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マスターの75と106のブログ一覧

2023年12月25日 イイね!

九州列車撮影旅2 SL人吉と三角線

九州列車撮影旅2 SL人吉と三角線

つづきです。


朝は川内駅から。





ここから新幹線に乗って新八代へ。





新八代で在来線に乗り換えて、熊本へ。


そして熊本でまた乗り換えて、田原坂駅で降りました。





九州でよく見かける「原」と書いて「ばる」と読む地名です。






この駅からしばらく歩いた踏切のところでSL人吉を狙うことにしました。


しかし田原坂というだけあって、熊本方面に向かって長い上り坂が続く道で疲れました、、、




なんとか踏切に到着。


まずやってきた普通列車で試し撮り。






思ったよりも望遠が必要な場所ですが、200mmでSLを狙うというのが今回の目的だったのでこの場所でニーニーをセッティングして待ちました。



SL人吉の一本前の普通列車。





これでピント位置を確認。

こういう練習電があるのとないのとでは結果が大きく変わってくるものです。



そしてメインのSL人吉がやってきました。





200mmでだいぶ引き気味な構図になってしまいましたが、カントを撫でるように曲がってくる姿がとても美しいですね。



近づいた所でももう一枚。





こちらの方が迫力があっていいものになりました。

逆光なので大丈夫かなと心配していましたが、意外となんとかなってくれて良かったです。



前日は線路から離れたところから狙っていたので、ハチロクの細かいところを撮ることはできなかったのですが、ここでは接近したところで迫力ある画が撮れたので良かったです。



ついでにそのあとで来た普通列車も。





こちらは開放F2.0で狙ったのですが微妙にピント外してしまいました、、、

(SLは失敗恐れてF2.5で撮りました)






