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マスターの75と106のブログ一覧

2020年01月05日 イイね!

雪を撮りにいく

雪を撮りにいく青春18きっぷで長野県に行ってきました。


この年末休みでやりたかった事がいくつかあって、

・大井川鐵道乗車
・踊り子撮影
・初日の出拝み

そして

・雪景色の撮影

でした。


上の3つは前回のブログまでに達成できましたが、あと1つを達成すべく長野県へ行ってきました。

しかし、今シーズンはとにかく積雪が少なく、果たして雪景色を見れるのだろうか?という不安がありましたが、天気予報と現地のライブカメラを見定めて1月4日に行くことにしました。



全行程を鉄道で行くと間に合わないので、岐阜県の中津川駅まではクルマで行きました。

朝5時半の中津川駅。




まだ真っ暗です。




ここから始発の6時3分発松本行きに乗車。




列車は中央西線を進んで行きます。

途中の木曽福島を過ぎたあたりで薄っすらと雪の降った跡が見られました。






2時間乗って松本に到着。




向かいのホームには高尾行きの普通列車がっ!




なんという長距離列車なのでしょうか…


松本駅で朝ごはん。




駅構内の立ち食いそば屋で「特上かき揚げそば」をいただきました。

特上の名は確かで、普通の駅そばよりも黒めで美味しいそばでした。


次に乗る列車は9時20分発だったので、1時間も空いてしまいました。
これなら一本後の神領始発の列車で来ても間に合ったな…


時間が空いたので、ホームで撮影。




特急「あずさ」なら東京まで3時間。
帰省ラッシュの日だけあって、このあずさ8号は指定券全席発売済みとの放送が。




特急「しなの」は名古屋まで2時間20分ほど。
普通列車なら松本ー中津川で2時間かかりました。



さて、ここからは大糸線に乗車。




やってきたE127系は信濃大町行きです。

大糸線は中学生の頃に乗ったことがありましたが、それ以来なのでとても懐かしい気分でした。

予定では安曇沓掛駅で降りて列車を撮影しようと思っていましたが、




駅に近づいても雪景色が見えてこず、なんだか撮影意欲もなくなってしまったのでそのまま乗りました。



信濃大町に到着。




この辺りから雪が舞っていました。

しかし積雪はなかったので、このまま大糸線 南小谷行きに乗り継ぎました。





このままずっと乗り継いで行くプランに変更したのですが、大町を抜けるとなんだか積雪したところが出てきました。




そして稲尾の辺りから急に雪景色に変わりました。











これは雪景色の撮影ができるぞ!

ということで、簗場で降りてみました。





簗場駅は完全な雪景色の中にありました。





私の他にも降りていく人が5人ほどいて、スキー場の方に向かって行きました。





ロケハンも何もしていませんでしたが、駅近くの踏切のところで列車が撮れそうだったので、




この後やってくる3本の優等列車はここから撮影することにしました。

待ってる間はかなり寒いですが、防寒対策はバッチリしてきたので意外と寒さは大丈夫でした。





さて今回は、風景や駅構内の撮影用にX100Fと、

X-Pro2にXF50-140をつけて持ってきました。




"Pro"の名が示すとおり、このカメラは防塵防滴耐寒性能を有していて、この様な雪の中でも安心して撮影ができます。

レンズの方も"WR"という名が付いていて、同じく防塵防滴耐寒-10℃でも使用できます。

この防塵防滴って必要ないと思っていましたが、この様な状況に立たされてみて初めて恩恵を受けました。

ちなみにX100Fは防塵防滴ではないので、ポーチに入れてカバンの中にしまい込みました。



列車が来るまでに周辺で雪景色を撮影。







雪景色を見たのはかなり久しぶりだったので、360℃どこをみても感動の連続です。



















"積もる"ということにここまで感激できるとは思っていませんでした。









そうこうしていると、列車のくる時間になったのでカメラを構えました。


まずやってきたのは南小谷までいく「あずさ3号」。





めちゃカッコいい!!

こんな雪の中で撮影したことなかったのですが、こんな素晴らしい画になるとは思いませんでした。



次は約30分後に「しなの81号」がやってくるのですが、せっかくなので場所を移動しました。

撮影できる場所を探しながら、見つけた”銀世界”を撮っていきます。
























素晴らしい被写体がそこら中に散りばめられている様でした。



しなのは駅の反対側の踏切から撮ることにしました。

そしてやってきた「白馬しなの」。





順方向はつまらない構図にして、

↓しなのは後追いの姿を狙いました。





"終点白馬まではあと一駅、黒い雲に向かってもうひと頑張り。"

という感じです。今回の旅でもっとも満足いく画が撮れました。


列車が通り過ぎてた踏切から簗場駅を望みました。





すごく雰囲気良いです。


次の列車を撮る場所を考えながら周囲で雪を撮影。





これが楽しくてやめられません。





良い場所が思いつかなかったので、シンプルに踏切の脇から。





「リゾートビューふるさと」は長野ー南小谷という変わったルートを走る土日限定の快速列車です。
青春18きっぷでも乗車できます。

後追いは列車小さめに。





こういう描写はぜひフルサイズで撮ってみたいです。



さて、簗場駅に戻って先に進みましょう。





ところで、降る雪を撮るというのはかなり難しいというか、雪が舞っているのを写真で表現するのは不可能と言ってよいと思いました。

シャッター速度を速くすると雪が止まって写るので、黒い背景を用意してピント面を近くに持ってくるとこんな感じに。





これをマクロレンズの最短距離にピントを置いてシャッター切ったら雪が大きく写るのかなと思いました。





駅に戻ってしばらく待つと、普通列車が入ってきました。





乗り込みましたが、乗客の多くは海外のスキーヤーでした。白馬は海外からの観光客が多いですね。



白馬に停車。




反対側にはさっき撮影した「あずさ」、奥には「しなの」も停まっています。





白馬の連山は雲がかかっていて見えませんでした。





南小谷へ向け進行。




地名の通り、谷が狭くなってきます。

標高は下がるので雪の量はだんだん減ってきます。


南小谷に到着。




ここではさっき見た「リゾートビューふるさと」が停まっていました。





車体には名前がわからないけどリンゴのキャラクターが描かれています。





このキャラクター可愛いですよね〜


改札を出て駅舎を拝見。




駅前には姫川が流れています。






北アルプスから溶け出した水が日本海に向かって流れています。



南小谷から糸魚川方面は1時間後。

しばらくスマホでもやって時間を潰すことになるのですが、まあ面白くないですよね。

よく考えたらさっき白馬駅に停まっていた「あずさ」は南小谷始発なので、こっちに戻ってくるはず。

調べてみると、14時ごろ南小谷入線とのことだったので、近くで撮影することにしました。


あまり良い場所が見つからなかったので、谷の向こう側を走る姿を。





普通にとっても面白くなかったので流し撮り(風)。
ゆっくり走ってきたのであまり流れませんでした(本当は下手だから流れなかった、、、)

白馬は雪景色でしたが、南小谷はあまり積雪がありません。そう大して離れていませんが、こうも変わってくるものなんですね。

それでも山の上のほうは雪が降っているような感じです。





駅に戻ると、「あずさ」が出発を待っていました。




そして糸魚川方面の普通列車もホームに入っていたので改札を通ってのりばへ向かいました。





南小谷駅はかなり狭いスペースに建っていますが、9両編成がよく収まりましたね〜


糸魚川方面の普通列車はキハ120です。





ここから新潟県に入って糸魚川へ向かっていきますが、

キリがいいので区切ります。。。



Posted at 2020/01/05 21:18:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記

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