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マスターの75と106のブログ一覧

2017年04月12日 イイね!

油温加減はいかが?

油温加減はいかが?たまにはちょっとした考察を、、、




先日、知り合いとバイクで伊勢神宮にツーリングに行ってきました。


晴れた日曜日とあって、おかげ横丁もかなりの賑わい。





往路復路共に高速道路で行くことになっていたのですが、私のグラトラは所詮250ccのシングルエンジン、、、

高速では常に高回転にさらされるわけです。

高速での負担がどのくらいなのか知るべく、



急遽タコメーターと油温計を取り付けたのです。


これによって、どのくらいの回転で走れば油温を暴走させずに走れるか知ることができました。











今回は、油温の動きを話題にしてみようと思います。






プジョー106には、水温計と油温計が付いています。




私の感覚だとエンジン始動して走り出して、

5分で水温計が動き出し、

10分で真ん中に、

15分で油温計が動き出し、

20分〜30分で真ん中に、

30分後に水温がさらに上がり出して場合によってはファンが回り始める(暖機完了)


という感じです。



つまり、「油温は水温よりもゆっくり上昇する」という事です。





せっかくなので、グラトラにつけた油温計で数値にして油温の上昇を見てみました。








キタコ製のテンプメーター。




測定範囲 -20.0℃〜200.0℃
精度 ±2.0℃
表示周期 1秒毎に表示





スズキ グラストラッカーBB
排気量 249cc
エンジン形式 空冷 4サイクル 単気筒 SOHC 2バルブ
出力 19馬力/7500rpm
トルク 21Nm/5500rpm

エンジンオイルの量 1.6リットル


非力で単純な構造のエンジンです。


テンプセンサーは上の画像の位置に取り付けてあります。
一見、オイルレベルの油面よりも下に位置しているように見えますが、常にオイルが溜まっている場所です。
この場所は油路の途中なので、エンジンが回っていればオイルの戻り側の温度を拾えるはずです。



家の近所、2.4kmの範囲を周回して、1周毎に停車してエンジンを停止してから油温を測定しました。
この道は住宅街で、途中7箇所の信号があります。
最高速は50kmまでで、アクセルは半開以下で走行、4000rpmでシフトアップ、それ以上は回さずに"優しく"走行しました。

外気温は17℃、やや強い風が吹いていました。











まずエンジン始動前、完全冷間時の温度は17.8度




エンジン始動してすぐに走り出しました。



そして

・1周目



距離2.4km
油温34.1℃
走行時間7分

7分の走行で16.3℃上昇。



・2周目



距離4.8km
油温48.8℃
走行時間7分

14分の走行で31.0℃上昇。



・3周目



距離 7.2km
油温 58.8℃
走行時間 7分

21分の走行で41.0℃上昇。



・4周目



距離 9.7km
油温 62.9℃
走行時間 7分

28分の走行時間で44.7℃上昇。



・5周目



距離12.1km
油温 65.9℃
走行時間 6分

34分の走行で48.1℃上昇。




・最終6周目



距離 14.6km
油温 65.7℃
走行時間 7分

41分の走行で47.9℃上昇。





ここで地元の小学校が下校の時間となったので、終了にしました。
飛び出しとか怖いので、、、



おそらくこれ以上続けても65〜70℃付近で安定すると思います。


油温が安定する=完全暖気 とするならば、5周目で暖気が終わったと言えると思います。


おおよそですが、下道を抑え気味に走らせると、エンジンが完全にあったまるまで30分〜40分かかるということがわかりました。


通勤は10分くらいなので、全然油温上がらないうちにエンジンを切っていたことになります(汗)
まあ通勤車なのでそんなに気にしちゃイカンですが!




今回の結果は4輪に乗る上でもちょっとは参考にできるかと思います。


グラトラは空冷なので、外気温の影響をかなり受けると思います。

猛暑日、冬季、高速走行、アイドリング、雨天、、、

などなど、気が向いたらまた条件を変えて試してみたいと思います。




冷えたクルマは動き出してから各部の暖気が終わるまでに意外と時間がかかりますね〜

Posted at 2017/04/12 21:52:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 考察・研究
2017年02月14日 イイね!

