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マスターの75と106のブログ一覧

2020年07月19日 イイね!

スーパータクマーでネイチャーフォト

スーパータクマーでネイチャーフォト

今日は雨予報でしたが、起きてみるとしっかり晴れていました。





起きたのが遅かったので午後になってからCBRに乗ってきました。






CBRは昨年の7月から乗り始めたので、ちょうど1年が経ちました。


このバイクの凄いのは、エンジンが19000RPMまで回る!ということではなかったりします。

これだけレーシーな見た目で、セパレートハンドルで姿勢きつくて、エンジンふけ過ぎてシビアなんですが、


とっても乗りやすいんです。

エンジンのスペックを遥かに凌いで、フレームの性能が高いように感じます。

エンジンはじゃじゃ馬なのに、不安な挙動をせず、常に安定した走りを提供してくれます。




さて今日のカメラは、




フジフイルムのX-T10に、最近買ったスーパータクマーの55mmF1.8です。

タクマーの55mmは定番中の定番のオールドレンズなので、ハードオフでカビ付を買って分解清掃しました。

望遠が欲しくなるかもしれないのでフジノンの135mmも持っていきました。





矢作川に沿って足助まで行き、R420を通って新城の「鳴沢の滝」まで行きました。






ここでタクマーの描写を試します。

まず地面のコケを一枚。






電子接点がないので、F値をいくつで撮ったか忘れました。


しかしなんでしょう、なんとなく黄緑が強い感じの色付きです。

このレンズは後玉が少し黄変していました。



調べたらアトムレンズでした。。。


ペンタックスのレンズにはアトムレンズ(レンズコーティングに放射能を含む素材が使われている)が多く存在するので、避けていたのですが、、、

まさかこんな廉価レンズにもアトムが存在するとは思いもよりませんでした。



夏のモミジ。



背景ボケが6角形になっているのでF2.8くらいまで絞っていると思われます。

アトムレンズだけあって描写は素晴らしいと思います。

コーティングだけでなく、アウトフォーカスの歪曲も少ないので、レンズ構成の設計も素晴らしいのだと思います。



清流をバックに葉っぱを。




露出を変えて清流を撮りました。




川の流れがわかるようにシャッター速度1/60で撮りました。

人間の目のシャッター速度は1/60といわれていますが、川の流れが目で見たのと同じくらいに写っていることからも証明できますね。



あちこちで新緑が茂っています。




しかしこのレンズはしっかりはっきり写るレンズですね。

もっとオールドレンズらしく派手な収差がでても良いのですが。



さて鳴沢の滝です。




ここ数週間の雨で増水しているようで、以前来た時よりも水量が多いように感じました。


三脚を立てて撮影している方も沢山いました。



ここでレンズを変えてフジノンの135mmF3.5にしました。

135mmはAPS-Cで使うとしっかり望遠レンズになります。





濁流を1/1000の高速シャッターで撮ると、人間の目では見れない世界になります。





水の一滴を感じられますね。


これがもっと望遠レンズだとさらに面白くなりそうです。


川の上流を縦位置で眺めます。







私が一番好きな焦点距離が135mmです。

上の写真だと、手前の石から川の奥の方まで50メートルくらいがほどよく圧縮されています。


これが200mmを超えると距離感がわからないくらい圧縮してしまい、ごちゃついてしまうと思います。

(とか言いながら次の欲しいレンズは300mmなんですが笑)




ボケチェックです。





開放がF3.5なのですが、欲をいえばF2.8くらいは欲しいですね。

でもピント面のシャープさはいい感じです。



空を入れて背景をすっきりさせました。




色乗りの良いレンズだと思います。オールドレンズとはいえ、フジのカメラとレンズの組み合わせは相性が良い気がします。



またまたタクマーの55mmに戻しました。




風景を撮るとこの55mmという焦点距離は微妙ですね。


もっと近くを限定的に撮ってみます。




ヒーリング音楽のCDのジャケットのような写真ができました。


最短撮影距離が45cmです。寄ってみました。





背景を完全に消すほどのボケです。

こういうの好きなんですよね。

以前使ったフジノンの60mmマクロに勝るとも劣りません。



滝のところで写真を撮っていたグループがいなくなったので私もスローシャッターに挑戦。岩の上にカメラを置いて1/4で撮ります。





でもかなりブレてます、、、

ミニ三脚を持ってくるべきでした。


滝つぼに落ちた水がしぶきになって上に舞い上がっていて、それが迫力ありました。

水しぶきがこちらまで飛んでくるので、防滴のあるカメラ・レンズでなければ長居はできませんね。



ここまで明るめで撮ってきましたが、シャドウトーンでも撮ってみました。





日の当たらない森の中のジメジメした雰囲気が伝わるでしょうか?





開放で撮ると、ピントが合っている部分はほんの一面だけで、写真の大半がアウトフォーカスです。


そう考えると、ピント面のシャープさ、ボケの形、両者の境目、の3つの点が重要になってくると思います。


このタクマー55mmF1.8は、ピント面シャープで、ボケもやさしくて、ボケ方もなだらかなので、とても良いレンズだと思います。

流石にここまで優秀だとは思っていませんでした。

72年発売のレンズですが、広く売れたというのもよく分かります。






最後に遠くの山を撮ったところでカメラのバッテリー切れ。

新城インターから新東名に乗って帰ってきました。



今日は2000円で買ったタクマーで遊びました。

写りも良いですが、ピントリングの滑らかさとか、鏡筒のコンパクトさとかも魅力的だと思いました。



しかし、アトムレンズはあまり増やしたくないのでペンタックスのレンズはもう手を出さないかもしれません。。。

Posted at 2020/07/19 21:25:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記

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