
先月の鉄道熱が冷めないうちに、また鉄道の旅に出てきました。
今回は長野県の鉄道を見てきました。
まず長野県で1番アツい鉄道、そして1番、、、
朝が早い(笑)
「おはようライナー」に乗車すべく、3時頃に家を出ました。
塩尻駅にクルマを止め、時計を見ると6時20分。
改札へ移動しようと思った時、
あらら〜もう入線が始まっていました。
ライナー券310円を購入し、青春18きっぷを見せて駅へ入場。
早起きした甲斐がありましたよ〜
最後の189系である あさま色のN102編成です。
・189系のM51編成とM52編成は先月を持って運用から外されました。
M51編成
M52編成(窓の左側にM00と編成名の札が貼ってあります)
この2編成は4月のさよなら運転を持って廃車となってしまうと思います。
残された最後の189系が
このN102編成ということになります。
・「おはようライナー」とは、塩尻、松本と長野を結ぶ快速列車です。
有料とはいえ、1時間もかかる通勤路をほぼ確実に着席できて、さらに速達してくれるということで、通勤客に人気の列車です。
突如始まった幕回し、「あさま」というヘッドマークが残っていることに感激。
ヘッドマークも決まり、ここに「おはようライナー」が完成しました。
扉が開き、乗車が始まったので向こうのホームへ移動します。
跨線橋を渡り、
同じような写真ばかりですが(笑)
ホームの位置、ヘッドライトテールライト、ヘッドマーク、陽の光と陰、いろんな要因で見え方が変わるので、同じ場所でもいろんな向きから撮ると違って見ます。
かつて上野から大宮、高崎を通り、碓氷峠を越えて長野、直江津まで走っていたL特急「あさま」の名前が書かれています。
同じ189系でも色が違うとここまで違って見えるのかと思うくらい 大人しい印象の車両です。
先頭6号車から車内へ。
簡易リクライニングシートじゃん!
まだ残っていたんですね〜
私はモーター車に乗りたかったので、5号車へ。
チケットはこうやっておくと後で車掌が回収してくれます。
通勤客がおおく、到着まで睡眠を取られる方が多いからでしょうか。
塩尻ではあまり乗ってくる人はいませんが、松本や田沢あたりで多くの人が乗ってきました。
殆どの列が埋まります。
途中駅で行き違い。
E257系の方も通勤快速みたいです。多くの人が乗っていました。
そして列車は日本三大車窓と呼ばれる「姨捨駅」を通過。
写真なんかでは絶対に伝わりませんが、これはすごい車窓でした。
ここに線路を建設した人はどういう思いだったのだろう…
そして約1時間の乗車を終え、
長野へ到着。
松本まではよくきましたが、あまりきたことのない駅です。
しなの鉄道の115系なんかも初めて見ました。
189系の発車まで見送りました。
お疲れさま〜
向こうには長野の車両センター?があるみたいで、翌朝の5時まで待機するようです。
朝になるとまた塩尻まで回送されて、おはようライナーとして走る…という毎日を過ごしているようです。
国鉄時代からの古株が、朝だけとはいえしっかり活躍していることが確認できました。
その後は長野駅で色々あって面白かったです。
まず、なんか来たなと思ったら、
ええ〜〜〜
なぜクモユニが、、、
ホームで立ち食いそばを食べていると、
EF64が入線!
なぜ単車がホームに…
隣のホームに始発しなのが入線して、
向こう側のホームから正面を撮ろうと思って移動すると、、、
列車が入ります〜
んんんんんんーーーーー??????
ちょっとまってーーーー!!!
なぜか引退したはずのE351系が入線してきました(笑)(笑)
なんかよくわからんけどシャッターチャンス!
長野駅でE351が見れるとは思えませんでした。
偶然か、狙ってか、居合わせた撮り鉄さん達も5人ほどいましたが、慌ただしく撮影しておりました。
撮ろうと思っていたしなのはE351が邪魔で撮れませんでしたが、まあ全然悪くありません(笑)
どこへ向かうのかわかりませんが、篠ノ井の方面へ走り去って行きました。何だったのだろう…?
その後は何も計画してなかったのですが(笑)
とりあえず来た列車を適当に撮ります。
コカコーラ色の115系。
長野県内のランナーたち。
ふと思いつき、改札を出ることに。
向かうは「長野電鉄」の長野駅。
ここでは「ゆけむり」という特急が走っています。
チケットを買い、
地下のホームへ。
長電の普通列車は東急のお下がりです。
そしてお待ちかねの
特急ゆけむりが入線!
