日曜日は岡崎東公園などで野鳥撮影してきました。
ネッビアさんと集合して、撮影開始。
とその前に、、、
先週、大きな買い物をしてしまいました。。。
約一年前に、「買うぞ!」と決めたのです。
そして一年間熟考した末、ついに買う決心がついてしまったのです。
NIKKOR 200mmF2G、「ニーニー」の愛称で呼ばれるレンズです。
中古ですが、元の値段が80万越えのレンズなので中古価格もかなりのものでした(汗)
このレンズを手にできたことが本当にうれしくて、有給を取って写真を撮りに行ったほどです。
今回はこのレンズのみを使ってきました。
しかし、野鳥撮影で使うには焦点距離が短すぎて、本当に捕まえれるくらいの距離に鳥が来てくれないと大きく写すことはできませんでした。
ということで始めの一時間ほどはまともに鳥を撮ることもできませんでした…
1/1600 f2 ISO100 200mm
真ん中にオレンジの鳥が写っています。
鳥のことは分からないのですが…レンズの写りに関しては正しくニーニーの力が発揮されているように思います。
鳥の周辺の背景が多く写り込み、奥の背景との距離感もよくわかり、鳥の住む環境がわかるような感じに撮れたなと思います。
しかし、せめて鳥がこちら側を向いていてほしかったですね、、、
野鳥撮影では300mmが広角レンズといわれるそうですが、そうなると200mmは超広角ですね。。。
でもボケが大きいので、被写体は小さいけど存在感は大きい、という感じに撮れるように目指していきました。
次も小さな鳥を見つけました。
1/250 f2 ISO100 200mm
しかしさすがにこういった場面ではただ撮っただけになってしまいますね。。。
なので鬼トリミングしてみました。
これはルリビタキでしょうか?綺麗な色です!
鳥がなかなか思うように撮れないので動物園でも少し撮影。
1/800 f2 ISO100 200mm
網越しに撮っていますが、ほぼ網は消えています。
このレンズは本当に被写界深度が浅くて、上のシカは鼻にピントが合っているけど目には合っていません。
そしてこのレンズは解像力も半端じゃないんですが、拡大すると完全に1600万画素のDfの解像力が負けています。。。
このレンズの力をフルで使うには、もっと画素数の多いカメラが必要ですね。。。
1/500 f2 ISO100 200mm
ポニーです。ふんわりとしたボケがポニーをやさしくつつみます。
ニーニーは本来、ポートレート(人の撮影)に使われるレンズなのでこういったシーンは本領発揮ですね。
それもあって、ニーニーは縦位置で撮られた写真が多いです。
1/1250 f2 ISO100 200mm
フレリードッグもふんわりと可愛らしく撮れました。
てか立体感がハンパじゃないです。
そして鳥撮りに戻りますが、焦点距離の足りなさを補うためにネッビアさんに×1.4テレコンを貸していただきました。
これで焦点距離が280mmに伸びます。露出は一段暗くなりますが、それでもF2.8なので十二分な明るさです。
1/500 f2.8 ISO200 280mm
もちろん解像感が若干下がりますが、ファインダーの見え方やピントの合わせやすさを考えるとトリミングよりテレコンの方が良さそうです。
1/4000 f2.8 ISO200 280mm
ヤマガラですね。笑った顔がかわいいです。
テレコンを付けたことで少し大きく写せるようになりました。
1/320 f2.8 ISO200 280mm
お食事中のヒヨドリ。
やっぱりニーニーは縦位置で撮るのがいいかもしれません。
1/640 f2.8 ISO200 280mm
ヒヨドリがすぐ近くの木の枝に止まりました。
泣いている姿がかわいいですね。
1/2000 f2.8 ISO200 280mm
また鳥がいるなと思ったらスズメでした。
スズメってこんなに顔黒いんですね~初めて気づきました。
池の方に移動するとカルガモがいました。
1/800 f2.8 ISO800 280mm
カモは比較的近くで撮れるので撮りやすく、かわいく、そして動き回っているのでいろいろな姿を見ることができるので楽しいです。
エサをあげている人がいたので、感度を上げて水面を飛ぶ姿を止めて撮りました。
1/2500 f2.8 ISO800 280mm
もっと構図を考えて撮ればカッコいい写真が撮れそうです。
その後は竜美ヶ丘公園に移動。
ここではカメラをD5500に変えて撮っていきましたが、あまりいい画が撮れませんでした。
次は乙川沿いの川田緑地で鳥と名鉄を狙いました。
1/4000 f2 ISO100 200mm
1/60 f8 ISO100 200mm
列車を真横から狙うので、止まりと流しどちらも撮ってみました。
200mmの焦点距離はこういったシーンで程よい望遠効果になるので、結構使いやすいなと感じました。
赤い3500系は順光、銀の9500系は逆光で撮りました。
当然ですが、逆光時はナノクリスタルコートといえどコントラストが下がりますね。
この場所は列車の流し撮りの練習がしやすいので、もっと天気の悪いときに挑戦したいですね。
鳥の方は、ハクセキレイがいました。
1/800 f2 ISO100 200mm
200mmでは豆粒みたいに小さくしか写りませんが、F2の薄いピントを利用すれば鳥の存在感を出すことはできますね。
土の上なので、ちょっとロケーションはイマイチですが…
1/3200 f2 ISO100 200mm
こんどはたぶんツグミです。
こちらも鳥は小さくしか写りませんが、低い位置から構えて、奥の田畑や山々などを入れて撮りました。
広大な土地に降り立っている感じを出せたかなと思います。
個人的にはこの日いちばんイメージ通りに撮れた一枚です。
とはいえ、鳥自体をもっと大きく写した写真も撮りたいですね。。。
次に鳥撮りするときは「X-T4」+「Tokina400mmF5.6」の組み合わせで挑みたいですね。
ここでネッビアさんとはお別れしました。
しかし時間的にまだ撮れそうだったので、本宿駅にクルマを停めてS字カーブのところで名鉄を撮りました。
1/1600 f2 ISO100 200mm
こういう写真を撮るときは絞りを絞るのが通例ですが、、、このレンズはなんだか絞るのがもったいない気がしてしまうので今回は絞りを開き気味で撮りました。
ちなみにこのレンズを買ってから何度か名鉄を撮って練習しているのですが、とにかくピント合わせがシビアです。
上の2200系の写真だと一番前の車輪のあたりにピントが来ているのですが、連結器は若干ピントが外れています。
中距離でも被写界深度が本当に浅いです。
撮りはじめてすぐに先頭部に影が掛かるようになってしまいました…
1/640 f2.2 ISO100 200mm
上の6000系は余白が多くなってしまったのでトリミングしています。
その後も何枚か撮っていったのですが、どうもピントが来ていないものが多かったです。。。
置きピンで、しかも連写ではなく単写で撮っていたからというのもあるのですが、やっぱり被写界深度が浅いので難しいですね~
2段ほど絞ってF4にすれば成功率はかなり上がると思うのですが、せっかくなのでF2~F2.8くらいで撮っていました。
これはかなり使いこなすのが難しそうです。
しかし、ハマったときの画はさすが単焦点です。
数百枚の中の一枚に成功した時は、大きな感動を得られると思います。
ということで、肝心の鳥の写真は、、、という結果でしたが、今回の反省を生かしたうえで、また野鳥撮影に繰り出したいと思います。
ネッビアさんご一緒いただきありがとうございました~