日曜日は花の写真を撮りに出かけてきました。
4月5月のステイホームの頃に、花の写真を撮ることにハマってしまいました。
それ以来、ホームセンターで苗を買ったり、種から育てたりしています。
しかしウチの花は時期的に終わってしまったので、
名古屋市の潮見にある「ブルーボネット」に行ってきました。
ここは中電の発電所からでた廃温水を、園芸に利用している施設です。
それぞれエリアごとに園芸のテーマが決められていて、家庭菜園の見本にしてくださいね、というのが本分のようです。
私は撮影目当て & 家の庭づくりのヒントを得るためにやってきました。
今回はX-Pro2にXF60mmF2.4のマクロレンズをメインに、サブでX100F(23mmF2)使っていきます。
60mmは個人的に一番気に入っているレンズです。
真昼間なのでフラッシュなんて使わないのですが、カッコつけでフラッシュを装着しました。なんだか昔のカメラ感が増しませんか?
9:30開園と同時に入場、
園内にはワイルドフラワーたちが群生しています。
まずは大好きなイソトマ。
これはホームセンターでもよく売られている植物です。小ぶりで繊細ながらも大きく花を広げた姿が好きです。
このレンズはボケ方が本当に好きです。
背景のにじませ方が好きです。
鉢植えされていたペチュニア。
見事な真っ赤。5枚の花弁がつながっていて、花が大きく見えますね。
2枚とも結構テキトウに撮ったのですが、レンズが背景を適当にぼかしてくれるのでそれとなく納まっている感じです。
ブルーサルビア。
ブルーサルビアは家にも植わっているのですが、まだ花が咲くほど大きくなっていません。花が咲くとこんな凛とした姿になるのだとわかりました。咲くのが楽しみです。
今が旬な千日紅です。
園内の花の谷というエリアに広く咲いていました。
田んぼや畑の脇にもよく咲いている花です。これだけたくさんあるとかわいらしいですね。
さてさて、せっかくのマクロレンズですから、ひとつ近づいてみましょう。
↑上の写真を大きく切り出しました↓
この細かい花びらのザラつきなどは肉眼では見えませんね。
ちなみに私は写真をSサイズ(6M)で撮るので、Lサイズ(24M)にしたらこの4倍の解像感になるはずです。
木陰のアナベル(アジサイ)。
奥で小花たちが楽しそうにしている中、ひっそりと木陰で咲いている感じを撮ってみました。
中央を流れる川を縦位置で撮りました。
これはF10まで絞ってます。
名前のわからない草。
枝が葉になっているのかな。細すぎて背景と同化してしまいました。
真っ赤なケイトウ。
ケイトウは春にホームセンターで売っていましたが、こんなに大きなトサカは見たことありません。
白い草木、シルバーリーフ。シルバーレースという名前のようです。
白っぽいのではなくて、本当に白いです。
マクロ域で撮影に挑戦しますが、実はこの日は風が強くて、草も花もユラユラと大きく動くんです。動く被写体のマクロ撮影はほんと神経使いますよ(笑)
花びらが垂れ下がったガーベラたち。
花が終わりなのか、暑いからかわかりませんが、そろってこの姿だと面白いですね。
本来は垂れ下がっていないはず、、、
川に戻って縦位置でスイレンを狙います。
ちょっと距離があったので、60mmでは足りませんね。
変わってこちらはハス。(だと思います、、、上のもハスかも)
これももっと望遠がないと花主体にはできませんね。
ちなみに私以外にもカメラで撮影している方がたくさんいらっしゃいましたが、標準ズームか70-200あたりの望遠を使われている感じでした。
今回は荷物を軽くしたかったので60mm(換算90mm)だけでしたが、100mm以上の望遠も一つ持ってくればよかったです。
黄色い花はイトバハルシャギク。
何とも言いにくい名前ですが、漢字にすると「糸葉春車菊」と少しは読みやすくなりますね。
こちらもマクロ域の写真を拡大↓
拡大するとおしべの質感もよく分かります。
ジニア・プロフュージョン。
こちらも千日紅に負けじと頑張って咲いています。
糸のように細い茎が広がるガウラ。
長い枝が縦横無尽に走っているので、花の向きもバラバラです。
この錯綜とした感じも良いですね。こういった小ぶりな白い花は好物です。
ピント合わせ適当でもどれか一つにはピントが合っているっていう感じです(
笑)
近所でもよく見かけるムラサキクンシランです。
この花を植えている家をよく見かけます。
和風で美しいですよね。
水面に反射した太陽を大胆に入れました。
スイレンも強く咲いていますよ。