さて、その後は田原坂から熊本に戻りました。


そして三角線に乗り換えました。

三角線は熊本県の宇土から有明海に沿って三角まで行く路線です。





有明海越しに長崎県の雲仙普賢岳が見えました。


この景色を見たかったのです。できればもっとすっきりと晴れていてほしかったところではありますが、初訪問ですので雲仙が見れただけでもラッキーです。



そして赤瀬駅で下車しました。





海沿いの道から数十メートルの坂を上がった山の斜面のようなところにある秘境駅です。



ここから歩いて数十分のところで列車を撮影しました。


まずは先ほど乗ってきたキハ200がやってきましたが、、、





58mmで狙ったら、画角をミスって後ろの車両が切れてしまいました、、、


次の列車はレンズを35mmに変えて撮ろうと思って準備していたのですが、突然踏切がなり始めたので慌てて撮りました。





土日祝に運転される特急「A列車で行こう」でした。これの時刻を見忘れていました。

電線が入ってしまいましたが、有明外越しに雲仙を眺めるという思い描いた画が撮れたので良かったです。




しかし上の電線を何とかかわしたいなと思ったので次の普通列車は位置を変えて撮りました。





なんとキハ47の九州色が来てくれました。

このキハは南九州らしくていい感じですね~。




さて時間的にもう一か所 行けそうだったので駅に戻りました。





赤瀬駅手前のトンネルから飛び出してくるところも撮影。

先ほどのキハ47が戻ってきました。


これに乗って住吉駅へ。





発車を撮ろうと思ったらなかなか発車しないので何か来るのかなと思ったら、





先ほどのAトレインが戻ってきました。

この特急は一日に3往復もするので結構見られます。




さて、駅からしばらく歩いて海の方へ、、、


その途中に見かけたキハ200。





歩道が線路の真横なので、えらく近いところから撮れてしまいました。



そして2キロほど歩いて住吉海岸公園へ。





やけに観光客が多いなと思ったらこれが目当てのようでした。





ワンピースはアラバスタ辺りまでしかわかんない、、、




で、私が見たかったのはこちら↓





長部田海床路です。

道路と電柱が海に向かって伸びているという不思議な光景です。


上の写真は強調するためにオーバー気味に撮ってしまったのですが、





こんな感じでまるで海の向こうの雲仙まで道が続いているかのような幻想的な景色が見れます。


これは海苔の生産用の道で、潮が引いたときには海の中の方まで軽トラックが入っていけるようになっているそうです。


この時も時間が経つにつれて潮が引いていき、





段々と陸が現れてきました。



この公園はこの海床路が見たかったのと、夕暮れ時の列車が撮りたくてきました。


そして列車がやってきました。





列車だということが非常にわかりづっらいですが左の反射しているのがキハ200です。



反対方面はキハ47。





波が穏やかな有明海は風よけの柵などが無く、吹きっさらしの海岸を行く列車とクルマたちを撮れました。


ちょうど陽が沈む直前で金色に輝く光景が美しかったです。



列車は無くても幻想的な景色。





海床路もすっかり潮が引いていました。





さて、これにて撮影は終了。


ここから夜までに長崎まで移動しなくてはならなかったので急いで移動。


ちなみに海を越えて直線でいければ100kmほどの距離ですが、列車で行くと鳥栖周りで行くことになるので250kmほどの距離になります、、、




住吉駅で列車に乗車。








熊本で下車。





せっかくなのでキハを58mmで撮影。

熊本駅の駅は柱が木でできているので、新しい駅ですがぬくもりがありますね。



ここから新幹線で新鳥栖、





新鳥栖から特急「リレーかめも(みどり)」ですが車両はハウステンボス。





武雄温泉で昨年開業したばかりの西九州新幹線に乗り換え。





これは初めて乗りました。





まだまだ新車の雰囲気のある車両、路線でした。


偶然にも乗客にアンケートを実施していて、初訪問ながらアンケートに答えることになりました。





記念にボールペンもらえました~



30分ほどで長崎に到着。





博多から長崎までの所要時間が短くなったのは良いですが、武雄温泉で乗り換えなくてはならないのは手間ですね。


早く佐賀県内が開通して西九州新幹線が全通すると良いですね。




ということで2日目は写真的にも乗り鉄的にも楽しむことができました。


長崎着が21時になってしまい、観光等もできずホテルで就寝。


つづきます。


Posted at 2023/12/28 14:14:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2023年12月17日 イイね!

九州列車撮影旅1 蒸気機関車と新幹線

九州列車撮影旅1 蒸気機関車と新幹線
もう12月も半ばになってしまいました。

今年はブログを書くのをサボりまくってしまいました。

しかし文章力がどんどん下がっているのを痛感したので、定期的にブログを書くことをしないとダメだなと思いました。



ということで、11月の話しですが九州に行ってきました。


今回のテーマは、「今シーズンで引退してしまうSL人吉のハチロクを撮る」ことと、私がまだ行ったことのない「長崎県&佐賀県に行く」というのがテーマです。




夜勤明けの日しか休みが取れなかったので仕方なく寝ずに出発となりました、、、


目をこすりながら名古屋駅へ。


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堂々の「のぞみ」1号。


私はその次の101号に乗ります。



今回は3時間超の長時間乗車&寝てないので仮眠取れるようにグリーン車にしちゃいました♪


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グリーン料金は名古屋ー博多間で+7500円ほどかかりますが、この快適さの対価なら納得です。





快適に寝て過ごせて博多に到着。


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博多から九州新幹線に乗り継いでいきます。


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こちらは指定席を取りましたが、


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九州新幹線の指定席は2+2列の広々シートです。

これ在来線特急のグリーン車レベルじゃないですかね。




そして築後船小屋駅で下車しました。


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新しい駅だなと思いましたが、九州新幹線が全通したのが2011年なので、12年も経つのですね。




そして最初の撮影地へ向かいました。


SL人吉は鹿児島本線の熊本~鳥栖間を走るのですが、市街地の区間が多いため画になるところがあまり見つかりませんでした。


それならいっそのこと新幹線の高架橋と一緒に撮ってみようということでこの辺りの場所を選びました。



場所を探している時に銀色のEF81が通っていき、アレは撮りたかったなぁ!と思いましたが私は貨物に疎いので仕方なし。


本題のSL人吉は、築後船小屋駅をバックに入れて撮りました。


alt


構図的には考えていた通りに撮れたのですが、光線的に微妙な感じですね。畑に何も植わっていないのもちょっと寂しいですね。。。



さて次は復路を撮るために移動します。



一旦築後船小屋駅に戻りました。


この駅は大きな公園の中に建っていて、九州芸文館という建物がありました。


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ここが10周年ということでイベントをやっていました。

せっかくなのでカレーパンを買って食べましたが久々においしいカレーパンを食べれたので感激。



そしてここから普通列車に乗って肥前旭駅へ移動しました。


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この駅と久留米駅の間が田園地帯になっていたのでそこで列車を狙いました。



