
LowLife VW Meeting 2017を見学してきました〜
空冷VWに興味を持ったものの、生でVW車を見る機会は少なかったので、
三重県は"忍者の里"「伊賀市」で開かれたローライフVWというイベントを見てきました。
雨がちらついていたので106で出動。
ちょうど9時ぐらいに、阿山G&B海洋センターに到着。
早速会場を歩いてみるのですが、ホントに賑わっていました〜
私がよく行く「イタフラ・英国」系のクルマイベントよりも年齢層が低く、刈り上げのニーサンばっかりでした。
とても活気がありました。
では私が見てきたものを少々、、、
まずタイプ1、ビートルから〜
その前に、こちらをご覧ください
こちらの3台のビートルですが、リアウィンドウの形が異なっています。
上から、
スプリット(38〜53年)の窓
オーバル(53〜57年)の窓
58年以降の窓
となります。
ビートルは古いクルマなのですが、上のスプリットやオーバルとなると60〜70年もしくはそれ以前の車体ということになるんです。。。
凄いですよね(汗)
リアウィンドウの形でその貴重さを知ることができます。
真っ赤なビートル。
オーバルなので、もう60年以上たっている個体かもしれません。
ビートルはみんなが知っているクルマだけあって、あまり詳しく各所を見て回ったこともありませんでしたが、よく見ると面白いです。
フロントリッドには…
VWの本社があるヴォルフスブルクの市章と同じ城と狼が描かれています。
リッドの上の方にVWのエンブレムがあります。
窓は年式が新しくなるにつれて大きくなっていきます。
この時代はフロントの窓も小さめです。
Bピラーに埋め込まれた"セマフォー"
昔はウィンカーという物がなく、このころのVWは腕木式の方向指示器が付いています。
美しきオーバルウィンドウ。
このころのビートルのリアのスタイルは最高です。
それ以降のビートルに比べて、繊細な感じがして好きです。
隣にいらしたビートル。
比べてみるとエンジンリッドのデザインが違うだけではなく、全然違う物でした。
こちらはモール類も取り外され、軽量化がされたオーバル。
リヤはなんと?!
メガホンマフラー(笑)
これは1番うるさいタイプのマフラーらしいです、、、
音を聞いてみたいですね〜
2台の白いビートル。
よく見ると顔が違います。
67年式がその境目になるのですが、奥がヴィンテージ顔で手前がストラット顔なんです。
サスペンションがトーションバーからストラットに変わった時に顔が変わったようです。
電装も6ボルトから12ボルトに変わっています。
67年式という1年だけの仕様が存在するのですが、
こちらのカブリオレがロクナナの様です。
牽引車のオーバル カブリオレ。
なんと札幌ナンバーでした!
この日のために北海道からいらしたのでしょうか?