ガーデニングの提案、ということで、花だけではなくこういった置物も。
ぷーさんや、
水の出るガラス玉なんかもありました。
洋風な建物の窓際にも花が飾ってあります。
ちょっと無機質なものも撮ってみたくなりました。
ジョウロ全体にピントが合うようにF5.6まで絞りました。
フジのレンズはレンズ側に絞り環が付いているので、明るさを変える絞り、というよりも被写界深度を操る、ということが捉えやすいのではないでしょうか。
フジ色のアゲラタム。
離れてみると小ぶりでかわいらしいですが、近づくと、、、
イソギンチャクのようでキモかわいい系です。。。
もう時期的に咲き終わりつつあるアジサイ。
今年は花に興味をもったのでアジサイの撮影に出かけようと思っていたのですが、なぜか出かけられませんでした。
実はホームセンターでアジサイを買って育てているのですが、それを見ていたらなんだか満足してしまいました。
気づいたらアジサイの時期も終わってしまいましたね。
調べたけれど名前のわからなかった花。
花は種類が多いのでネットで調べて近いものは見つかるのですが、結局わかりませんでした。
しかし手裏剣のような力強さを感じたので一枚。
これも意外と名前がわかりませんでした。
アジサイに似てるんですがね。
奥へと続くレンガと色合いがマッチしてますね。
この花は結構大きいんですよ。
変わって白いアジサイ、アナベル。
アナベルの白は奇麗なんですよね。
上の写真はパソコンのデスクトップに使うために花を右寄せにしています。
この写真もデスクトップ用に左をアウトフォーカスにして撮りました。
花ではなく葉が白や桃色になっているのでしょうか。なかなか地味ですが、きれいです。
このエリアの雰囲気が良いなと思って全景を撮りたかったのですが、さすがに60mmでは画角が狭いですね。
なのでここいらでカメラを変更、X100Fに変えました。
X100Fは所詮コンデジですが、APS-Cセンサー、23mm単焦点、露出はダイヤルで設定、とほぼX-Pro2と同じよなものです。
まずさっきのでっかい花。
いきなり画角が3倍も広くなったので戸惑いました(笑)
23mmはあまり使わないので難しいですね。
このX100Fというカメラなんですが、シリーズ4作目にしてレンズは初代と変わっていません。
センサーとCPUは進化したのに23mmF2のレンズは頑なにかえなかったというカメラです。
なので、レンズの性能をセンサーが上回ってしまっているようなところがあります。
画面端の流れ、絞り開放のソフトフォーカス、逆光でフレア。などなど。
だいぶオールドレンズ的な写りに感じます。
しかし、これがいいんですよね~~
写真を見て、
”X100Fで撮った”というのがわかるのです。
これはX100シリーズが特徴的なカメラだということと同時に、カメラとレンズは掛け算だということがよく分かります。
庭全体の雰囲気を写すことを念頭に撮ってみました。
といっても広角レンズは予想以上の難しさ(汗)
なんだか記念写真にしかなりません。
もっと広角なら空を入れたりパースつけたり、もっと標準域なら一つのモノに焦点を当てたりできますが、23mm(換算35mm)は難しいですね。。。
いい練習になりました。
3時間ほど撮影を楽しみました。
ところでこの日はイベントがあって、フラワーアートに使われていた花を無料で配布していました。
これ目当てに訪れていた方も結構多かったと思います。
てなわけで苗をいただいたので、家に買って植え替えました。
しかしウチの庭はとても狭くて植える場所がないので、
こういう缶を買ってきました。
フェンスに掛けるような感じにしてみました。
壁掛けの鉢植えというのはブルーボネットを散策しながら思いついた植え方なんですが、こうやって参考にするのが本来の楽しみ方なのかなと思います。
(でも缶が錆びてきたらやばいかも、、、)
他は余っていた大きな鉢にまとめて植えました。
凄い適当なんですが、これでも寄せ植えっぽくなっていていい感じな気が(笑)
今回はブルーボネットに初めて行ってみました。
様々な植物が育てられていて、それが自然な感じに植えられているのが良かったです。
整えられた花壇という感じではないので、背景ボケが自然な感じにできました。
新しいカメラ機材を買ったときに撮り試しをしたり、画角の練習をするのにもってこいな場所だなと思いました。
また訪れたいと思います(ということは近いうちに??)
今回のブログは写真が多く、さらに名前のわからない花の名前を調べながら書いたので時間かかりました~