しっかしこれがまた光線に悩まされました、、、


alt


綺麗に晴れていれば高架橋と列車がシルエットになる感じに撮れそうだったのですがそうはならず、、、

逆光で列車が目立ちにくい感じになってしまいました。



でもこの区間は本数が多いので、次々に来る列車を撮影し続けました。





熊本方面の普通列車は2両や3両。





博多方面の普通列車は4~9両と、バリエーションが豊かです。


いちおう新幹線も撮れましたが、下半分は隠れてしまうので流して誤魔化しました。





800系新幹線は九州新幹線が部分開業して間もないころに乗った思い出があります。



こちらも思い出深い「ゆふいんの森」。子供の頃に乗ったのと、久大線が不通になって小倉回りで運行していた時にも乗りました。





4両だと思っていたら5両だったので慌てて画角を変更しました。

ゆふいんの森はいつか久大線で撮りたいですね。



そして目当てのSL人吉がやってきました。





ちなみに復路はDLが先頭で、SLが後ろに付いて引っぱられる形で運行されます。

非常にゆっくりとした速度で熊本方面に走っていきました。

新幹線と並走する区間でSL人吉を撮るという目標は達成できたのでこの日はこれにて終了。




肥前旭駅に戻って、列車が来るまでホームで撮影。


この辺りで一番多く見かける815系。





小倉行きの区間快速は817系の9両編成。





なかなか堂々の編成ですね。


特急「ゆふ」がやってきました。





キハ185は大好きなのでいつか乗りに来たいです。

前から2両目は元半室グリーン車のキハ186だと思いますが、それに乗りたいんですよね。



その後は久留米、羽犬塚で普通列車を乗り継いで築後船小屋まで戻ります。





九州の地名はちょっと難しいというか、ひっかけが多いですね。





個人的に九州の普通列車といえばこの813系ですね。

カッコいいです!


しかし後ろをよく見ると、、、





後輩の817系と併結していました。

こんな運行も可能なんですね。




さて築後船小屋から新幹線に乗り換えて、ホテルを予約した川内へ向かいます。





その時乗車したのは800系でした。





昔と変わらず木製の椅子に和風な内装の車内でした。

内外装のデザインを無機質にしないところがJR九州らしいですね。



ちなみにこの800系はディズニー色にラッピングされた車両でした。





私はダンボが好きなので一枚。



この「つばめ」は熊本止まりだったので、





熊本で「さくら」に乗り継いで川内へ。





ようやく川内に到着。

ところで、なぜ川内のホテルにしたかというと、他の場所で予約が取れなかったからです。。。


翌日もSL人吉を熊本付近で撮ろうと思っていたので、熊本市内、もしくは久留米、鳥栖あたりで宿泊したかったのですが、じゃらんで検索するとビジネスホテルは全滅。

空いていたとしても、シングルルームで2万円~とかありえない金額なところばかりでした。


安めのところで予約が取れたのが鹿児島県の川内のルートインでした。

それでも一泊8000円くらいでした。

以前なら土日でも5000円くらいで宿泊出来ていたと思いますが、最近の物価高、コロナ明け、インバウンド需要増加、でどこも予約でいっぱい&宿泊費増になっていました。



ということで1日目は終了。


2日目につづきます。


Posted at 2023/12/17 19:03:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2018年10月18日 イイね!

【小さな東北 1】 がんばれエイプ!

【小さな東北 1】 がんばれエイプ!

