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2019年05月25日

リニア・鉄道館で思い出す

リニア・鉄道館で思い出す

JR東海の博物館「リニア・鉄道館」に行きました。


新幹線やリニア中心の博物館なのでなかなか行く気にならなかったのですが、先日 新幹線を利用したとき駅に広告がありました。






「100系ってなつかしいなぁ、、、」

と思いました。
私が小学生の頃は100系、中学生の頃は300系が「こだま」に使われていました。

年に数回上京していたので、100系や300系には思い出があります。



それとリニア館には「しなの」に使われていた381系のグリーン車もあるとかないとか、、、

見れたらいいなと思って友人を誘って行くことにしました。






名古屋は港区の金城ふ頭、ポートメッセやレゴランドと並んでリニア館もここにあります。





いざ中へ。




いきなりのお出迎えは、





国内最大の蒸気機関車C62が。

ヘッドマークが「つばめ」となっています。



さらに700系の元となった試作車300X。





一眼と二眼がありますが、ここには二眼の先頭車が展示されていました。

一眼は米原にいます。

飛行機のようでカッコいいです。



そしてリニアの試験車。





今はこれより新しい車両が試験に使われています。

愛知万博の時にはこの車両が展示されていました。そのときの印象がすごく強い一台です。





最初に出迎えてくれた3車ですが、どれも東海道の「華」といえる車両の代表車たちです。


「つばめ」は戦後に東京ー大阪を結んだ特急、

「300X」は東海道新幹線の高速化に大きく貢献した車両、

「MLX01リニア」は今後の東海道を担うことになるリニアの車両、

ということでJR東海がもっとも力を入れてきた・入れていく東海道を表していると思います。





さていよいよ中へ。







ん~~~そそられるものがいくつか。




まず目に付いたのは、





元「しなの」の381系。

なんだかんだで485とか183とかこの国鉄特急がいちばん燃えますね~


私が子供のときはまだ走ってた気がするんですよね~

たま~に名古屋駅や金山駅で見かけたような。



ありがたいことに車内は開放。





イスに座るのは禁止ですが、やっぱり車内の匂いや雰囲気はそのままです。





日よけがカーテンではなくてブラインドだったのは驚きでした。



381系はいまでも岡山と出雲市を結ぶ「やくも」で使われています。

昨年乗りましたが、振り子式なのでちょっとした曲がりでも、右に左にゆらゆらと。。。




すこし奥へ行くと、私の大本命が、、、





そうこれこれ!!

クロ381、これが見たかったんです。


このアルファロメオ33後期みたいな顔が好きなんですよね~




そしてなんと幸運なことに、この日は車内見学ができる日でした。


整理券をもらって、、、





願ってもなかったですが、なんと車内へ!





これがパノラマグリーンというやつかぁ~と感激。


さらにはグリーン車の車内で381系の特徴を紹介する説明会まで開かれました。





この車両のことをくわしく知ることができました。





後で知ったことですが、この車両は6月上旬に博物館から無くってしまうそうです。

なので今回 見に行っていなければもう見れなかったかも知れません。



しなののとなりの165系。





JR東海の特徴として、床下の台車やモーターやらが灰色になっていることがあります。

165系自体は本州の各地にありましたが、床が灰色になるだけで一気に雰囲気が変わるものです。



急行型の車両は今となっては絶滅危惧種で、石川県の七尾線に455系が一台だけ残っているだけになってしまいました。

これはそのうち見に行く予定です。





つづいて普通列車の111(113)系。





この大きなライトがいいですね~





”かぼちゃ電車”が東京駅にいた姿を思い浮かべました。

「東京ー静岡」というサボが。

車両が新しいものに変わったというのもですが、東海道線が東京始発終着でなくなったことに懐かしさを感じました。




お次はなつかしの新幹線。





100系、この車両を見ると、いろいろな思い出がよみがえってきます。


車内に入ることが出来ました。







この暗い車内も懐かしさがこもっています。

名古屋から東京までこだまで3時間。

こともが3時間座るには苦痛の座席だったという記憶があります。


そして100系といえば中間にあった2階建て車両。





ずっと憧れていたけれど、ついに乗ることのないままなくなってしまった100系の2階建て。





レストランの車内が再現されていました。


こんな感じだったんだなぁ~

「カシオペア」にも食堂車がありましたが、こんなに広々した空間ではありませんでしたね。

一度でいいからここで食事をしたかった。。。






お隣の300系。

300系が現役のときは、300系嫌いでした。

車内は暗く、車体が揺れて乗り心地も悪かったのです。


700系の方が新しくて好きでした。

”でした”。




小学校の修学旅行は300系で、
中学校の修学旅行は700系でした。





次はうんと古い車両、





キハ181系。

本当に迫力のある車両ですね。

個人的な思い出といえば「はまかぜ」の181系に乗りました。

本当に重厚感ある車両でした。大音量のエンジン音がそう感じさせたのだと思います。





機関車の王様は、思い出の機関車。





EF58。そういえばと思って家の写アルバムを見てみたら、





ありました。2004年に飯田線の「トロッコファミリー号」に乗ったときの写真です。

あの時乗った157号機がこの博物館にいました。

またお目にかかれるとは、、、感激。





博物館に定番のジオラマがありました。





東海道本線がテーマのHOゲージスケールのジオラマがありました。


なかなかユーモアあるジオラマで、





リアルな情景から、





ダートを走る360やら





謎の駅前で人間ピラミッドやら





家畜運搬軽トラやら





アルファ156やら





水着着てない人形やら(笑)



遊び心あるなと思いました。






一通り見て周って満足したので帰りました。




この博物館は想像以上に面白い内容でした。



ひとつ思ったのは、JR東海も残す所には残しているのだなと思いました。



JR東海は国鉄型の車両や、ジョイフルトレインなどを徐々に減らしてきまして、今では新幹線はN700系、東海道線は313系とほぼ一色になっています。



しかしこれがまた、「古いから捨てる」のではなく、「ひとつの規格に合わせる」という考えで行っているように思います。


JR東海は、国鉄の残した膨大な負債を抱えながら経営しています。

コツコツとやっていく為に、最善の効率を実現している結果だと思います。





リニア館の展示の仕方からは、

時代に合わないものは廃止にするけれど、それがのこした功績は大切にする、そんな考え方がみえました。






なんだか他の鉄博にもいってみたくなりました。

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Posted at 2019/05/25 09:52:22

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