7月13日、
朝は雨が降っていたので、昼までずっと寝ていました。
1時ごろに目が覚め、まずは昼飯。
ツーリングマップルを見て、近くに美唄名物のとりめし屋の しらかば茶屋 というのがあったので行ってみました。
こういう炒めご飯的なのは大好物なんです。
超好きな味でした。
その後は鉄道に乗りたくなったので、奈井江駅へ、、、
特急停車駅の美唄(びばい)まで行ってみました。
見たこと無い形式の切符、、、
やってきた普通列車で美唄へ。
流石 寒冷地の列車。
3つある扉全てに仕切りが設けられています。
冬の北海道はドンだけ寒いのかと逆に気になってしまいます。
美唄でカムイやライラック、臨時列車のフラノラベンダーなどを見ることが出来ました。
721系、なんかイイですね。
カムイ、ライラックを見れて満足。特に、元スーパー白鳥の緑色の車両が役を失わずに、北の地で活躍していることがうれしかったです。
しかし、多くの学生が特急通学しているのには驚きました。
その後 奈井江へ戻り、キャンプ場へ戻りました。
7月14日、
晴れの予報に期待しながらキャンプ場を出発し、R275、R337を小樽方面へ進んでいきます。
対向車にやけにバイクが多いなと思っていたんですが、どうやら札幌から富良野の方へ向かうライダーが多いようです。
ここへ来るまで北海道のナンバーのバイクはほとんど見ませんでした。
道東、道北には本州から北海道へ長旅をしに来ている人が多いようでした。
札幌の近くまで来ると、地元のライダーが多くいました。
なんか大きな荷物を背負って走ってるのが恥ずかしいくらいでした(笑)
道の駅 とうべつ へ。
道の駅なのですが、やけにオシャレな店舗が並んでいました。
朝からピザなんか食べてしまいました。
その後は小樽市外へ、、、
しかし小樽に近づくにつれ交通量がどんどん増えていきました。
北海道に来て以来、
渋滞と言うものに遭遇しなかったので、小樽市を抜けるまでちょっと苦痛でした。。。
余市の道の駅で休憩。
北海道に来て以来、30℃なんていう気温は初めてだったので、ちょっと暑かったですね。
バイクもかなり熱を持ったので、冷めるまで道の駅の宇宙記念館を鑑賞。
宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地だそうで、宇宙やロケットについての展示が多数ありました。
小さいプラネタリウムがあり、「宇宙の広さ」と題したものを上映していました。
自分は愛知県というところからやって来て、愛知の何倍も大きい北海道を回ってその大きさを実感しているところですが、宇宙規模の大きさの話をされて、、、
なんだか北海道も小さく感じてしまいました。
博物館はじっくりと楽しむ派なんですが、、、、
1時間の滞在で憶えていることといえば、宇宙服が10億円するってことだけです(笑)
そして少し走って積丹半島へ。
岬には駐車場があり、灯台や断崖絶壁の岬を見ることが出来ました。
灯台へ行くのにものすごい勾配の道を歩き、疲れたので岬の先までは行きませんでした、、、
積丹ブルーというヤツなんでしょうか。綺麗な色です。
(晴れた日にはエメラルドとブルーの綺麗な海が広がるようです)
岬の食堂で遅い昼食をいただきました。
晩飯と兼食ということで、ちょっといいものを食べようと思い、
三色丼をいただきました。
それぞれがとてもおいしかったし、ウニといくらを一緒に食べるとさらにおいしいく、感激!
思いのほかタラコがおいしかったです。
その後は泊(とまり)という村へ。
そこの盃野営場というところでキャンプしました。
無料のキャンプ場で、かつ海が近く、三連休の中日とあって、混雑していました。
海はどんなものだろうと思って行って見ました。
この湾の海、とても綺麗な色でした。
遠くの半島が青く染まっているのもまた美しいです。
暗くなるまで、海の波音を聞いていました。
7月15日、
この日は大雨の予報が出ていました。
ここのキャンプ場で停滞するつもりでここに泊まっていました。
停滞して正解でした。
昼過ぎまですごい雨がテントを叩きつけていました。
外に出るわけにも行かず、テントの中でおとなしく本を読んで過ごしました。
こんなこともあろうかと、滝川で暇つぶしに本を買っておいたのです。
その本は松尾芭蕉の奥の細道 (現代語訳版)
旅人ときいて、真っ先に出てくる名前が芭蕉なのです。
芭蕉はどんな気持で旅をしていたのか?
それを紐解いてみたくてその本を買いました。
しかし数年ぶりに活字を読む私、、、
20ページくらい読んで挫折してしまいましたよ、、、(笑)
でも、「行きかふ年もまた旅人なり」という冒頭の一文が心に残りました。
夕方にテントから出てみると、
小さな川が氾濫しそうな勢いで流れていました。
大丈夫だろうか、、、
7月16日、
雨は上がりましたが、すっきりしない天気の中、太平洋側を進んでいきます。
まずは朝食。
セイマのおにぎりと牛乳で腹ごしらえです。
しばらく走って道の駅 みなとま~れ寿都へ。
ここは漁港のすぐ横にあり、漁船と一緒に撮影。
挽きたてのコーヒーとアイスをいただいて、先へ進みます。
寿都は「すっつ」と読むのですが、、、
う~ン、、、ちょっと読めんかな、、、
続いて道の駅 よってけ島牧へ。
海が見えそうだったので停まってみました。
海に川が流れていきます。
海はなかなか荒れていました。
しばしの休憩の後、再出発。
北海道の下のほうの海岸線はどこまで行ってもこのような岩場が続いています。
しかしあの岸壁、すごいですね。
漫画でしか見たことの無いような断崖絶壁。
見事です。
岩場が多いのですが、断崖もありますが、面白い形の岩も多くあります。
たとえばこちらの岩。
名前は窓岩。確かに窓のようです。
あの窓からみる夕日は格別だとか。
しかし今日は夕日が見えるような天気ではありませんね、、、
にしん街道、ニシンが有名です(たぶん)
奥に見えるのは三本杉岩。
一番奥に映っている岩は杉ではなくロウソク岩という名前が付いています。
ほかにも各地に名前の付いた岩があります。
ここまでくると、星座みたいに自分で名付けれそうですね。
なるべく海沿いを行きたかったのですが、北檜山から先の道道740号は通行止めになていたので、そのままR229を進みます。
少し内陸に入ると、
水田がありました。
北海道で水田を見るのが珍しかったので、つい停まって見てしまいました。
少し走ってすぐに海岸線へ。
この日は大成町というところの国民宿舎あわび山荘に泊まりました。
昔ながらの温泉旅館という感じでした。
岩むき出しの温泉に浸かり、8畳の和室でのんびり過ごしました。
旅館の名前の通り、あわび料理が売りでして、コース料理はちょっと、、、と思っていたんですが、
あわびの釜飯は予約が無しでいただけました。
先にも述べたとおり、ワタクシこういったご飯ものが大好物でありまして、おいしくいただきました。
あわびも初めて食べたんですが、おいしかったです!
この週、キャンプ泊ばかりで、、、やっぱり宿に泊まりたいなと言う思いがありました。
そういうわけでこの旅館に泊まったのですが、、、
やっぱり客室で一人っきりなのが寂しいのかな、と気付きました。
次の日は、旅人宿に泊まろうと、そう決めて就寝しました。
旅の楽しみや苦しみ、喜びを、他の旅人と共有したいという、想いがあったのだと思います。
続く、、、