夏に北海道を旅したことをブログにしましたが、その2週間後にも旅をしていました。





小さなバイクで行く、小さな旅です。









8月6日、朝4時半時ごろに家を出発しました。



目指すは敦賀港のフェリー乗り場。


小さなバイクこと、エイプは原付なので高速に乗れません。


下道で敦賀まで行かなくてはならず、通勤ラッシュが始まる前を狙って朝早くに家をでました。




7時ごろに伊吹山の麓へ(ここまでノンストップ)




この日は空気が澄んでいて、伊吹山の全貌というのを初めて見ました。


少し元気をもらい、また走ります。




敦賀港に近づくと、バイクをちょくちょく見かけます。


同じフェリーに乗る旅人かな?と何となく親近感を感じました。





フェリーターミナルにはフェリーが停泊していました。


出航まで1時間くらいあり、ターミナルのロビーで待機しました。



とりあえず朝ごはんにパンを食べて待ちます。





いや……エイプだと、家から敦賀まで200km移動しただけでもかなり疲れました。

原付とはいえ100ccは甲種なので、普通の車と同じ法規で、流れに乗って走っているのです。

しかし、エイプのように小さいバイクだと「原付だから抜かせるかな」という心理がはたらくようで、後ろの車にかなりせっつかれます。

要は常に煽られている状況で走るので、かなりストレス溜まるんです。


これは今回の旅中で常に味わうことになりました。








フェリーの乗船が始まりました。





バイクは私を含めて20台くらいだったかな?
もう2ヶ月も前の事なので覚えてないや(笑)



客室へ。





前回はツーリストAに乗ったんですが、この時はBにしました。




なんか寝台列車のB寝台みたいでワクワクしました。




そして間もなく出航。


恒例の甲板から港を見送ります。





初めから分かっていた事です。


天気が悪い。





台風が近づいている時だったので、曇りでした。


出航後の日本海は多少天気が良かったようで、




6時半頃、日没を見れました。



10日前にも同じ航路で夕日を見たのです。

フェリー乗り過ぎですね…








夜9時に新潟港。


ここで降船するライダーも数台いました。

私は次の秋田で降ります。








夜明けの頃になり、フェリーは秋田港に到着しました。






今回の旅ですが、かなり適当に思いついた旅だったのですが、一つだけ決め事がありました。


"一眼レフは持っていかない"という事です。






かなり大したことない決め事なのですが、それが意味するところは"フィルムカメラを持っていく"という事なんです。


全部というわけではありませんが、「ホルガ」で撮った写真も使いながらブログにしたいと思います。






秋田港で「らいらっく」と記念撮影。


ホルガで撮った写真は暗くなります。

まるで"記憶の中にある像"を紙に起こしたかのような写真が撮れます。




そういやあの時、エイプの横でもライダーが写真撮ってたっけなぁ〜とか、厚い雲に覆われてたっけなぁ〜とか。

その時の心情がそこに書いてあります。





秋田港を出発して、まずはアバウトに「十和田湖」を目指しました。


道路標識を見て、十和田湖と書かれた方の道を選んで走って行きます。




エイプは原付なので、自動車専用道路が走れません。

コレがかなりキツかったです。



えらく遠回りして渋滞の中を行きました。




すでにヘロヘロになりながらR103を進んで行きます。




十和田湖までだいぶ近づいたところで一休み。

だだっ広い休憩所がありました。

東北はペースが速いのに、北海道ほど道が広くないので疲れます。




そして十和田湖の発荷峠展望台へ、、、









なんじゃこらぁ〜(ToT)

雨と霧で何も見えません(笑)




何もすることがなかったので、とりあえず十和田湖を1周することにしました。





霧で視界が悪い…


こう見ると、かなり無理に荷物を積んでるように見えます。

実際、路面のウネリでリアキャリアがぐねぐねしなっていて、いつか折れるんじゃないかとかなり不安でした(笑)