元小田急のロマンスカーとして走っていた車両を譲り受け、特急列車として走らせています。
そして乗車、
なんか古い列車の匂いとシートの感じが凄くいいです。
間もなく発車しました。
車窓からは、のどかで広大な長野県の風景を楽しむことができます。
意外とスピード出すので、特急に乗っているという感じがしました。
ロマンスカーといえば、展望席…
よりも“連接車”というのが最大の特徴です。
乗り心地を重視すべく、車両と車両を1つの台車で連結するという方式をとっています。
その甲斐あって乗り心地は非常に良かったです。
後で車端の展望部分にも乗りましたが、そこよりも揺れが少なく感じました。
50分で湯田中に到着。
ちなみに利用者のほとんどは海外からの観光客でした。
スノーモンキーという温泉に入る猿🐒が人気らしいです。
この時期でも温泉に入っているのかな?とは思いましたが…
私は寂しいことに観光はせず、折り返しの特急ゆけむりに乗車しました。
復路のゆけむりも外国人観光客でそこそこ賑わっていました。
やはり展望席に1度は乗ってみたかったので、最後尾の展望席へ。
後ろ側は誰もいません。
後ろに流れていく景色を、湯田中駅で買ったホットコーヒーを啜りながら堪能します。
1駅目の信州中野駅、ここで特急を降り、普通列車に乗り換えました。
隣に停車しているのは湯田中行きの普通、
元営団地下鉄の日比谷線を走っていた車両です。もう60年近く使われている車両みたいです(汗)
よくわからない装置が陳列していました。
あれに乗りたいなぁーと思いながら長野方面のホームへ行くと、
長野行きも3500系でした。
ステンレス車体の鏡のような艶が美しいです。
いざ乗車。
いやー
古い通勤車って感じで良いです。
発車すると、思いのほか静かなモーターで、しかし加速は意外とよく、老体なのに普通に走っていくことに驚かされました。
1時間ほど のどかな路線をゆられ、
長野駅に戻ってきました。
ここは地下駅なので、かつての地下鉄としての姿そのものを見ているかのような不思議な感じでした。
そして地上へ。
長野駅の駅舎はこんな感じ。
写真だとロータリーが狭く見えてしまうかもしれませんが、、、
再びJRの改札を通り(18きっぷで改札を通るのってあまり好きじゃないんですよね…)
塩尻へ帰路につきました。
JRで松本方面へ戻ることもできますが、ここは しなの鉄道も乗車してみることに。
路線図を見直してみると、小諸から小淵沢へと繋がる小海線があることに気づきました。
そのルートで帰ることにしました(ノープランなので行き当たりばったり笑)
先月、高崎管区であれほど追いかけた115系…
それが いとも簡単に現れる「しなの鉄道」、、、
あんなに走ったのに…(-。-;
快速の小諸行きに乗りました。
篠ノ井まではJR線、その先はしなの鉄道になります。元はJR信越本線だっただけあり、全域でスピードを出して走ります。
半分くらいの駅は通過していくので、115系の爆走を味わうことができました。
あっという間に小諸へ到着。
篠ノ井からの乗り越し料金を精算するのですが、ぶっちゃけ改札から出なければそのまま5番線の小海線に乗って、乗り越し料金をもみ消すこともできちゃいます。
自分の中で天使と悪魔が闘っていましたが(笑)
不正乗車は悪!もちろん料金を払いました。
せっかくなので小諸駅前へ。
なかなか昭和の雰囲気が残っている駅前でした。
また改札を通り、小海線のりばへ。
2時間強お世話になったキハ110。どうせならハイブリッドのやつに乗りたかったなぁ〜と珍しくそんなこと思いました。
混んでいて座れなかったので、小海を過ぎるまでは立ちっぱなしでした。
しかし遠くに浅間山などの大きな山を眺めながら楽しく過ごしました。
4時ごろ小渕沢に到着。長い乗車でした…
ここからは塩尻まで戻ります。
しかし下り線が40分の遅れを持って運転しているとのことでした。
しばらく待たされ、やってきた長野行き普通に乗車。
1時間ほどで塩尻まで帰ってこれました。
長野県を一周するように乗車する予定ではなかったのですが、広大な長野県を列車で巡る旅、なかなか面白かったです。
最後に塩尻駅に隣接するそば屋さんで
ざるそばを頂きました。
ここのそば、とても美味しいです。
駅前で留守番してくれていた106の元へ。
ここのコインパーキングの隣には
バイクを停めるスペースがありました。
またおはようライナーに乗りに来るときはバイクでもこれるなと思いました。
次の日も休みだったので、のんびりと下道で帰ってきました。
19号線は信号が無くて楽しいです。
途中で仮眠とったりしていたら10時間もかかってしまいました(笑)
途中の山道ではあちこちで桜が咲いていました。
悔しくなったので、フラッシュ焚きました。
来週も連休があるので、来週も行きたいと思います(笑)
今回は乗車に重点を置いたので、次回は沿線から風景を交えた写真を撮ることに重点を置いた鉄道旅をしてみたいと思います。