるパフォーマンスなどののち、11時にレースがスタートしました。
そして撮影も開始~
いつも通りD5+500mmF4Pオンリーで撮っていきました。
シャッター速度だけ書いておきます。
1/100
グランドスタンド2階の最上段から、ホームストレートを駆け抜けるトヨタGR010を狙い打ち。
しかし、GR010のような速いマシンだとチェッカーの位置で既に290km/hくらい出ているみたいなので、1/100では止めることはおろか、フレームに入れることさえままならないくらいでした(笑)
ちなみに富士のストレートでは最高で310~320km/hくらい出るようです。
1/400
こちらはもっとSSを早くして撮りました。
1/400まで上げればしっかり止まった画を撮れますね。
ホームストレートを撮るならこれくらいのSSでも良さそうです。
その後は各コーナーを巡って撮っていきました。
コーナーで撮るなら1/80以下まで落とさないと迫力出にくいので、失敗を量産しながらちょっとづつ感覚を覚えていきました。
まずはヘアピンへ。
そして今回一番見たかったのが、、、
1/50
このプジョー9X8です。ちなみに読みは「ナイン・エックス・エイト」です。
私も一応プジョー乗りとして、プジョーを応援しに来ました。
(応援と言っても撮るだけですが...)
1/40
このマシンの特徴は語り尽くされているのですが、なんといってもリアウイングがないというところですね。
調整が可能な空力パーツは1箇所のみと規定で決まっているため、いっそのことリアウイングは失くしてしまったそうです。
レーシングカーといえばリアウイングが付いているのが当たり前なので、この斬新なスタイルは本当にカッコいいというか、クールですね~
1/100
未来のレーシングカーのような感じですね。
この時点で1000枚くらい撮ってしまいましたが、、、なかなかいい画は撮れていませんでした。
移動中に見つけた場所から。
いつもはなるべくマシンが大きく写るように望遠で狙っていますが、ちょっと趣向を変えて広角な感じで狙ってみました。
1/40
1/40
富士で一番 速度が落ちるヘアピンコーナーですが、その進入ブレーキングの様子です。
マシンまで数百メートル、さらにSSが1/40なのでかなり難しかったですが、なんとか撮れました、、、
そして最終コーナーのひとつ手前、GRスープラコーナーへ。
富士ではこのコーナーが一番 撮りやすいと思っています。
1/60
スープラコーナーに進入する#77デンプシープロトン。
富士のコース幅の広さを出せました。
ところで13~スープラ~14~最終コーナーにかけて非常にテクニカルな複合コーナーになっています。
このセクションは本当に難しそうです。
1/80
#41と#31のWRT同士の闘い。
1/50
5時間後に優勝することになる#8 TGR。
今のWECではトヨタが圧倒的な存在ですね。
昔のアウディのような速さと安定感を感じますね。
1/50
ヘアピンではまともに撮れなかった#94プジョー。
ここでは1/50でもライトとエンブレムをくっきり止めることができました。
この9X8の良いところはやっぱりデザインですね。
ちゃんと市販車と共通のデザインを取り入れていて、他のプロトタイプマシンとは全く違ったデザインなところがいいですね。
以前あったパノスのFR、日産のFFのマシンみたいな強いこだわりを感じますね。
しかしこの9X8はやはり空力に問題があるという話も聞くので、この姿も変わっていくかもしれませんね。
1/50
S耐にも出ている#777Dステーションのアストン。
S耐で見たマシンはGT4ですが、こちらはGT3なので見た目が結構違います。
でもやっぱり美しいクルマですね~
1/50
#64のコルベットレーシング。
昔から変わらないアメリカの魂を感じますね!
エキゾースト音は、よく知っているドロドロ音ではなく甲高い音だったので驚きました。
1/50
#1のリシャール・ミル。
高級時計の名前だからかかっこよく見える、、、
だけではなく、オレカ07のマシンの形にカラーリングが一番に合っていると思いました。
1/50
ポルシェはピントの合ったコマがなかったので後ろ姿。
やっぱりポルシェの6気筒の音はサーキットに合いますね。
1/60
後ろ姿ときたらプジョーも。
完全にクーペのスタイリングでカッコいいなぁ~
1/50
トヨタも後追い。
デザインのせいか、このマシンは小さく見えるんですよね。
1/100
コルベットもリアビュー。
いまのコルベットはMRなんですよね。
FRの頃のドロドロ音が聞きたかったぁ~
長いので分けます。
つづく、、、