ボンネットが大きく膨らんだビートル。
たぶんマルサンだと思うのですが、、、違いそう。。。
フルカスタムされたビートル。
バンパーとライトのカバーに色が付いているのでたぶんメキビー(メキシコビートル)。
メキビーは全然見かけませんでした。
今日見た中でイチオシのビートル。
キャルルックというシャコタン&キラッキラのホイール&内外装フルカスタムの改造ジャンルがあるのですが、そこまでいかないくらいに適度にカスタムしてあり、かつオリジナルの風情をしっかり残した感じのビートルが個人的に好きなのです。
この抹茶色のビートルには的を射られた感じです。
こちらのストラットも好きです。
小さめのアイアンバンパーだと、ストラットの丸にを帯びたフロントフェイスが引き立っていいですね〜
for saleとなっていたビートル。
正直気になっちゃった(笑)
ドラッグレーサーのスタイルのビートル、、、
リヤタイヤ凄い(笑)
VWのドラッグレースのイベントが5月にあるみたいなのでそれ見に行きたい…
続いてタイプ2、バスですが、私はバスはあまり詳しくないので、、、
バスも年式によっていろいろあるのですが顔で言うと、奥3台がアーリーバス、手前がレイトバスと呼ばれています。
古い方のアーリーバスはフロントガラスが2分割になっていて、前に開きます。
バスは結構大きいクルマなんですが、
ここまで車高を落としてあると、私の身長169cmと同じくらい(笑)
中は広々してそうでした。
座席3列と荷物を奥スペースって感じなのでスペース効率はすごく良いですよね〜
最初期のアーリーバスのエンジンが開いていたので見てみると、、、
なんとスーチャー付きでした。
横についてる黒い点みたいのはストップランプのはず。。。
すごく小さいですね〜
続いてタイプ3。
これはビートルの後継を担うようにとワーゲンが出したクルマなのですが、さすがに空冷というのが時代遅れだったらしく、ビートルほどのヒットはしなかったとか、、、
しかし、私はVWの中ではタイプ3のノッチバックが2番目に好きです。
ノッチバックというセダンのタイプ3。
これ本当に好きです。
こちらも同じタイプ3ノッチバックですが、ロングノーズというフロントのデザインがちょっと違うモデルです。
タイプ3ファストバック。
ノッチバックのCピラーが寝て、クーペスタイルになった版です。
ちょっとアメリカンなスタイルが素敵です。
タイプ3のワゴンはバリアントとかスクエアバックとか言います。
タイプ3のバリアントは憧れます〜
空冷VWでありながら積載性がかなり良くて使い勝手のいいマシンです。めっちゃ値上がりしてます、、、(汗)
つづいてカルマンギア。
ビートルをベースに、イタリアのギア社がデザインをし、ドイツのカルマン社がその生産をしたということでカルマンギアとの名前になっています。
イタリアらしい流線形、素晴らしいですね〜
黒だと余計に引き立ちます。
こちらはたぶん最終期のカルマンギア。
カルマンギアには3種類あって、
初期の2本ヒゲと、
後期の網目グリルのと、
そして上のモデルと並行して売っていた
タイプ34のカルマンギアというのがあります。
この34のカルマンギアは大好きです。
特にリアのスタイル、
この丸いテールと独特なボディラインが好きです。
当時は不人気で売れなかったらしいですが、私はこの34カルマンギアが1番好きですね〜
これ見れて本当に良かった〜
今日イチの収穫です。
奥にも黄色いカルマンギアが写っていますね。
それが角テールでこれまたテンション上がりました(笑)
初期のカルマンギアも美しいなぁ〜
そんなこんなで会場を3周くらいしてお腹いっぱいになったところで、、、
会場を後にしました。
近くに桜が満開で咲いているところがあったので歩いて行ってみました。
今日が1番満開っぽいです。
こりゃ106と桜の写真を撮らねば!
ということで駐車場に戻りました。
その途中で外から会場を見渡せるところがあったので。
で駐車場に戻りました。
駐車場にもVWがたくさんいましたが、
雨でぬかるんだ駐車場を歩き回る気は一切無かったので、、、
ぬかるみのせいで
106もこの有様(笑)
これでもまだ砂地じゃないところに駐車できたので良い方ですね〜
クルマに乗り込んでさっきの桜のところへ。
桜が少なくてちょっと満足できず、、、
その後、クルマを走らせていると川ぞいにいい場所を見つけました。
1キロくらいに渡って桜の樹がつづいていました。
他車がいなくなった隙を見て
こんだけ桜に囲まれれば満足です( ^ω^ )!
その後はぞうぞの森という温泉に行って、
山道を通って帰還しました。
163号など、三重の田舎道はすごく楽しいです。
ローライフVWは、今年で10回目になるようですが、今回で最後だそうです。
来年からはやらないと、、、
せっかく近場で開かれるVWイベントを見つけたのに、ちょっと残念です。
しかし、今回のイベントに行って奮起されたのは確かです。
空冷VW、、、
いずれ乗りたいですね〜