テントと寝袋と枕だけとはいえ、キャンプ用品がかさばるんですよね。






十和田湖をぐるっと回り、有名な奥入瀬渓谷も走りました。


小雨の中、多くの観光客が奥入瀬を歩いて回っていました。



写真はないですが、雨でもかなり雰囲気の良い場所でした。


木の緑が川の水に反射し、あたりが濃い緑一色に見えました。




そのまま通り過ぎて、遅めのお昼ご飯。




十和田湖には観光拠点が2つほどありますが、そのうち子の口という所にある勝田屋へ。


適当に見つけたのでここに入りましたが、十和田湖名物という「ヒメマス」のお刺身を頂きました。





ヒメマスって要はシャケなんですが、コレがまた最高に美味しかったです。


雨のツーリストの後だからか、すごく美味しく感じました。2ヶ月経った今でも味を覚えています。







旅番組で見た美しい十和田湖とは似ても似つかない…

ホント天気が微妙でした。



ここでこの日の宿を予約。

ネットの評判で悪いレビューが散見され、ちょっと不安になりながら、宿へ向かいます。





いざ下北半島 初上陸!



途中でも雨に打たれ、ずぶ濡れになるかと思いきや、北海道のホムセンで買った雨具のお陰で靴以外濡れずに済みました。





さて、そもそも私、青森県は寝台列車で通過したことこそありますが、青森の土を踏んだのはこの日が初めてでした。


青森の街の風景や、都市の規模、森林や植物の感じ、地形など、色々と知りたい部分がありました。




下北半島は北海道に近いので、広大な丘陵が広がっているものなのかと想像していましたが、ちょっと違いました。


でも、北海道の道南(函館周辺)に近い感じだと思いました。

街の感じも雪国仕様、土地の使い方も広々していました。






野辺町から横浜、むつに至るまで、長い自動車専用道路がありますが、エイプは走れないので下道をズンドコ北上しました。





疲れ果てて、休憩所で休憩…


エイプで60キロ巡行を1時間も続けるのは疲れました。





すぐ横は海。

遠くに陸地が見えますね。陸奥湾の大きさがイメージできました。






そしてこの日のお宿、ゲストハウス Muuへ。



私1人だったのでドキドキしながら門を叩くと、オーナーさんが出てきました。


悪い評判が先行し、ちょっと構えていましたが、なんのことはありません、優しい宿主さんです。


果物やお菓子やワインをサービスしてもらったり、下北半島について色々教えてもらったり、クルマやバイクやカメラやオーディオや、共通の趣味のことで夜の0時まで色々とお話しさせて頂きました。


ぷー太郎として旅をしていた私にとって、色々と為になる話もされ、今後の人生のこととか考える良い機会になりました。





翌日、どういう行程で進むか全く決まらないまま床につきました。



宿主に大間崎のマグロ丼の写真を見せられました。


その画が頭から離れず(笑)

「マグロ食いテェー!!!」




とりあえず大間のマグロは食うか!と決めて寝ました。





つづく…
Posted at 2018/10/20 06:42:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記
2018年05月06日 イイね!

南紀で湯の峰温泉へ

南紀で湯の峰温泉へ

GW初日の1日は家族で旅行へ行ってきました。

毎年クルマで旅行していますが、今回は私の希望で鉄道の旅になりました。


ある旅番組で見かけた"日本最古の温泉"に行くことにしました。





朝9時、名古屋駅へ。

家族旅行にもかかわらず、一眼を持って行って列車を撮ってばかりです(汗)



ホームで待機するキハ85。

「回送」の幕が黒地に白字という、カッコいい…


関西線のホームでしばらく待ちました。




発車10分前になってようやく私たちの乗る、



特急ワイドビュー南紀3号が入線。

混み合うかと思いきや、平日ということもあってか空席がチラホラとありました。




名古屋を出て、関西線を100キロほどでぶっ飛ばします。




松坂付近で近鉄特急とデッドヒート!

