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マスターの75と106のブログ一覧

2018年12月29日 イイね!

優雅な”わ”ナンバー

優雅な”わ”ナンバー


ちょうど2年前かな、


名古屋のスパイスレンタカーでアルファ145をレンタルしました。





マイカーでないクルマに一日中 浸ることが出来ました。


そのクルマについて、試乗では踏み込めない部分まで知ること、体感することが出来るので、これは良い遊びだなと思いました。









年末休みに入り、家族でどこかに出かけようということになりました。


そこで、またここのレンタカーを借りてみようということに。






で、その車種なんですが、以前からかなり興味のあるあのクルマがラインナップに入っていたので、ちょっと料金は高かったのですが借りてみました。







シトロエン C6。


ハイドロサス(ハイドラクティブⅢプラス)の乗り心地というのがどんなものなのか?

それを味わってみたくて、シトロエン車にとても興味を持っていました。


(借りた日に雪が降ってしまいました笑)







シトロエンの魅力のひとつは、その奇抜なデザインだと思います。

ありえないほど前後に長く、そのボディ形状は優雅そのもの。





3メートル近い長いホイールベース、前に長く 後ろに長いこの感じ、往年のシトロエンらしさを感じます。





この時代のシトロエンはおおきなダブルシェブロンを中心したフロントグリルになっています。

角度によってはクラスの違うC4やC5にも似ているように見えますが、しかしC6はC6の独特な顔を持っています。





リアのスタイル。フロントの角張りとは対称的に丸みを帯びたリア。

雪が乗っかっててわかりにくいですが、トランクのRとテールランプのRがやわらかくて美しいのです。

反対向きに湾曲したリアガラスもかなり独特なもの。





個人的にはリアのこの感じが最も一品だなぁ~と思える部分だと思いました。






リアピラーに窓ガラス。

これもBXなどに見られたシトロエンらしいデザインのひとつだと思います。

ただの飾りじゃなくて、車線変更のときなどに役に立つ窓でした。

テールランプがこの窓に繋がってるのもC6の”らしい”デザインです。





角と丸の組み合わせがC6らしいのかな。





水滴があるのでアレですが、、、

本来なら空が映る鏡のようなボンネット。

バンパーとフェンダーのつなぎ目の隠し方とか素敵だと思います。






内装はやりすぎなくらいに本革。

程よく木目パネルが。


そこらじゅうに何かしらの操作ボタンが、、、

シートやヘッドレストや電動で動いたり、小物入れなども押すと勝手に開いてくれる機構が設けられていたりで正にいたせりつくせりです。





でも私には使いこなせる自信がないですね~






メーターはデジタル。

面積は小さめで、必要な情報のみが記されます。




ダッシュボードの穴は小物入れかと思いましたが、

フロントガラスにスピードを投影するものがありました。

ガラスに「0」の字が映っています。

夜は結構見やすかったです。






フラグシップセダンということもあり、後席の居住性はかなり高いです。

運転だけじゃなくて後席も乗ってみたかったなぁ~








乗り心地に関しては、期待通りでした。


名古屋から新東名を使って静岡方面へでかけました(内容は別のブログで)



ハイドロのレビューとしてよく例えられるのは、「船のようなゆっくりとした動き」や「氷の上を滑っているかのような滑らかさ」というのうなものです。


実際に乗ってみて、私は「たしかに船のようだ」と感じました。


路面のうねりを越えるときに、0.5倍速に遅くなったような挙動を見せました。

いつも乗っているクルマなら、「ガタンっ」とくる衝撃が、「沈む、伸びる、戻る」というようなゆっくりとしたモーションに慣らされているような感じでした。




細かい振動は、もはやかき消してくれるため、足が地に着いているというよりは水の上を走っているような、そんな乗り心地でした。






なんか、高速料金が無料だったらどこまででも走って行きたい気分でした。

高速を走るのが楽しいと久しぶりに感じました。

(そもそもクルーズコントロールが最高!)











24時間借りて、翌日の朝、雪の降る中でしたが無事返却しました。

もし傷でも付いていたら青ざめている所でした(笑)






本当にすばらしいクルマだと思いました。


走行音も静かだし、乗り心地は間違いなく至上だし、デザインも飽きることはなさそうだし。

乗れば乗るほど発見のあるクルマだと思います。

椎名林檎の気持ちも分かります。



積載状態で2トン近くある車重に、3リッターのV6はちょっと力足らずな所もありますが、そんなにぶっ飛ばして走るクルマではないし、ひとたびスピードに乗ればパワーに不満はありませんでした。







しかしまあ、開発者はこんなシトロエンっぽさにあふれた車を作れて、相当うれしかったのではないかなぁ?



C5のように、ドイツっぽいといわれるのかもしれないけれど、21世紀にこれだけ個性のあるフラグシップカーは他にないと思います。

台数多く売るつもりが無いクルマだということは明確なのですが、だからこそ ここまでの唯一無二を作り上げることが出来たのでしょう。









繰り返しますが、C6は大きい上に、レンタル料もなかなか高額でした。

新車700万円以上の車なので妥当だとは思うのですが、、、






またこのレンタカーを利用したいと思います。

でも、C6は私には大きすぎました。

もっと小さいほうがいいですね。




そのときも、C6のように”自分では買わないであろう”クルマを借りたいと思います。


なんかもう次が楽しみです。。。







今回シトロエンの味を知り、またシトロエン欲しい熱が再燃してきました。


所ジョージが「世の中には2種類のクルマがある。一つはシトロエン、もう一つはシトロエンではないクルマだ」と言ったそうですが、その言葉の意味を理解するために所有するというのも良いかもしれません。



まあ信頼性などを考慮すると、、、、





BXかな(笑)


Posted at 2018/12/30 00:18:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマの話題 | 日記

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