ベルト交換と重ステ体験

ベルト交換と重ステ体験前ブログの続きになりますが、


もう一つ、摩耗したベルト交換もやりました。






75のエンジンベルトは3本。


・ファンベルト(オルタネータとウォーターポンプ)
・パワステベルト
・エアコンベルト

ですが、私が買ったのは




ファンベルトとパワステベルトだけ。

エアコンはもう使わないのでベルトをかける必要もありません。




っていうか、、、





エアコンベルトを交換するには、ロアホースを外さないといけないんですよ〜〜



ってことは冷却水も全部抜かないといけないし(笑)





残しておいても駆動ロスになるだけなので、ニッパーで切って外しました〜👋






そして前から考えていたことなのですが、試しにやっておきたいことがありました。




それは、パワステベルトを外した状態、つまり重ステの状態で走ってみるということです。


パワステベルトを外してしまえば、ポンプが回らないので当然 重ステになります。



ってなことで、、、







この状態で走ってみました〜





まず、駐車場から出るとき、いきなりの重ステにさすがにびっくりしました!


やっぱり重いなぁ〜(汗)



しかし時速1kmでも進めば重いなりに曲げれるもので、なんとか出庫。


角を曲がり、幹線道路へ。


交差点を曲がるときも、普段より重いです。


しかし、このくらいなら何てことなく乗れる?と思いました。



道路に出てしまえば、普段と全く変わりありません。


交差点では20kmではちょっと重いと感じましたが、それ以上出ていれば、パワステがあるときと全く変わらない操作感です。



まっすぐな道を50kmで走っている時のハンドルの感じはいつもよりも軽いというか、クイックに感じました。




75は軽量な4気筒で、しかもトランスアクスルなので、フロントは軽い方なのでそのおかげで軽く操作できるのかもしれません。



重さを感じるのは車庫入れと、低速の交差点曲がる時くらいでした。



交差点で曲がる時に、送る時は重いのですが、ハンドルが戻る力が強いので、切りすぎてイン側に差さるということはなさそうですね。









パワステがなくても良い、、、


しかし、逆を言えば、そこまで変わらないと思いました。


「エンジンの駆動ロスを減らすためにノンパワステにするほどではない」と思いました。


エンジンの吹けが思いっきり変わるならば、ベルト外したままでノンパワステにする価値があると思いますが、乗ってみてエンジンが軽くなったと感じるほどではありませんでした。




つまり、パワステありでも良いという結果になりました。


(そもそも、パワステ車をノンパワステで乗るのはあまりよくないので、、、)







ちょっと試したかっただけでした〜


もし走行中にベルトが切れるなどしてパワスがオフになったら、あんな感じの重さになるんだということがわかりました。






作業に戻って、ファンベルト、パワステベルトを交換。




交換前はベルトが軽く鳴いてました。


交換後は鳴きがなくなり、とても静かになりました。







外したベルトがどんなだったか見てみました。






まずパワステベルト



端が切れてました。




切れてなければまだ行けそうな感じです。




問題はファンベルト。



コマの谷にヒビが入っています。





なかなか深い亀裂です(汗)


ファンベルトはオルタネータとウォーターポンプを駆動してるので、1番大事なベルトですね。






ベルトはクルマを買った時にかえてもらったのが最後なので、1年半(6000km)でこの状態になったということでしょうか。



定期的に張りは確認してましたが、張りがちょっと緩かったかもしれません。

今回は前より張った状態で行ってみたいと思います。






さて次はタイヤ交換とアブソーバー交換ですね〜(汗)

Posted at 2017/02/14 00:33:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 考察・研究

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何シテル?   06/04 21:27
マスターと申します。 アルファロメオ75、プジョー205、ルノー21などの四角いクルマが好きです。 憧れのクルマはフェラーリ ディーノ、F40、...
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