先日、新しいカメラを買ったところですが、サブ機としてもう一台買いました。
先日買った富士フイルムのX-Pro2、
こちらをメインに使い、「こんな感じでした~」みたいな軽い写真を撮りたい時に使うために、
X100Fを買いました。
このカメラは、先月初めに富士フイルム「名古屋サービスステーション」で
お借りした機種です。
他の機種も考えたのですが、あのときの使い心地のよさが忘れられず、奮発して買っちゃいました。
Pro2が「レンズ交換式ミラーレス一眼」なのに対し、X100Fは「コンパクトデジカメ」に分類されます。
随分あっさりした区分ですね、個人的な思いとしてはコンデジではなく、「”X100シリーズ”のカメラ」と言ってほしいです。
コンデジと呼ぶにはあまりに難しいカメラだと思います。
このカメラ、
AUTOモードがありません。
軍幹部を見ると、シャッター速度と露出補正のダイヤルがあります。
シャッター速度ダイヤルを上に持ち上げながら回すとISO感度が選択できます。
絞りは、レンズ部の絞りリングを回して設定します。
速度、感度、絞りの3つをダイヤルで設定するため、プログラムオートすら無いのです。
その3つを「Auto」の位置に合わせると擬似的にプログラムオートにはなるのですが、それって結局3つの設定の意味を理解していないといけないのですよね。
昔のフィルムカメラや一眼に慣れている人なら何のことは無いことかもしれませんが、今までスマホで写真を撮ってきて、今からカメラをはじめます!という人におススメできないカメラだと思います。
このカメラの難しい所は、このレンズにもあります。
開放F2で明るく、それでいてシャープに写るいいレンズなのですが、単焦点23mm(換算35mm)という焦点距離が絶妙に使いにくいと評判なのです(評判が良い)
風景を広く写せるほど広角ではなく、一つの被写体を大きく見せるには広角過ぎるのです。
レンズ交換式のカメラならレンズを交換すれば色々な画角を撮れますが、このカメラでは23mmだけで表現しなければならないのです。
ちょっと難しい、でも小さいから気軽、
だからこそ、このX100Fというカメラは”サブ機"として最高のカメラだと思うのです。
さて、今日は有休をもらい、免許の更新をしてきました。
平針試験場へはバイクが便利ですが、カメラを使いたかったので電車とバスで行ってきました。
のんびり行きたかったので鳴海まで普通列車で。
鳴海に着くと、昨今の名鉄本線ではめずらしく赤い電車が3並び。
そのうち一つは5700系でした。
この車両は赤一色の2ドアで、前面が「パノラマ」になっていて、いかにも往年の名鉄らしい車両ですが、次の新型車が導入されると引退するそうです。
せっかくなので真面目に撮影、、、
上の写真ですが、さっそくインチキしております(笑)
X100Fのレンズは23mm固定ですが、カメラにデジタルテレコンが搭載されているので35mmと50mmの画角でクロップすることができます。
あくまでズームではなくクロップですが、もともとの画素数が2430万あるので、解像度の低下は感じません。
さて、改札を出てバス乗り場へ。
鳴海駅は私が小学生の頃は地上駅でしたが、高架駅に建て替えられました。
名鉄本線の中でこんなに現代的な駅舎はありません。
バスで平針試験場へ。
平日の午後とあって、更新手続きに訪れる人もまばら。
あんなに空いている平針ははじめてでした。
1年半前ですが、モトグッチでスピード違反の切符切られました。
なので今回は「違反者講習」を受けました。。。
2時間の講習の中で何度も繰り返されたのは、「愛知県は16年死亡事故数ワースト1位」「歩行者保護」「被害者の救護」の話でした。
何はともあれ、歩行者との事故だけは起こさないようにしないとと思いました。
講習が終わると午後5時。
辺りは暗くなり始めていました。
鳴海までバスでもどり、ハードオフに立ち寄ってから大高緑地公園を通って駅へ。
住宅街を歩いていたのですが、ふと、こんな暗い所でも撮れるのかなと思って、
絞りF2 速度1/15秒 ISO3200で、なんとか人間の目と同じくらいには写せるものだなと思いました。
手ブレ補正はないので、手持ちだと1/15が限界です。
緑地公園の歩道橋。
こんなに暗い所でも写真が撮れるということが新鮮です。
地面のタイルに反射した光もしっかりと捉えます。
こんななんでもないところでも写してみると雰囲気よく写るのが楽しいです。
帰宅ラッシュの国道1号。
交通量が多く、道路から光が漏れ出していました。
右奥には名鉄 左京山駅。あそこからのって帰ることにしましたが、線路脇から電車を撮れます。
無謀にもこんな暗さでピントを合わせてみました。
自然と流し撮りになるのですが、まともな写真は撮れず(笑)
なんとか名鉄のロゴにピントが合ったものが3枚だけ撮れました。
腕が足りず、、、
諦めが付いた所で左京山から普通列車に乗り、新安城まで帰りました。
改札を出ると、乗ってきた普通の発車に間に合ったので沿線から一枚。
時速30キロとはいえこの暗さでは顔面にピントを合わせるのは無理でした。
今日は失敗も含めて200枚ほど撮りました。
このカメラは明るいレンズが付いていることから、開放かその付近を使いたくなるのですが、そうなるとピントをどこに合わせるかが撮った写真の肝になると思いました。
このカメラ、使い込んで操作や特性を理解すれば、なんとなしに撮った写真でも良い写真が撮れるようになる気がします。
フラっと買い物に行く時とかでも持ち歩いて、”23mmの画角”を鍛えられるようにしていきたいと思います。
せっかくの”コンデジ”ですからね~