向こうの車内の会話が聞こえんばかりの距離で並走。


新宮までの所要時間は3時間半ほどです。

12時になり、駅で買った駅弁を頂きました。



駅弁を、ボックスシートで囲みながら頂くなんて、何年ぶりのことでしょうか。


多気からは三重県の険しい山に入ります。

流石のキハ85も山間のカーブでは減速しますが、隙あらばカミンズエンジンを全開にして力行して行く運転スタイル、乗っていて楽しいです。




最後尾の車両に乗りましたが、後端はこのように大きな窓になっています。

最近の車両ではこういう演出が無いですね…



和歌山に近づいてくると、



美しい海岸沿いを走ります。
(海があんまり写ってませんが…)



そして長い乗車の末、



新宮駅に到着しました。

南紀は終点の紀伊勝浦へ向け発車して行きました。





南国の雰囲気漂う新宮。

海も綺麗ですが、やはり「熊野古道」関連の観光地が多くあるので、そちら目当てと思われる方が多くいらっしゃいました。




駅前でレンタカーを借りて、ちょくちょく寄り道しながら宿を目指します。

観光案内の看板で見つけた、道の駅「紀宝町ウミガメの公園」へ行ってみました。


本当にウミガメがいるのか?と半信半疑で向かってみましたが、、、







本当にいました!

大人と子供と赤ちゃんのウミガメが大きな水槽を泳いでいました。





ウミガメには思い入れがあって、好きなんです。


愛知万博のHITACHI館でウミガメと遊ぶイベント見たいのがあって、それがすごく心に残っているんです。




道の駅から少し東へ行ったところで、海岸を見れるとのことだったので行って見ました。




七里御浜へ。



ちょっと霞んでいますが、熊野市まで続く長い浜を見ることができました。

この海岸にウミガメが産卵をしにくるそうです。

あのヤシの木があるところで一日中のんびりするのもイイかもですね。


その後は旅館へ直行しました。

熊野川に沿って上流へ向かって走ること1時間、



「湯の峰温泉」に到着。

一度でいいから、こういう昔ながらの温泉郷に泊まってみたかったんです。




宿泊する「あずまや」に記帳。

荷物を置いて、温泉街を歩いてみました。



近くの売店ではネットに入った生タマゴを販売していました。

コレをどうするか?




こんな感じで茹で専用の温泉が沸いています。




10分ほど茹でます。


その間は川に足を入れて待ちます。




この川、温かい温泉が流れています。

川なのですが、足湯に入っているような感じです。

温泉タマゴはいい感じにできて美味しくいただきました。




夕飯を済ませて、温泉へ。

旅館の温泉は浴槽が木造で、本当に古くからあるお風呂という感じでした。


外にある公営入浴場の薬湯にも入りました。

やたらと熱いお湯でしたが耐えに耐えて10分ほど浸かり、のぼせるギリギリになってしまいました。


外でしばらくクールダウンしました。涼しい夜風に吹かれていい気持ちです。







あくる日の朝、天気はどんよりしていますが、風情あっていい感じです。



ここは本当に秘境だ。


朝食の後に朝風呂にも入りました。

本当に温泉三昧の宿でした。




お世話になりました〜




帰りに「熊野本宮大社」に行きました。



世界遺産の熊野古道は、この場所から始まるそうです。




4つある大社、左から順番にお参り。

しかし後で見たら正式な順番があったみたいです(汗)





八咫カラスの乗った黒いポスト。

導きの鳥とのことです。私も導いてもらえるだろうか…




列車の時間があるので、その後は新宮駅に向かいました。

レンタカーを返却し、お弁当を買い、駅へ。




お!アレは!




特急「くろしお」に使われるオーシャンアローが停まっていました。

色が美しいですよね!






そしてやってきた南紀に乗って名古屋へ。



ほぼ寝ることもなく、



3時間半の乗車を終えて名古屋駅へ。

同じ席に座りっぱなしだと結構疲れますね。






"特急で温泉へ"

今回はそんなテーマで計画した旅行でした。


昔から変わらない温泉旅館に泊まり、ひたすら温泉を楽しむ。

そのことが満足にできたのですごく良い旅でした。
それしかしないから、存分に味わえるというものです。

列車で行くと退屈しないから良いですね。




本当に贅沢な旅でした。
Posted at 2018/05/06 11:44:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行記
2018年04月27日 イイね!

広島:平和記念公園へ

広島:平和記念公園へ

旅行の2日目は倉敷のアイビースクエアから始まりました。




ここは昔、倉庫として使われていたレンガ造りの建物です。




外見はそのままに、宿泊施設に改造されています。




ため池にはカメやコイが。




洋風なレンガと、和風な木造が入り混じった素敵な場所です。








明治村を思い出しました。


レンガ街から街に出てみました。










蔵の喫茶店へ。





お店のおばちゃん、古いもの好きなんでしょう。
テーブルは500年前の臼が使われていました。





街の中央には運河?でしょうか、川が流れています。



結婚式の撮影でしょうか?




突如現れた神殿、大原美術館です。
しかし美術館は前日に行ったので、、、




こういう風景は各地で見てきましたが、倉敷の古い街並みが1番素敵だと思いました。
ホンモノっぽいです。





黒い部分は



焼いて墨のようになっています。こうなってんだ〜



2時間ほど倉敷観光、そして次は広島に向かいました。




急ぐ旅でもないので、鈍行のボックスシートで優雅に移動。


乗り換えの糸崎に到着。



ここまで乗ってきたのは山陽線の顔、113系。


乗り継ぎが微妙で、30分ほど待機しました。




留置線には113や115が大量に転がっていました、、、

ここ岡山・広島地区は国鉄型のパラダイスですね〜




ようやくやってきた普通 岩国行きは



最新の227系。

これからはこのレッドウィングが山陽線の顔となるのでしょう。

広島地区はほとんどこの車両が走っていました。




前日の大雨で増水した沼田川と並走する山陽線。


倉敷から普通列車で約3時間、広島に着きました。

ここから原爆ドームへ向かいます。





初めて見る広島の路面電車。

乗り方が分からなかったのですが、地元の方々の見よう見真似で乗車。

普通にSuicaが使えました。




宮島口行きは「2番」。

これに乗って20分ほどで原爆ドームへ。

停留所を降りると、すぐに次の列車がやってきました。



かなり古い、吊り掛けの電車でした。



そして公園の方へ少し歩くと、








原爆ドームです。

雰囲気が一気に変わります。




三股にかかる橋からも。

戦争で壊された建物を残すということ、当時の人はさぞ反対したことと思います。

しかしこの物悲しさを伝えるためにはこの原爆ドームは必要なのかもしれません。



原爆資料館にも行きました。

戦争の悲惨さや、原爆の恐ろしさ、また広島の復興について学んできました。


痛々しい火傷を負った子供たちの写真なども多く展示されていました。

悲惨さが伝わってくるのは写真よりも、文章でした。

本当にキツい表現で書かれた日記など、どれだけ苦しい状況だったことか…


当時を撮影したカメラマンがいたわけですが、なかなかシャッターが切れなかったそうです。その気持ちはよくわかりますが…



記念館を出て、戦没者の慰霊碑へ。



この下に、戦没者の名簿が保管されているそうです。


皆さんここで記念撮影。

慰霊碑の前で集合写真を撮るのは不謹慎なのか、それとも笑顔で写真を撮ることが幸せなことなのか。

ちょっと考えさせられる一幕でした。




思わず黙祷。

戦争のことは忘れず、笑顔で過ごせれば良いのかなと(^o^)




気づけばスッキリと晴れた空。


私の横を、笑い話をしながら歩いて行く外国人観光客たち。


時代は変わり、また平和になったのは事実だと思います。






昼食を抜いていたせいでお腹がすきました。

原爆ドーム近くに商店街がありました。



やっぱり広島といえばお好み焼きでしょう!

超うまかったです!



その後は広島駅に戻り、駅前の古本屋や蔦屋家電やUCCの喫茶店みたいなところで時間を潰しました。

午後10時前に広島初の夜行バスに乗り、翌朝7時には名古屋に帰ってきました。





いやはや、広島は行って良かったです。

あれだけ多くの外国人が訪れているのに(来場者の半分は海外の方)、日本人が広島に行かないと言うのはアレですからね。

母も、死ぬまでに行きたい場所の1つである広島に行けたと喜んでいました。


Posted at 2018/04/29 00:18:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行記

プロフィール

「敦賀から北海道へ向かいます〜♪」
何シテル?   06/04 21:27
マスターと申します。 アルファロメオ75、プジョー205、ルノー21などの四角いクルマが好きです。 憧れのクルマはフェラーリ ディーノ、F40、...
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